荒川 槇(あらかわ まき)

情報

異名	【斬鬼】【金獅子姫】
性別	女／女
性格	穏健
人称	私／貴方
年齢	32歳
生年月日	1990年7月1日
体格	170cm／49kg
容姿
好き	死闘
得意	舌戦
嫌い	チンピラ
苦手	小汚い人
出身	佐賀県
所属	蛇頭／14K・首領
位階	SSS

中国裏社会の巨大組織蛇頭の構成員にして蛇頭の下部組織「三合会」の傘下である「14K」の首領を務める人物。彼女自身は台湾の九份を取り仕切り治安を維持している。江戸時代に御留流*1と評された一刀流溝口派の達人で、殺人剣の使い手である。
かつては独自の思想を基に異能犯罪等を滅する事を指標に掲げ裏社会で用心棒等を経験したり鉄火場を渡りながら社会の害悪となる無法者を斬る生活をしていたが、組織を潰した所で代わりは幾らでも現れる為キリが無く、改革と言う意志を維持するにも限界を感じ、半ば自暴自棄に中国の巨悪・蛇頭へ単身挑むも最高幹部の金峯梅乾に惨敗。身も心も完全に折れ、そのまま蛇頭に従う事を選んだ。
組織内でもかなり穏健派の様で、他のメンバーと違い他所への進出はしておらず、無闇矢鱈な殺しは行わない方針を掲げている。それ故に物腰は柔らかく、九份内の住民とも積極的に交流を計る等、心が折れたとは言え本来の正義感や優しさを失った訳では無い。特に日本の外務省大臣とは友好関係にあり、彼を通して帝愛グループともコンタクトを取っていたりする。一方で自身の心の弱さと無法者を殺人する事に快楽や存在意義を見出す性根を自覚しており、戦闘では殺戮と鎬を削り合う様な死闘を愉しむ。
前述通り戦闘では一刀流溝口派を主体とした剣術を使い、剣技に関しては東南アジアトップクラスと評されている。惨敗したとは言え梅乾からは割と苦戦させられた事が仄めかされている実力者。彼女独自の剣術として日本刀の柄に括った下緒を鞭の様に操る事でスカウター系統の異能者の動体視力にすら知覚させず、風切り音すらしない無音の超高速斬撃を繰り出すのが得意技。これによりバックアップ系統の異能で強化された異能者の肉体を苦もなく豆腐みたいに一瞬で切断・細切れに出来る。

台詞

• 「"恥"は人間にしかない才能なんだ。"悪"にも大儀や品性が必要だ」

• 「血に汚いも綺麗もない。強い血か？弱い血か？ただそれだけ」

• 「"愛"や"善"で人は倒せない。"悪"に勝つならより強い"悪"になるしかない。現実的で物理的な加虐…簡単に言えば"殺す"ってこと」

変異異能【凝血確固(リストゥレイン・ブラッド)】

対象の血液を摂取する事で相手の身体の自由を奪う異能。血液型によって効果時間が変化し、AB＜B＜O＜Aの順で奪える時間は大きくなる。最大に効果を発揮するA型に対しては3時間もの拘束が可能。効果の強さは対象の血液型のみに依存しており、摂取した量がどれだけ多くなろうと持続時間は変わらないが、逆に言えばほんの僅かな量を舐めただけで十全の効果を発揮可能という事でもある。異能だけならそう強力なものでもないが、彼女の有する超身体能力・判断力・経験値の複合により恐るべき脅威として具現している。なお血を採取するまでは無能力者と変わらない為、彼女の基本能力はあくまで鍛え上げた人間が辿りつける範疇でしかない。相性差が非常に大きい異能であり、かすり傷でも付けられるなら格上相手でも通じる反面、斬撃が通用しない相手や単純に自信より強い者には手も足も出ない。

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