Tier 4 アメリカ 軽戦車
スペック
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 旋回速度 | 視認範囲 | |||||
初期状態 | Twin Cadillac, Series 42 | 37 mm Gun M6 | VVSS T16E3 | M5 | 320 | SCR 508 | |
320 | 43 | 38/32/32 | 395 | ||||
21.31 | 44 | 340 | |||||
37 mm Gun T16開発時 | Continental R-975-C1 | 37 mm Gun T16 | VVSS T36E8 | M5A1 | 340 | SCR 506 | |
350 | 42 | 45/32/32 | 615 | ||||
22.95 | 44 | 370 |
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 [装填時間:単] [装填時間:倉] | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
37 mm Gun M6 | AP APCR HE | 18 2G 10 | 56 78 19 | 40 40 50 | 35.29 | 1,412 | 1.70 | 0.40 | 123 | +20 -10 | |
37 mm Gun T16 | 30.31 単[0.67] 倉[7.2] | 1,212 | 1.70 | 0.42 | 145 [5×29] | +20 -10 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier4アメリカ軽戦車。
アメリカ車にしては珍しくオートローダー砲を搭載出来る。
偵察能力については非常に優れているが、武装面の不遇さが問題。
&br - 火力
同Tier軽戦車の中でもワーストを争う程に火力が不足している。- 37 mm Gun M6
初期砲。前身の最終砲。
元々が貫通力・ダメージ共に貧弱な代物であり、M3 Stuart時代でさえ悩まされていた火力不足が更に深刻になっている。 - 37 mm Gun T16
最終砲。大雑把に言って初期砲を5連射する武装で、弾自体の性能は全く変わっていない。
貫通力不足はあまりに深刻で、まともにダメージが通るのは、基本的に軽戦車および紙装甲の駆逐戦車・自走砲くらいと思って良い。
挙げ句の果てに、初期砲はDPMが僅か1,000ちょっとであり、最終砲は弾倉攻撃力200と貫通可能な相手に対しても火力が全くもって足りない。
ちなみに、以前は一度トリガーを引くと5発が自動に打ち出されたが、現在は他のオートローダーと同じく一発ずつ撃てる様になっている。 - 主要な砲の簡易比較。取り上げた砲の口径は30~60mm、発射速度は23~28発/分。
国 Tier 車両 主砲 攻撃 AP貫通 APCR貫通 APCR単価 ソ 4 A-20
T-80
T-5045 mm VT-42
45 mm VT-4355 75mm 110mm 3G 3 T-46
T-70BT-7 37 mm ZiS-19 40 58mm 92mm 2G 独 4 Luchs
Pz.38 nA5 cm Kw.K. 39 L/60 70 67mm 130mm 5G 4,7 cm Kw.K. (t) L/43 60 62mm 115mm 3G 3 Pz.38 (t) 米 4 M5 Stuart 37 mm Gun T16
37 mm Gun M640 56mm 78mm 2G 3 M3 Stuart 仏 4 AMX 40 47 mm SA35 55 45mm 79mm 3G 3 AMX 38 英 4 Covenanter QF 2-pdr Mk. X 50 78mm 121mm 3G 3 Stuart I-IV QF 2-pdr Mk. IX 45 64mm 121mm 中 4 M5A1 Stuart 47 mm Gun Type 1 70 81mm 130mm 4G 3 Chi-Ha 日 4 Type 5 Ke-Ho Experimental 57 mm Tank Gun Shin 75 87mm 131mm 5G 3 Type 98 Ke-Ni 37 mm Gun Type 1 50 58mm 73mm 2G 捷 3 LT vz. 38 37 mm Škoda A23 40 82mm 115mm 2G
さらにここでは戦車砲しか取り上げていないが、LuchsにはAP95mm・APCR130mmという機関砲まであるのだ……。
とはいえ、他に選択肢がない以上どちらかを搭載するより他にない。
最終砲の仕様が変わって普通のオートローダーになった現在では最終砲を装備した方が良い。
- 37 mm Gun M6
- 装甲
M3 Stuartの性能向上型…の筈なのだが、装甲は若干薄くなってしまっている。
遭遇する戦車を考えれば敵弾を防ぐ事は全く期待できない。
&br - 機動性
前述の通り装甲が薄くなったが、車体重量は何故か増加している。そのくせエンジン出力は据置のため、機動性が低下している。最高速こそ伸びたものの、加速が悪くなっており、旋回速度までも低下してしまった。
とはいえ、最高速度は65km/hと偵察役としては充分な値であり、減速要素の少ないコース取りに気を付ければ最低限の機動力は確保できる。
&br - 偵察力
視界は順当に強化されており、改良砲塔ならTier5までの軽戦車の中でもトップタイ*1。速度が乗れば走り偵察も可能で、深入りしなければ長期に渡って味方の目となる事も難しくはない。
車体がやや大きく、置き偵をしているときに小さな茂みだと隠れたつもりでも頭が出ていて発見されることがあるので注意。
当然、発見されれば高確率で一撃死する。本車よりも潜伏に長けた戦車と出会うケースが多いので、敵の布陣には十分注意しよう。
なお、M3 Stuart時代の経験はそのまま生かせるので、車体を隠せる茂みや逃走ルート、利用できる障害物をきちんと吟味しているのであれば、一方的に成す術なくやられるケースは少ない筈だ。 - 総論
Tier4以降の軽戦車はこれまでと違い、攻撃するよりも偵察することが主体になるものも多い。
ここから先の戦車でも必要とする技術なので、今のうちから偵察の腕を磨いておこう。
チャンスがあれば敵の布陣の隙を突いて自走砲狩りや紙装甲狩りを狙いたいが、この車両の性能からして格上相手には無理はできないし、そもそも無理をする必要も無い。
この車両からM24 ChaffeeとM7に分岐する。
Chaffeeルートは標準的な軽戦車ルートで、M7ルートはオートローダー砲が特徴のルートになる。
M7ルートはツリー構成が変則的で、Tier8で軽戦車から中戦車に変わりTier10で重戦車になる。
重戦車と軽戦車では求められるスキルが変わってくるため、M7ルートの搭乗員の育成をする際はどこを終着点にするかをあらかじめ決めておこう。
史実
M5軽戦車スチュアートは、M3A3軽戦車スチュアートの流れを汲む軽戦車です。
M2~M3軽戦車で使用していた、星型7気筒エンジンからV8エンジン2基+オートマチック・トランスミッションの組み合わせに変更されたのが、M5軽戦車スチュアートです。
1942年4月から量産体制に入ったM5軽戦車は、M3A1と同等の砲塔に、M3A3とよく似た前面装甲29mmの溶接車体を持っていました。
初期型のM5軽戦車の生産数は、2,074両程度にとどまりました。
M5シリーズ主力生産型のM5A1は、M3A3と同等の大型砲塔に改められ、車体下部には脱出ハッチも追加されました。
1944年6月まで、実に6,810両が生産され、ヨーロッパ戦線へ送られていきましたが、軽戦車の火力・装甲では、第一線で生き残ることが困難だったものの、ドイツ軍もこの頃には戦車不足や燃料不足が深刻化していた時期で、滅多に遭遇せず、対戦車戦闘が行われなかった事から、強行偵察やパトロール、歩兵支援などに重宝されました。
コメント
- いつ頃最終砲が、オートローダーになったけ?(最初からだったけ?) -- 2017-11-09 (木) 13:02:04
- 残弾APCRで結構気持ちいい -- 2018-04-21 (土) 11:54:12
- 苦行みたいな書かれ方をしてるけど、ローダーを積んで回り込む使い方ならむしろ強いと感じる。金弾も安いし30発くらい積んで格上がいるときに使おう。 -- 2021-02-24 (水) 18:01:15
- 苦行過ぎる。ティア4最弱はこの戦車で間違いない。存在自体が利敵行為レベル -- 2023-07-09 (日) 02:15:00
- これはフリーで飛ばして、上手く成ってから乗る事勧めるなぁ -- 2023-07-10 (月) 22:34:52