グリーヴァ

Last-modified: 2020-05-21 (木) 01:03:49

グリーヴァ

CV:RISA・低(VoiceText)

「全ては繰り返す、歴史も、生命も、争いも…」
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種族

シュレディンガーの猫目
ガティート科
クァールゾク流剣術師範代
グリーヴァ
Griever

解説

 帝国自治領・ナワヴア=リス、『ロスト・オメガ』ヴァルハラをおさめる帝国軍のリーダーにして、帝国元老院の有力議員。新帝国第98代総括裁定者の孫であるらしい。その地位に違わぬ威圧感でを恐れさせるが、それは戦闘員には将軍がごとき態度をとらねばならないためで、ふさわしい威厳のある態度をとりつつも鷹揚な面も見せる。
カーバンクル公に煽られたときは叱責するなど最低限の威厳は崩さない。一方で、部下を使い捨てと言ったり、頼みを断れば「お前の家族や友人を処刑する」と脅したり冷酷な一面ものぞかせる。他にも、カーバンクル公の英知を見抜くなど洞察力の高さもうかがえる。

 

 十年前の”大崩壊”の日に預言書に背き戦いを辞めようとしたらしく、グラシャラボラス陣営にも「偽りの平穏に身をまかせることを辞めよう」などと告げている。そのため、第18次魔導大戦は乗り気でなく、このまま預言書の通り行くと魔晄中毒者が出るなど、事態が悪化することを危惧している。
 しかし無用な戦いを避けようとする一方で「殺人公爵」の異名を持つ戦士でもあり、自分を殺せるものを歓迎しているようでもある。その実力は「クァールゾク流剣術師範代」の肩書きに恥じないものであり、あのグラシャラボラスと一対一で互角にわたり合うほど。
 部下として、自身の親衛隊「血の気・ザ・グリズリー」を持つ。
カーバンクル公の英知を認めつつ「はじめは嫌な奴」と思っていたようだが信頼をみせており、騎士団長に対しても「そんな子程度ではない」と断言した。

メタ的な解説

ノムリッシュ翻訳されたライオン。
威厳ある振舞いと本来の気さくな性格が魅力だが、翻訳されたことでより上に立つものとしての威厳と器ををもつ深みのあるキャラクターとなった。目的のためを遂げるために脅迫交じり*1に協力させようとする様は殺意溢れる魔導生物たちとは違った、権力者特有の恐ろしさを感じさせる。
一方でカーバンクル公の力を認めて調子に乗ったら釘を刺しつつ、おだててアイデアを出させるなど硬軟合わせて巧みに解決を導かせるなどその力量は確か。中でもグラシャラボラスとの戦いはセリフ回しやBGMも合わさってステルスアサシンの戦いと共に名勝負として異説動画を盛り上がる原動力のひとつとなった。
【グリーヴァ】はFF8に登場する獅子の名前。モンスターとしても登場する。

関連項目



*1 拷問はともかく二人には家族と呼べる人はいないのであくまで脅しの可能性もある