夜桜 朱(よざくら あかね)

情報

異名	【錦政の狂犬】【夜桜の獅子】【夜桜一家二代目総長】
性別	女／女
性格	豪快
人称	私／アンタ
年齢	89歳
生年月日	1935年1月16日
体格	167cm／46kg
容姿
好き	桜と酒
得意	ロケラン
嫌い	「教えたら弱点になるだろ」
苦手
出身	大分県・由布市
所属	三代目錦政会／二代目夜桜一家・総長
位階	SS

説明

日本最大勢力の極道組織である「錦政会」の幹部で、その中でも主力格たる“錦政四天王”の一人。錦政会の粛清部隊「夜桜一家」の二代目総長。背中と両肩に夜桜の咲き乱れる刺青をしており、ブラジャー代わりにサラシを巻いている。大の漫画好きで「私立極道高校」と「男塾」のファン。昔は博打で負け込んで熱くなると夜桜の刺青と肌見放さず持ち歩いているコルトリボルバーを見せつけて周囲の旦那衆を威嚇していたという。
錦政会の恒例行事「花見大会」では“宿命”と言い表すほど桜への思い入れを抱いている様で、当人曰く「桜が私に見て欲しいと言う」とのこと。乾杯の音頭を務める会長も「皆のアイドル夜桜」彼女が欠席すると「夜桜ロス」など珍妙なワードを挟みつつ挨拶を纏める。
大胆かつ傍若無人な性格であり、少し上から目線で話し掛けて来た半グレを問答無用で殴り飛ばしてカツアゲしたり、舎弟へのヤキ入れの際には灰皿や木刀でぶん殴る等、外見からは想像が付かないほど凶暴。おまけに地獄耳で言われた悪口を全て記憶している上、相手が考えている事を何故か言い当ててしまう*1厄介さと腕っ節の強さから腫れ物扱いされる事もある。だが極道者らしく身内や友人を大切にする一面があり、普段は雑に扱っていても彼らが危機に陥った際は自身の不利も顧みず助けようとする男気を見せる。シマ内の孤児院に顔を出して子供達と遊んだりシマの見回りを欠かさず行ったりとカタギには常に気を掛けている。戦闘では先手必勝を得手とし、あの手この手で相手を騙しては一方的にボコボコにする清々しいまでのノールール戦法を展開する。騙し討ちだけではなく正面きっての戦闘でも強い。特にロケットランチャーに関しては右に出るものはいない程の腕前を持つ。海上戦では敵船に狂いなく当てる程のコントロールを披露した事もある。それに付随して敵対者へのヤキ入れも得意で、目玉や竿等の急所にドリルで穴を開ける、土下座させた上で土下座中の相手の頭を踏み砕く等、惨たらしい攻撃を積極的に行う。だが真に恐ろしいのは不良債権の取り立て。舎弟曰く「高跳びしても絶対に逃げられない」との事で漁船や人身売買に沈められた馬鹿は数知れずらしい。
1960年に起きた「盟友会事件*2」では組員が侵攻作戦を危惧する中で単身本部へ向かい、建物にロケットランチャーをぶち込んで爆破するという暴挙を行う*3。その後、虫の息の幹部や構成員を殺して周り、最終的に盟友会を解散させてしまう荒事を成し遂げた。これが錦政会の大阪進出の足がかりとなり、錦政四天王の一人に数えられる所以となった。その後、錦政会の九州進出に伴って自ら先鋒を志願し出撃。喧嘩の口実作りのため博多の住吉一家の幹部・鷹木末雄が子分の宮本組・宮本勝組長宅で開いていた賭場で宮本を殴打し愛用のコルトリボルバーで威嚇射撃をして賭場から去った。これに激怒した住吉一家組員80人*4が報復として彼女の寝込みを襲撃、34発の銃弾と72の刀傷を喰らうも返り討ちにした。通称「夜桜朱事件」。こうして朱暗殺未遂により錦政会九州進攻作戦の火ぶたが切って落されたのである。

台詞

• 「ほざけ三下が！テメェ如きにこの夜桜朱が殺れるかぁぁ！！」

• 「極道の本分は暴力さ。売られた喧嘩は買う、だろ？それとも逃げる？」

• 「此処がアンタら半グレの集まりと極道の違う所よ。生き恥晒すくらいなら命なんかいらねえんさ」

• 「ここぞはやっぱり！ロケットラン…ちゃ～」

変質異能【城狐社鼠(ラット)】

拳銃から異能毒の弾丸を撃ち出す。
そこから放たれる弾丸は着弾した対象を『異能毒』とでもいうべきもので侵し、そのものの中身を溶かして染み出させる事でドロドロにしてしまう。この効果は有機物・無機物・異能を問わず有効であり、着弾の威力に関係なく接触しただけで即座に効果が現れる。更にこの弾丸も異能なので空気抵抗や引力のような通常の物理法則には影響されず、撃てば射程距離内ならどこでも真っ直ぐ飛んでいくしリロードも必要ない。1～2発被弾すれば人ひとり程度なら容易にドロドロの肉の塊にされてしまう。身体能力強化系の異能使いの場合、直接攻撃出来る間合いに入り込む事が至難である為、間接的な攻撃手段で意表を衝くしか攻略方法が無い。

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