防具/シルバーソルシリーズ

Last-modified: 2024-03-20 (水) 00:31:59

リオレウス希少種の素材から作られる防具。

目次

概要

  • 勇ましい白銀の輝きを放つ防具。
    シリーズによって見た目は変わるが、どれもとても格好が良い。
  • 名前の由来は"銀"の英語「silver」と"太陽"の羅語「sol」*1だと思われる。
    直訳して「銀の太陽」であり、リオレウス希少種をうまく表しているといえる。
  • MHP2G以前ではリオソウル同様、剣士用頭装備の目元がレウスシリーズとは若干異なる。
    こちらは目元がオープンになっており、視界は比較的良さそうである。
    MHP3、MH3Gではリオソウル共々レウスシリーズと同じデザインの色違いとなっている。
    MH4(G)では再び異なるデザインとなっているが、そのデザインはというと…。

性能

  • 終盤で戦う希少種の素材を使うだけあって防御力は通常種、亜種の防具以上。
    かつてはレウス装備にもかかわらず龍属性に高い耐性を持つほか、弱点属性に関しても一部位で-1と
    穴のない完璧とも言える属性耐性を持っていたのだが、
    シリーズを重ねていくうちに弱点属性への耐性がどんどん悪化していった
    (もっとも耐性が悪化してしまう例はシルバーソルに限らず言えることではある)。
    特にMHP3では雷、MH3G以降は水にものすごく弱い。
    一方で龍耐性が昔はプラスといってもたったの5だったが、MHP3以降は15以上の数値を獲得したため、
    ラスボスや裏ボスに多い龍属性攻撃に強くなった。
  • 一貫して攻撃的なスキルが付くが、テンプレ入りしたMHP3を除けば
    厄介なマイナススキルがつく、又はスキルと耐性の組合せが噛み合っていないなど、
    全体的に癖が強い構成をしていることが多く、
    より低い作成難度で似たような構成が組める装備が存在したり、或いはより強力な装備が存在していることが多い。
    見た目がカッコいいだけに少々残念な点である。
    剣士装備の場合はプラス、マイナス問わず、斬れ味に関係するスキルが発動することが多い*2
    ガンナーは弾強化系スキルが発動するものが多い。
    • とまあ悲観的に見てしまったが、扱い辛いのは一式で使った場合が殆どであり、
      一部のパーツを組み合わせてテンプレ装備となる場合も多い。
  • MHXXでは防具合成、MHW:I以降は重ね着というシステムが実装されている。
    これにより、「見た目が好みだが性能が…」という方も報われたと言える。

MHG・MHP

  • 初登場。一式装備で剣士は業物心眼気絶倍加不運が発動。
    ガンナーは貫通弾全レベル追加笛吹き名人体力-20が発動する。
    なかなかレアなスキルがそろっているが、肝心の保護スキルや火力スキルが無く、
    各部位で銀火竜の紅玉を使用するため、実用目的で作られることはまず無い。
    マイナススキルに関しても、不運はともかく、気絶倍加は戦闘にかなり影響を及ぼすのも向かい風。
  • 本作では装飾品が存在しないのでマイナススキルを打ち消すことができないのも辛いが、
    この防具についてはそれ以前の問題である。
    一応ガンナーについては貫通弾追加+5というのがなかなか便利。
    胴だけ作って胴系統倍加と組み合わせるだけで貫通弾LV1追加ができる。
  • 今の感覚だとガンナーに笛吹き名人?と奇妙に感じるのだが、
    このスキルの元々の効果は笛系のアイテムを壊れにくくするものである。
    そもそも狩猟笛はMH2からの登場であり、本作の時点では存在しない。
  • MHGの心眼は今と仕様が全く異なり、存在理由がわからないという死にスキルだった。
  • さらにMHPにおいては、業物は心眼の下位互換なので、
    一式揃えてようやく剣聖のピアスと同程度、しかもマイナススキルのおまけ付きである。

MH2

  • レウス→リオソウル→シルバーソルという3段階の派生。
    剣士一式で攻撃力UP【中】アイテム使用強化スローライフが発動。
    ガンナー一式で攻撃力UP【中】、拡散弾LV1&2追加、スローライフが発動。
    強大なる銀火竜から作られた装備を纏うデメリットが「スローライフ」というのもなんだかシュールである
  • スロットはいずれも胴以外は各1つずつ開くのでスローライフは打ち消しやすい。
    全ての部位のスキルポイントが同じなので胴系統倍加との相性も良い。
  • 用途としては、強走薬の効果持続を活用できる双剣向きだろうか。
    ガンナーは攻撃力UPと拡散弾追加がいまいち噛み合っていないのが残念。
  • MH2では攻撃力UPは効果が低いので、出番は少ない。

MHP2(G)

  • 上位のシルバーソルは全部位に火竜の紅玉を使用するので、作成難度は極めて高い。
    共通で攻撃力UP【小】、剣士は心眼が、ガンナーは貫通弾強化が発動し、属性攻撃が4ポイントついている。
    攻撃のSPは14なので装飾品一個で【中】にできるが、代償に防御-20が発動してしまう。
    心眼が欲しいだけなら作成難度がこれより低いデスギアSや、頭装備一つで発動する剣聖のピアスなど、ライバルが多い。
    攻撃力UPに関しても、デフォルトで【大】になるレウスS、デフォルトでは本装備と同様に【小】だが、
    斬れ味レベル+1が同時に付く上に作成難度が低いギザミSがある。
  • MHP2GのシルバーソルZ剣士は作成難易度に見合わない性能で有名だった。
    各部位にハンターの間でも有名な「火竜の天鱗」を使う(つまり5枚必要)割には
    発動スキルは剣士一式で攻撃力【中】と心眼のみで、防御-20が付いてしまう。
    ガンナー一式では心眼の代わりに貫通弾強化が発動する。
    よって剣士の一式装備は作成難易度とそれに全く似合わない低性能のためほぼネタ装備、
    あるいはコレクションアイテムである。
    G級においても心眼が欲しいだけなら激レア素材を必要としないギザミXシリーズで十分だし、
    ウカムルバス討伐後は防御力を更に強化可能になることから前述の剣聖のピアスをさらに強化することで
    (さすがに普通の防具に比べると防御力は低いが)G級でも十分使用可能である。
    典型的な「スキル構成自体は悪くないが、もっと低い作成難度で同じような、あるいはより優れた構成が組める」装備と言える。
    上記のウカムルバスの防具であるウカムルシリーズでも心眼が発動し、
    作成難度もこれと同じくらい高いが、まだ優秀なスキルが他に発動する。
    • ちなみにギルドカードの装備欄の大きさがそうであるように、武器や防具の名称は10文字以内という
      ルールがあるようで、シルバーソルZは「S・ソルZ」と省略されている*3
      同様にゴールドルナZも「G・ルナZ」となっている。
  • この頃はリオレウス亜種のリオソウルシリーズ一式と比較されることが多かったが、
    リオソウル一式を揃えるのに必要な火竜の天鱗は2枚であり、
    スキルの汎用性も高い上にコスパで圧倒的に亜種装備に負けてしまうと押され気味であった。
    通常種のレウスS、およびレウスXと比べてもこちらと違って攻撃力UPがデフォルトで大なので、
    デフォルトで小、および中であるこちらはやや分が悪い。
  • 利点を挙げるとすると、強力なモンスターの装備で低くなりがちな龍属性耐性が比較的高く、
    弱点属性もこの時点では一式で-5にとどまるなど属性耐性のバランスが非常に良いことや、
    デメリットである防御-20を消してもまだ10スロット余る(全体で12スロット)拡張性の高さがある。
    どうしても耐性に穴が開いてしまう、スロット数が微妙に足りない時などには
    3スロの腰・脚は(作成コストに目を瞑れば)混ぜ込む部品として優秀である。
    実際にスキルシミュレータを回すとちょくちょく腰や脚パーツが入ってくるため、
    この2部位だけ作るプレイヤーも多かった。
  • しかしガンナー装備は、そのスキルのため貫通ボウガンとの相性がよい。
    特にMHP2G最強の貫通ガンであるこれはこの装備の能力を最大限に生かせる存在。
    装飾品で攻撃力UP【大】最大数弾生産を、ネコ飯でネコの火事場力を発動させれば、
    G級のラオシャンロンすら持ち込みと支給品の貫通弾とその調合分を撃ち切る前にソロで討伐可能。
    貫通弾が有効な相手ならば、この作成難易度に決して恥じない高性能を見せてくれるだろう。
  • 天鱗を5枚も要求される事から、一種のやりこみを示すステータスともされていた。
    ノベル版第二弾主人公のキオが、
    第三弾の最終決戦に参加した際の装備もこれで、加えて武器がコウリュウノツガイと、
    合わせて逆鱗1枚紅玉2個天鱗7枚という、
    製作難易度ではノベル版歴代最高峰であろう組み合わせを持ち出している。

MHP3

  • 恐らくこの防具が最も輝いていた作品だろう。一式装備がテンプレ装備入りした貴重な例でもある。
  • MHP3では攻撃力UP【小】業物弱点特効という非常に攻撃的なスキルが付いている上、
    スロットが10個もあるという強力な防具へと姿を変えた。武器を選ばず使っていける。
    • ガンナーは業物が通常弾・連射矢UPに変わっている。こちらは武器を選ぶスキルだが、それでも強力である。
      言うまでもないがこいつらとの相性は最高と言って良い。
      スロット3の部位が二つあるため、集中をつけやすいのもポイント。
      • また、ガンナー用の胴はSPが低く、外しても通常弾強化が9点になるだけで他のスキルが維持できる。
        例えば通常弾強化のSPを持つアグナSレジストに変えると、
        プラススキルは維持しつつマイナススキルは消え、
        さらにブレ抑制を付けやすくなる。
        この場合はつらとの相性が良い。
  • これだけあってデメリットは体力-10だけ。
    秘薬や栄養剤を使えば帳消しにできる上に、ネコ火事場を発動させたいときは寧ろメリットになる。
    この攻撃に特化したスキル構成とスロットの多さ、そして欠点の少なさにより、
    同作におけるタイムアタックの常連装備の1つとなっている。
    というか剣士では大剣以外ほぼこの装備しか見ない程である。
  • …と、ここまでべた褒めであるものの、幾つか欠点もある。
    • 回避系のスキルを付けると体力マイナスが看過できないレベルに悪化する。
      それらのスキルに頼らない立ち回りを練習する、秘薬を飲む、回避スキルは混合装備で付けるなどで対処しよう。
      そもそも回避に頼りたいならナルガシリーズなど、他の防具を使う方がまだ良い。
      • 回避性能のみで良いなら、頭ウルクSキャップ、胴レウスS、腕・腰・脚シルバーソルという
        剣士・ガンナー共にテンプレクラスの組み合わせがある。
        体力マイナスが発動しないのはもちろん、SPの噛み合いが抜群に優れており、
        回避性能+6攻撃+9等の神おまと組み合わせようものなら正に鬼に金棒である。
    • また、匠を付けることは不可能に近く、仮に付けても業物との両立はまず不可能。
      そして、それではシルバーソルである意味がない
      (匠が欲しいならバンギスシリーズやらダマスクシリーズなど、デフォルトで発動する防具を使えば良い)。
      つまるところ、使用が想定される武器がティガ武器ナルガ武器アルバ武器ぐらいに限られることである。
      いずれも強力な武器が多いことが幸いか。
      もっとも、本作の匠スキルは非常に重いため、これが欠点という必要はあまりないだろう。
      青ゲージのままで良いというならこの防具でも問題は無い。
      • 一応、お守り次第では荒天シリーズとの組み合わせで
        匠・業物・弱点特効+αの発動を狙えたりする(詳細はリンク先を参照)。
        装飾品の都合上神おまを要求されてしまうものの、
        用意できれば今作最強クラスの火力と継戦能力を発揮できる。見た目の保証はできないが。
  • 前述の想定される武器種に関しては、
    攻撃力UPは低めの攻撃力であるナルガ武器、アルバ武器の火力増強、
    業物はティガ武器、ナルガ武器の短めの白ゲージを補強、
    弱点特効はティガ武器のマイナス会心を補強と、見事なまでに噛み合っている。
  • 場合によっては一式ではなくパーツ単位で扱うのも視野に入る。
    特に腕と脚はスロットが3つもあるので有用。武器によって防具を変えよう、といったところか。
  • 本作で大幅に強化されたリオレウス希少種を何度も倒さなければならないことから、作製難度は高め。
    当然と言うべきか紅玉も必要になるのだが、各部位に一つずつ、計5つ必要としていた前作までと違って
    必要なのは頭に一つだけなので、幾分かは楽になった。

MH3G

  • 前作での性能が流石に強力かつ万能すぎた所為なのか、MH3Gでは再び大幅な弱体化を喰らった。
    弱点特効業物は継続しているが、攻撃力UP【小】火属性攻撃+2となっている。
    またガンナーは通常弾・連射矢UP貫通弾・貫通矢UPに変更されている。
    この装備に限ったことではないが、弱点特効の仕様も変更され、会心率アップの効果ではなくなった。
    スキルの関係上実質火属性武器専用になってしまい、万能性はかけらもない。
    弱点特効には属性ダメージは上乗せされないので、属性偏重の武器を担いだ際、物理が伸びないのもネックである。
    しかも4か所だけで体力回復量DOWN(一式装備すると-14ポイント。
    胴のみ-2で他-3ポイントなので、4箇所だけで最低でも-11ポイントに達してしまう)が発動してしまい、
    マイナススキルを打ち消す事も難しくなってしまった*4
    前作の体力-10と違って消さないと深刻になりやすいマイナススキルなのも向かい風。
    更にスロットも8個に減っている。
  • 一式装備で運用する場合、火属性値の高いグラン・ミラオスの武器なら、相性はまだ良い。
    しかし、匠でチート級の紫ゲージを叩きだすこの武器群にとって
    業物でゲージを維持するより匠でゲージを底上げした方が火力UPに繋がると考えるハンターは多く、
    さらに匠と業物が同時発動する大和/日向【極】の存在もあり
    あまり一式でのお呼びはかからない防具となってしまった。
    火属性強化がなくとも高すぎる火属性があるのも向かい風。
    • 更に、MHP3時に-10だった水耐性が-30と激減しているため、
      火属性用装備なのに水攻撃をしてくるモンスター(火属性が効くことが多い)が苦手という、
      アンバランスな装備になってしまった。
      パーツ別に見た場合、剣士は斬れ味+2、ガンナーは貫通弾強化+2、そして痛撃+1にスロット3の胴が優秀。
      うまく組み合わせて使おう。
  • MHP2Gの時と同じく、リオソウルZの方が汎用性に優れており、あちらが使われることが多い。
    なお、上位版のリオソウルがMHP3時代の本装備のスキルにやや似ており、ダウングレードといった感じの印象を受ける。
  • 似たようなスキル構成にアグナXシリーズがある。
    弱点特効が無いこと、マイナススキルが発動しないこと、火属性強化が+1しか無いことが本装備と異なる。
  • ちなみに、USJの「モンスターハンター・ザ・リアル2012」とのコラボクエスト
    「USJ・ガノトトス3D」、「USJ・蒼火竜狩り」の依頼人も「シルバーソル装備の剣士」である。
    「モンスターハンター・ザ・リアル」では剣士用のシルバーソル装備の立像が展示されているほか、
    過去2回とも、素材元であるリオレウス希少種の等身大立像が製作されてこれまた展示されている。
    おそらく、それとの繋がりで依頼人に抜擢されたものと思われる。
  • デザインが大幅に変更され、背中にはリオレウス希少種の羽を模した飾りがついているなど、かっこよさが増した。
    このデザインはレウスXとリオソウルZも同じである。この時点では特に問題無かったのだが…

MH4(G)

シルバーソルシリーズ

  • リオレウス希少種の続投により、シルバーソルシリーズも再度登場。
  • 剣士用の一式での発動スキルは弱点特効業物火属性攻撃+2とMH3Gの頃と変わらず。
    また、マイナススキルとして体力回復量DOWNがついてしまう。
    一応、前作で-14ポイントだったのが-13ポイントになったので、
    若干打ち消しやすくなったが、それでも厳しいところ。
    スキルそのものは変わらないものの、今作では火属性攻撃を+3まで上げることができるため、
    2スロ分の装飾品を使えば簡単に+3まで持って行けるのは強化点と言えるか。
    パーツとしてみれば、スロット3を引き継いだ胴パーツと、
    スロット2かつ火属性攻撃に+5の腰パーツが性能面では優秀か。
    特に胴は3スロに痛撃珠【3】をぶちこんで倍加すれば弱点特効が発動し、
    斬鉄珠【3】を入れたジンオウSフォールドバンギスグリーヴリオソウルヘルムを装備すれば業物も簡単に発動できる。
  • ガンナーの発動スキルもMH3G時代と変わらず、業物が貫通弾強化となっている。
    貫通弾よりもピンポイントで弱点を攻撃できる通常弾との相性がよい弱点特効だが、
    今作では弱点への複数HITが期待できるLV1貫通弾が様々な面で強化されているため、
    弱点特効と貫通弾・貫通矢UPを同時発動する価値は3Gよりも高くなっている。
    弓においてはレウス弓のプロミネンスボウが復活し、さらに希少種素材で天開きヒュペリオンが登場。
    以前と変わらぬ火属性貫通弓で、全身を銀一色に包み、そのスキルも余すことなく活用できる。
    なお、どういうわけかドラゴンシリーズも貫通弾強化と痛撃のSPを持っているため、
    組み合わせて使われる場合が多い。



  • ここまで性能面を強調した記述をしてきたが、それには理由がある。
    どういう訳か今作の男性剣士用シルバーソルの胴パーツは
    非常に残念な見た目になっているのだ

    性能に関しては前述した通りで、全体のデザインもP3のレウスシリーズの色違いではなく
    MH3G時代と変わらずリオレウス希少種の甲殻を惜しげなく使った銀色に、
    空の王者の雄々しい翼を模した装飾という秀逸なデザインはそのままである。
    • では何が残念なのか。それはデザインを細部まで見ようとした時に発覚する。
      ハンターを振り向かせようと動かした瞬間に感じる、なんだかすごく柔らか~いものが付いている違和感。
      装備した姿を隅々まで見ようとハンターを動かす度に、背中のモノがあっちにぺにゃり、こっちにぺにゃり。
      その悲しいまでのぺにゃぺにゃ具合に、素材元の威厳なんぞ微塵も感じられない。
      もうお分かりであろう、背中の翼がどういう理由かぺにゃっぺにゃなのである…。
      しかも翼膜だけに限らず、強固なはずの翼の根本から先まで羽根飾りの如く柔らかいときており
      しなやかな翼というよりハリボテ臭い印象になってしまっている…。
      それさえなければ元のデザイン、性能ともに文句なしであるために、余計に残念である。
      一歩でも性能が高くなっていたら『ぺにゃっぺにゃ翼の呪い』として呪われたに違いない。
      • もちろん、3Gの翼は今回のようにぺにゃぺにゃした挙動ではない。
        …加工担当の彼は何を思って翼全体を柔らかく仕上げてしまったのだろうか。
        むしろ加工屋の娘のアイデアだったのかもしれないが。
      • なお、女性用の翼はそんなことはないので安心してほしい。酷い落差だ
      • そして恐ろしい事に、この男性剣士の胴パーツはMH4GにてレウスX及びリオソウルZの胴装備に、
        色違いとして登場してしまった。
        仮にもレウスXメイルには火竜の剛翼を使用しているのに、ハンターが動くたびにペニャペニャ動く。
  • また、発掘装備も存在しており、通常の防具とはデザインの異なったものが存在する。
    このうち、男性用は背中にさらに巨大な翼をあしらった装飾がつくほか(これも動かす度に曲がる)、
    頭もリオレウスを擬人化させたかのような外見になり、非常に格好良い。
    • ちなみにMH4Gから追加されたG級デザインの女性用発掘装備は、
      女性用としては異常に格好良いフルフェイスヘルムとなっており、
      女性にも格好良いフルフェイスヘルムが欲しかった人には朗報である。

S・ソルZシリーズ

  • イベントクエスト限定で登場するG級リオレウス希少種の素材を用いてG級版を製作できる。
  • デザインはP2GのシルバーソルZのものを流用しているため、背中の翼がペにゃぺにゃしなくなった
    実用性はそのままにファッション性が増したというのはおしゃれな男性ハンターにとってうれしい限りだろう。
    だがその反面、細身でスタイリッシュだった上位シルバーソルに比べると
    S・ソルZは全体的にずんぐりな体型になっており、
    頭部の装備もどこか不気味でむくれた感じの造形のため、好みが分かれそうではある。
  • 発動スキルは上位シルバーソルをそのまま発展させたものであり、
    弱点特効業物/貫通弾強化火属性攻撃+3、マイナススキルとして体力回復量DOWN
    そして新たに見切り+1が発動する。
    見切りのポイントは+13となっているため、簡単に見切り+2へと強化することが可能。
    相変わらず胴防具の性能がすこぶる優秀であり、上位と同じスキルポイントとスロット3に加えて、
    新たに達人のポイントまで+3されているという大盤振る舞いである。
    一式ではやはり火属性特化になってしまうが、組み合わせとしては優秀なのは上位から変わらない。
    しかし、脚装備にあろうことか古龍の大宝玉を使用するので、作成難度は極めて高い。
  • G・ルナZ同様、なぜか生産リストでは
    MHB金ロゴジャージ/銀ロゴジャケットの後(つまりイベント防具枠)に並んでいる。
    れっきとした通常モンスター防具のはずだが…やはり配信限定であるためだろうか?

MHX

シルバーソルシリーズ

  • MHXでは、MHP3仕様に戻った弱点特効に合わせて再度スキルが一新。
    弱点特効はそのまま、マイナススキルは気絶倍加に変更。
    更に新スキルの超会心が発動する。
    弱点を攻撃した際に会心率と会心ダメージが向上するという構成で、
    モンスターの弱点に非常に苛烈な攻撃を加える強力な装備である。
    スロットも腰に2、頭と腕と脚に各1と今作の装備の中では拡張性も高い。
    • 一方で相変わらず水と雷耐性は低く、更に気絶倍加までつく為、
      雷属性攻撃に当たると一瞬でキャンプ送りになる事も。
      幸い気絶のポイントはマイナス10で、丁度装飾品1つで打ち消せる。
      余程腕に自信があるのでもなければ消しておいた方がいいだろう。
    • また、見切りや武器自体の能力などでプラスの会心率が発生していない場合、
      超会心が効果を発揮する=会心が発生するのが弱点特効の有効部位のみの為、
      必然的に弱点への攻撃時以外は何のスキルも発動していないのと変わらない。
      3Gから4Gまでは武器を選ぶ防具だったが、今作ではどちらかと言うと狩猟対象を選ぶ防具に変化している。
    • 弱点に当てられれば高確率で超会心の恩恵に預かれると思いきや、うまい話には裏がある。
      二つ名モンスターの中には露骨に全身が弱点特効が発動しない肉質になっているモンスターが存在するため、
      そうした相手には弱点特効が発動しない→超会心も意味がないとなってしまう可能性があるので注意が必要である。
  • また、強化に必要とされる素材もとんでもなく重い。火竜と銀火竜素材が必要なのはもちろん、
    途中で火竜の紅玉まで要求されるうえ、最終レベルへの強化に必要とする獰猛化銀火竜素材の入手難易度が高い。
    MHX発売時に収録されているクエストとしては獰猛化リオレウス希少種のクエストが存在しない。
    つまり発売時点では入手不能な素材である。
    登場するのは発売から約3ヶ月後の2016年2月19日に配信されたイベントクエスト「太古を照らす、白銀の太陽」と、
    3月11日に配信された塔の秘境での獰猛化リオレイア希少種との同時狩猟クエスト「円舞獰乱」のみである。
    もっとも、高レア度装備だけあり、最終強化一歩手前でも全身で560もの高防御力を誇る。
  • 非常に残念な事にモデリングは4のものを流用しているため、あのぺにゃぺにゃの翼も健在。
    世の男性ハンターたちを再び失意のどん底に陥れた。
  • 上述したぺにゃぺにゃな翼以外の欠点は、他に付け足す火力スキルが攻撃スキルぐらいしか無く、
    SPを20まで上げるとしてもお守り頼みであり、隼刃の羽飾りと装備しないと火力を出しにくい事か。
  • 理論上は「天と地の怒り」を使えば胴装備のみHR2から生産出来る。
    …できるものの火竜の翼が取れる確率が低いため、ゴールドルナと違い理論上の域を出ない。
    下位に拘らなければ、イベクエ無しでも全部位がHR5の段階で生産可能になる。
    ……が、結局火竜の翼の問題は解決されないので全部位生産は大体HR6まで待つことになるだろう。

S・ソルRシリーズ

  • 上記のイベントクエストにのみ登場する獰猛化個体の素材から作成可能になるS・ソルRシリーズも存在する。
    デザインはMH4の発掘装備と同じで、大きな翼が特徴。当然の如くぺにゃぺにゃだが…。
  • 剣士の発動スキルは斬れ味レベル+1超会心なまくらの3つ。スロットは0。
    何としても打ち消したい斬れ味のマイナスポイントだがマイナス20(1部位-4ずつ)というとんでもない数値であり、
    3部位装備しただけでなまくらが発動する(-12ポイントに達する)。
    スロットも無いので、お守りと武器スロ無しで打ち消すのは無理。
    一式では使いにくい…というより使えない防具である。
    言うまでも無く、匠を維持してなまくらを消すのは不可能。
    過去作品で業物が発動していたのがまるで嘘だったかのようである…
    頭と胴が匠+4ポイント、腕と腰が会心強化+4ポイント、脚がそれぞれ+2ポイントと、
    R防具の例に漏れずスキルポイント配分が大きく偏っているのを利用して、パーツ運用で活かすことになるだろう。
    • ただ、匠が欲しいのなら、MHXでは多い部類の6ポイントに加えて他にも有用なスキルが発動するディノS
      腕と脚に5ポイントを持つアーク・フィリアR、全耐性マイナスというデメリットこそあるものの、
      全身で14という脅威のスロット数を誇るグリードRなどがあり、
      スロットや他のスキルが一切なく斬れ味のマイナスまで持つこの装備は若干分が悪い。
      一応、スロット込みでも胴に4ポイント付けられる防具は他に存在しない、というのは大きな利点。
    • 超会心についても、腕や腰で4ポイント獲得可能な装備はこれだけではあるものの、
      上記の問題点が大きな痛手となってしまいあまり出番がない。
      超会心は会心率が0%以下では何の効果も発揮せず、武器そのものがよほど高い会心率を持たない限り、
      連撃の心得や弱点特効、見切りといった会心率UPスキルとの併用が大前提となるのがその原因の一つである。
      それでも、武器スロット抜きで抜刀会心・超会心・集中の新大剣セットを発動させる場合は
      高確率で腕か腰のどちらかは採用されることになるが。
      • 会心強化の護石につくスキルポイントの最大値が3のため、
        同様に3までしかつかない連撃の心得以外のスキルをつけるのであれば護石にあまり困らなくなる利点はある。
      • ちなみに、超会心が発動する一式装備で会心率UPスキルがセットにならないのはこれとクロオビのみ
        そのクロオビもSなら本気+8とスロット3があり、装飾品で付け足せば力の解放が発動するため、
        もはや唯一の存在と言っていい。そんな個性はいらない。
  • ガンナー用は斬れ味レベル+1となまくらが装填数UP調合成功率-20%になっている。
    やはりマイナススキルのポイントはマイナス20であり、装填数のポイントは頭と胴に4ポイントと極端である。
    • 超会心の部位はおおよそ剣士用と同じような微妙な立ち位置なので割愛。
      そして装填数UPの部位については…更に辛い受難の立場にある。
      なんといっても、装填数では定番の1部位で装填数UPが発動する増弾のピアスや、
      装填数+8とスロット1を持った上で防御もこちらを上回る新進気鋭、アカムトRサクイマキの存在が厳しい。
      しかも頭部位でポジションが被っている。そもそも胴込み2部位でも微妙に劣るのがなんとも…。
    • 弾を調合する前提のガンナーにとってはマイナススキルはかなり痛い。
      そして案の定スロットは0なので、消すのも難しいor不可能という厳しい状態である。
      狩技の完全調合で無理矢理運用するという抜け道もなくはないが。
  • 上記の通り、とても一式で使える性能ではないのだが、MHXXでは防具合成ができるようになり、
    見た目が好みと言う方はこれを使うことで(見た目だけとはいえ)一式で着ていけるようになった。

EXS・ソルシリーズ

  • EX版も登場。作成にはイベントクエスト『月下の夜会』で入手可能な「EX銀火竜チケット」が必要になる。
  • スキルは剣士・ガンナー共通の「剥ぎ取り名人」と「お守り収集」に加え、
    マイナススキルとして剣士用では「未熟」、ガンナー用では「ブレ抑制-2」が発動してしまう。
    マイナスのポイントはどちらも各部位-3、合計-15とかなり重く、全部位スロット0なので打ち消すのも一苦労。
    何故かここにきて戦闘用のスキル構成ではなくなり、EXG・ルナシリーズと同じく物欲装備となっている。
    • 何気に、マイナススキル「未熟」が発動するのは4でその存在が確認されて以来、初めてだったりする。
      これまではマイナスのポイントを持つ装備が非常に少なく発動することすらできなかったが、
      発動に必要な-10を通り越して-15まで全力で振り切った記念すべき装備である。全く嬉しくない。
      まぁ、ガンナー用のマイナス値に合わせたらこうなった、という程度の理由だろうが…
      • なお、剣術(心眼)のマイナススキルである未熟の効果は
        通常ははじかれない部位でも確率ではじかれてしまう」というものであり、
        とてもではないが大型モンスターとの戦闘で使えるような装備ではない。
  • 物欲装備として見ても「剥ぎ取り回数増加」と「お守りの2個同時採掘」という微妙に噛み合わない構成だが、
    それでもこのスキル構成から使い道を考えると…まぁ、やはり炭鉱夫だろうか。
    お守りを掘るついでにモンスターの素材が欲しい…という状況なら使えるかもしれない…多分。
    何?そんな状況こない?そうですか。
    • ガンナー用はブレが片方のボウガンならどうにか誤魔化しようはあるが、剣士用はどうにもならないので、
      あえて使うとしても採掘ついでに周囲の小型モンスターの素材を集めるくらいの運用になるだろう。
      そもそも金銀火竜の同時討伐を複数回こなしてまで作るほどの装備ではない、という意見は否定しない。
  • 因みに、装備のデザインはレウスシリーズの色違いかつP3で登場したシルバーソルシリーズと同一のもの。
    つまりぺにゃぺにゃした羽なんか付いてないかっこいい装備である。
    せっかく羽から解放されたのに実用性は殆ど皆無…どうしてこうなった…
    こちらも見た目が好みならばMHXXの防具合成を推奨する。

MHXX

  • G級追加に合わせて、新たにS・ソルZシリーズが作成可能に。
    さらにR装備に当たるS・ソルXRシリーズ、EX装備に当たるGXS・ソルシリーズも登場している。

S・ソルZシリーズ

  • 一式で発動するのは弱点特効・超会心・挑戦者+1。
    挑戦者で会心率が上がるため、弱点攻撃時でないとスキルが死ぬという事は
    余程のマイナス会心武器でない限り無くなった。
    また、難儀だった気絶倍化も消えている。
  • スロットは総計7個に増えた。
    それでも挑戦者+2を狙うには若干不安である為お守りや混合装備での強化が無難である。
  • 弱点特効、超会心、挑戦者(+2)は3つとも人気のスキルであり、
    この3つを入れた途端にスキルシミュがS・ソルZまみれになる。
    むしろこの防具の存在により挑戦者の採用率が引き上げられているレベル。
    一式装備が強力なX系列らしい防具と言えるだろう。
    MHP3のようなテンプレ装備とまでは行かなくとも、これまでに比べればかなり性能は上がったと言って良い。
  • 高防御力・高龍耐性・弱点特効・挑戦者と、相変わらず獰猛化したアレを倒せと言わんばかりの装備である。
    一方で雷・水耐性は相変わらず死んでいる点に注意。とはいえ、相手を選べば大きな活躍をしてくれる装備だろう。
  • 挑戦者を+2にし、そこにお守りや装飾品で見切り+3か連撃の心得を追加すると、
    怒り時には攻撃力+20、会心率+95%というえげつない火力強化が可能。
    その火力特化ぶりは尋常ではなく、必須スキルの少ない武器種のTAがこれをベースにした装備構成ばかりな事も多い。

S・ソルXRシリーズ

  • 発動スキルは「斬れ味レベル+2」と「超会心」のみで、Rの最大の欠点だったなまくらはポイントごと完全に消えている…
    だが、Rシリーズらしく合計SPは匠が18、会心強化が14。明らかに過剰に振られている。
    特に強烈なのは匠+8の頭会心強化+8の腰
    匠部分はグリードXRの陰に隠れて目立たないが、腰は超会心を発動しようとするとほぼ確実にお呼びがかかる*5
    Rシリーズらしく、混成装備に向いていると言えるだろう。
    言うまでもないが人気のグリードXR、ギザミXRなどの混合防具に混ぜ込もうとすると、雷耐性が死滅する点は注意。
    また、Rではスロットが0だったが、こちらは胴と腕に一つずつスロットが追加されている。
  • ガンナーでは匠の代わりに装填数のポイントが付いている。
    しかし装填数+8スロット1というアカムトR、XR頭の劣化版になってしまい、殆ど使われない。
    その代わりに胴が装填数+5スロット1であるため、腕か脚を胴系統倍加にした上でスロットに会心珠を入れ、
    先述した腰と組み合わせると、頭をフリーにして装填数UP・超会心を発動させることが出来る。
    こちらもRシリーズにあった調合成功率のマイナスポイントが消滅している。

GXS・ソルシリーズ

  • EX装備のG級版も登場。専用のチケットは要求されないが覇王の証を使う。
  • スキルは「剥ぎ取り達人」と「お守りマニア」、「納刀術」。スロットは胴腰脚に1つずつのみ。
    よって拡張性はほとんどない。ちなみに「お守りマニア」は「お守りハンター」と「採取+1」の複合スキルである。
  • 相変わらず採取装備としては中途半端だが、お守りを掘るついでにモンスターの素材が欲しい、という状況は…
    ある。
    …まあこんな火力ゼロ装備で行ったらほぼ確実に嫌な顔をされるだろうが。
    使うならソロか身内とのプレイにしましょう。間違っても野良では行かないように。
    未熟」が消えた分、火力マイナスではなくなったのが救いか。
    代わりに素早くピッケルを取り出すための納刀術が追加された。
    採掘可能になったらすぐに掘れるよう配慮したのだろう。

MHW:I

  • 前作MHWorldでは希少種が参戦せず未実装であったが、有料アップデート「MHW:I」発売に伴い、
    希少種と共にEXシルバーソルα・βシリーズとして復活した。
    デザインはαはMHP2GやMHXXのシルバーソルZ(剣士用)をベースに若干アレンジされた物、
    βはそこから更に細部が変更されたものになっている。
    シルバーソルシリーズと言えば非常に癖が強いスキル構成と厄介なマイナススキルが特徴の装備であったが、
    MHWorld系統でスキルポイントのシステム自体が根本から変わっており、マイナススキルは存在しない。
    ではこの装備はどうなったのかと言うと…
     
    部位αβ
    スキルスロットスキルスロット
    風圧耐性+2Lv2×2風圧耐性+2Lv4×1
    Lv3×1
    火属性強化+2
    超会心+2Lv1×1超会心+2Lv4×1
    火属性強化+2
    スリンガー装填数UP+3Lv2×2スリンガー装填数UP+3Lv4×1
    Lv2×1
    風圧耐性+1
    風圧耐性+2Lv1×2風圧耐性+1Lv4×1
    Lv1×1
    超会心+1超会心+1
    スリンガー装填数UP+2Lv3×1
    Lv2×1
    スリンガー装填数UP+2Lv4×1
    Lv2×1
    Lv1×1
    火属性強化+2
    一式火属性強化Lv6Lv1×3
    Lv2×5
    Lv3×1
    スリンガー装填数UPLv5Lv1×2
    Lv2×2
    Lv3×1
    Lv4×5
    風圧耐性Lv5風圧耐性Lv3
    スリンガー装填数UPLv5超会心Lv3
    超会心Lv3 
    シリーズ
    スキル
    2部位以上:スリンガー装填・極意
    4部位以上:真・会心撃【属性】
     
  • MHXからシルバーソルシリーズは超会心が特徴の一つに入っていたが、MHW:Iでも継承。
    αβどちらとも超会心Lv3分が内包されている。
    他のスキルは火属性強化、風圧耐性とややニッチな構成。MH3GからMH4Gまでにあった火属性強化が復活したともとれる。
    しかし製作難易度に見合ったスロット、αでもLv3×1にLv2×5を備える拡張性の高さがある。
    そして以下2つのスキルを発動するシリーズスキル「銀火竜の真髄」を持つ。
  • 4部位以上で真・会心撃【属性】が発動。
    大きな落とし穴として、肝心の会心率を補強する見切りや弱点特効といったスキルが一切発動しない
    • 上位下位のレウス装備に弱点特効が載っていたのに対し、
      こちらは会心率スキルは装飾品や武器の会心率が必須となっている。
      スロットは優秀で、特にLv2の数が多いので弱点特効を盛るのは難しくはないが、
      他の会心特化できる装備に比べると各種会心上昇スキルで高い会心率を実現させた時点で
      他のスキルを入れる余地がかなり狭く、特に生存スキルは一部を諦めざるを得ないだろう。
      ある程度優秀な装飾品があれば会心スキルを盛りつつ防護スキルを積めなくもないが、どうやっても運が絡む。
      強いスキル構成を実現するのに運が必要なのは当防具に限った話ではないが、
      他の防具では主軸スキルと、あれば関係性のあるシリーズスキル、そこにスロットによる拡張性の要素があるが、
      シルバーソルではまずシリーズスキルありき、次にシリーズスキルのためのスキルは装飾品次第、
      (属性主体構成のため)防具のスキルはややおまけ的側面が強くなっている。
      尤も、真・属性会心に超会心、ここに他の会心スキルまで揃っていたら
      バランスブレイカーにもなりかねないだろう。
      ……しかし、新たなUSJコラボ防具でついに弱点特効を補えるようになった。詳細は当該ページ参照。
    • この装備に適正がある武器種は、必須スキルが少なく、
      かつ手数が多めの片手剣や太刀、スラッシュアックスなどになる。
      それらの武器種でも防護スキルは最低限しか積めず運用難易度は非常に高いが、
      圧倒的な破壊力を実現できるので、火力特化構成としてしばしば候補に上がる。
      • 弓もスタミナ系スキルまで手が回るレアな装飾品を所有するか、強走薬服用で補えば応じた火力を出せる。
        この場合、唯一の火力スキルである超会心を発動する胴が換装されることが一般的。
  • 2部位以上ではスリンガー装填数UP・極意が発動する。
    スリンガー装填数UPのLv4及び5を解放させる。
    限界突破した事でスリンガーに装填できる弾の数を更に増加させることができる。
    元々7個以内装填の弾を例外としてその増加数約2倍
    スリンガー装填数UPが付与されているのは腕と脚に集中していて、
    極意を発動させるのに非常に都合がいいことになっている。
    ぶっ飛ばしでは全弾消費してしまうので完全に死にスキルかと思いきや
    ガンランスと弓はこのスキルの価値が一変する
    • ガンランスの起爆竜杭は装填したスリンガー弾の数に応じて刺さる時間が延長されるため、
      このスキルをつけることで起爆竜杭の時間が大幅に延長される。
      相性の良い組み合わせは当然EXゾラマグナαシリーズ。残った3部位を利用して砲術・極意と両立できる。
      砲術Lv5とスリンガー装填数UPLv5が同時発動した時の火力・快適性は圧巻。
      組み合わせ例はテンプレ装備の項に詳しく記されているが、スロットも十分あり、必要なスキルを揃えることができ、
      MHWorldの頃とは比較にならないほどスキル回りは改善されている。呪われているとも言う。
    • 弓の竜の千々矢はスリンガー弾が多いほどダメージが増加するため、威力を跳ね上げることができる。
      そのため、このスキルは実質火力スキルへと転換されることになる。
      威力の上昇値も案外馬鹿にできないほど上がるので竜の千々矢を多用するなら採用の価値はあるだろう。
    • 上述の2武器以外でも、モンスターから拾える弾での強化撃ちはなかなか強力であるし、
      スリンガーに関連するギミックがあるモンスターなどを相手にする場合には便利である。
      それらのためだけに2部位を割くのは少々勿体ないが、会心撃狙いのおまけとしては優秀。
      逆に強化撃ちなどを使用できない武器種であれば腕か脚を換装する選択肢が出てくる。
      • Ver.12.01以降はぶっ飛ばし等の全弾消費系アクションで消費するスリンガー弾の上限が
        各弾の基礎最大所持数までに修正された。
        これにより実行時に基礎最大所持数より多くの弾を持っていれば、余剰分の弾が残るようになった。
  • パーツ単位で見るならば、頭や腰は風圧に対抗する必要がある場面では
    風圧耐性に2個スロットが乗っていて使いやすい。
    胴もスロットは物足りないが、1部位で超会心Lv2が付く防具は貴重。
    超会心を含む装飾品はレア度が高く、珠への依存度を下げてくれるのはありがたい。
    耐風圧を最も必要とする対クシャルダオラでは、龍風圧まで無効しないとあまり役に立たないのは内緒
  • 上記の性能から対ナナ・テスカトリ戦における適正は高い。
    多用する火属性攻撃を素の火耐性で軽減し、風圧による拘束もスキルで抑制出来る。
    本作のナナ・テスカトリはやや物理肉質が硬く、対して氷属性がよく通る為、攻守共に相性が良い。
    アップデートでの追加防具や皇金武器をベースに組んだ装備と比較するとパーツ単位の性能で見劣りするが、
    真・会心撃【属性】という現状他防具では真似の出来ない個性はある為、うまく活用しよう。
    …と言ったものの、後述の通りこちらの作成は最速でもMR70以降の為、ナナが狩猟可能になるMR50到達直後は間に合わない。
  • 作成には当然リオレウス希少種の素材が必要だが、遭遇までの道程が厳しく、
    導きの地:陸珊瑚地帯もしくは溶岩地帯のLvを6以上に上げる必要がある。それ以外の方法を取る場合は
    最短でもMR125という長い道を歩んだ上で嫁共々相手取る必要がある。
    しかも防具一式揃えるとなると導きの地の素材が要求される為、
    このクエストを周回するだけでは集まらないことに注意。
    どちらが自分に合うかを考慮した上で、適切な方法を選ぼう。
    製作可能時期が遅いが、それに見合った防御力は有し1部位初期162と古龍装備並の高さを誇る。

MHR:S

  • 2022/8/10配信のVer.11.0にて妻の防具とともに追加された。
    デザインはMHW:IのEXシルバーソルαのものが使われている。
     
    部位スキルスロット
    超会心+2Lv4×1
    Lv1×2
    会心撃【属性】+1
    風圧耐性+3
    弱点特効【属性】+1Lv4×1
    Lv3×1
    Lv1×1
    会心撃【属性】+1
    火属性攻撃強化+3
    弱点特効【属性】+1Lv4×1
    Lv1×2
    会心撃【属性】+1
    体術+2
    弱点特効【属性】+1Lv2×1
    Lv1×2
    合気+1
    体術+3
    超会心+1Lv2×2
    Lv1×1
    合気+1
    渾身+2
    一式超会心Lv3Lv4×3
    Lv3×1
    Lv2×3
    Lv1×8
    会心撃【属性】Lv3
    風圧耐性Lv3
    弱点特効【属性】Lv3
    火属性攻撃強化Lv3
    体術Lv5
    合気Lv2
    渾身Lv2
     
  • 新スキルとして通常スキルになった弱点特効【属性】がつくのが特徴。
    弱点特効【属性】というスキル自体は百竜スキルとして存在していたが、
    百竜スキルのあちらとは条件・効果、レベル割が異なる。重複も可能。
    従来の会心撃【属性】もあり、属性に特化した装備と言える。
    属性特化ならダメージを更に伸ばす弱点特効【属性】は極めて強力。特に胴装備は幅広く使用されている。
  • MHW:I時代に比べたら渾身があるだけマシだが、やはり他防具や装飾品なりで
    会心率をフォローしないと会心撃【属性】と超会心の効果が薄い点には注意。
    素材元である銀レウス武器ヤツカダキ武器なら素で会心を持つ上、火属性強化も噛み合い相性は抜群。
  • 部位別に見ると伏魔響命と合わせやすい胴、弓特化の腕が特に優秀。
    他には、渾身を利用するハンターなら脚もかなり強力。
  • いつも通り火・龍耐性が高めで残りはマイナス。特に水耐性は一部位-4とかなり低めである。
    今作には現状終盤のモンスターで水属性を操るモンスターは基本的におらず、一番後の登場でもタマミツネとなるが、
    高レベルの傀異討究クエストでは序盤のモンスターでも脅威となり得るので注意が必要。
    • Ver.15では嵐龍アマツマガツチの参戦により、水耐性に気を遣う必要性が増した。
      更に今作のアマツは新たに雷属性も操るようになっているため、相性は最悪と言っても過言では無い。
  • 全ての部位にスロットが3枠あるため、傀異錬成でスロット拡張が入るとより優秀になる。
    特に胴は実装当時の全防具最高の合計8スロットレベル*6を持つため、
    スロット拡張+2を引くだけでスキルや防御面を損なわないままLv4×2・Lv2×1という破格の構成が狙える。
    また、錬成難度が非常に高く、さらにスキル1つを犠牲にする必要があるが、スロット拡張+4を引くことによって
    シルバーソル頭のスロット4-4-2シルバーソル胴のスロット4-4-4などという非常に強力な構成もあり得る。
    犠牲にするスキルとしては頭なら風圧耐性、胴なら火属性強化が狙い目。
    • ただし前述の通り耐性に不安があるため、傀異錬成でさらに下がると大変なことになる。
      この場合水はもちろんのこと、雷や氷も厳しくなるためかなり尖った防具になってしまう。
      スロット拡張が出たが同時に耐性マイナスも付いた場合は反映させずに粘り直すか、
      他の部位で補うなど意識して対策を行う方がいいだろう。
      • Ver.14では、傀異錬成で奮闘業鎧【修羅】も付けられるようになったので
        狂化構成で耐性を踏み倒すのも手。属性と会心も同時に底上げ可能。

MHF

  • シーズン1.5にてリオレウス希少種が解禁されるとともに実装。
  • MHFではMH2とは異なり、リオソウルを挟まずにレウスシリーズから直接派生する防具。
    シルバーソルシリーズのスキルポイントは非常にわかりやすい。
    全部位通して共通しており、剣士は「匠+2、審判+4」、ガンナーは「聴覚保護+3、審判+4」。
    当時としては貴重な斬れ味レベル+1を持つ防具の一つであり、
    アカムト装備と合わせた剣士用テンプレ装備シルアカ」として一時は扱われていた。
    後にシルアカよりも製作難度の低いトリアカなどが台頭、
    さらに現在ではより強力な防具が多数登場したため、今では見かけることすら稀。
    SP版もあるが、こちらはSP珠を装着するための装備なので好きな見た目で選べば良い。
  • ちなみに、MHP2やMHP3、MH3Gでは存在しない「銀火竜の翼膜」を用いるが、
    入手は上位リオレウス希少種の剥ぎ取りとマイトレ冒険屋の報酬のみ。
    後者に至っては(シルアカテンプレが台頭していた当時は)HR100かつ施設レベルが3必要であるため、
    HR100以下では事実上剥ぎ取りのみとなっていた。
  • G6以降においては、無料モードであるトライアルコースでも生産可能な匠装備の一つである。
    強化は大変だがレウスシリーズから派生させること自体は比較的容易なので、
    アカムや鬼神シリーズと組み合わせて早期に匠を発動させるという運用も考えられる。

シルバーソルRシリーズ

  • なお、ガンナーのみシルバーソルRシリーズが実装されている。
    R系統防具の特徴としてスキルポイントが大きく変更されているというものがあり、
    S・ソルRシリーズを全部位装備すると「ダメージ回復速度+1ぶれ幅DOWN防御-20」が発動する。
    そのほか部位ごとに異なるスキルポイントが多数与えられており、
    頭に連射+5、腰に達人+5やスタミナ+5、脚に火属性攻撃+5と装填+5がやや特徴的か。
    とはいえ、マイナーな部類の防具であり使用されることは少ない。

ソルGシリーズ

  • MHF-GGのアップデートにてG級防具である「ソルGシリーズ」が追加された。
    こちらはG級リオレウス希少種の素材を使って新たに生産する防具となっており、
    デザインもシルバーソルシリーズとは少々異なっている。
    GFシリーズ一式で「見切り+3、豪放+2、弱点特効、真打(ガンナーは扇射)+2
    という極めて強力なスキルが発動するほか、G級防具の装飾品精錬機能を使うと
    達人+3、痛撃+2、刀匠(扇射)+2」のスキルが発動する装飾品を生産できる。
    MHF-G7時点でも「刀匠」と「達人」のスキルを両立している唯一の装飾品群である。
    • GXシリーズでは腕パーツ装飾品に+2、脚パーツ装飾品に一閃+2が追加され、さらに強力になる。
      防具そのものには付与される豪放が装飾品では発動できないのが弱点ではあるが、
      既に実装されているディスGシリーズの装飾品などでカバーは可能。
      その高性能の代償か、GXLv6以降の強化にG級金銀火竜2頭クエストの報酬素材である「火竜の宝鱗」を使う。
    • 装飾品製錬ではなく防具単体では、ソルGXグリーヴ(レギンス)が活用されやすい。
      刀匠(扇射)+3、痛撃+4、達人+4、三界の護り+3、一閃+3」かつスロット3なので、
      真打や扇射を絡めたスキル構成における脚防具として非常に優秀。
      その他の部位ではガンナーの胴や剣士ガンナー共通して腕も強力だが、
      防具のスキルポイント値が高い代わりにスロットが2つしかない。
      使用する装飾品の数を少なくできるというメリットはあるが、一方で汎用的な拡張性には優れない。

MHST

  • 本作では仕様上、一式揃っての装備でありシルバーソル装備という名称になっている。
    見た目はMH3G以降のものとほぼ同じだが、主人公が子供と言うこともあって大きさは子供サイズになった。
    こちらは羽がぺにゃっとしない。やったね!
    銀火竜素材は上位のものしか入手できないので、当装備も上位のみ存在する。
    性能は以下の通り。
    • 防御力118(最大強化時)・火耐性5
    • 火属性の武器攻撃や特技の威力がかなりUPする火属性攻撃強化【大】
    • 全属性の武器攻撃や特技の威力がややUPする全属性攻撃強化【小】
    • クリティカルヒットが出やすくなる見切り【中】
    火属性武器にマッチした攻撃寄りのスキル構成となっているが、防御力も古龍装備と並んでトップクラス。
    ライバルとなる炎王龍防具のカイザー装備やけど特化のスキル構成となるため、
    武器攻撃の威力を重視するならこちらを着用しよう。

余談

  • 対になるゴールドルナシリーズと合わせると、
    スペイン語のわかる人は「シルバーソルとゴールドルナは色が逆ではないか?」と感じるかもしれない。
    スペイン語では「金」「太陽(sol)」が男性名詞、「銀」「月(luna)」が女性名詞のため。

関連項目

モンスター/リオレウス希少種
防具/レウスシリーズ - 通常種防具
防具/リオソウルシリーズ - 亜種防具
防具/ゴールドルナシリーズ - 対になるリオレイア希少種の素材を使用した防具


*1 またソルはローマ神話や北欧神話での太陽神の名前でもある。
*2 斬れ味に関係するスキルが発動しないのはMH2、MHX、およびMHXXにおけるノーマルとシルバーソルZとGXシルバーソルのみ。
*3 そのままだと脚が「シルバーソルZグリーヴ」で11文字になってしまう
*4 装飾品で最低4スロット、お守りでも最低5ポイント必要。
*5 匠部分に関しては、グリードXRと違って火と龍の耐性がプラスであるというメリットもあるにはある。
*6 他の防具は殆どが合計で7(スロットLv4-2-1や)である