Tatra

Last-modified: 2023-07-24 (月) 06:44:04

タトラ級駆逐艦 一番艦 タトラ

Tátra.jpg

性能諸元

性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能

Tier2種別プレミアム艦艇
艦種駆逐艦派生元-
国家ヨーロッパ派生先-
生存性継戦能力8,100
装甲全体 6mm
・防郭 6mm
・艦首・艦尾 6mm
・砲郭 6mm
・装甲甲板 6mm
対水雷防御ダメージ低減0%
機動性機関出力20,500馬力[hp]
最大速力32.5ノット[kt]
旋回半径460m
転舵所要時間3.0秒


隠蔽性 通常主砲発砲時火災発生時煙幕内からの主砲発砲時
海面発見距離5.2km8.7km7.2km2.0km
航空発見距離2.7km4.7km5.7km-


射撃管制装置艦体モジュール主砲射程最大散布界
-mod.18.7km0m


主砲艦体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填180度旋回
-100mm/50 Skoda K102基×1門HE弾 1,450(6.0%)
AP弾 1,650
4.5秒18.0秒


魚雷艦体口径基数×門数(片舷)最大ダメージ(浸水)装填射程雷速発見
A450mm Torped M19132基×2門(4門)5533(63%)20.0秒8.0km55.0kt1.2km
専用UG2基×3門(6門)30.0秒



・アップグレード

スロット0スロット1スロット2スロット3スロット4
搭載可能アップグレード
0Propulsion Modification 1-min.png推力改良1-20%:主機の損傷確率
-20%:主機の修理時間
Steering Gears Modification 1-min.png操舵装置改良1-20%:操舵装置の損傷確率
-20%:操舵装置の修理時間

・開発ツリー

開発ツリー
軍艦名
(必要経験値/購入クレジット)
モジュールスロット
(必要経験値)
当艦モジュールスロット1
(0)


魚雷
Torpedoes-min.png450mm M19130

・消耗品

搭載可能 消耗品

搭載可能 消耗品

十字キー左
応急工作班I.png応急工作班無制限消耗品の動作時間:5 秒
消耗品の準備時間:40 秒
十字キー上
発煙装置I.png発煙装置2 回消耗品の動作時間:23 秒
持続時間:109 秒
消耗品の準備時間:240 秒
十字キー右
エンジンブーストI.pngエンジンブースト2 回消耗品の動作時間:120 秒
消耗品の準備時間:180 秒

詳細は消耗品を参照

ゲーム内説明

タトラ級はオーストリア=ハンガリー帝国海軍としては最高の駆逐艦級であり、海軍に先進的な艦艇を配備するという軍備計画の一環として建造されました。本級の火砲はチェコのシュコダ社製でした。
就役:.1913
同型艦数:6

解説

  • 主砲
    他国より小さめな、100mm砲を使用。他国駆逐艦と比べて一撃の威力には劣るものの、装填速度が速い。
    ・副砲
    史実で舷側に6門装備されていた7cm砲は、残念ながら飾りになっている。
  • 魚雷
    45cm魚雷を連装2基搭載。このtierの駆逐艦としては標準的。
    tier2にして浸水率63%という高い値を誇る。魚雷大国である大日本帝国籍の海風(96%)に次いで高い。
    問題はその威力である。欧駆の宿命で、ハッランドまで続く欠点。同数の魚雷をもつ海風と比べて大きく劣っており、全弾直撃させても同格駆逐艦をワンパンできない。
    ...まぁ確かに、この性能の魚雷に威力まで付随したら明らかにOPとなってしまうので妥当といえば妥当か。
  • 対空
    存在しないが、そもそも空母とマッチングしないため問題はないはず。一次大戦期の駆逐艦に対空能力を求めるのも酷な話だ。
  • 抗堪性
    耐久が8100しかなく当たり弱いので、立ち回りには気を付けよう。
  • 機動性
    速力は普通。遅くも速くもない。艦体の小ささも相まって、舵は素直に効いてくれる。
  • 総評
    低威力ながら高性能な魚雷に、装填の速い主砲を生かして手数で攻めるタイプの駆逐艦。魚雷は高速で当てやすいため、駆逐艦の入門としても有用。

史実

艦歴

オーストリア=ハンガリー二重帝国の駆逐艦。
地中海の覇権を争うイタリアに対抗する為に六隻が建造された。
艦名はそれぞれかつて二重帝国に属した国の山の名前、地名、湖の名前に由来する。
主機関に蒸気タービンを取り入れ当時の軍艦としては比較的高速な32ノット以上の最高速度を誇る。
武装はシュコダ社製の10cm砲を主砲として2門、副武装として7cm砲を片舷3門ずつの6門、水雷装備として45cmの連装魚雷発射管を一基装備した。
1913年から次々に就役し、六番艦のトリグラウが就役したのは第一次世界大戦勃発直後の1914年8月の事だった。
第一次世界大戦終結時点で4隻のタトラ級が生き残っていたが、その全てがイタリアへ賠償艦として譲渡された。
対イタリアを意識して作られた軍艦がそのイタリアへと引き渡された事は少し皮肉めいている。

小ネタ

艦名の由来

 艦名の由来は旧オーストリア=ハンガリー二重帝国領内に存在したタトラ山脈から。現在ではポーランド領、及びスロバキア領に含まれる。80%程度はスロバキア領であり、同国を代表する山脈。スロバキアの国歌 (Nad Tatrou sa blýska、稲妻がタトラの上を走り去り)にも歌われている。(Wikipediaより引用)

特徴的な艦形

 本艦の艦首部は凌波性を高めるために一段高くなった船首楼甲板を採用しており、その上にむき出しの単装砲と艦橋(よく見るとこれもまた露天艦橋である)、そして単純な構造のマストが立っている。これより後ろの部分は主機等が収められた缶室区画となるが…余計なものを極力省いた構造により凸型の構造が良く判る*1。さらに後ろは兵装区画であり、魚雷発射管と後部単装砲が確認できる。後楼上に見えるのはサーチライトであり、これは艦橋にも同様のものが確認できる。

コメント欄


*1 参考までに防護巡洋艦もこれと同じような凸型構造の上部のみに簡素な装甲を施し、その上に非装甲の構造物を載せている。