武器/ドロスハープーン

Last-modified: 2024-03-14 (木) 19:36:21

漁で用いられる銛に着想を得て
狩猟用武器に改造した銃槍。
抜刀時に先端の槍が露出する。
(ドロスハープーン)

強化により一層研ぎ澄まされた
銃槍。その威力は、水を貫き
海をかち割ると言われるほど。
(流貫銃槍ドロスモーゼ)

目次

概要

  • 水獣ロアルドロスの素材を用いたガンランス。
    MHRiseにて、ロアルドロスの再登場とともに追加された。
  • 武器説明文の通り、デザインモチーフは銛(モリ)。根本は猟銃のような形状で、火薬式のものを模したようだ。
    MH3からモンハンを始めた方にとっては、感慨深いものがあるかもしれない
    また、現在でも珍しい非中折れ型のガンランスであるのも特徴。
    リロード時にも全く折れないため、使ってみると中々新鮮。
  • 竜杭砲がびっくりする程よく似合う。
    まだ見たことが無い方は、是非一度手に取ってみていただきたい。

性能

MHRise

  • 初登場作品。初期形態であるドロスハープーンIは、一発生産か、もしくは
    骨銃槍IからウルクスキーIに派生し、そこからさらに派生することで手に入る。
    この時点での性能は、属性寄りの性能をした水属性ガンランスと言った所。
    攻撃力が80とやや低く、斬れ味は短い緑ゲージと物理性能は頼りないが、
    水属性値は24と下位武器にしては高く、この時期には嬉しい防御力ボーナスも持つ。
    水属性に弱いモンスターが相手であれば十分に戦えるだろう。
  • 上位ロアルドロス素材を投入し、さらに泡立つ上滑液や竜玉を加えることで、
    最終形態「流貫銃槍ドロスモーゼ」となる。
    その性能は、
    • 攻撃力180、会心率0%
    • 斬れ味は素で青40、匠Lv3から白ゲージ
    • 高い水属性37
    • 防御力ボーナス+15
    • スロットはLv2が1つにLv1が2つと大変優秀
    • 砲撃は通常型Lv4
    • 百竜強化は攻撃力強化III/属性強化【水】III/水やられ特効
  • 優秀な属性値と拡張性を売りとした、水属性の通常型ガンランス。
    攻撃力は最後まで伸び悩んだものの、属性値の高さは中々のもので、
    百竜強化を施せばスキルなしで45まで強化することが出来る。
    スロット数も多く、防御力ボーナスも防具が心許ない上位中盤ではありがたい。
    全体的な性能は良好であり、水属性ガンスの中では早期に完成するのも相まって、
    作って損はない武器と言えるだろう。
  • 百竜強化は、攻撃力強化IIIか属性強化【水】IIIを採用するのが無難だろう。
    水やられ特効は、モンスターが水やられ状態の時にダメージが増加するもの。
    水やられの肉質軟化効果との相乗効果が高く、条件が揃ったときの瞬間火力は
    非常に高くなるが、さすがに状況が限定的過ぎるか。
  • 競合するのは、ミツネ武器のさばへなす荒槍の水守と、オロミドロ武器のドゥームズ=D
    • さばへなす荒槍の水守は、攻撃力210に水属性24、匠Lv1から白ゲージと物理寄りの性能。
      白ゲージを出した時の火力は、突きの威力はほぼ互角だが、叩きつけや薙ぎ払いの威力は
      さばへなす荒槍の水守の方が上となる。こちらは、スロット数と水属性値で勝っているので、
      そこに注目して差別化するといいだろう。砲撃タイプが異なる点にも要注目である。
    • ドゥームズ=Dは、攻撃力170に水属性46、匠でも白ゲージが出ないと、こちらよりも
      属性を重視した性能をしているが、さらに拡散型Lv5の砲撃も持っているのが最大のポイント。
      連続突きによる属性攻撃、砲撃による肉質無視攻撃と柔軟に戦えるのがあちらの魅力である。
      こちらは、匠で白ゲージが出るため物理火力にもそれなりに期待できることと、
      さばへなす荒槍の水守との比較と同様、豊富なスロット数による拡張性を武器にしていこう。

MHR:S

悲劇の貴人の名を戴く銃槍。
零れ落ちる数多の涙が、
迷える民草の哀嘆を流し去る。
(水砲ドロスロメオ)

  • MRの実装に伴い、本武器に強化先が追加。一発生産にも対応している。
    ロアルドロスがMR1から狩猟可能になっているため、早い段階で強化できるが、
    攻略段階では同時期に作れるシザーガンランスが強力なためやや影は薄い。
    本武器から派生してゴルム・ベネットを生産することもできる。
  • ストーリー攻略後最終強化することで「水砲ドロスロメオ改」となる。
    • 攻撃力330
    • 斬れ味は素で白、匠3から紫が出現。
    • 二番目に高い水属性58
    • 防御力ボーナス+20
    • 武器スロット2-1-1
    • 百竜装飾品スロットLv3
    • 通常型Lv7
  • 攻撃力は平均、属性値は水属性ガンランス中で2位。しかも匠3で紫ゲージが出現とかなり優秀。
    武器スロットは上位と変わらないが、拡張性が高く扱いやすいことに変わりはない。
    顕如盤石や剛心などの優秀な1スロ装飾品が存在するので、本武器の1スロ*2は非常にありがたい。
    防御力ボーナスも、傀異錬成で落ちてしまった防御力を補えるため全くの無駄ではない。
    百竜スロットがLv3なので各種特効は勿論、相性のいい属痛竜珠を装備可能と実に高性能。
    しかも、ここまで優秀な性能を兼ね備えながらMR20で最終強化が可能とかなり早い。
  • 本作の水ガンランスは全部で6本あり、各砲撃型が2本ずつ揃っている。
    その中で、もう一つの通常型は上述のシザーガンランスの最終強化、シザーキャノンである。
    あちらは素で砲撃Lv8を持ち、紫ゲージを匠Lv1で出すことができる。
    砲撃Lv強化は傀異討究レベル141までお預けになるため、それまでは立ち回りでカバーするしかない。
    しかし、いざ砲撃Lv8まで上げてしまえば拡張性の高さや属性値を利用して十分に対抗できるだろう。
    • Ver.14からは武器の傀異スロット拡張時にボーナスが付与されるようになり、
      Ver.16現在では、最大で攻撃力+25、属性値+21、斬れ味+20となっている。
      元々高水準だった攻撃面のステータスがさらに強化され、斬れ味+20のおかげで、
      匠Lv1で紫ゲージを出すことが可能となった。

余談

  • 武器名の「ハープーン」は、解説文にもある通り漁に使う銛(Harpoon)を意味する英単語。
    銛というならガンランスよりもランスや操虫棍が選ばれそうなものだが、
    ルドロス武器にはすでにがいるため、余っていたガンランスが選ばれたのだろう。
    とはいえ現実にも火薬の力で銛を発射する「捕鯨砲」(Harpoon cannon)といった物はあるので、
    そう考えるとガンランスに対してもそこまで不自然な命名ではない。
  • 最終強化名にあるモーゼとは、紀元前13世紀もしくは16世紀頃に活躍した預言者の名前である。
    当時のエジプトで奴隷として虐げられていたヘブライ人達を神の命令を受けて救い出し、
    約束の地(現在のパレスチナ)に導いたとされている。
    ヘブライ人を取り戻そうとしたエジプトの軍勢に追われ、海まで追い詰められたときに
    海を真っ二つに割って海底に道を作り出し、逃れたという伝説はかなり有名だろう。
    そのためか、創作作品においても「水を分ける、もしくは取り除く効果を持つアイテム」に
    モーゼの名が与えられていることも多い。
    • 代表例としては、ドラ〇もんのひみつ道具「モーゼステッキ」が挙げられる。
      川や湖の近くで使うと、神話よろしく水を真っ二つに割る効果がある。
      この道具が登場した話では、モーゼについての簡単な説明も行われていた。
      ちなみに、主人公はこの道具を、入浴中のヒロインへの恒例のセクハラや
      湖の底に沈んでしまったラジコンボートを取りに行くために使用した。

関連項目

モンスター/ロアルドロス
武器/ルドロス武器
アイテム/漁獲モリ - 先輩のモリ
武器/フィンハープーン - ハープーンの先輩
武器/デルクハープナー - 同期のモリ
武器/氷鮫銛 - 同期のモリその2
武器/水剣ガノトトス - モーセが海を割った時の名を持つガノトトス激流種大剣「海裂大刃エクソダス」の記述有り。