防具/バルクシリーズ

Last-modified: 2023-12-08 (金) 10:41:59

MHXXの看板を飾る天彗龍バルファルクの素材を用いて作られた防具シリーズ。
本項では特殊個体の防具である赫耀シリーズについても解説する。

目次

概要

  • バルファルクの鱗や甲殻を使っているため、モンスターの素材から作られたにもかかわらず非常に機械的である。
    カラーリングは銀色が多く、所々にバルファルクの爪や翼、龍気を模した意匠が施されている。
  • メインモンスターの防具の前例に漏れず、発売前から防具の全身立体物(男性剣士)が作られており、
    2016年12月17・18日に千葉・幕張メッセで開催された「ジャンプフェスタ2016」にて初展示されていた
    (こちらのツイートに全身の分かる写真あり)。
    この時はまだ防具の名称は分からなかったが、
    後に別のイベントでの展示でバルクシリーズという名称が明らかにされた。
  • また、本作における武器紹介のグラフィックのうち、大剣の「銀翼の大剣」を持った男性剣士と、
    ハンマーの「銀翼の穿鎚」を持った女性剣士のバルクシリーズが使われている。

性能

MHXX

バルクシリーズ

  • 初期防御力は一部位70
    さすがは古龍防具と言う事なのか、耐久力はトップクラスである。
  • 耐性面は、「龍属性を扱う古龍」と言う事もあるのか、古龍装備にしては異例の龍耐性15が目を引く。
    反面それ以外の耐性は一律-10とお粗末な数字になっているが、
    後述するスキルの影響で然程この数値は意味を為さないものになっている。
  • 一式発動スキルは「攻撃力UP【小】」・「龍気活性」・「見切り-1」。
    さらに「走行継続」のSPが8となっている。
    XX新登場スキルがいきなり二つも搭載されている、看板モンスターに相応しい構成となっている。
    龍気活性と攻撃力UPでとにかく火力を引き上げ、ついでに低い耐性も補うと言う攻めの構成と言えるだろうか。
    あまり噛み合っていない「走行継続」が何故か搭載されているのは、
    恐らくバルファルクの彗星の如く飛行する姿からイメージしたのだろうか。古龍だから疲れないし。
  • スロットは合計5個。
    地味に攻撃のスキルポイントは12と中途半端。
    攻撃を伸ばしつつ見切り-1を打ち消すか、他のスキルを付けるかは吟味したい。
    …と言いたいところだが、スロットに攻撃珠【2】・達人珠【1】・走継珠【1】×2とするだけで、
    見切りを消しつつ攻撃力UPを【中】に強化し、実用性はともかくキープランも同時に発動できる。
  • その構成上、属性が付加された武器よりも無属性武器や物理火力偏重武器で最大限の効果を発揮する。*1
    ただし、龍気活性による龍属性やられは龍属性武器に限り影響しない特徴があるので、
    龍属性のバルク武器との相性は決して悪くはない。
    龍気活性をフルで活かしたいなら物理寄りの武器の方がいいので、
    属性寄りのバルク武器との相性は最良というわけでもないが。
    • 実は期待値の上昇率自体は低攻撃力の武器の方が大きい
      龍気活性(倍率上昇)自体は高い攻撃力を持つ武器の方が効果が大きいのだが、
      攻撃力UP(固定値上昇)は低い攻撃力を持つ武器の方が効果が大きく、
      固定値上昇分も一緒に1.1倍されるので、固定値上昇分の上昇率の差が縮まらないのだ。
      飽くまでも上昇「率」なので、数値で高攻撃力武器を超える事はないし、その差も誤差程度しかないのだが、
      どちらかといえばナルガ武器などの「低攻撃・高会心・良斬れ味の無属性武器」と相性が良いと言える。
      もちろん、更に会心率を上げるスキルを発動させるなら別だが。
  • なお、上位バルファルクが村でしか出現しない都合上、ほぼ村クエストでの作成となる。
    一方で腕部位と腰部位の生産にはドス古龍の素材が必要なため、
    村のみを進めても一式は生産できなかったりする
    (村ではドス古龍が「HR9以上」の高難度クエストにしか出現しないため)
    もし一式作るつもりなら、HR3(参加はHR1から可能)の集会所クエストで、
    ドス古龍の素材を回収する必要があろう。
    ちなみにバルファルク自体は専用クエストが4種類もある為、そこまで苦労はしないだろう。
    • USJコラボクエストでは、上位の単体のバルファルクを討伐するクエストが先行配信されているため、
      ソロで防具一式をつくるのは厳しいという方はこのクエストでオンラインにて人を集めてみては如何だろうか?

バルクXシリーズ

  • 集会所のG級バルファルクの素材で作成する、こちらはG級防具。
    初期防御力はなんと一部位134と、よくて一部位120台であるG★4到達段階では破格の硬さを誇る。
    なんとラスボス防具であるネセトシリーズと同等。但し耐性は相変わらずである。
  • 一式発動スキルは攻撃力UPが【小】から【中】に、さらに「死中に活」が追加発動する。
    その上、キープランもデフォルト発動し、マイナススキルも消える。
    そのため、火力スキル3積みと言う火力バカ重視構成となっている。
    万策尽くすと素の攻撃力+100なんて事は珍しくない程度
    • 欠点としては「龍気活性」との仕様上、フルパワーを発揮するには体力の2/3を維持しなければならない事。
      立ち回りに注意するか、敢えて「龍気活性」の発動を自然に任せるかした方が良いだろう。
    • 「死中に活」に関しては毒テングタケを食べれば任意で発動可能だが、1回で10秒毒状態になるだけなので
      この方法で死中に活を維持するという戦法は現実的とは言えない。
  • スロットは合計6個と相変わらず物足りない。また、攻撃のSPが17止まりで中途半端になっている為、
    20まで持っていこうとすると貴重なスロットを消耗してしまうのが悩みどころ。
  • 一式作成には龍の厚鱗や、何故か鋼の龍鱗(上位素材)が必要だったりする。
    結構他のモンスターの素材も要求される上、昇格直後はまだシャガルマガラのクエストが出ていないので
    バルファルクを倒して直ぐに作成することはできない。
  • MHXシリーズのお約束として、最終強化に必要なのは赫色の龍氣玉×5
    他の防具が揃えばあまり出番の無いこれに5個使うならまだ武器に使った方が出所はあるので作成は慎重に。
  • 難点はオンラインでの龍気活性の維持の難しさ。
    生命の(大)粉塵が飛び交うオンライン集会所では体力の2/3以下の維持は難しく、
    一式装備時のスキル2つが阻害されてしまうことになってしまう*2
    また、これまでのシリーズでさんざん地雷を生み出した「メインモンスターの(一式)防具」であり
    周囲の目線も厳しい中、体力が減っているのに回復しないというプレイングが冷ややかに見られるのは確か。
    オンラインで使用する場合は、前述した通り無理に全スキルを発動させようとしない事を心掛けた方がいいが、
    発動させない前提のスキル構成でオンラインに来るなど地雷同然なのでやはりソロ用として用いるべきである。
    ソロで使用する場合もオトモの回復が低体力の維持の邪魔になることもあるため、
    サポート行動の選択も重要となる。
  • なお攻撃力補正は龍気活性&死中に活発動中と、挑戦者+2&会心+30スキル発動中でほぼ同値の上昇値であり、
    後者も攻撃スキルにマイナスポイントが無いためバルク一式と重さはほぼ変わらないため、
    条件は違うがソロ、PT用と使い分けつつ火力のブレを抑えたい場合は考慮に当たる。
  • 前述の通り、固定値上昇の攻撃力UPが【中】になり【大】も容易に発動可能な範囲になった上、
    死中に活の+20も増えた為、更に低攻撃力武器の期待値上昇率は上がった。
    そもそもこの固定値上昇も合計で+40と攻撃力400以下の武器なら倍率換算でも1.1倍以上の上昇率であるため、
    限定条件下ではあるが、会心率100%超会心装備を期待値で上回る事も可能
    • 一番お手軽なものは片手剣。会心の刃薬混沌の刃薬の併用によって会心率を60%上昇させる事で、
      攻撃力300で白ゲージの片手剣なら、護符爪・猫飯・怪力の種込で前者が613、後者が621と
      誤差程度ではあるが会心率100%超会心装備の期待値を上回る。
      攻撃力UPを【大】にするために使ったスロット2以外はフリーなので、
      お守りと合わせて他の火力スキルを積んでその差を明確なものにできる*3
      お守りだけで発動すれば武器スロ1を使う事で5スロスキルも追加できるので、
      アイテム使用強化で刃薬や種の効果時間を伸ばしたり、
      飛燕でエリアルorブシドースタイルでのジャンプ攻撃をさらに1.1倍に強化する事もできる。
      更には、お守り次第で攻撃力【大】を維持したまま超会心を追加出来るので、
      自力で会心率を大幅に上げることができる片手剣は、攻撃力特盛りの超会心装備としても運用できる。
      • ただし、今作で人気のテンプレ超会心装備グギグギグを使い、
        斬れ味レベル+2で一段階上の斬れ味を出されるとあっさり逆転される。
        紫補正の弱体化もあって素白、匠で紫が出る武器なら
        追加の火力スキル次第で再逆転可能な場合もあるが、その他の場合はほぼ再逆転は不可能。
        また、片手剣は属性も与ダメージに大きな影響を与えることも有り、
        前述のバルクX超会心装備で無明刃【道諦】を用いてラージャンを相手取っても、
        匠+2会心率100%超会心装備を使用した場合、銀嶺片手剣はおろかアヴァイシュドゼロ相手にも、
        ダメージ期待値で勝てる部位が存在しない*4
        そのため実用性を考えると
        「斬れ味ゲージが素で最大量、若しくは匠で一段階上のゲージが出ない武器」で、
        「龍気活性で属性が消えない龍属性か無属性武器」尚且つ
        「龍属性弱点か弱点属性や状態異常耐性がバラバラの複数のモンスターを討伐するクエスト限定」という
        非常に限られた運用になるだろう。
        恐らく実用に耐えうる武器は、前述の無明刃【道諦】に加え、
        龍属性武器の赫醒剣アルゴルク神滅剣アル・ゾディア、そしてTHEシャロックの4本程しかない。
        一応他にも条件が当てはまる片手剣は何本かあるが、
        どれも最大斬れ味の長さが10しかなかったり龍属性値がオマケ程度だったりする。
  • 独自の会心率上昇手段がある武器でも微妙なので、それがない武器種では勝ち目無し……と言う訳でもなく、
    寧ろ相性が最高だったり、特化型運用が図れたりする武器種が3つある。
    • バルクXと最高の相性を持つ武器種が大剣。
      武器スロットとお守りを駆使する事で、攻撃力UP【大】にした上で集中と抜刀術【技】を追加できる。
      属性消失も無属性武器が人気の大剣では大したデメリットにならず、
      今作では素紫、匠無しでの期待値3位、スロット3の無属性武器があるので環境面でも恵まれている。
      その真名ネブタジェセルがこの装備を使用した場合、護符、爪、ネコ飯込みで、
      非抜刀攻撃は599、抜刀攻撃は749という期待値となり、
      斬れ味レベル+2、抜刀術【技】、超会心装備の断骨大剣の期待値530、743をそれぞれ上回る。
      納刀せずとも火力が保持できるという性質上、
      特殊ダウンにより溜め3ループを入れる機会が多い超大型モンスターとの相性が良い。
      戦法的には、溜め3ループに強溜め斬り→強薙ぎ払いが組み込めるギルドスタイル、
      抜刀攻撃→回避→納刀という基本的な立ち回りが故に、
      抜刀状態でダッシュ斬り上げを繰り出す機会が多いブシドースタイルでの運用に向いている。
    • 同じく抜刀術【技】と相性が良いものにエリアル太刀がある。
      こちらは大剣以上に非抜刀攻撃を使う機会が有る上、スキル面も集中を切って負担の軽い飛燕を入れるだけなので、
      武器スロットが無くても組める。
      但し、手数寄りの武器であるが故に素の斬れ味の「長さ」も考慮する必要があり、攻撃力も考慮すると
      選択肢の幅は意外と広がらない。
      また、大剣と異なるのは相手を選ぶエリアルスタイルを強制させられる点、
      有用な専用狩技が多い為、1つしかない狩技枠を斬れ味フォローの臨戦で潰し辛い点も、候補を狭める要因となる。
      候補としては、攻撃力330に無駄の少ない会心率5%、
      素白120の継戦能力と狩技ボーナス付きの鎧裂鎌ドヒキサキが最有力。
      差は僅かだが、期待値重視なら素白60に攻撃力340のヒキサキマクリも実用範囲内。
      但し、大剣と比べると、
      • 手数よりの武器の為、他装備/スタイルで弱点属性太刀を使用した場合を圧倒する程の期待値では無い*5
      • 乗りを成功させる事で攻撃チャンスは増えるが、肝心の定点攻撃が不得手
      等の理由で、選択肢の一つ程度に留まっている。
    • 抜刀術【技】以外の運用で使えるのが、榴弾ビンのチャージアックスである。
      榴弾ビンのダメージは純粋に攻撃力依存の上、他の要素に一切影響されない。
      肉質も斬れ味も会心率も全く影響しないため、ひたすら攻撃力だけが上がるこの装備が最高の相性となる。
      但し、その利点を生かすためには攻撃力アップ系以外のスキルが盛れないため、
      適するのは斬れ味ゲージが長いタイプの武器になる。
      特性を生かすために属性解放斬りを多用すると斬れ味の消費も半端ないため、
      30程度ではあっという間に消耗してしまう。
      それを踏まえて選択すると、最高の相性を誇るのが鎧裂盾斧ドナデギリ妖しき霧幻ガルグカシ
      次いでベロボーグサイズ荒鉤爪盾斧BITE龍識究盾アステピオなどが候補となる。
      ガルグカシは鈍器使い、他の武器は逆恨みを付け、猫飯や爪護符&鬼人薬グレートまで入れると
      ドナデギリであれば表示攻撃力460にまで到達する。
      この場合のビン一本あたりのダメージはそのままで23、砲術師&猫の砲撃術で限界の1.4倍まで上げると約32。
      小タル爆弾G並みの火力が出る。
      さらに、高出力属性解放斬りならば193ダメージと、
      ボマー付きの大タル爆弾Gに匹敵するダメージが炸裂することになる。
      また、ガルグカシ&鈍器の場合、攻撃力表示はなんと543にまで上昇する。
      緑ゲージ&会心率-30%なので物理火力の期待値は527程度だが、
      ビンによるダメージは1.4倍時で36、高出力属性解放斬りに至っては228ダメージとなる。
      この構成の場合心眼は付けられないので、エリアルスタイルでガンガンジャンプ高出力をたたき込もう。
      • 尤も、弾かれモーションを取らないだけで、斬れ味消費はしっかりと倍になっているので、
        最悪斬れ味ゲージの長さは実質半分程度になってしまうため、数字ほどの継戦能力は見込めない。
      • ちなみに、この机上論を完成させるには逆上or鈍器+5&砲術10の神おま*6が必要となる。
        とはいえ、実現できたときの浪漫は計り知れないだろう。
  • キメラ装備で考えた場合、頭をS・ソルZ、腰をS・ソルXRに入れ替えたものが有用。
    これと武器スロ2以上の武器、痛撃+4、攻撃+9、スロット3のお守りがあれば、弱特に加え超会心が追加できる。
    お守りの難易度は高いが、古びたお守りでも出る範囲。スロット3の武器なら更に難易度が下がる。
    この装備で猛威を振るうのが、白ゲージに落ちても100%超会心アトラル武器並の期待値を得る龍識船武器。
    そして、この期待値を超える一部のナルガ武器レギオス武器だろう。
    一応、会心率上昇手段のある武器種ではアトラル武器が最も期待値が高くなるが、
    斬れ味フォロー無しでは継戦能力に問題を抱え、更に手数型の武器種が多い為、実用性には乏しいか。
    • 注目はスラッシュアックスの「龍識究斧フォールビチ」と片手剣の「赫醒剣アルゴルク」。
      • スラッシュアックスは、そもそも強撃ビン搭載剣斧に素で良斬れ味を持つ武器は火力が低く、
        前述の通りアトラル武器は火力は高いが継戦能力が低すぎて実用的ではないため、バルクX向きの武器がない。
        しかもフォールビチはよりにもよって産廃滅龍ビン搭載なので、一見ただの残念武器に見えるかも知れない。
        しかし、フォールビチをこの装備で運用した場合のスペックに注目してみると
        「龍気活性発動時の攻撃力は374」、「エネチャで100%超会心」、「素で紫ゲージ持ち」……。
        そう。紫ゲージを持った覇裂斧イクセムルカムに変貌するのだ。
        「斧」として間違いなく物理火力でトップクラスの活躍が期待できるだろう。
      • 一方アルゴルクは、バルク武器の中ではこの装備で会心率100%が実現可能な唯一の武器種。
        他の追随を許さない長大な白ゲージによる継戦能力と高めの龍属性値を持つこの武器がこの装備を使うと、
        刃薬一つ(合計会心率80%)だけでも100%超会心アトラル武器並になる物理期待値まで手に入れる。
        その性能はバランス型のみならず、物理型の龍属性片手剣も纏めて食ってしまう。*7
  • 逆に相性の悪い武器はやはり属性消失のデメリットをモロに受ける双剣とガンナー。特に弓はかなり厳しい。
    • 双剣は属性消失に加え、斬れ味フォローが出来ない点でかなり苦しい。
      一応龍属性に限り、前述のバルクXキメラ+赫醒刃リクヘストが継戦能力込みでそれなりに使えるか。
    • ガンナーの場合、実質ノーリスクで龍気活性と同じ1.1倍かそれ以上の強化を受けられる弾・矢強化スキルに加え、
      そもそも防御力が低いガンナーでは結局被弾無しの立ち回りを求められる為、
      強化倍率が高く属性消失もない火事場の方が強力と、剣士以上に火力装備としての立場が危うい。
      属性消失は属性弾や状態異常弾・ビンの使用に制限をかける為、属性を弾で付与するボウガンは勿論、
      無属性弓であっても殆どの弓でデメリットを完全に無視することは出来ない事から、剣士以上に影響が大きい。
      加えて、剣士の時に問題であった
      「超会心装備に対抗するだけの火力スキルを詰め込んだ場合、業物等が追加できない」という拡張性の低さは
      ガンナーでも同じで、集中、反動軽減、装填速度等のスキルを追加する余裕がない。
      ボウガンは影響がない武器を選ぶか、最悪追加パーツでフォローできるが、
      弓はゲージを溜め無ければならない狩技・スタイルでしかフォロー手段が無い為、確実に手数に影響が出る。
      それでもその分火力が高ければ問題ないのだが、
      「集中有りの他装備にDPSで負け、集中の代わりに火力スキルを追加されると単発火力で負ける」
      が基本的な構図。
      スキュラ弓テンプレが有効な連射弓の場合、集中有りでも単発火力で負けると言う散々な状態。
      流用可能な通常ガンも同様。
      元々龍気活性がマルチでは採用しにくいスキルなので、ソロで趣味と割り切って使えば良い話なのだが、
      「体力制限有り、状態異常ビン使用に制限有り、集中なし」という三重苦を抱えた上で、火力で劣るのだから、
      そんなドM趣味人がどれだけ居るのかは……。*8

赫耀シリーズ

  • MHRiseで初登場した特殊個体、「奇しき赫耀のバルファルク」の防具。
  • 本シリーズでは特殊個体しか登場していないからか、バルクシリーズとは名前が変わっている。
    パーツごとの名称は「赫耀ノヘルム」「赫耀ノメイル」「赫耀ノアーム」「赫耀ノコイル」「赫耀ノグリーヴ」。
  • 見た目は基本的にバルクシリーズを踏襲しているが、奇しき赫耀のバルファルクの色味を反映してか
    いたるところが鮮やかな赤色に光っているのが特徴。防具の着彩でこの発光部分の色を調節できる。
    • 同じく機械的なオロミドシリーズと見た目の相性が良く、
      重ね着装備では主張の強すぎる胴をオロミドに変えているハンターが多い。
  • デザインは、これまでのバルク及び赫耀シリーズから一新され、
    男性用防具は従来のデザインをより鋭角にしつつ、
    3本線バイザー型のフルフェイスに変わり、背中のブースターが4⇒6基に増え、
    胴体はバルファルクの顔のようなデザインから龍気吸引中のバルファルクの胸部のようなデザインに変更。
    女性用防具は順当に進化したデザインで
    前述した男性用防具を小ぶりにしたような胴防具、朱く光るスカートパーツなど
    どちらも非常にカッコいいデザインに仕上がっている。
    男女共通して、胴体中央が黒くなり、朱い脈動が流れ、
    腰防具には一対の朱く光る装飾が追加されている。
  • 説明文は災厄を退けた勇士を称えるようなものとなっている。
    脚装備だけは最後に天彗龍の再臨を思わせる一文があるが、
    素直に災厄の再来を予言しているとも、勇士の新たな力として生まれ変わったともとれる。
    MRの赫耀・真/暦でもこうした傾向は変わらず、脚防具も赫き災厄を超えた証として扱われるようになっている。

MHRise

  • スキル構成は以下の通り。
    部位スキルスロット/Lv
    龍気活性弱点特効死中に活逆恨み123
    一式Lv5Lv3Lv3Lv3332
    +1+1  11 
    +1+2 1 1
    +1+2   1 
    +1+1+2 1 
    +1+11 1

  • 一式での発動スキルは龍気活性Lv5、弱点特効Lv3、死中に活Lv3、逆恨みLv3。
    XXのバルクXシリーズから攻撃力UPとキープランが消えた代わりに、弱点特効と逆恨みが付与された。
    本作最後の追加枠として現れたのは、火力スキル4個盛りと言う超絶火力特化装備だった。装備も実に暴走している
    龍気活性・死中に活・逆恨みが全て発動すれば、武器次第では平気で攻撃力が300を超える
    • とにかく火力が伸びる為、大剣やハンマーと言った物理重視の武器との相性が良い。
      特に、物理特化運用の片手剣との相性は抜群で、無属性百竜剣とセットで運用されることが多い。
    • 龍気活性スキルは各部位に1ポイントずつ振られており、装飾品が存在しないため、
      効果をフルに発揮するには一式装備する必要がある。
      他の古龍の「恩恵」スキルのような固有スキルになっているとみられる。
  • スロットはLv1×3、Lv2×3、Lv3×2。
    前述の通り龍気活性を最大限に活かすには一式装備する必要がある為、
    Lv1・Lv2スキルが最低1つは盛れるだけ空いているのは嬉しいところ。
    お守りに恵まれなくとも弱点特効と相性のいい超会心も無理なくフルで搭載できる。
    • 逆恨みはLV3のため最大ではないが、龍気活性や弱点特効と比べ補正値が小さいためそのままでも問題ない。
      とは言え決して弱いスキルでもないため、戦法や使用武器によってはレベルを最大まで伸ばすのもアリだろう。
    • 狙ったかのようにLv2以上のスロットが5個あるため、
      火事場Lv5を同時発動するという浪漫運用も可能になっている。
      本作の火事場Lv5は防御力UP効果が失われるが、龍気活性の属性耐性アップで一応は補える。
      武器スロとお守り次第では更に追加で超会心を発動することも不可能ではない。
    • 武器としては、斬れ味変更【壱型】の百竜大剣辺りとの相性が良好。
      スロットで無駄なく匠2を発動して最低限の斬れ味を確保しつつ、
      集中3と気絶耐性3も備えられ、護石も空くという形で、
      スロットとスキルを無理なく活用できる。
      ハイパーアーマーを活かしたゴリ押しが主体となる本作の大剣と噛み合ったスキルなのも嬉しい。
    • そこそこの拡張性はあるが、逆に言えばそれ以上はないのも事実。
      必須スキルの多い武器種では、お守りに恵まれないと性能を活かしたビルドは難しいかも知れない。
      特にガンナー武器にとっては深刻で、ヘビィはともかくライトは速射強化と弾強化の両立がかなり困難で、
      どちらかは切り捨てざるを得ない。
      弓に関しては、溜め段階解放を用いない弓を用いるか、あるいは頭を犠牲にするかの二者択一となるのがネック。
  • 龍気活性は体力を80%以下*9にしないと発動しないスキルだが、それを補う為か防御力が凄まじく高くなっている
    なんと1部位あたり防御力100に到達し、一式で防御力500に到達する防具となる*10
    • Ver.2.00時代に人気だった「カイザー/ヴァイクS/レウスSor禍鎧覇/ジャナフS/インゴットS」でも
      護符爪込で防御力450程度であり、HPを86%まで減らした赫耀シリーズと同等の硬さということになる。*11
      加えて龍気活性で全属性耐性50という高い軽減率が得られるため、体力80%の維持は難しくなく
      HPの維持さえ出来れば回復タイミングや確殺ラインの感覚は他の上位装備とほとんど変わらない。
    • ちなみに、龍気活性の発動を早くするためにあえて強化しないという選択肢もある
      当然発動後の生存性を大きく犠牲にすることになるため、上級者向け運用になるのは言うまでもない。
    • もっとも製作難度は高く、バルファルク自身の強さも然る事ながら、まず一式の生産に10万z、
      そして最大強化に55万zという計65万zもの大金と、堅鎧玉換算でも100個を超える鎧玉を要求される為、
      懐具合と素材の在庫とはよく相談した方がよいだろう。
      水没林の鉱脈が手招きしている…
  • 上記の理由から、龍気活性で大きくダメージを軽減できるモンスターを相性が良い装備である。
    特に、属性攻撃を連発し龍属性を弱点に持つ、百竜ノ淵源との相性が際立って良い*12
    登場順の関係上初挑戦時は揃えられないが、あとで連戦するときには用意しておくと格段に楽になる。
    • 本装備と同時に実装されたヌシモンスター達の単体クエストにも高相性。
      ヌシ・リオレウスとヌシ・ジンオウガは多くの攻撃に属性が付与されているため、
      龍気活性状態となっていればダメージを大幅に減らす事ができる。*13
  • 今作のバルク武器にある百竜強化の1つに天彗龍の魂があり、
    これは龍属性やられ時に属性値を1.2倍に引き上げる効果がある。
    • ただし、通常の龍属性やられ中は全ての武器属性値が0になってしまうため、
      これに関しては龍気活性の特殊龍属性やられに限定して発動する効果ということになる。
      バルク武器自体が属性偏重の龍属性武器なので、まさに武器含めての赫耀一式が勧められる状況になっている。
      上記の通り費用はバカ高いが…。
  • 龍気活性は装飾品や護石が存在しないため、龍気活性を用いるなら一式がほぼ前提の防具ではあるが、
    単体性能で見ると腕の弱点特効Lv2、スロットLv2が優秀。
    同じスロットLv2では攻撃Lv2のレウス腕や見切りLv2のウルク腕とスキルレベルの合計では変わらないが、
    攻撃や見切りは護石でLv3が出ることがあるのに対し、弱点特効は護石でも最大Lv2なので
    前述した防御力のことを加味しても上位互換になりうる。
    一応、体力が半分を切ると龍気活性が発動してしまうため、龍以外の属性武器、状態異常武器で採用する場合は注意。
    望まない龍気活性の場合、龍気発動を体力回復のサインとして利用するというのも賢いやり方だろう。
    • 意外なところでガンランスがこの痛いデメリットに悩まされる場合もある。
      というのもガンランスの砲撃ダメージ(竜撃砲も含む)は砲撃分の固定ダメージ+固有の火属性ダメージなので、
      龍気が発動すると属性ダメージが失われ砲撃ダメージが下がるという事態に陥ってしまうのだ。
      特に砲撃機構の属性ダメージ割合が大きい放射型の下落幅は激しく、
      竜撃砲に至っては約30ダメージの差が付いてしまう有様である。
      殴り主体なら額面通り強化は見込めるが、砲撃に重きを置く運用ではこのスキルの発動は避けたい。
    • また、運用されるケースは一部の高会心武器に限定されるが、
      頭部に関しても弱特1・スロットLv2にLv1が1つと、
      実質Lv2*2を持つ防具の中ではトップの防御力を持つため使われることがある。
      カイザークラウンや炎の封眼による高レベルの見切りやオロミドSヘルムの高速変形
      強弓の羽根飾り、ヴァイクSの装填拡張あたり以外となると依然として頭部はLv2*2相当が限界値である為である。
      腕と一緒に併せれば龍気活性Lv2でHPが50%以下の時に属性耐性が全て50になるため、
      ピンチの時の保険として機能しやすくなる点も強みである。
    • 食事スキル「おだんご火事場力」を使う場合、胴部位も実は注目される。
      おだんご火事場力に伴う龍気活性でLv2の死中に活が同時に確定発動する上、
      Lv3スロット&Lv1スロットを1つずつとスキル自由度も比較的良好…と、
      他の胴装備と比べ破格の性能を発揮できるためである。
      • おだんご火事場力を使わないとしても、
        単純に死中に活+龍気LV1での疑似火事場運用は実はそこそこ強い選択肢。
        おだんご火事場力と違って即死ラインを超えるケースが大幅に減る上、
        なまじ即死ラインを超える攻撃を受けてしまっても火事場と違いHP50%なので
        おだんごド根性やヌリカメが発動圏内と、やはりリスクを下げられる。
      • 胴防具で死中に活Lv2+高い防御力を活かし、他所の状態異常スキルを前提とした運用にも組み込める。
        鬼火運用なら、鬼火纏のLv1つ分をこちらのLv3スロットで上げられる。鬼火での維持が難しいのはさておき。
        泡沫なら、このLv3スロットを匠や攻めの守勢あたりに回しても良いだろう。
        どちらもLv2スロット2つ分を防具1つで節約でき、かつ100という高い防御力を得られる。
    • 弱点特効Lv2に加えてLv2スロット1つを有する腕防具も中々悪くない。
      Lv2スロットはいくらあっても足りないほどの需要があり、弱特Lv2も合わせて3つ分を解決出来る。
      なんなら痛撃珠を入れればこの腕防具1つで会心率50%を得られる。*14
      防御力も文句なしの100。
  • しかし、火力だけを見て「最強」「ぶっ壊れ」など安直なキャッチコピーのブログや動画が多数投稿された結果…
    まともに使いこなせないハンターが大量発生しており、マルチでは冷ややかな視線を浴びせられている。いつもの
    • 龍属性以外の属性武器を担いでくるなんて事例は序の口で、体力を絶えず満タンにしていたり、
      回復狩猟笛を担いで自ら龍気活性を封印したり、相性が最悪の砲撃ガンランスと組み合わせる者もいる。
    • 中には大きく体力が減ったまま特攻し、案の定ネコタクに乗せられる者も。
      使い方は理解しているようだが…。
    • 根本的な問題として、粉塵や狩猟笛などで意図しない回復が発生する野良マルチでは
      龍気活性を維持して戦うのは不可能に近い。

      そしてやはりというか、ゲストで入り込んでおきながら他者からの回復に文句を言う者も出現している。
      特に、オトモガルクの回復巻物に関しては恩恵を強く感じられるため野良マルチでも人気が高い。
      その結果、ダウン中に頭を狙いに行ったら他人のガルクに回復されてしまった…なんてこともありうる。
      • もっとも、これは逆に言えば体力が少ないときは高い攻撃力を活かして堅実に立ち回り、
        いざ回復されても高い防御力と被ダメによるメリットを当てに少々無茶な攻めができるということでもある。
        これはこれで相性が良いと考えるプレイヤーもいるので難しいところではあるが。
    • 逆に火力でなく、堅い防御を評価するならマルチでも問題ない。
      属性寄りのモンスターであれば、被弾後の追撃を龍気活性で緩和できるのが大きい。
      また防御力を底上げする為、パーツ単位での差し替えも十分検討に値する。
      本防具に限った話ではないが、TPOを考えて活用しよう。
      • 拡張版にあたるMHR:SではMR防具の防御力があまり上がらず、
        その防御力前提でモンスターの火力の上昇も緩やかである為、
        上位防具の中では非常に硬いこの防具はラスボス戦でも剣士なら基本的に即死は無い。
        MRのストーリー攻略にも最後まで使える性能となっている。
    • 今作ではクエスト中の装備変更もやろうと思えば可能なため、
      サポートの充実しているPTに当たったらいっそ着替えてしまうというのも手ではある。
      あらゆる意味で、状況に合わせて行動を切り替えることが求められる装備と言えるだろう。
      もっともお色直しに時間をかけるとそれはそれで別の地雷となりうるため
      必ずマイセットに汎用装備を登録しておくことをお勧めする。

MHR:S

赫耀・真シリーズ

  • MHR:Sではマスターランクの奇しき赫耀のバルファルクが登場し、
    防具も赫耀・真シリーズとして姿を見せる。
  • スキル構成は以下の通り。
    部位スキルスロット/Lv
    龍気活性弱点特効死中に活逆恨み1234
    一式Lv5Lv3Lv3Lv55113
    +1+1  2  1
    +1+2 1  1
    +1+2     1
    +1+1+211  
    +1+31 1 
  • 上位防具からのスキル変更は脚部位の逆恨みLvのみ
    装飾品スロットはLv4とLv1が増えたものの、Lv2以上のスロットという点では上位版と数が変わらない。
    • 赫耀装備の代名詞である「龍気活性」はVer.10.0.2時点では装飾品や護石が存在しなかったため、
      相変わらず本防具の専用スキルとなっており、一式での運用が前提となっていた。
      よって、龍気活性Lv5で運用しようとすると、スキル構成がRise時代と大差なくなってしまうのがネックであった。
    • これまでお守りや武器スロなしでは不可能だった匠3や弾強化3を出せるのは大きな強化点。
      お守り次第では連撃などの他スキルを積むこともできるため、
      火力面における性能は前作よりも差が詰められはしたが未だ健在と言ったところか。
  • この一式を装備した状態の攻撃性能に関しては、上位の頃から変わらず強力で、
    マスターランクの一式装備の中では桁外れた攻撃力を持つ。
    見切り、超会心、達人芸との親和性も高く、100%会心を構築できれば相手を選ばず強い。
    • ただし、体力が徐々に減る代わりに、攻撃時に体力が回復するようになる劫血やられと相性が悪く、
      メル・ゼナをはじめとする多くの高難度モンスターがこの状態異常を操る為、相手を選ぶ装備となっている。
    • また、龍属性やられを発症する特性上、属性武器(龍属性以外)との相性は相変わらず悪く、
      サンブレイクアップデートで属性攻撃のダメージが上昇した現環境では、
      武器の属性が無属性と龍属性に制限されることがデメリットとなってしまっている。
      また、上位の頃に猛威を振るった無属性のナルガ武器の性能がやや抑えられた為、
      上位の頃に猛威を振るった「100%の会心率を持つ無属性武器」が最強とは言えなくなり、
      通常モンスターを相手に戦える汎用武器の枠に留まっている。
    • 加えて、このMR版赫耀装備の防御力は一式で最大680とMR5の防具と大差ない水域に留まっている。
      Rise時代は最後に追加されたボスということもあって、圧倒的に高い防御力を誇っていたが、
      MRでは順当に進めていけばバルファルクと戦えるようになった為、順当な防御性能に落ち着いている。
      MRクエストでは大型モンスター等を相手取る分には十分だが、圧倒的に硬いとまでは言えず、
      龍気活性の全耐性50バフをもってしても前作ほど防護能力は確保できない可能性がある。
      下手を撃てば龍気活性を発動する前に沈められてしまう可能性もあり、
      体力を一定以下にして戦わなければならないこの装備は、運用のシビアさが増したと言えるだろう。
    • MR以降に生産できる防具は総じてスロット数が増加しており、スキルの自由度が増している為、
      龍気活性に頼らずともそれなりに高い攻撃力が弾き出せてしまう点も人気が低迷した理由。
      龍気活性は魅力的だが、サンブレイクで新たに追加された火力スキルもまた強力であり、
      そちらも装飾品や護石が存在しないレアスキルの為、比べるとどうしても見劣りしてしまう。
    • この防具の属性耐性値は相変わらず低いままである。
      体力を減らして龍気活性さえ発動してしまえば、全属性ともプラス50まで上昇するものの、
      それまではかなり低いマイナス値であるため、体力が満タンに近い程危険である。
      一応、うさ団子で相殺どころかプラスに持っていくことは可能となっている。
      MRの高難度モンスターの攻撃はどれもこれも強力で、即死級の威力を持つ攻撃も多い為、
      耐性マイナスで属性主体の大技が直撃すると、防御700程度では容易に消し飛ばされてしまう。
      対峙するモンスターを把握して、しっかりと防御力と耐性は上げておきたいところである。
  • Rise時代は腕が弱点特効Lv2+スロットLv2と優秀であったが、
    本作でも素の状態で弱点特効Lv2を持つ腕部位は本防具のみであり、
    Lv4スロットになったこともあってかなり優秀な防具である事に変わりはない。
    強いて言えば、Lv2以上の大きさのスロットの余裕がMRでは増えているので、
    一応、弱点特効自体はこれを用いずとも積みやすくはなっている。
    • 本作では「体力がじわじわと減っていく代わりに攻撃力が上がるスキル」が二つ追加されており、
      どちらも赤ゲージは残るので、龍気活性&逆恨みとの相性がよい。
      ただし、両者とも専用防具で発動するスキルであり、装飾品やお守りで発動させることはできない。
      使いたければ赫耀装備の1部位と交換となる為、龍気活性の段階を落として発動せざるを得ない。
  • Ver.11.0.1で追加された要素である傀異錬成をすることで、運次第だが龍気活性を消すことも可能。
    これにより、龍属性以外の属性武器でも赫耀ノアーム・真を採用しやすくなった。
    そういう時に限って弱点特効のレベルが下がるのはよくある話
    Ver.11以降はいわゆる7733が火力特化の構成として人気が高いが、
    本防具で7733を実現するのは錬成込でも非常に難しく、その辺りも人気低迷の理由になっている。
  • Ver.14にて後述の赫耀・暦シリーズと龍気珠が追加されたが、
    赫耀・暦は龍気活性と相性の良い龍気変換スキルを持ちながら龍気のSPはなく、
    龍気珠はLv4装飾品なので装飾品だけで最大Lvまで持っていくのは困難である。
    赫耀・真はLv4スロットを持つ部位がいくつかあるので、一式に限定されずに龍気活性Lv5を狙ったり、
    赫耀・暦と組み合わせ、龍気変換Lv3と龍気活性Lv5を併用するといった選択肢が新たに現れるようになった。
    そういう意味では、以前よりは活用の機会も増えるかもしれない。
    ちなみに龍気活性自体も傀異錬成で出るようになったので、防具側の龍気活性Lvを増やせれば更に負荷は減らせる。
    下手をすればこの防具群が要らなくなる。

赫耀・暦シリーズ

  • Ver.14.0.0より追加された傀異克服バルファルクの素材を用いて作られる防具。
    生産には討伐で入手できる天彗龍極の破傀玉が各部位に1つずつ要求される。
    • 見た目は男女問わずフルフェイスとなっており、中でも胴部位はMHXXのガンナー装備のように
      翼の噴射口が前を向いている。
      腕の防具にも、腕どころか手をも覆う形となっており一対の噴射口が設けられ、
      結果すべての噴射口が前方を向いているという、今までに無い異質さが特徴といえる。
      バルファルクのように龍気弾でも撃てそうなものだが残念ながらそんな機能は無い。
  • 新スキルの龍気変換を筆頭に、攻撃や超会心が並ぶ火力特化構成となっている。
    元からあったスキルは龍気活性を含め無くなっており、耐性以外はほぼ別物と言ってよい。
    • 龍気変換を活用する際の懸念点として、赫耀シリーズは龍以外の属性耐性が-2となっている。
      全部位装備した場合は龍耐性以外が-10である為、どの方面のモンスターにも弱くなる。
      • 今作は同じシリーズの防具を3つ以上装備すると全属性耐性が最大+3されるので実質-7となり、
        加えて龍気変換の効果で、疾替えの書が【蒼】の時は全耐性を上昇させる事が出来る。
        また、疾替えの書【朱】の時はプラスであろうがマイナスであろうが強制的に0になる。
        よって、一式運用する場合であれば耐性値を気にする必要は無い。
      • 勿体ないと感じるならば腕と脚を別の耐性のマイナスが少ないものに変えるのも手。
        ただし、下記のように腕と脚はかなり性能の高い防具であるのが悩ましい。
    • 後半のアップデート追加防具だけあってスロット数が優秀なので、バラして個別に装備しても良い。
      無属性武器・状態異常武器を担ぐ場合や、龍気変換が扱いきれない場合は
      傀異錬成で龍気変換を潰し、他のスキルをつけてしまうのも良い。
      • Ver.14では剛心の装飾品化により同じく優秀だったエスピナZシリーズの価値がやや落ちたため、
        エスピナZ脚からの乗り換え候補として真っ先に挙げられるだろう。
      • 脚には超会心1と攻撃2が付き、おまけに気絶耐性Lv3もついている為、
        傀異化モンスターのみならず、強敵を相手にするときは大いに有効。
      • 腕も同じく優秀。こちらは脚と違い超会心が高め。脚とセットで装備するだけで超会心Lv3になる。
        こちらは4スロ1個以外は全て1スロとなっているため、錬成でスキル&スロット+1の結果を引くと得。
      • スタミナ急速回復力の解放等のスタミナ緩和スキルが豊富なので双剣や弓にも合う。
        スタミナ系スキルがそんなに要らない場合は傀異錬成の肥やしにしてしまおう。
    • 狙ったかのようにレベル4スロットが全部位にあるため、
      Ver.14で追加された装飾品で龍気活性を発動することも可能である。
      龍属性武器限定となるが、龍気変換と組み合わせれば圧巻の属性値+62というとんでもない強化が得られる。
  • Ver.15では傀異マカ錬金でも龍気変換が出るようになり、こちらの独自性はやや失われている。
    とは言え、1~2部位でも龍気変換Lv3が狙えるなど自由度は間違いなく上がっているし、
    追加された防具がいずれも龍耐性が壊滅的に低いので、それを補うという意味ではこちらの強みはまだ十二分にある。

オトモ装備

バルクネコシリーズ

  • MHXXより登場したバルファルク素材のオトモ装備。
    ハンター装備同様、銀色でシャープなデザインとなっている。
    銀翼の大剣をそのまま小さくしたような「銀翼のネコ剣」、
    男性用剣士防具をオトモ用にデフォルメしたような「バルクネコヘルム」、「バルクネコメイル」からなる。
    • ちなみにG級版は、武器のほうは「龍星ネコ剣ニャール」、
      防具のほうは順当に「バルクXネコ~~」となる。
  • 腰の裏には龍気模様がデザインされており、ダッシュ時やステップ時には裏地の龍気デザインが露わになる。
    そのビジュアルはさながらバルファルクが龍気エネルギーを噴射する様にも見える。
    なお、防具の着彩設定ではこの龍気部分のカラーを変えることが可能。
  • 銀翼のネコ剣系統の武器は、
    踏み込み振りと回転振り(移動しながらのX攻撃1段目およびX攻撃2段目)の際に、
    バルファルクのジェット移動を思わせる大きな風切り音が鳴る。
  • 高い龍耐性を持つ反面、他は全てマイナスとなっている。
    4属性にバラけている分、致命的なマイナス値は無いが、
    ハンター用装備のようにスキルで耐性の低さを打ち消せる訳ではないので
    相性の悪い相手と戦う際には食事で打ち消すか別の装備に変えた方が良いだろう。

赫耀ノネコシリーズ

  • MHRiseではオトモ装備も特殊個体版の赫耀ノネコシリーズとして登場。
    奇しき赫耀のバルファルクが真のラスボスを討伐し、HR100で挑める最上級モンスターとして登場したためか
    武器は攻撃力190・会心率10%という物理面で最強でありながら龍属性20というとんでもない性能。
    防具も上位で最高の防御力を持ち、耐性は龍属性が+4でそれ以外の属性が-1となっている。
    龍属性は使用するモンスターの数自体が少ないため高い耐性値を活かし辛いものの、マイナス耐性は一式でも
    全て-2と比較的控え目かつフラットなスペックである為、汎用的に使用できる優秀な防具だと言える。
  • MR作品のMHR:Sでは「赫耀ノネコ・真シリーズ」が登場。
    本作でも引き続き、武器は攻撃力275に会心率10%と龍属性24。
    上位とは異なり何かに特化するならこれを上回るものもあるが、
    バランスの良さでは相変わらず優秀。
    防具は耐性に変化がないが、防御力は240で禍鎧ネコ・怨ラヴィネコと並んで最上位クラス。

赫耀ノガルシリーズ

  • MHR:S現在、通常個体の防具であるバルクガルシリーズはないが、特殊個体の赫耀ノガルシリーズが用意されている。
    こちらもオトモ装備としてトップクラスの性能を有しており、よっぽどの相手でなければ防具についてはこれで十分だろう。
  • MRでは「赫耀ノガル・真シリーズ」が登場。
    防具は赫耀ノネコ・真同様、防御力240に龍耐性4、他が-1となっている。
    武器もアイルーのものと同じステータスであり、
    属性値の高さから双刃鎖鎌、鉄蟲猟犬具のどちらでも十分なダメージを出してくれるだろう。

余談

  • MHXXのTVCMにおいて、DAIGO氏がこれを着込んでゲームをプレイしている。
    正確に云うとプレイ中は黒炎王装備で、本装備はCMのオチで披露される。
    流石にフルフェイスだと誰か分からなくなるので、黒炎王装備含めCM中では頭防具を着用していない。
    防具合成の宣伝も兼ねているのだろうか
  • 女性剣士用の腰装備は前が隠れない構造になっている。
    脚防具をザザミキリンSにした日にはそれはもう大変な事になるので注意されたし。
    残念な事にガンナー用は普通のスカートのような形状であるがこれはこれでカッコイイと好評である
    さらに言うとガンナー脚は素晴らしい露出。
  • モンスターハンターライダーズでは、
    モンスターハンターライズとのコラボキャラ第三弾に
    レッドルークとアレンジデザインの赫耀シリーズを装備した赫耀マリィが登場。
    超高火力の火属性攻撃や高い確率の火傷付与する技、更にはなんと100%爆破やられを付与する強力な技もある。
    火属性で最強クラスのライダーとして、主に特攻対象の奇しき赫耀のバルファルク戦などで大活躍した*15
  • スマホアプリ「逆転オセロニア」でコラボキャラとしてこの装備を着用した男ハンターが登場。
    自傷ダメージを負う代わりに火力の高い攻撃が繰り出せるといった発動スキルをやや意識した性能になっている。

関連項目

モンスター/バルファルク - 本防具の素材元。
モンスター/奇しき赫耀のバルファルク
モンスター/傀異克服バルファルク
武器/バルク武器
スキル/龍気
スキル/走行継続


*1 龍気活性の攻撃力上昇効果は元の攻撃力に1.1倍の倍率をかけるので元の攻撃力が高いほど効果も大きくなる。
*2 死中に活を別の手段で発動させている場合はその限りではない
*3 例えば会心率が10%過剰だが弱点特効で会心率を100%まで上げた場合の期待値は675と60以上開く
*4 頭部ダメージは微差で負け、その他の部位は同値
*5 無論、片手剣や双剣の様に完敗ではなく、ちゃんと渡り合えるのだが
*6 鈍器の場合はさらにスロット3
*7 此方の物理期待値を若干上回る武器はあるが、基本的に属性値で突き放しているので総ダメージ量で及ばない
*8 一応フォローすると、火事場装備を抜きにすれば、弱点特効の効果が薄い貫通弾、貫通弓での運用なら大きな火力差は無いどころか、単発火力だけなら僅かに勝る場合もある
*9 龍気活性LV1,2は50%以下、LV3,4は70%以下、LV5は80%以下
*10 赫耀装備は生産時点でそれぞれ防御力80、最後まで強化すると防御力100となる。
*11 MHW時代と防御力計算が変わっていないことが前提とした場合、「カイザー/ヴァイクS/レウスSor禍鎧覇/ジャナフS/インゴットS」装備は最大でも護符爪込で防御力が450程度であり、受けるダメージは約15.1%になる。一方で赫耀シリーズは護符爪込で防御力530であり、こちらは約13.1%になる。
*12 フィールドの関係で虹ヒトダマドリが配置されており、高い体力を維持しつつ龍気活性を発動できる。さらに減った体力を提灯オバケムシやヌリカメで補える……等々、好条件が揃う
*13 ヌシ・ディアブロスは無属性のため属性耐性による軽減こそできないものの、単純にトップクラスの防御力により苛烈な攻撃にも十分に耐えうる性能がある。
*14 勿論、しっかり弱点に張り付く"腕"前と武器相性も求められるが。
*15 MH-Rでの奇しき赫耀のバルファルクはMHRise同様に平均的な属性耐性と高い龍耐性を持つが、特性「赫く焼けた外殻」で火属性が特別に通りやすい。アプリゲームの都合上、弱点属性が必要だったのだろう。