藤田 永中(ふじた えいちゅう)

情報

異名	【闇の紳士】【地下金脈の大者】【御前の懐刀】
性別	男／男
性格	冷酷非情
人称	ワシ／お前
年齢	76歳
生年月日	1947年2月24日
体格	182cm／105kg
容姿
好き	肉類全般
得意	演歌
嫌い	人生のクズ共
苦手	健康診断
出身	大阪府・大阪市中津
所属	帝愛グループ
位階	X

帝愛グループの最高幹部にして最強戦力の【帝愛死天王】の1人でありGMも努める。真の会長である御前からは実質的なNo.2として最高の信頼を置かれており、その肩書と評価に恥じない悪魔的な猛者。眼鏡と仕込杖がトレードマーク。
多くの政治家や大企業と関係を持っており株買い占めや会社乗っ取りなど大型経済事件が起こる度に背後にその存在が取り沙汰されている。また御前とはお互いに「兄弟」と呼び合う程親密な関係にあり、彼女と親密な関係を結んだ事で「闇世界のフィクサー」「地下金脈の大者」と呼ばれた。食事の好みは意外と庶民的で、コンビニ弁当やおにぎりを食べたり、カップ麺で済まそうとする事も。肉類全般が大好物。そのせいか健康診断の結果は良くない。
プライドの高い厳格な人物で、人生の勝負事から逃げ続けてきた債務者の事を見下しており、命がけのゲームを強いられて怒る債務者に対し真意を突いた言葉で叱咤してゲームに参加させる。債務者を人間とは思っておらず、例えゲームで債務者が命を落としたとしても心を痛める様子を全く見せようとしない冷酷さを持つ。むしろ楽しんでいる節すら見られる。だが、その分だけ見下している者と同類にならない為に意地を張れる気高さを持っている。他人を買収する手口が上手く「百万なら人は断るが一千万なら受け取ってしまう」という相手の予想を超える金額を示し人を動かす手法で暗躍する。10億円をその場で差し出し迫った事もある程。一方で15年前に逝去した妻の命日には護衛を排して一人で過ごしており、仕事も断って一日も家に籠もる。
かつて平成期初期のバブル景気時に発覚した日本の戦後最大規模の経済不正経理事件と言われる「イトマン事件」で、イトマンを利用して絵画やゴルフ場開発などの不正経理を行い1991年7月23日に商法の特別背任、並びに法人税法違反の罪で一度逮捕されていた。しかし帝愛の根回しや政界の上層部にも影響を与えていたため刑期は異様に短く、僅か10ヶ月で釈放された模様。加えて刑務所内では自分の名声を利用し何不自由ない囚人生活をしていた。
単純な身体能力は異能者含めても頂点レベルに位置し、どれだけの実力者でも長期戦を強いられ疲弊を余儀なくされる。ダイヤモンドの体を持つ異能者の腕を無造作にただ力任せでねじ切れる程の超怪力に加え超一流暗殺者の不意打ちを躱し、SSSランク異能者複数人の猛攻を片手でいなし続けるなど技術とスピードも一級品。常備している仕込杖は特殊金属で出来た圧縮型の爆弾*1で、刃が描いた軌道に沿って猛烈な衝撃波を発生させて刃渡り以上のものも安々と切断する。

台詞

• 「大人は質問に答えたりしない。それが基本だ」

• 「お前が本当に金額相応の価値があるのか…… 見させて貰う」

• 「ずれた命乞いだ。ギブアップ？真剣勝負にそんなものあるかこのバカどもが。病気だな。どんな状況に至ろうと”真剣になれぬ”という病だ」

超化異能【十全十美(オール・フォー・ワン)】

原始から現代まで地球が観測してきたありとあらゆる情報を理解し、その全てを再現する事が可能な能力。人も含めた過去から現在までの生物の能力、軌跡と奇跡の再現は勿論、自然現象、兵器や道具、それらを組み合わせて起こす強大な力の発現も出来る。しかし巨大規模の現象を起こすとそれに反比例する様に「暫く力が不安定になる」「他の意識が少し散漫になる」といった弱点がある為、安易に異能を行使すると返って弱体化する事になる。

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