◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【カワダ・イチロク】 ◆殺◆
◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【カワダ・ナゴヤ】 ◆殺◆
登場エピソード
人物
- 江戸時代に創業し2049年のネオサイタマまで古物業を営み続けてきた、誇り高き一族経営の店「ダイハンジョウ」を運営する親子。
- 長男である「カワダ・ソメイ」は家を飛び出してしまっている。
- 幾度もの苦境と移転を経て、現在はナバ・ストリートに小さい店を構えている。
- カワダ家の土地に賃貸アパート物件を持っているが、現在は古物業での収入が無い状態であり、老朽化したまま改装できないでいる。
カワダ・イチロク
「アレは拾い物じゃない。天の恵みだ。コツコツ真面目にやってきた俺に、遂にブッダが報いた。そういう話だろうが!」
- カワダ家の婿養子であり、二人の子を設け、妻には先立たれている。
- 頭髪はさびしく、瞼は厚く、口元の皺は深い。
- 厳しい現状をどうにかするため、常に一発逆転を狙っており、ナゴヤにうんざりされている。
- ある時、タマリバーの浅瀬で拾った立派なカタナを大業物だと見込み、個人売買SNSで出品したところ、即座に200万円の値段がつく。
- これに手応えを感じた彼は一旦出品を取りやめ、一攫千金を狙ってさらに値段を釣りあげてオークションに出品しようとする。
カワダ・ナゴヤ
「おやじ、ずっとそうだよ。現実を見ないで、誤魔化して、毎回、一発逆転とか言いながらさあ。そんな風だから兄貴は……」
- イチロクの次男。若く温厚で真面目な性格。
- 兄が家を飛び出したことで自分が父と共に店で働く羽目になり、兄を恨んでいるが、自分は家を飛び出すほどの意気地を持てないでいる。
- 一方で、出奔した兄のことを尊敬もしており、彼が上手くいくことを願っていた。
- 一方で、出奔した兄のことを尊敬もしており、彼が上手くいくことを願っていた。
- 拾ってきたカタナで一発逆転を狙い、店を放置している父のことを呆れており、その行動を諌めようとして父とは険悪な雰囲気になっている。
ストーリー中での活躍
- 険悪な空気の中、来店したカナスーアがカタナを「ソード・オブ・セレスチャルドラゴン」の模造品であると鑑定して150万円で買うと申し出る。そこへ出奔していた長男のソメイが現れ、ジャンクマンティスとニンジャネームを名乗り、カナスーアをカラテで打ち倒す。
- ジャンクマンティスは店の跡継ぎを自称し、二人にカタナを要求する。ナゴヤは金に困った兄がSNSに出品されたカタナを見て店に帰ってきたことを知り、店もカツカツであることを話して食い下がる。
- そこにKOLのディカスティスが来店し、カタナがKOLから流出した本物のレリックであることを告げ10万円で返却を求める。逡巡する兄をナゴヤは宥めようとするが、新たに来店したブレイドレイスがカタナを求めてディカスティスを殺害し、ジャンクマンティスに襲いかかる。
- 致命傷を受けて倒れたジャンクマンティスを見た親子は叫び、カタナを差し出して帰ってもらおうとするが、ブレイドレイスは試し切りのため親子に斬りかかる。瀕死のジャンクマンティスが抵抗して攻撃を止めるも、彼はそのまま頸部を刺され爆発四散し、親子は喪失の悲しみで泣きながら床に手をつく。その直後、ニンジャスレイヤーが来店する。
- ニンジャスレイヤーによってブレイドレイスは爆発四散し、ソード・オブ・セレスチャルドラゴンが残される。ナゴヤはイチロクの手を握って首を横に振り、ニンジャスレイヤーはカタナを回収していく。
- 親子はソメイもカタナも失い150万円だけが残された。それでも未来への不安を抱えながら、ダイハンジョウを継続するが、そのカウンター奥の棚にはソメイの写真が額に入れられ飾られていた。
一言コメント
- ダイハンジョウ親子の記事もできたか。イチロクはかなりダメ店主ダメ親父だよなあ。客に話しかけられたのに無視したり、拾い物出品して200万で売れたのに自己都合で取消すとかビジネス以前に常識がない。 -- 2024-07-24 (水) 20:43:09
- ナゴヤはまともでしっかりしてる。できるならこれから大繁盛して欲しいが…このまま繁盛せず子孫までも縛り付けて負債を残すくらいなら店を畳むことも考えた方がいいかもしれない -- 2024-07-27 (土) 15:12:47