グラシャラボラス
CV:SAYAKA・低(VoiceText)
「俺はこの腐りきった国を変えてみせるッ! 仲間よ、友よ、力(パワー)を私に!」
種族
ビスマルク偶蹄目 猛勇獣ユグドゥラ・シカ騎士団 ヘリァ・ジィクァ属(旧帝国軍総司令官) グラシャラボラス Glasya-Labolas |
解説
旧【帝国軍総司令官】であり、現在は【反乱軍】のリーダー。初めは人類を粛清する遊び感覚の戦争であった【第18魔導大戦】だったが当時のグラシャラボラス大隊指揮官が反乱を起こし、グリーヴァへの聖戦を宣言した。良くも悪くもはっきりとした武人の性格である。臣下達からの人望も厚く、当人も「強き愛で繋がった我が臣下達を信じよう!」と全幅の信頼を置いている。
一介の村娘として加わったカーバンクル公とクァール枢機卿を歓迎した。
異名は『食らい、侵すもの』『グラシャラボラス闇黒卿』『名前を記することすらはばかられる者』と様々に呼ばれる。
聖戦は【預言書】に沿って定められた死への突貫を行っている。しかし、このままでは預言書にあるように勝てずに破滅を招くらしい。グリーヴァに対しては「死してなお刺し違えても闘ってみたかった」という程の強い執念が窺える。反乱の理由は本編で語られなかったが、人の優しさに触れたことが関係するらしい。また、グリーヴァから人類から裏切られたことが語られている。
【プラズマブレイド】の状態変化による凄絶な死闘を得手とし、また部下らによるとシュバルツバルト*1のジェダイであり、並々ならぬフォースを持つ。「クァールゾク流剣術師範代」でもあるグリーヴァと互角に戦った剣技もこれらから頷ける。
帝国最高学府のミス・キャンパスでグランプリに選ばれたことがあるらしい。本人曰く「いざ昂ぶりと快感を感じられる行為」とのこと。
メタ的な解説
ノムリッシュ翻訳されたヘラジカ。狂信的で好戦的な反乱軍のリーダーらしい言動、某宇宙戦争映画に出てくるアンチヒーローのようなカッコよさ、FF的でドラマチックな台詞回しが好評。
勇猛さ、仲間思いで強い信頼関係を築いている所は原作と同じだが、脳筋戦術がたたってライオンに全敗している原作ヘラジカと異なり、本作では預言書に背けないが故にグリーヴァに勝利できないという設定である。
これは気さくだが威厳が増しておりどんなときも最低限の礼節を弁えなければならないとカーバンクル公に釘を刺すグリーヴァと同様、原作と似通っているが根本は全く別のキャラクターであり、両陣営の長という共通点もあり興味深い翻訳結果となっている。
真面目な台詞が多いのだが、上記のような「いざ昂ぶりと快感を感じられる行為」を深読みして性豪ヘラジカ丸*2を思い出した視聴者もいたようだ。
ミスキャンパスの下りやら、魔導生物紹介で豊満さに言及されるやら真面目な武人のイメージに加えて妙にグラマラスな印象もある。たまらぬ・・・!
【グラシャラボラス】は、FFシリーズでは巨人のモンスターとして登場。