MHR:Sで初登場したモンスターの強化形態の一つで、「かいいか」と読む。
目次
概要
- 爵銀龍メル・ゼナや冥淵龍ガイアデルムと共生関係にあった噛生虫キュリアがそれら有力な宿主を失い、
生き延びるために様々なモンスターに無理やり寄生した結果、狂暴化を引き起こしてしまった状態。
モンスターはキュリアに過剰なエネルギーを与えられているため、
非常に高い体力と強力極まる攻撃力を兼ね備えている。
見た目は全体的に赤黒く、照り返しまで朱色に染まっている。
- 体力の強化が特に凄まじく、MHW:Iでトップに立つミラボレアス*1やエンシェント・レーシェン*2に肉迫、
あるいは彼らより1万前後上回っているとされるモンスターもいる。- 「キュリアに精気を吸われているのに通常個体より遥かに体力が多いとはこれ如何に」といった声も散見されるが、
作中において「キュリアによって無理矢理活性化させられている」「生命力が暴走している」という説明がされている。
それでいて且つ、生態系を乱す前に力尽きるとの事から、所謂寿命の前借りという事なのだろうか。*3
元の肉質が柔らかいモンスターほど体力が高めに設定されている傾向、
及びハンター側の標準火力もMHW:I最終盤と比較しても(Ver.10時点で既に)かなり高い水域にあることから、
モンスターの耐久を体力だけで一概に比較はできないことには注意。- 操竜や状態異常、スタンにするための必要蓄積値も増加しており、
弓の麻痺ビンや睡眠ビンの持ち込み分20本やオトモアイルーの環境生物発射の技1発では発症しないほか、
開幕でGP滅・昇竜撃を当ててもスタンが取れない事すらある。
操竜に必要な蓄積値増加も顕著で、武器種や立ち回りによってはクエストクリアまでに一度も操竜できずに終わるケースもザラ。
- 「キュリアに精気を吸われているのに通常個体より遥かに体力が多いとはこれ如何に」といった声も散見されるが、
- ストーリー上ではMR10の緊急クエストで傀異化アオアシラと対峙し、チュートリアルを受けることになる。
よりにもよって武器種によっては傀異核の部位を狙いづらいアオアシラなのがいやらしい。
大抵の場合マスターランクの武具・防具がある程度揃ってきた段階で対峙することになるが、
生半可な気持ちで挑むとアオアシラ1頭に余裕で10分以上の時間がかかるタフさ、
二つ名やヌシを思わせる攻撃力も併せ、初のヌシ戦の時同様に傀異化の驚異に驚くハンターが後を絶たない。
- 傀異化したモンスターのアイコンには、周囲に飛び交うキュリアの絵が追加されている。
描かれる位置はモンスターによって多少異なる。
受注前のクエスト依頼書で見ると分かりやすい。
ターゲットカメラのアイコンも変化するが、ただでさえ小さいキュリアが更に小さくなるため非常に見えづらい。
- 傀異化したモンスターがいるクエストでは、
フィールド上空を見上げると無数の赤い光の粒子が舞っているという演出が追加されている。
そのフィールドにおいてキュリアの影響が強まっている事を示しているのだろうか。
- 戦闘に入るとやけに重々しいSEが流れ、その後フィールドやモンスター専用の戦闘BGMが流れる。*4
優先度は非常に高く、操竜しながら戦闘に突入しても操竜BGMが中断されるほど。
最初の1回だけでなく、一旦戦闘状態が解除されれば再度敵対した時に流れる。
BGMが流れないフルフルが輪を掛けて不気味になる
傀異化モンスター
- MRクエストクリア後から受注できる存在なだけあって、非常に危険度が高い。
MRの通常クエストと比較すると、体力と攻撃力がMRクエストの2倍以上になっており、
EX★1の傀異化アオアシラですら、MR★6の古龍種に並ぶほどのステータスになっている。- 凶化中はモンスターの攻撃力および、行動速度が怒り状態以上になっているが、
過去の狂竜化モンスターや獰猛化モンスターのように行動速度が不安定になるようなことはなく、
攻撃モーションが増える事も無い。MRと同様の戦い方で対処できる為その点は安心。
- 凶化中はモンスターの攻撃力および、行動速度が怒り状態以上になっているが、
- 傀異化モンスターは怒り状態になると傀異凶化し、複数の部位に傀異核と呼ばれる赤い靄のようなものが現れる。
この傀異核は何度も攻撃することで破壊でき、破壊するとモンスターに肉質無視の爆発ダメージを与えることができる。- 傀異核が発生する部位はそのモンスターの部位ほぼ全てから選択されるが、
一部のモンスターにおいては、甲羅や盾など普段ならまず狙わないような硬い部位や、
首や爪など他の部位に判定が吸われやすい部位、はたまた背中や尻尾、翼の先など、
武器種によっては攻撃する事自体が困難な部位に生成される事もある。
前者については相手の肉質にもよるが心眼スキルなどである程度カバーできるが、
後者については狙える武器を持っている人が狙うか、ダウンさせたときに狙う他ない。- 傀異核を破壊した場合の爆発ダメージは、肉質無視かつ絶大*5なため、
弱点以外に形成された場合でも元を取れるだけのダメージが発生する。
また、肉質無視かつ部位耐久値に反映されるダメージということで、
硬めの破壊可能部位を持つモンスター相手なら、
部位破壊の一助とすべく傀異核破壊を狙うのもありだろう。
硬肉質・高耐久値・狙いづらいの三拍子揃った破壊可能部位を持つモンスターに限って、
該当部位に傀異核が発生しない仕様というケースもあるが…… - なお、傀異核と後述の沈静化に直接の関係はないため、一切破壊しなくとも沈静化は可能。
狙いにくい部位や、硬い部位に傀異核が発生した場合、
無視して通常の弱点を狙った方が結果的に早く沈静化できる場合がある。
- 傀異核を破壊した場合の爆発ダメージは、肉質無視かつ絶大*5なため、
傀異鈍化中はモンスターが疲労状態になり傀異核が出現しなくなるが、一定時間経過で通常の傀異状態に戻ってしまう。- 傀異鈍化は通常の疲労状態と異なりスタミナとは無関係に発生するため、
打撃攻撃などでの減気効果は減気怯みを発生させるのみに留まる。 - 形態変化が解除されるかはモンスターによって異なり、
ライゼクスやゴシャハギのように傀異鈍化と同時に解除されるタイプと
マガイマガドのように傀異鈍化しても解除されないタイプがいる。 - 先述の通りダメージだけが条件のため、たとえばエリア移動前に毒状態にしておくと、
移動を始めたモンスターがおもむろに爆ぜてすっ転ぶ様子が拝めることもある。
爆発は周囲に大ダメージ+確定気絶*6を与え、同時に破壊できなかった傀異核の数だけキュリアの塊が、
大雷光虫の如く周囲を反時計回りに飛び回る。
これに当たっても爆発と同じく大きくふっとばされ大ダメージ+(確定ではない)高い気絶値を与えてくる。- なお、傀異バーストを放たれても鎮静化までに必要なダメージが完全にリセットされる訳ではないので、
傀異バーストされてから少し攻撃すればすぐ解除されることもある。
傀異バースト発生の10秒ほど前には赤いオーラを纏うエフェクトが発生するため、離脱の準備をしておこう。
また、傀異バーストする際はプレイヤーハンターが警告を発してくれるので、
うまく沈静化できなかったとしても諦めず冷静に対処しよう*7。
キュリアの塊も数は少なく、速度はあるが回避は難しくない*8。
また、地形に当たることでも消滅するので壁に密着するのも一つの手*9。- 傀異バーストはガード強化を入れるとガード可能となる。
ガード持ちの武器種は反応が遅れて退避できなかった際の保険として積んでおくと安心できるかもしれない。
ちなみに、キュリアの塊はガード性能なしでもガード可能。
ただし、無効化するモーションの場合は注意が必要。
攻撃を無効化する判定が持続か一瞬かで大きく変わってしまい、
発動中に無効化が持続しているならバーストを掻い潜れるが、一瞬しか判定が無い場合
本命を免れた瞬間にキュリアの塊でダメージを受けふっ飛ばされてしまう。- カウンターで凌ぐ手もある。盾を使わないカウンターであればガード強化も不要。
ハイパーアーマーでも強引に耐えられるが、
軽減されるとは言え大きなダメージは受け、耐性スキルが無ければ確定気絶も受ける。
傀異バースト後にもすぐに攻撃を行うモンスターもいるため、あまりおすすめはできない。 - 傀異バーストは基本的に咆哮や威嚇のモーションと共に行われる。
モンスターによって傀異バーストのモーションを始めてから爆発までの時間は異なるので
カウンターや無敵技を合わせる際は要注意。
また、ガランゴルム(HP一定値以下の頭部に付着物を纏った状態)、紅蓮滾るバゼルギウス、
渾沌に呻くゴア・マガラ(狂竜化第二形態)の3種は元々怒り状態*10終了時に必殺技を放つギミックがあり、
傀異化個体はこれらの技と同時に傀異バーストを放つ。
- カウンターで凌ぐ手もある。盾を使わないカウンターであればガード強化も不要。
- 「傀異鈍化でリセットされるまでの間、傀異核の再発生数には上限がある」
「傀異バーストおよび傀異鈍化は、プレイヤーがフィールドに居合わせている状態でしか発生しない」
というおそらくシステム上の仕様に基づく現象も存在する。
前者は傀異鈍化が発生しづらくなる終盤に傀異核の破壊を最優先していると稀に遭遇しうる他、
どちらもいわゆるガルク落とし戦法で同士討ちを狙うと遭遇することになるだろう。- 莫大な体力に対し傀異核破壊による割合ダメージのチャンスを用意することで
体感耐久力をある程度のラインまで下げている傀異化個体だが、
同士討ちにおいてはそれが通用せず、ステータス通りの凄まじい耐久力を発揮することになるだろう。
ガルク落とし戦法は最終アップデートを経ても不具合といった形で修正されることは無かったが、
傀異化個体のこの仕様はともすると同戦法へのメタ張り・牽制なのかもしれない。
多頭傀異化クエストの仕様上、初期配置の通常モンスターは自力で体力を削らなければならず、
ほぼ放置でクリア可能といったお手軽クエストにはそもそもなり得ないのだが
- 莫大な体力に対し傀異核破壊による割合ダメージのチャンスを用意することで
- 傀異核が発生する部位はそのモンスターの部位ほぼ全てから選択されるが、
- キュリアに取り付かれ暴走状態にある、
メタ的に言えば傀異凶化というシステムが存在するため傀異化モンスターは非常に怒りやすい。
怒り状態を解除(=傀異バースト)してもすぐにまた怒りだすので、
一部のモンスターを除き傀異鈍化させなければほぼ怒りっぱなしになってしまう。- 例外として、怒り状態が超帯電状態でしか発生しないジンオウガは、
超帯電状態にならない限りは傀異凶化が発生しない。
- 例外として、怒り状態が超帯電状態でしか発生しないジンオウガは、
- 傀異化したモンスターの一部の攻撃*11には「劫血やられ」が付与されている。
ただでさえ大ダメージを受けやすいのに、回復効果まで半減してしまうので非常に危険。
それでも無理やりアイテムで回復するか、リスクを承知で攻撃して回復するかは状況次第であろう。
なお、傀異鈍化しても劫血やられになる攻撃はそのままである。
- 傀異化したモンスターは暴れ狂うためか捕獲が不可能。
非常に体力が多いこともあり、瀕死ラインに達してもしぶとく時間がかかることも多い。
最後まで気を抜かないようにしよう。
ちなみにあくまで捕獲ができないというだけで、罠自体は有効という非常に珍しい仕様になっている。
有効時間なども大して変わらないので、積極的に活用していくとよい。
- 部位耐久値が異常に上昇しており、怯ませにくいだけでなく部位破壊にも時間がかかる。
破壊済みの部位に攻撃することが条件の血氣スキルなどは活かしにくくなる。
破壊王を発動させることも考えよう。- 破壊王をいくら発動しても傀異核の破壊には一切影響しない。
あくまでも部位破壊にのみ影響することは頭に入れておこう。
なお、これに関しては片手剣の重撃の刃薬も同様である。
これが判明し、片手剣使いからは重撃の刃薬がより一層残念扱いされることになってしまった。 - とはいえ部位破壊自体は傀異化素材の抽選枠を増やしてくれるので、
破壊可能な部位が多いモンスターの場合は報酬目当てに付けるのは有効である。 - 体力と部位耐久値の比率については通常個体と同等程度、
もしくは傀異討究クエストの高レベルになると体力側の強化が著しく、
(全)部位破壊難度はやや緩和されているとの評が見受けられる。
もっとも、傀異核破壊時のダメージの存在が良くも悪くも大きく、
都合良く破壊可能部位に発生し部位破壊の一助となることもあれば、
関係ない部位に発生し、意図せず吸われたりオトモや盟勇が攻撃することで破壊されては、
部位破壊視点では余計なダメージがかさんでいく……ということもしばしば。
もちろん、尻尾切断やボルボロスの頭殻のような物理属性が指定される部位破壊は、
傀異核破壊に関係なく指定属性を伴う攻撃でダメージを稼がなくてはならない。
- 破壊王をいくら発動しても傀異核の破壊には一切影響しない。
- ヌシと違い、傀異化した個体も操竜はできる。
突進離脱等でダメージとダウンを奪えるのは大きなメリット。積極的に鉄蟲糸技を当てたい。
あるいは野良モンスターの操竜を鉄蟲糸技で行い、クグツチグモを傀異化個体に使う手もある。
- 傀異化モンスターによる縄張り争いも発生するが、勝敗は通常個体同士の場合と同じである。
複数狩猟の組み合わせ次第では縄張り争いを誘発することにより、
狩猟を有利に進めることができるだろう。
- 討伐に成功するとハンターノートやギルドカードに「傀異化個体討伐数」が記録される様になる。
別種になった訳ではないので、狩猟数の方も討伐した分だけカウントされていく。- なお、ハンターノートでは行数が足りないためか傀異化個体討伐数が表示されたら
最大サイズ・最小サイズが「サイズ」として1行にまとめられるようになる。
またギルドカードの方も右列の捕獲数の表記ごと若干右にズレる。
- なお、ハンターノートでは行数が足りないためか傀異化個体討伐数が表示されたら
- 傀異化モンスターは傀異調査クエストにのみ出現する。
Ver.11以降はさらにシステムが複雑な傀異討究クエストが追加されている。
傀異調査クエストの詳細はこちら。
- Ver.12にて、既存の(Ver.10時点の)古龍以外の全ての通常個体モンスターに傀異化個体が揃った。
更にVer.13では、特殊個体モンスターの激昂したラージャンや怨嗟響めくマガイマガド、
リオス希少種やエスピナス亜種、紅蓮滾るバゼルギウスのアップデート追加組にも傀異化個体が追加され、
古龍種を除くと傀異化が存在しないのは特殊なフィールドに紐づけられている
タマミツネ希少種とナルガクルガ希少種、そして各種ヌシのみとなった。
古龍については通常の傀異化個体は出現せず*12、全て後述の「傀異克服古龍」として追加されている。
傀異克服古龍
- キュリアによって一方的に寄生され「傀異化」した古龍が、その影響によって引き起こされる暴走を抑え込み、
キュリアの力を完全に我が物として「共生関係」へと変化させた状態。
Ver.12アップデートで、オオナズチを皮切りに追加された傀異化の一形態である。
詳細は該当項目を参照の事。
傀異化素材
- 傀異化モンスターからは傀異化素材が入手可能。どこかで聞いたような話である
これを利用すれば、たとえ序盤モンスターの武器であろうと一線級のレア度10まで強化可能になり、
さらに強力な装飾品も作成可能になる。
「生産、強化可能時期による、最終段階の性能格差」を埋め、武器選びの幅を大きく広げる要素と言える。*13- 一般的な武器であれば1種を7個、または2種を5個ずつ要求されることが多い。
これに対して報酬枠は最低2個であり、肝心な時に出てこないと集めるのに苦労することも。 - 具体的な要求パターンは
EX★4までの傀異化のあるアオアシラなどの武器の強化はそのモンスターから入手できる傀異化素材を7個、
EX★4までに傀異化が存在しないティガレックスなどの武器はEX★4とEX★3で取れる素材を5個ずつ使用するものが多い。
特定のモンスターに由来しないものはわりとまちまちだが、特定の素材を7個使用するものが多い。 - そしてこれら傀異化素材をふんだんに使用した武器も生産できるようになる。詳細は個別ページにて。
- 一般的な武器であれば1種を7個、または2種を5個ずつ要求されることが多い。
- 傀異化素材は複数の種類があり、モンスターによって入手できるものは違う。
また、傀異調査クエストをクリアすることで確定で2~3個入手できるが、
その他に剥ぎ取りや部位破壊報酬で40%(Ver.12以前は20%)の確率で入手できる。
尻尾やボルボロスの頭殻からの剥ぎ取り、ダウン中のバサルモス・ジンオウガの背中からの採掘/採取にも同様に適用される。- 抽選された時は傀異化素材は既存の素材を上書きせず、本来の素材と同時に入手できる。
例えば「雌火竜の厚鱗」を剥ぎ取った時、40%を引いていれば同時に「傀異化した鱗」も入手できる。
尻尾から爪や牙が剥ぎ取れることも… - 捕獲スキルや幸運で増やすことはできない一方、剥ぎ取り名人で確実に抽選枠は増やせる。
ただし、本作では剥ぎ取り名人装備の入手難易度がかなり高い上、上位止まりで防御面も不安なので、
そもそも傀異クエストに持ち出すには不安が残る。
ネコの解体術が運良く発動できたら、ぐらいに留めておいた方が無難かもしれない。 - 既存の素材テーブルとは別に個別に抽選判定を行い、
それを元に、別の素材を入手できるという方式に関しては、MHFのHC素材という前例がある。
尤も、傀異化素材は元のアイテムも同時に入手出来るのに対し、
HC素材は元々入手できるはずだったアイテムを完全に置き換えてしまうという相違点はあるが。 - 本来の素材も同時には手に入るが、
捕獲不可であることと、そもそもの体力の高さからレア素材が目当てならばあまり効率がいいとは言えない。
傀異化素材のついでに手に入ればラッキーではあるが、
レア素材だけを目指すならば単体狩猟か連続狩猟で捕獲した方が良いだろう。
- 抽選された時は傀異化素材は既存の素材を上書きせず、本来の素材と同時に入手できる。
- 傀異討究クエストでは「傀異強化素材」を入手する事が可能で、
これを使用して武具に傀異錬成という特殊な強化を施すことができる。
傀異錬成の詳細はこちら。
- EX★5、7に3種類、EX★9に1種類、それ以外の各ランクに2種類の素材があり、
EX★1では骨か皮といった形で各モンスターにいずれかが振り分けられている。
また、傀異討究クエストでは特定Lvを境により上位の素材が手に入るようになる。
特定の1種からしか取れないという素材は無いので、戦いやすい相手を選ぶ事ができる。
爪枠などは全員戦いにくいような気もするが……あのオロミドロがどちらかと言えば癒し枠である。
アップデート第1弾は青字、第2弾は茶字、第3弾は橙字、第4弾は青緑字、第5弾は紅字で記載する。
傀異化素材(解放Lv) | 入手先モンスター | ランク | ||
---|---|---|---|---|
傀異化した骨 | 堅骨 (Lv31) | 重骨 (Lv101) | アオアシラ、ウルクスス、ラングロトラ | EX★1 |
傀異化した皮 | 上皮 (Lv31) | 厚皮 (Lv101) | オサイズチ、ドスバギィ、ドスフロギィ、クルルヤック | |
傀異化した竜骨 | 堅竜骨 (Lv31) | 重竜骨 (Lv101) | アケノシルム、バサルモス、ロアルドロス、ボルボロス | EX★2 |
傀異化した血 | 浄血 (Lv31) | 浄濃血 (Lv101) | ダイミョウザザミ、ビシュテンゴ、フルフル、ヨツミワドウ | |
傀異化した鱗 | 上鱗 (Lv31) | 厚鱗 (Lv101) | プケプケ、リオレイア、アンジャナフ、トビカガチ | EX★3 |
傀異化した甲殻 | 堅殻 (Lv31) | 重殻 (Lv101) | ショウグンギザミ、ビシュテンゴ亜種、ジュラトドス、イソネミクニ | |
傀異化した牙 | 鋭牙 (Lv31) | 重牙 (Lv101) | ガランゴルム、ベリオロス、ナルガクルガ、マガイマガド | EX★4 |
傀異化した爪 | 尖爪 (Lv31) | 剛爪 (Lv101) | ゴシャハギ、イソネミクニ亜種、オロミドロ、ヤツカダキ | |
傀異化した凶角 (Lv51) | 凶尖角 (Lv101) | 凶剛角 (Lv161) | ディアブロス、ジンオウガ、セルレギオス | EX★5 |
傀異化した凶骨 (Lv51) | 凶堅骨 (Lv101) | 凶重骨 (Lv161) | ルナガロン、オロミドロ亜種、ティガレックス | |
傀異化した凶鱗 (Lv51) | 凶上鱗 (Lv101) | 凶厚鱗 (Lv161) | リオレウス、ライゼクス、タマミツネ | |
傀異化した凶殻 (Lv71) | 凶堅殻 (Lv111) | 凶重殻 (Lv181) | エスピナス、ゴア・マガラ、バゼルギウス | EX★6 |
傀異化した凶爪 (Lv71) | 凶尖爪 (Lv111) | 凶剛爪 (Lv181) | ヤツカダキ亜種、ラージャン | |
傀異化した凶牙 (Lv91) | 凶鋭牙 (Lv141) | 凶重牙 (Lv201) | 激昂したラージャン、怨嗟響めくマガイマガド | EX★7 |
傀異化した凶翼膜 (Lv91) | 凶翼 (Lv141) | 凶剛翼 (Lv201) | リオレウス希少種、リオレイア希少種 | |
傀異化した凶血 (Lv91) | 凶浄血 (Lv141) | 凶濃血 (Lv201) | 紅蓮滾るバゼルギウス、エスピナス亜種 | |
傀異化した凶血 (Lv111) | 凶浄血 (Lv141) | 凶濃血 (Lv201) | 渾沌に呻くゴア・マガラ | EX★8 |
破傀の龍骨 (Lv111) | 堅龍骨 (Lv161) | 重龍骨 (Lv221) | 傀異克服オオナズチ、傀異克服クシャルダオラ、傀異克服テオ・テスカトル | |
破傀の龍血 (Lv131) | 浄龍血 (Lv201) | 濃龍血 (Lv241) | 傀異克服バルファルク、傀異克服シャガルマガラ | EX★9 |
傀異化素材 | 報酬が最大になるレベル帯 | 傀異化素材 | 報酬が最大になるレベル帯 | |
---|---|---|---|---|
傀異化した骨 | 91~100 | 傀異化した骨 | 91~100 | |
傀異化した皮 | 傀異化した堅骨 | 300 | ||
傀異化した竜骨 | 61~100 | 傀異化した重骨 | ||
傀異化した血 | 傀異化した皮 | 91~100 | ||
傀異化した牙 | 傀異化した上皮 | 300 | ||
傀異化した爪 | 傀異化した厚皮 | |||
傀異化した鱗 | 71~100 | 傀異化した竜骨 | 61~100 | |
傀異化した甲殻 | 傀異化した堅竜骨 | 300 | ||
傀異化した堅骨 | 300 | 傀異化した重竜骨 | ||
傀異化した上皮 | 傀異化した血 | 61~100 | ||
傀異化した上鱗 | 傀異化した浄血 | 300 | ||
傀異化した堅殻 | 傀異化した浄濃血 | |||
傀異化した堅竜骨 | 傀異化した鱗 | 71~100 | ||
傀異化した浄血 | 傀異化した上鱗 | 300 | ||
傀異化した鋭牙 | 傀異化した厚鱗 | |||
傀異化した尖爪 | 傀異化した甲殻 | 71~100 | ||
傀異化した凶鱗 | 81~100 | 傀異化した堅殻 | 300 | |
傀異化した凶骨 | 傀異化した重殻 | |||
傀異化した凶角 | 傀異化した牙 | 61~100 | ||
傀異化した凶殻 | 101~110 | 傀異化した鋭牙 | 300 | |
傀異化した凶爪 | 傀異化した重牙 | |||
傀異化した重骨 | 300 | 傀異化した爪 | 61~100 | |
傀異化した厚皮 | 傀異化した尖爪 | 300 | ||
傀異化した重竜骨 | 傀異化した剛爪 | |||
傀異化した浄濃血 | 傀異化した凶鱗 | 81~100 | ||
傀異化した厚鱗 | 傀異化した凶上鱗 | 300 | ||
傀異化した重殻 | 傀異化した凶厚鱗 | |||
傀異化した重牙 | 傀異化した凶骨 | 81~100 | ||
傀異化した剛爪 | 傀異化した凶堅骨 | 300 | ||
傀異化した凶尖角 | 傀異化した凶重骨 | |||
傀異化した凶堅骨 | 傀異化した凶角 | 81~100 | ||
傀異化した凶上鱗 | 傀異化した凶尖角 | 300 | ||
傀異化した凶堅殻 | 傀異化した凶剛角 | |||
傀異化した凶尖爪 | 傀異化した凶殻 | 101~110 | ||
傀異化した凶牙 | 変化なし*14 | 傀異化した凶堅殻 | 300 | |
傀異化した凶翼膜 | 傀異化した凶重殻 | |||
傀異化した凶血 | 傀異化した凶爪 | 101~110 | ||
傀異化した凶血 | 111~140*15 | 傀異化した凶尖爪 | 300 | |
傀異化した凶鋭牙 | 300 | 傀異化した凶剛爪 | ||
傀異化した凶翼 | 傀異化した凶牙 | 変化なし | ||
傀異化した凶浄血 | 傀異化した凶鋭牙 | 300 | ||
傀異化した凶剛角 | 傀異化した凶重牙 | |||
傀異化した凶重骨 | 傀異化した凶翼膜 | 変化なし | ||
傀異化した凶厚鱗 | 傀異化した凶翼 | 300 | ||
傀異化した凶重殻 | 傀異化した凶剛翼 | |||
傀異化した凶剛爪 | 傀異化した凶血 | 変化なし | ||
傀異化した凶重牙 | 111~140*16 | |||
傀異化した凶剛翼 | 傀異化した凶浄血 | 300 | ||
傀異化した凶濃血 | 傀異化した凶濃血 | |||
破傀の龍骨 | 変化なし | 破傀の龍骨 | 変化なし | |
破傀の堅龍骨 | 300 | 破傀の堅龍骨 | 300 | |
破傀の重龍骨 | 破傀の重龍骨 | |||
破傀の龍血 | 変化なし | 破傀の龍血 | 変化なし | |
破傀の浄龍血 | 300 | 破傀の浄龍血 | 300 | |
破傀の濃龍血 | 破傀の濃龍血 |
- レベルごとに傀異化素材の報酬の質は上がるが、報酬金とは異なり段階ごとに変わる。
中でも傀異化した竜骨は61と100で差がないため、討伐難易度を考慮すると61が最高効率となる。- なお、凶血関連は同グループ内でも報酬の質に差があり、渾沌に呻くゴア・マガラは入手できる素材の個数が多い。
下位素材以外はLv300において報酬が最大となっている。
- なお傀異調査クエストを他人に貼って貰えればMR10から色々な傀異化素材を手に入れられる。
例えば破傀の濃龍血を手に入れる事も可能でMR10から攻撃IIの装飾品などが作れる。
- 傀異化素材は、同じ素材でも持ち主の属性がバラバラなことも多い。
例として、ゴシャハギ武器を強化するための爪をヤツカダキやオロミドロから調達することもできる。
イソネミクニ亜種ならばともかく、氷要素のカケラもない彼らのものでは加工屋もさぞ困惑するだろう。
まぁ問題なくこなしてくれるのだが。
強化時は大量のカテゴリ指定素材を同時に要求されることから、属性面などの強化はこちらでカバーし、
そのうえで特殊な素材を組み込むことにより、武器の基礎的な性能が向上しているのだろう。
- 注意点として、上位素材が入手できるレベルになると、
剥ぎ取りや部位破壊報酬で手に入る傀異化素材が全て上位素材に置き換わる。
クエスト報酬では概ね3~4個の一個下のランクの傀異化素材が確定で入手できるようになるので、
上位素材が得られるレベルを回していたら下位素材が全く集まらない……ということはないが、
期待値としては剥ぎ取りや部位破壊で得られない分少なくはなってしまう。
Ver.11までは剥ぎ取りや部位破壊で出る確率が20%と低く正直大差ない量であったが、
Ver.12からは出現率が40%と上方修正され、差がかなり大きくなった。
特にEX★4(爪と牙)のモンスターは最低レベルが上位傀異化素材が出るLv31以上なので、
武器強化で需要の多いこの二種に関しては、
1戦毎の期待値としては明確に傀異クエスト>全Lvの討究クエストとなっている。*17
そしてLv101以降は下位の傀異化素材は手に入らなくなる。
上位素材を下位素材に交換してくれるなどといった気の利いたシステムもないため、
下位素材が大量に必要な場合はレベルを下げるか、通常の傀異クエストに出向こう。
Ver.12では下位の傀異化素材のもののみ、討究コインとの交換入手が可能になった。
ただしレートはそこそこ割高で、低い方でも10~40枚、凶〇〇のものは100~200枚を要求される。
幸い研究依頼の仕様変更でコインの入手性は高まっているため、面倒な素材は交換入手のみで賄うのも現実的か。- Ver.12ではジュラトドスの傀異討究クエストのみ、
Lv120になってもクエスト報酬が堅殻・甲殻のまま切り替わらない不具合が発生していた。
剥ぎ取りの追加では正常に重殻が出たため、不具合の産物ではあるが、
唯一の下位・上位・最上位の傀異化素材が一度に手に入るクエストとなっていた。
甲殻系は需要の高い錬成スロット拡張と属性強化で3つとも使うため、
むしろありがたいかもしれない。
Ver.13にて修正され、他のEX★3モンスターと同様の報酬となった。
- Ver.12ではジュラトドスの傀異討究クエストのみ、
- 傀異化素材は主に装飾珠の生産や武器の傀異強化に用いられるが、傀異強化の用途は固定のため
そのプレイヤーのプレイスタイルや使用武器種によって必要数が偏りがちという特徴がある。
逆に言えば、必要ない用途の傀異化素材しか落とさないモンスターの討伐は不要ということになるし
もう用途が済んで手元にある分は余りということである。
特に上位の傀異化素材は余ったものを傀異適応・武器の傀異強化Pに使うという手はあるが、
傀異化素材は武器・防具の強化に汎用傀異化素材として多用するため、必要なものを間違えて汎用として消耗してしまったり
いらない傀異化素材をいつまでもボックスの肥やしにしておくなどの無駄がないようにしておきたいものである。
武器の生産・強化に必要な分の記載は省略している。
アップデート第1弾は青字、第2弾は茶字、第3弾は橙字、第4弾は青緑字、第5弾は紅字で記載する。
傀異化素材 | 評価値 | 装飾珠の生産の用途(個数) | 武器の傀異強化の用途(個数) |
---|---|---|---|
骨 | 2 | 雷光珠III(7)、破龍珠III(7)、強弓珠(3) | 属性強化Lv1(3) |
皮 | 2 | 火炎珠III(7)、流水珠III(7)、氷結珠III(7) | 攻撃力強化Lv1(3) |
竜骨 | 4 | 奪気珠III(7)、耐衝珠III(7)、耐震珠II(7) | 会心率強化Lv1(2) |
血 | 4 | 研磨珠III(7)、耐属珠II(7) | 状態異常強化Lv1(2) |
鱗 | 6 | 心眼珠II(7)、強走珠II(7)、泡沫珠II(7) | 属性強化Lv2(2) |
甲殻 | 6 | 早気珠II(7)、KO珠II(7)、体術珠II(7) | 傀異スロット拡張Lv1(2) |
牙 | 8 | 運気珠II(7)、鬼火珠II(7)、昂揚珠II(7)、 防音珠II(7)、翔蟲珠II(7) | 攻撃力強化Lv2(2) |
爪 | 8 | 茸好珠II(7)、抜刀珠II(7)、射法珠II(7) | 属性強化Lv3(2) |
堅骨 | 8 | - | 状態異常強化Lv1(2) |
上皮 | 8 | - | 会心率強化Lv1(2) |
堅竜骨 | 10 | - | 属性強化Lv2(2) |
浄血 | 10 | - | 傀異スロット拡張Lv1(2) |
上鱗 | 12 | - | 斬れ味強化Lv1(2) |
堅殻 | 12 | - | 属性強化Lv3(2) |
鋭牙 | 16 | - | 攻撃力強化Lv2(2) |
尖爪 | 16 | - | 斬れ味強化Lv1(2) |
凶角 | 20 | 転福珠(7)、耐爆珠III(7)、耐麻珠III(7) | 属性強化Lv3(2) |
凶骨 | 20 | 達芸珠II(7)、耐眠珠III(7) | 百竜スロット拡張Lv1(3) |
凶鱗 | 20 | 研鋭珠(7)、供応珠(7)、耐毒珠III(7) | 傀異スロット拡張Lv2(3) |
凶殻 | 30 | 散弾珠II(6)、強弾珠II(6) | 攻撃力強化Lv3(2) |
凶爪 | 30 | 匠珠II(6)、貫通珠II(6) | 状態異常強化Lv2(2) |
重骨 | 15 | - | 属性強化Lv4(2) |
厚皮 | 15 | 火炎珠IV(6) | 攻撃力強化Lv3(2) |
重竜骨 | 20 | - | 状態異常強化Lv2(2) |
浄濃血 | 20 | 流水珠IV(6) | 属性強化Lv4(2) |
厚鱗 | 25 | 氷結珠IV(6) | 傀異スロット拡張Lv3(2) |
重殻 | 25 | - | 属性強化Lv4(2) |
重牙 | 30 | 雷光珠IV(6) | 傀異スロット拡張Lv3(2) |
剛爪 | 30 | - | 属性強化Lv5(2) |
凶尖角 | 40 | - | 攻撃力強化Lv3(2) |
凶堅骨 | 40 | 破龍珠IV(6) | 状態異常強化Lv2(2) |
凶上鱗 | 40 | - | 属性強化Lv5(2) |
凶堅殻 | 50 | - | 属性強化Lv5(2) |
凶尖爪 | 50 | - | 傀異スロット拡張Lv3(2) |
凶牙 | 40 | 研鋭珠II(6) | 会心率強化Lv2(2) |
凶翼膜 | 40 | 溜幅珠II(3) | 会心率強化Lv2(2) |
凶血 | 40 | 溜幅珠II(3) | 攻撃力強化Lv4(2) |
凶鋭牙 | 60 | 背撃珠(2) | 攻撃力強化Lv4(2) 砲撃Lv強化Lv1(2) |
凶翼 | 60 | 背撃珠(2) | 傀異スロット拡張Lv4(2) |
凶浄血 | 60 | 属撃珠(4) | 傀異スロット拡張Lv5(2) 砲撃Lv強化Lv1(2) |
凶剛角 | 50 | 反攻珠(4) | 傀異スロット拡張Lv4(2) |
凶重骨 | 50 | 守勢珠II(2) | 属性強化Lv6(3) 傀異スロット拡張Lv5(2) |
凶厚鱗 | 50 | 守勢珠II(2) | 斬れ味強化Lv2(2) |
凶重殻 | 70 | 巧緻珠II(2) | 傀異スロット拡張Lv5(2) 砲撃Lv強化Lv2(2) |
凶剛爪 | 70 | 血氣珠(4) | 斬れ味強化Lv2(2) 砲撃Lv強化Lv2(2) |
凶重牙 | 90 | 背撃珠II(6)、攻勢珠II(3) | 傀異スロット拡張Lv6(2) |
凶剛翼 | 90 | 盤石珠III(6)、攻勢珠II(3) | 斬れ味強化Lv3(2) |
凶濃血 | 90 | 反攻珠II(6)、剛心珠(4) | 百竜スロット拡張Lv2(2) |
龍骨 | 80 | 底力珠II(6)、翻異珠(4) | 傀異スロット拡張Lv6(2) 会心率強化Lv3(3) 状態異常強化Lv3(3) 斬れ味強化Lv3(2) |
堅龍骨 | 120 | 連撃珠II(6) | 属性強化Lv7(3) 百竜スロット拡張Lv2(2) |
重龍骨 | 160 | 翻異珠II(6) | 傀異スロット拡張Lv7(2) 斬れ味強化Lv4(2) |
龍血 | 100 | 剛心珠II(6)、煽衛珠II(6) | 状態異常強化Lv4(3) |
浄龍血 | 150 | 属性強化Lv8(3) 斬れ味強化Lv4(2) | |
濃龍血 | 200 | 攻撃珠II(6)、達人珠II(6) | 傀異スロット拡張Lv7(2) |
- 例えば、属性武器はこれ以上作らないというのであれば堅竜骨や堅殻はそれ以上いらなくなるし
ボウガンに斬れ味強化と属性強化は不要なので傀異化した鱗・上鱗はそもそも必要ない
(もちろん、ボウガンを生産・強化するのに必要になることはある)。
余談
- 「傀異化」は造語であるため、一発で変換するには辞書登録する必要がある。
Switch版のゲーム内辞書には他の固有名詞と共に最初から登録されているが。
モンハン人気が続けば「操虫棍」などのように一般の入力ソフトでも変換に対応されるかもしれないが、
いずれにしろ先の話だろう。
狂竜化などが未だに恐竜化になってしまうソフトでは今後とも望み薄だが。
しかし登録をめんどくさがられているのか、ネット上ではそのまんま変換した「怪異化」や
誤読であろう「傀儡化」と表記されている事がある。
最上ランクなのに下位以下というダジャレも
更には変換すらめんどくさがられたのか、ひらがなやカタカナで「かいいか」、「カイイカ」と書かれたり、
挙句の果てには「イカ」呼ばわりされたり、
貝と烏賊の絵文字で表記される場合すらある。もはやシーフード
漢字の間違い程度ならともかく、かな文字やそれ以降の表記は知らない人には伝わりづらい。
ネットでの会話上では正しい表記にこだわる必要はないとはいえ、
不特定多数の人が見る掲示板などではなるべく他人に伝わるような表記にした方がいい。- 「傀」という漢字は操り人形という意味の傀儡以外ではほとんど見かけないが、他にも
「怪」に通じる怪しい、もののけといった意味や、
「魁」に通じる非常に大きい事、勢いが盛んな様という意味もある。
つまり傀異化という名前は、以下の3つを合わせたトリプルミーニングと考えることができる。
傀儡:自身の意思ではなく、キュリアによって暴走させられている事
怪異:MHRiseではモンスターが妖怪に例えられている事
魁偉:通常個体を凌ぐ並外れた戦闘能力を持つ事 - 傀儡の傀の字であることを覚えていると人によっては「くぐいか」と誤読しそうになることもあるが、
傀儡ではなく、傀儡の傀で傀異化と覚えておけば読み方としては問題ない。
傀儡をくぐつと読むのは熟字訓なので、「傀」だけで「くぐ」と読むことはない
両方の読み方を知っておくと後々のゲーマー生活で得をすることもあるだろう。
なお、「くぐつ」といえば本作でちょうどアイツがいるので間違えやすいのも無理はない。
- Ver.11で追加された傀異化コンテンツの「傀異討究クエスト」に関しては
「討究」という実在する単語を含むこともあってか、「討究」「討究クエ」などと略されることが多い。
…が、環境によっては変換候補に現れにくいからか、「投球」や「東急」といった同音異義語で呼ばれることもある。
意味は「異常、例外」といったもの。 - 「傀」という漢字は操り人形という意味の傀儡以外ではほとんど見かけないが、他にも
- 前述の通り、発売時バージョン時点ではあまりの体力の高さに面倒くさいという声も少なくはなかった。
そういった声もあっての事なのか、Ver.10.0.3のアップデートにてEX1、EX2の傀異化モンスターの攻撃力と体力に
大幅な調整が入り、弱体化したことが明らかになった。
関連項目の欄にもあるとおり、傀異化に似たシステムは過去作にも多数存在するが
アップデートによる"特定種"のモンスターのステータスの弱体化というのは前代未聞である。- 過去に特殊な状態のモンスターに関する調整といえば歴戦の個体の閃光耐性の強化という事例があるが、
あちらは同時に調査クエストの報酬面を改善することで1戦ごとの歯応えとその見返りを増す方向で調整された。
一方でこちらは逆に報酬面はそのままだが攻略しやすくすることで連戦しやすくする方向で調整されている。
弱体化の対象がEX1とEX2に限定されているあたりから、傀異化クエストを受けられるようになってしばらくの
装備が整いきっていない段階での攻略しやすさというのも考慮されているのかもしれない。
- Ver.11の傀異討究クエストについても、基本的には強化されるのは攻撃力であり、
体力に関してはLvの低い内は下手をすると元の傀異クエストの方が高い。
何度も繰り返し挑む前提のクエスト故の調整であることがうかがえる。
- 過去に特殊な状態のモンスターに関する調整といえば歴戦の個体の閃光耐性の強化という事例があるが、
- Ver.11からは、傀異凶化した時と傀異鈍化した時に自動定型文を発信する事が可能となった。
傀異鈍化はどのみち色が戻ってダウンするだけなので全体に知らせる意義は薄いが
傀異凶化は殆ど怒り状態の事であり、発信されるのと同時にモンスターが咆哮モーションを取るので
咆哮の注意報として活用出来、回避及びカウンター、或いはガードを促す事が出来る。
- 無料タイトルアップデート第1弾の告知映像で傀異化モンスターについて触れられた際は、
「メル・ゼナが付き従えるキュリアの影響で凶暴化した」と説明され、
キュリアの本来の主についてはサラッとスルーされていた。
尤も、これはストーリーの核心に絡む事であり未クリア者が動画を見ている可能性も考慮し
メディアでもMRでのストーリーからも露出の多いメル・ゼナに投げた事情はあるだろう。
他作品とのつながり
- プレイヤー間では後述の様々な過去作の強化要素と比較されているが、
特に体力面での強化が著しく、既存の武器も最高ランクまで引き上げられ、
赤いオーラを纏った見た目を持つ、特定の部位を攻撃することでハンターにとって有利に働くなど、
特にMHXシリーズの獰猛化の後継に近い。
特殊な状態異常を持ち、特定の手順で強化状態を抑制出来るなどMH4Gの狂竜化、極限状態の要素もある。
上記の要素との違いは前述通り「捕獲が出来ない」こと。*18よって、クエストをクリアするには討伐しなければならない。- ちゃんと世界観上の設定が明示されており、モンスターの強化が過剰過ぎず、
強化状態を解除しないと狩猟自体がままならないほどの難易度にはなっていないなど、
過去の強化要素の反省点がちらほらと活かされているのが窺える*19。 - また、獰猛化などと比べると専用素材の種類が抑えられており、
あらゆるモンスターの狩猟を実質強いられるといったことはなくなっている。 - 「フィールドに罠を置けない」「そもそも罠が効かない」モンスターはこれまでも多数存在したが
「罠が効くが捕獲は完全に不可能」というモンスターは案外珍しく、
他にはMHW:Iにおける猛り爆ぜるブラキディオスや、
MHFのUNKNOWN、ミ・ル、ボガバドルムがいる。
- ちゃんと世界観上の設定が明示されており、モンスターの強化が過剰過ぎず、
- 設定面で言えば特に狂竜化と似ている。
主な点として、ウイルスに感染したモンスターが狂暴化する、という点が非常に似ている。- ただし、極限化にも言えることだが、あちらの状態を解除するのには、抗竜石というアイテムが必要であり、
また、モンスターの肉質や速度、攻撃モーションに変化があることが傀異化と非常に違う。
- ただし、極限化にも言えることだが、あちらの状態を解除するのには、抗竜石というアイテムが必要であり、
- 異常化した部位を攻撃し続けなければ大爆発による反撃を受けるという要素は、
MHXRにおける炸裂個体に通ずるものがある。
ただし先述の通り傀異核の破壊と沈静化には直接の関係はなく、
該当部位への攻撃は理論上必須ではないという点は炸裂個体とは異なる部分である。
関連項目
世界観/キュリア
システム/傀異錬成
システム/傀異調査クエスト
システム/傀異克服古龍
モンスター/メル・ゼナ
モンスター/ガイアデルム
武器/オルドマキナ武器
システム/劫血やられ
歴代作品の特殊な強化個体
※注釈は初登場作品
システム/狂竜ウイルス - MH4
システム/極限状態 - MH4G
システム/獰猛化 - MHX
システム/歴戦の個体 - MHWorld
システム/歴戦王 - MHW:I
システム/傀異化 - MHR:S
世界観/黒の凶気 - MHST
世界観/凶光化 - MHST2