T-22型水雷艇(1939型水雷艇)
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | 4 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 駆逐艦 | 派生元 | V-170 |
国家 | ドイツ | 派生先 | Gaede |
生存性 | 継戦能力 | (A) 11,500 (B) 13,000 | |
装甲 | 10-16mm ・防郭 0-1mm ・艦首・艦尾 0-1mm ・砲郭 0-1mm ・装甲甲板 0-1mm | ||
機動性 | 機関出力 | 32,000馬力[hp] | |
最大速力 | 34.5ノット[kt] | ||
旋回半径 | 540m | ||
転舵所要時間 | (A) 4.1秒 (B) 2.9秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 5.8km | 9.8km | 7.8km | 2.0km | |
航空発見距離 | 2.9km | 0.0km | 5.9km | - |
射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | mod.1 | 8.9km | 0m | |
mod.2 | 9.8km | 0m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 105mm L/45 MPL C/32ge | 4基×1門 | HE弾 1200(5%) AP弾 2200 | 4.0秒 | 17.1秒 |
魚雷 | 艦体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | (前期)533mm Drilling | 2基×3門(6門) | 13700 | 68秒 | 7.0km | 61kt | 1.3km | |
(後期)533mm Drilling | 2基×3門(6門) | 13700 | 68秒 | 7.5km | 62kt | 1.3km |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 爆発数 | 秒間ダメージ | 命中精度 | 有効ゾーン | |
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爆発半径内 | 継続的 | ||||||||
A | 短 | 20mm Flak 38 20mm Flakvierling 38 | 2基×1門 1基×4門 | - | 42 | 95.0% | 0.1-2.0km | ||
中 | 37mm Flakzwilling 30 | 2基×2門 | 14 | 100.0% | 0.1-3.5km | ||||
長 | 105mm L/45 MPL C/32ge | 4基×1門 | 1 | 980 | 21 | 100.0% | 0.1-5.2km | ||
B | 短 | 20mm Flakzwilling 38 20mm Flakvierling 38 | 4基×2門 1基×4門 | - | 70 | 95.0% | 0.1-2.0km | ||
中 | 37mm Flak LM/42 | 2基×2門 | 53 | 100.0% | 0.1-3.5km | ||||
長 | 105mm L/45 MPL C/32ge | 4基×1門 | 1 | 980 | 21 | 100.0% | 0.1-5.2km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ |
1 | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 |
・開発ツリー
軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
当艦 | ━ | モジュールスロット1 (11,000) | ━ | モジュールスロット2 (16,500) | ━ | モジュールスロット3 (27,500) | ━ | Gaede (55,000/-) |
船体 | ||
---|---|---|
T-22 船体B | 100,000 | |
魚雷 | ||
魚雷 G7a T1 | 12,500 | |
射撃管制装置(照準装置) | ||
照準装置 Typ4 mod.2 | 12,500 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
---|---|---|---|
応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5秒 消耗品の準備時間:40秒 | |
十字キー上 | |||
発煙装置 | 2回 | 消耗品の動作時間:20秒 消耗品の準備時間:57秒 持続時間:240秒 | |
十字キー右 | |||
エンジンブースト | 2回 | 消耗品の動作時間:120秒 消耗品の準備時間:180秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
大型艦艇の護衛から偵察作戦まで、様々な任務に対応可能な多目的艦であり、ドイツ海軍における公式の分類は、「艦隊水雷艇」でした。強力な雷装を備えていたものの、砲力は低めでした。
就役:1942
同型艦数:15
解説
- 概要
ドイツTier4駆逐艦。
- 主砲
前Tierまでの高い弾道と遅い弾速からは解放されるためかなり当てやすくなる。
4門しかないものの装填速度が4秒と早く、強いAP弾と湿気ったHE弾というのは今まで通りである。
同格最小口径のため、対駆逐艦以外ではまず使うことのないAP弾はダメージこそ平凡なものの、DPMがTier4では2位と強力。
一方でHE弾のダメージがTier4ワーストと非常に低いが、手数が多いおかげでDPMは中位と日駆はよりだいぶマシである。
砲塔は素の状態では全力転舵時に砲旋回が間に合わない。主砲改良2を装備すると180°砲旋回が14.9秒(装填時間4秒)で全力転舵に追いつくので艦長スキルをあわてて取る必要はない。
またこの艦の砲塔はモデル上仰角が70度ほどまで上がるようになっており、艦上構造物に関係なく砲塔は全て全周回転する。
……のはいいのだが、肝心の砲レイアウトが悪く、3・4番砲塔はそれなりに艦を傾けなければ全門斉射が出来ない(特に艦首方向)ため、かゆい所に手が届かないことが多い。
無理に全門斉射しようとすると手痛いダメージを受ける事になりかねないので姿勢制御には気をつけたい。
- 魚雷
3連装魚雷を2基持っている。Tier4としては速度と威力ともに申し分ない。
前Tierまでの艦首方向の魚雷は廃されたが、前期魚雷の射程は7キロ、後期は7.5キロとかなり使い勝手がよくなった。
魚雷装填速度も68秒と早く手数に優れており、総合的に戦術の幅が大きく広がっている。
- 対空
同格駆逐艦の中では2位と最高の部類ではあるが、1隻でどうにかなるレベルではない。
基本的には対空砲をOFFにしておき、発見されてからONにする運用が推奨される。
防空を意識する場合はオーソドックスに巡洋艦等からの支援を得た方が良いだろう。
- 機動力
旋回半径が同格2位と優れており、転舵時間も早めで応答時間も悪くなく良好な部類。
一方で最高速力は前Tierから1.0kt落ちて同格ワースト3位の34.5ktとかなり遅く、一部の高速な巡洋艦に追いつかれてしまうレベル。
このため序盤のCAP合戦では後手に回ってしまいがち。要所でエンジンブーストを使ってカバーしていこう。
開幕はCAPに固執せずに、機動力と砲力を生かした機動戦によるCAP妨害が主な仕事となるだろう。
- 生存性
後期船体でHPがTier4では4位とかなり高く恵まれている。
- 隠蔽性
最良で5.0km。インスピレーションで更に補強すると4.6km以下まで縮める事が可能と極めて良好で日駆に迫るほどの高水準を誇る。
ツリー艦では日駆(睦月・峯風)に次ぐ実質2位の非常に優秀な隠蔽性を持つようになった。
- 総評
良くも悪くも日駆と砲駆の中間の性能を持つ船である。駆逐艦同士の戦いでは砲力では米ソ伊駆逐に負け、雷撃能力では日駆に分がある。
相手の性能や技量を見極めてその都度戦術を変えるなど、艦長には高度な柔軟性で臨機応変な対処が求められる。
ver0.6.13.0の改定で隠蔽性がツリー艦実質2位にBuffされたので、使いやすさは大幅に向上している。
雷撃と隠蔽を中心とした戦闘(雷駆運用)を行えばスコアを伸ばしやすくなるだろう。
Tier4最強の呼び声が高い神風の対抗馬になれる高いポテンシャルを持っているので上手く使いこなしたい。
史実
1939型艦隊水雷艇(Flottentorpedoboot 1939)は、ドイツ海軍が建造・運用した水雷艇である。
前型に当たる1935/1937型水雷艇(Torpedoboot 1935/1937)から特徴的な箱型艦橋、大型のアトランティックバウなど基本設計を引き継ぎ、武装の強化・航続距離の延伸を行って汎用性を高めたものが本型である。
船体は前型の85.2mから102.5mへと延長され、主兵装として引き続き53.3cm3連装魚雷発射管2基を搭載。主砲(両用砲)は前型の1基から4基となり、機雷搭載数も30発から50発に増加。対空火器も戦争が長引くにつれ逐次増強されていった。
これらの大型化に伴い、基準排水量は875tから1,295tとなり、まさに小型駆逐艦ともいえるべき艦容に仕上がった。
一方で排水量の増加にも関わらず機関は前型から据え置きとされたため、当初の試算であった33ノットは発揮出来ず、実用速度は31ノットまで低下してしまった。
これは親戚ともいえる1934/1936型駆逐艦(Zerstörer 1934/1936 俗に言うZ型駆逐艦)に比べるとだいぶ遅かったが、ドイツ海軍初の大型駆逐艦であるZ型が機関の信頼性、トップヘビーからくる航行性・安定性、凌波性など多くの問題を抱えていたのに対し、本型では凌波性・航行性・航続距離で勝っていた。水雷艇とは
ただしあくまでも「Z型と比較して」の話であり、あの悪名高いドイツ製高圧機関を搭載した本型も機関にはそれなりに悩まされたようである。
1939年度建艦計画によってまず3隻の建造が承認され、1番艇のT22が40年7月に起工、42年2月に就役した。最後に起工された15番艇のT36は、大戦も末期の44年12月に就役している。
ドイツ海軍における水上艦艇の不足から、その汎用性を活かして駆逐艦の代わりを務めたり、主力艦の護衛、対地砲撃支援など数多くの任務をこなした。大戦末期にはバルト海で避難民の輸送などにもあたっている。
最終的に15隻が建造されたが、そのうち11隻が戦没。生き残った4隻も戦勝国に接収され、運用後はスクラップにされた。
余談ではあるが、T36の起工後は機関に改良を加えた1941型艦隊水雷艇(Flottentorpedoboot 1941)が43年8月より順次起工された。しかし資材と工員の不足から、完成したのは4隻に留まった。
小ネタ
本艦は先んじて建造された1935/1937型水雷艇(Torpedoboot 1935/1937)の改良型に相当する。参考までに1935年型はT1からT12までが、1937年型はT13からT21までが建造されたが、搭載された火砲が艦尾に105mm単装砲1基のみと非常に貧弱であり、また1930年に調印されたロンドン海軍軍縮条約による駆逐艦の保有制限枠を回避すべく基準排水量を600トン以下に抑えるような設計が行われていたために航続距離も短く、汎用性に欠けるという欠点があった(実排水量は800トン以上になってしまったのであるが、対外的には600トンと公称)。
そこで後継艦である本艦においては、船体を拡張して主砲の搭載数も4基に増強した結果、基準排水量は1295トンと他国の駆逐艦並みとなった。この改良によりドイツ海軍初の大型駆逐艦であるZ型?が凌波性・トップヘビーからくる航行性と安定性など多くの問題を抱えていたのに対し、本型は凌波性・航行性・航続距離で勝っていた(水雷艇の定義は何処へ行った)。しかし、そんな本艦にも逃れられぬ宿命が待っていた…Z型同様にドイツ製の複雑な高温・高圧機関を搭載していたためドイツ駆逐艦のお約束である機関の不調や故障の頻発に悩まされる事になるのである。
コメント欄
- タンカーみたいでかわいい -- 2022-04-23 (土) 10:23:40
- わかる -- 2022-04-23 (土) 18:38:30
- 二試合連続でクラーケン取れる、かなり優秀な駆逐艦。隠蔽もいいし、魚雷の装填も早いし、砲も強い、あとは、魚雷ダメージと、浸水発生率がほしい。 -- 2022-04-29 (金) 11:59:32
- かわいい -- 2022-04-29 (金) 12:00:27