FV215b (183)

Last-modified: 2021-06-14 (月) 11:37:41

Tier 10 イギリス 駆逐戦車

公式紹介ページ

スペック

HP2,000
車体装甲厚(mm)152/51/76
最高速度(km/h)34.3
重量/最大積載量(t)60/64
実用出力重量比(hp/t)13.34
本体価格(シルバー)6,100,000

戦車パッケージ

FV215b 183
E:235,000
S:6,100,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
FV215b 183Rolls-Royce Meteor Mk. 12183 mm L4FV215bFV215b2,000SR C45
80032 / [27.43]254/178/32750
13.331.2/1.4/2.432390

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
183 mm L4AP
HESH
HE
2,250
20G
1,900
310
240
92
1,150
1,450
1,450
2.002,3003.400.40
?
?
20+15
-5

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier10イギリス駆逐戦車
    FV214 コンカラーをベースに強力な183mm砲を搭載した計画車輌。
    通称「アルティメットロマン砲」、「究極紅茶砲」とも呼ばれる。
    イギリスTDツリーは高速装填・低威力・高速収束・高精度、後半では鈍足重装甲といった特徴を代々受け継いできた。
    が、それらの特徴はここにきてすべて捨て去られ、HPの多い直射専用自走砲とでも言うべきものに変貌してしまった。
    どうしてこうなった……
     
  • 火力
    • 183 mm L4
      同郷のTier9自走砲FV3805の最終砲であるB.L. 7.2-in Howitzer Mk. 6と同等の口径でしかもこちらの方が長砲身という怪物砲。
      FV4005 Stage IIの主砲と砲弾の性能は全く同じであるが、照準時間が0.7秒、精度が0.02劣っている。
      使える弾種はAP・HESH・HEの三種でAPCRやHEAT等の高貫通弾は用意されていない。
      総合的な貫通力は同格MTにも劣っているということは頭においておこう。
      • AP
        単発で1,150ダメージを叩き出す、当然自走砲を除く全車両の中で堂々の1位を誇り、まさに圧巻の一言に尽きる。
        平均貫通力も310mmと通常弾としては十分な数値と言っていいだろう、とはいえ貫通力がここで止まってしまうのはTier10TDとしてかなり残念ではある。
        他の利点としては、大口径APゆえに標準化の恩恵*1を受けやすく、薄い装甲に対して弾かれにくい。
        当然だが後述のHESHと異なり、非貫通時にはダメージは発生しないため、1発でも貫通できなければ大損をしてしまう。
        確実に貫通できる状況で使うのが好ましいだろう。
      • HESH
        本車の課金弾はイギリス高Tier定番の粘着榴弾である。
        貫通力が240mmと低いが、貫通時のダメージは1,750とこれまた圧巻。
        よく狙ってなるべく貫通を狙いたいのはAPと同じだが、非貫通時も600前後のダメージは出るので貫通できないと分かっている相手に対して撃つという選択肢も生まれてくる。
        またHEという特性上、当たれば複数の乗員やパーツを破壊出来る可能性が高い等、目に見えづらい威力もある。
        逆に空間装甲や角度に対して弱いので相手戦車の装甲配置は頭に叩き込んでおこう。
        通常弾として貫通力92mmのHEも用意されているが、使う意味はない。
      • 発射速度
        素のリロード時間が30秒、装填棒を付けても26秒と長く、一発を外すだけでも痛い。
        また、HP満タンの敵を削るor瀕死の敵にトドメをさす、といった状況に出くわした際にどちらを撃つかは今まで以上によく吟味する必要がある。
      • 精度
        悲観するほど悪いわけではないが、装甲の隙間を縫って弱点に当てるというような芸当は難しい。
        跳弾やパーツ吸収でノーダメージというのは避けたいので、なるべく撃ち抜ける範囲の広い方向から狙いたい。
      • 総弾数
        なんとたったの12発しか持ち込めない。
        弾種比率に悩まされることだろう。
        発射速度が低いため序盤に撃ち尽くす心配はないが、終盤の大事な場面で弾切れということは十分起きうるので気を付けよう。
        上方修正により20発持ち込めるようになった。HESHで抜けない相手用にAPも数発携帯しよう。
         
  • 装甲
    大火力の代償か、装甲は頼りない。
    • 車体
      上部は152mmと良好な傾斜でそこそこ弾くが、下部は格下にも簡単に抜かれるので注意しよう。
      豚飯が有効そうな見た目だが、側面の装甲は51mmしかないので跳弾は全く期待できないが、装甲スカートが装備されており空間装甲として扱われているため、履帯吸収はある程度期待できる。
      ただし少しでも角度を取り過ぎたりすると簡単に貫通されるので角度には重々注意しよう。
    • 砲塔
      前面は254mmとHTクラスの厚みで同格相手でも通常弾なら弾いてくれることもある。
      側後面は薄く傾斜も無いため簡単に貫通される。
       
  • 立ち回り等
    左右45度の限定旋回砲塔が後部にくっついている。
    この正気を失いそうな配置のおかげで市街地での飛び出し撃ちや丘陵での稜線射撃といったテクニックがほぼ使用不能になっているので注意が必要。
    特に飛び出し撃ちに関しては履帯を切られてはめられたらおしまいなので気を付けよう。
    砲の危険性からヘイトが高いので、目立つ所にいると簡単に溶ける。
    最前線は他人に任せて一歩引いたところに陣取ろう。
    万が一1対1の状況になってしまった時は、リスクはあるが、正面から張り付いて砲塔もしくは車体上部を撃たせるという荒業もある。
     
  • 機動性
    車体ベースがコンカラーになったので最大34km/hで走る事が出来るようになり、今までのように前線にたどり着いたら戦闘が終わっていたといった事は少なくなる。
    しかしTDであるが故に旋回速度は低めなのでLTなどには接近されないようにしたい。
     
  • 総論
    アルティメットロマン砲こと183mm砲を戦車砲として使えるが、独特すぎる使用感に慣れるには非常に時間がかかる。
    長い装填中はまるで何も出来ないので、孤立する事の無い様に味方について行こう。

史実

第二次大戦後のベルリンにおける戦勝パレード以降、イギリス軍はソビエト軍の主力重戦車であるIS-3を冷戦時の最大の脅威として捉え、FV214 コンカラーを開発しますが、これに先立って120mmL1戦車砲をA41 センチュリオンに搭載したFV4004 コンウェイが作られました。
FV4004は当初、センチュリオンの車体に限定旋回式の砲塔を応急で搭載した状態でしたが、すぐに全周旋回能力を持つものに変更されました。
移動時には、長砲身がぶれて照準がずれないように、砲身を後ろに回して、車体後部のトラベルクランプで固定しました。
さすがに、センチュリオンに120mmクラスの戦車砲を乗せるのは無理があったようで、それを示すかのように砲塔は縦長の異様な姿をしていました、なにしろ、あまりの長砲身と砲塔のギャップ故に、全体の重量バランスはかなり危険な状態であったといいます。
砲塔自体は均質圧延鋼板で出来ていましたが、防御力は限定的であったそうです。
結局、FV4004の計画は1951年に中止され、試作車両の1両が完成するに止まりました。
120mmL1戦車砲の搭載は取り止めになりましたが、1952年頃、更に強力な183mmL4キャノン砲を搭載するFV4005が開発されます。
全周旋回砲塔を限定旋回砲塔に戻し183mmL4キャノン砲を架装、100kg近い大口径の砲弾を装填するために機力装填装置が追加され1両が完成。
その後、これをFV214 コンカラーMk.IIに搭載するFV215計画が立てられました。
そのうちのFV215b案は長砲身のバランスを補うために、戦闘室もしくは砲塔を後部へ移動する車体レイアウトに変更、搭載砲は183mmL4キャノン砲となっていましたが、A41 センチュリオンに105mmL7ライフル砲が開発されると、現実的でないとされ1957年に計画は中止、FV215bは設計と木製のモックアップの試作のみに終わりました。

 

ゲーム中では重戦車のFV215bと区別して名前の後ろに(183)が付けられています。
ちなみに、ベースとなったFV4005は現在でもボービントン博物館に実車が保管されており、その姿を見ることができます、ただし砲塔の旋回能力は失われているとのことです。

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*1 通称2倍ルール