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・精霊について
・先行版情報
・ゲーム外情報
・考察
・各精霊について(イベントの精霊達は各イベントの項を参照して下さい。)
ゲーム内説明(右上のハテナマークより)
絆をレベルアップ
精霊に(星のキャンドルのマーク)を捧げることで彼らとの友情はさらに深まります。とっておきの感情表現やアイテムを見せてくれるかもしれません
概要
王国内に何人も存在する。「星」「星の精霊」「祖先」などとも言い表される。英語ではSpirit。
未開放の精霊の記憶は青く光っており、遠くから見ると青い幻日のような光円が見える(これは恒常精霊の場合)。
解放した精霊の記憶はグレーになり、光らなくなる。
解放後星座から降りてくる精霊は青色で、星のキャンドルを捧げると黄色になる。
記憶を解放すると「この精霊は感謝の祝福とともに大精霊の神殿で待っています」というメッセージが出る。
星のキャンドルを捧げた精霊は天空を出る前に光の翼をひとつ(星のキャンドルで解放する箇所が2つある精霊は2つ)くれる。
仮面をつけていない精霊は目と思しき光るダイヤ型が顔にふたつある。
精霊にキャンドルやハートを渡してアイテムをもらうことは、ゲーム内や公式ツイートなどで「友情を深める」と表現されている。
精霊からもらえるものだけではないが、それぞれアイテムをもらう時に、魔法(とアドベンチャーパス)は赤、楽譜は黄色、ドレスアップアイテムは青白い物体が降りてくる。
先行版情報
初期はそもそも天空が実装されておらず、星座システムなどもなく(そのため解放後神殿に飛んでいく演出もなく、神殿での瞑想時も星座に返す演出がなかった)、オープニングでも特に言及されなかったため精霊が星であることを示すものは何もなかった。精霊が星である設定そのものがなかったのかそれとも示されていなかっただけなのかは不明である。
精霊の解放方法も何度か変更されている。最初は各地に点在する精霊の墓碑の周りの赤いキャンドルに火を灯すことで解放ムービーを見ることが出来た(精霊の幻影に触れて追いかけて行ったりその先の像を燃やすなどがなかった)。次に精霊が蝕む闇の生えた石像の形になっており、燃やすと石像が割れて中から精霊が現れ、解放ムービーが流れていた。
ゲーム外情報
Tom Zhaoさんのサイトの絵において、精霊は「Ambition(野心)」、「Technology(技術)」と結び付けられている。また青系統の色、ダイヤ型、三角形(絵の中で精霊達がテクノロジーの成長に焦点を当てていたことを表しているとされている)とも結び付けられている。生物と違い飛ぶことは出来ないが、道具を作ることが出来たとも書かれている。少なくとも草原時代は生物と共生していたが、峡谷時代に至って無関心になりメガバードに還らなくなったと説明されている。
上記のように、先行版では精霊が星であるという言及がほぼされていなかったが、Tom Zhaoさんのサイトでも「star」という単語は30枚目にしか出てこない(ダイヤを「artificial star(人工の星)」と表現している)。
生放送などではしばしば「古代人」と呼ばれる。
Twitterでの公式スペースにて、Kie氏が「Skyには性別の定義がない。Skyはみんな自分のいたいようなジェンダーでいるところ」と発言している。
考察
Sky王国の国民であると思われる。
上記のようにヒントで「星の精霊」と書かれていること、天空で「星」と書かれていること、オープニングでの描写などから、星と何らかの関連があることがわかる。
これについては、実際に星そのものでもあった、特定の星をそれぞれ自らのトーテム(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%A0 )としていた、漠然と星々を自分達と同一視していた、精霊の宗教観で死ぬと星に還るとされていたなど様々な仮説が立てられている。また、オープニングでは、歴史初期の精霊達がいつか星に還ることを喜びとともに待ち望んでいたことが分かる。
リリース当初は名前がなかったが、2020年7月7日のアップデートで名前が追加された。しかし、奏の音楽堂で忘れっぽい劇作家精霊が「音楽のお店の案内人」、陽光の日々では大樹の案内人精霊が「陽光の案内人」という名前に変わっていることから、ゲーム内で見られる精霊の名前は本名ではなく(本名という概念があるかも定かではないが)、その場その場で変わる「呼び名」であると思われる。
現在あるいは過去の性質に関する考察
精霊に近づくとケープのエネルギーが回復すること、星のキャンドルをあげると天空で光の翼をくれたりするところから、闇にとらわれているだけで精霊達も光の側に属すると思われる。そもそもSkyで精霊を表すことがある英語の「star」は自ら輝く星を指し、planetなど輝かない星とは通常区別される。
ストア紹介文を参照すると、王国は滅びており、「精霊」も王国があった当時の状態ではない可能性が高い(例えば当時は肉体を持っていたが、今は霊体であるなど)(現実世界のような死の概念がSkyの世界にあるとは限らない。後述)。今の青みがかったり黄色みがかったり白黒だったりする色合いはどれも生前の色合いとは違う可能性もある。また、例えば星の子のように体が硬い素材でできていたかもしれない。これらはもちろん大精霊達にも当てはまることである。
記憶の中の精霊が自力で自由自在に飛べるという描写は今のところない(飛ぶ船やマンタ、クラゲに乗っていたり、大きく呼びかけることで蝶によって浮かせてもらっていたことを示唆する描写があったりする)(書庫の精霊に限っては、自分の肉体や物を浮かす能力があったらしい描写がある)。天空に向かう時のみ飛んでいる精霊が見られる。ケープはただの装飾品だった可能性がある。ただし、ほとんどのケープを着ている精霊のケープには1つ、一部のケープを着ている案内人精霊のケープには5つの星が描かれている。
解放したあとの恒常精霊や季節クエストでの季節の精霊が星の子を認識しているかのような動作を取る(例:魔法の季節のエンディングでは精霊たちが手を合わせ感謝を示しているような動きをする)ことから、「精霊は死後もある程度自由に動けるのではないか」という説がある。あるいは闇にとらわれている間は自由に動けず記憶を再現するだけだが、最後に星の子が火を掲げて解放することで自由に動けるようになったり星の子を認識したりするようになるのではないかという説もある。
再訪する精霊や日々イベントを除外しても、恒常精霊は記憶を解放し対応する領域の大精霊の神殿で瞑想したあとはホームの星座盤や各地の墓碑で簡単に呼び出せる他、想いを編む先祖は定期的に食卓でパンのようなものを焼き、奏の音楽堂では表現者たちの季節の精霊が自由に動き回るなどしており、花鳥郷ではクエストを進めることで精霊と関わることができるようになる。特定の条件さえ満たせば精霊が(霊魂の状態ではあるが)地上でも自在に動き回れるようになる可能性は高い。現実世界でも、日本のお盆や海外のハロウィンなど、「死者が現世に帰って生者のように生活する」あるいは「死者は死後も(視認できないだけで)生者の世界で生者のように生活している」という概念はあるので、それの延長のようなものと考えればいいだろう。
「精霊の記憶」と「(現在の霊体の)精霊そのもの」が違う可能性もある。
たとえば精霊の記憶は雨林の雨が当たるとダメージを受けるが、ツリーハウスに現れる大樹に集う精霊達は雨に当たっても平気そうにしている(精霊の記憶は他にも闇の蟹の突進に当たった時はもちろん、突撃していない暗黒竜に触れるだけでもダメージを負う)。また、季節の精霊のクエストムービーを見る際精霊と精霊の記憶が共存している。
記憶があるのがその領域であるというだけで、必ずしもその領域が故郷である、あるいはその領域に住んでいた、とは限らないという説もある。
AURORAの季節第3クエストの内容から、高所からの落下で怪我を負うことが分かる。
星の子と同じく、(性格的にはともかく)生物学的には現実世界の人間と異なる可能性もある。
「精霊は目を閉じない(目の光が消えない)のではないか」という説がある。確かに精霊の目の光が消えるシーンはないが、顔全体を覆う仮面をつけている精霊は目の光が隠れているため判別不能であり、そうではない寝不足の造舟師精霊や昏倒する戦士精霊も最後顔が見えないようになっており判別不能である。唯一眠そうな行商人精霊は目を閉じずに寝ているように思える。メタ的に目を閉じた顔を用意できていないだけではないかという説もある。
星の子は新世代であり、精霊と厳密には違うものとされるが、例えば精霊は星の子と違って自力で飛べないなど能力に少し違いがあるだけで、アニメーションプロジェクトティザーで何人も星の子に酷似した子供が登場すること、また星の子に酷似している子供の精霊が何人もいることから、子供の頃は星の子と同じような姿をしているものと思われる。楽園の季節ではマンタのような光の生物の体が変化する可能性が示唆されたため、精霊も子供から大人になる時に体が変化するのかもしれない。
想いを編む季節の精霊達など家族のような関係が存在するようであるが、現実世界にも養子や血の繋がりのない保護者などの関係は少なからず存在するため、これがすなわち親にあたる精霊から子どもにあたる精霊が生まれたということを意味するわけではないとする説がある。
これに関連して個々の精霊の性別も(精霊に性別があるかどうかも)明らかにされておらず、ゲーム内でも「they(通常三人称複数で用いられるが、性別を特定しない三人称単数としても用いられる)」と呼ばれている。
なお、精霊の髭に関しては「ちょっと変わったコーディネートがしたい」というReika氏たっての希望で実装されたと日本語生放送で言及されている。また、精霊が人間と全く同じとは限らないことを考えると、男性(そもそも精霊に性別があるかも不明である)・一定の年齢以上だから髭が生えているとは限らない(女性などこの条件に当てはまらない現実の人間でも髭が生えることがある)。
ケープや仮面などの装飾品に関する考察
ケープと仮面は特別な精霊しか身につけられない装飾品だったのではないかという説がある。たとえば、仮面は特定の役職や身分を示していたのではないかというものである。あるいは、星の子達と同じように、ファッションや自己表現のひとつとして仮面をつけていたのではないかという説がある。
ケープや仮面は生物の模倣であるという説がある。ケープは翼の模倣で、仮面については(一部の仮面は生物の形を模倣しているが、それだけではなく仮面という概念そのものが)鯨や楽園の島々の巨大な生物のように一部の生物に見られる固く発達した頭骨という構造を模倣したのではないかという説である。
なぜ現在のSkyの世界に存在しない動物の仮面があるのかについて、「昔はその動物が存在したが、いなくなった」「Skyでの伝説上の生物だった」「地球などの他の星から伝わった、あるいは(Sky王国の王子が星の子になったプレイヤーと同じように地球から訪れた人間であるという説に基づき)王子が伝えた異星の動物を模倣した」などの説がある。
精霊の救済について
チュートリアルにおいて、記憶を解放した精霊のことは「あなたが救った精霊」と表現される。そのため、記憶の解放は精霊たちにとって救済行為であるということがわかる。
Sky王国にいたと思しき国民の総数に比べ、恒常精霊の数はとても少ない。これについては、(精霊の救済が目的(あるいはその一部)とする場合)「大多数の精霊は星の子の助けを借りずとも天に帰ることが出来ており、天に帰れなかった一部の精霊たちを星の子達が解放している」という説、「大多数の精霊は記憶を残すことができず、救済も永遠に不可能」という説、「大多数の精霊は記憶を残すことが出来なかったが、光のかけらなど別の形で残っておりそれに応じた救済方法がある」という説、「残りの精霊達もこれからの季節で現れる」という説などがある。
オープニングでの描写、また天空で精霊から光の翼をもらう時に「空に帰した星たち」と表現されることから、すなわち彼らの記憶を解放し、天空に連れていくことは星の子の使命の一つであると思われる。なぜ精霊の記憶を解放するのかについて、「精霊は記憶に囚われており、記憶を解放することでその呪縛から解放する」という説と「精霊は記憶を失っており、記憶を解放することで精霊は自分を取り戻し天空に帰ることができる」という説と「記憶≒魂であり、誰かが記憶することで天に帰すことができる(このため星の子自身が記憶しなくても『星の子が記憶を解放した精霊』が覚えている=『記憶に登場する他の精霊』も『星の子が記憶を解放した精霊』と共に天に帰ることが出来る)」という説がある。
精霊を解放する時に蝕む闇を溶かすクエストが進行することから、精霊=蝕む闇、あるいは精霊が蝕む闇に蝕まれているという説があるが、精霊の記憶を解放すること自体が救済行為である以上、蝕む闇が精霊と同じ存在であってもそれを溶かすことは救済行為となりうるだろう。
精霊の文化における死の概念についての考察
AURORAの季節第1クエストでは恐らく駆けゆく旅人精霊の幼少期時代の記憶が見られる。そこではもう1人の精霊が途中で倒れ、その後花を供えた墓碑の前に座る精霊が見られる。涙ぐむ光坑夫精霊の記憶では(他の精霊が死んだと考える場合)石を積んだ簡易的な墓と思われるものを作り、泣いている。このため精霊に死を悼む概念はあったと思われる。
ただしオープニングでは歴史初期の精霊が星に還ることを楽しみと共に待ち望んでいた描写がある。星に還るとは恐らく現在行われている精霊が星の子によって天空に届けられることと同じと思われるが、これも死であるように思われるため、矛盾しているように思われる。
しかし、精霊の時代も大精霊が精霊を星に還していたという言及があるため、星に還るというのは特別なことだったのかもしれない。肉体の死と魂が星に還ることを区別していた可能性がある。あるいは時代とともに死の概念が変わったという可能性もある。
孤島の精霊達
指差すキャンドル職人
英語名はPointing Candlemaker。
解放すると「指差し」の感情表現をもらえる。
0.解放前。
1.2人の精霊の前で壁画を指し示すキャンドル職人精霊。
2.キャンドルが何本も並んだ机のそばでキャンドルを持ち上げているキャンドル職人精霊とポニーテールの精霊。
3.壁画を指し示すキャンドル職人精霊。
4.舟を指し示すキャンドル職人精霊と、舟に向かう2人の精霊。
解放ムービー
壷やキャンドルが沢山乗った舟の上にいる2人の精霊の元に向かうキャンドル職人精霊。
ポニーテールの精霊が両腕を伸ばし、もう1人の精霊が拍手をする。
神殿を指し示すキャンドル職人精霊。
考察
キャンドル職人という名前から、キャンドルを作っていたのだろう。その方法、材料などは不明である。また、既に白いキャンドルは通貨であるという言及があるが、通貨をわざわざ買うというのは考えにくいため、このキャンドルは白いキャンドルではないか、白いキャンドルには通貨以外の役目があったという説もある。通貨としての白いキャンドルをこの精霊が発明、あるいはこの時代は1人で製造しており、他の地方に輸出していた可能性もある。
あるいはこの精霊が作るのは上質なキャンドルで、金本位制時の金のように貨幣として使うキャンドルの価値の基準となるのかもしれない。
その他に出てくる精霊は大小2人であるが、この精霊の家族という説と、キャンドルを買いに来た客、あるいはキャンドル職人が作ったキャンドルを別の場所に輸出しに行く者達という説がある。
固辞する航行者
英語名はRejecting Voyage。
0.解放前。
1.ツルハシを持ったもう1人の精霊に「待て」というような動作をする。
2.蝕む闇の前で腕を交差させている。
3.壁画が現れ、それを示す。もう1人の精霊は腕を組んでおり、ツルハシは地面に置かれている。
解放ムービー
蝕む闇を指し示してから、拒否するような動作をする。
考察
1人がツルハシを持っていることから、洞窟内で何かを探していた、発掘していた、採取していた、または洞窟そのものを掘って作っていた、などの可能性がある。
最後に拒否するような動作をするが、その直前に蝕む闇を指していることから、そこに蝕む闇が生えているのを見て、拒絶反応を起こした、あるいは「これはよくないものだ」と伝えているのではないかという説がある。
またこの精霊の記憶解放とともに壁画(固辞する航行者の洞窟の壁画参照)が出現し、精霊がそれを指し示すシーンがあるが、それとの関連も不明である。
先導する星読み
英語名はUshering Stargazer。
解放すると「おいで」の感情表現をくれる。
0.解放前。
1.2人で歩いている。
2.さらに2人で歩いている。
3.明るいものが落ちてくる。
4.明るいもの目がけて走る星読み精霊とあとから着いてくるもう1人の精霊。
5.さらに走る星読み精霊。落ちてきたものは子どものように見える。
6.星読み精霊が手招きし、もう1人の精霊が走ってくる。
解放ムービー
手招きする星読み精霊と、追いついたもう1人の精霊が子供を眺める。
寝そべっていた子どもがこちらを向く。
2人の精霊が顔を見合わせてもう一度子どもを見下ろす。
ちなみに、子どもが落ちた場所は五つの柱のちょうど中心である。
考察
落ちてきた子どもについて、以下の説がある。
- 子供の精霊である
Sky世界の生物のライフサイクルが地上と天空との間の循環を前提にしており、彼ら自身で増えることが出来ないのであれば、子供の精霊は王国の歴史を通して新たに落ちてきていたのではないか。これは子供の精霊が初めて地上に落ちてきた時の記憶であり、精霊の子供は星の子と酷似した外見をしていることを示している。そもそも精霊は星であり、精霊の子供は(旧世代の)星の子と言えるだろう。 - 星の子である
見た目としては星の子そのものである。そのため、過去に1人の星の子が落ちてきて、その時の記憶なのではないかという説がある。過去に星の子は新世代であるという言及がなされているが、設定が変わったのではないか。 - 王子である
王子の外見が原罪の最後で見られるものであれば、星の子に酷似している。王子は旧世代の星の子で、これは「輝きの強い星」である王子が地上に落ちてきた時の記憶なのではないか。
草原の精霊達
手を振る鐘の造り手
英語名はWaving Bellmaker。
0.解放前。
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解放ムービー
考察
マスクのようなものをしているが、掃除をしているので防塵のためであるとも、蝕む闇の胞子を吸い取らないためとも考えられる。
疲弊した荷積み人
英語名はExhausted Dock Worker。
0.解放前。
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解放ムービー
荷積み人精霊にもう1人の精霊が壺を投げてよこす。
荷積み人精霊は受け止めきれず転んでツボを落としてしまう。
それを見てもう1人の精霊が腕を組んで首を振る。
荷積み人精霊が汗を拭うような動作をする。
式典の礼拝者
英語名はCeremonial Worshiper。
エレベーターの周りの8つすべての箇所のキャンドルに火を灯すとムービーが始まる。
解放ムービー
1人の精霊が出てきて左右を見たあと右手を上げる。
その右側にもう1人の精霊が出てきて同じように左右を見たあと右手を上げる。
中央に光の柱が立つ。
考察
ムービーでは2人しか精霊が出てこないが、スペースが8つあることから実際にはこの式典には8人の精霊が参加していたのではないかとみられている。
この精霊の記憶を解放するとキャンドルを掲げる感情表現が手に入り、複数人で集まってこの感情表現を使うと幻日のような光円が現れる。第二回公式日本語生放送によれば、この感情表現の元になったのは峡谷大精霊の古いバージョンのムービーのコンセプトで、「襲ってくる暗闇から2人がさっそうと現れて光を合わせて闇を消し去る」シーンだったそうである。現行版でも精霊の記憶を解放する際星の子はキャンドルを掲げており(感情表現と同じように複数人のキャンドルが重なると光円が現れる)、その時精霊の記憶から闇のようなものが剥がれ落ちる。この動作には闇を祓う意味があるのかもしれない。
寝不足の造舟師
英語名はSlumbering Shipwright。
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解放ムービー
考察
この精霊記憶の解放ムービーでは外が夜であることが確認できる。
記憶解放途中で出てくる蝶は、居眠りをしているこの精霊に近づいて起こす。少なくともこの精霊とこの蝶は仲が良かったと推測できる。また解放途中で蝕む闇が生えてくるが、理由は定かではない。
蝶々使い
英語名はButterfly Charmer。
考察
ムービー後に止まらせた蝶を放していることから、蝶を集めて壺に入れているわけではないことがわかる。光採取者が鳥から落ちた光を集めていたように、蝶から光を分けてもらっているのかもしれない。
笑う光採取者
英語名はLaughing Light Catcher。
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解放ムービー
概要
解放ムービーで、杖を使って鳥から落ちた光を壺に採取しようとしている精霊が見られる。しかし光は杖を避けるように舞い、結局どこかへ飛んでいってしまう。それを見て笑うという内容である。なお、笑う光採取者精霊自身は手で壺に光を誘導しているようである。
先行版情報
解放ムービーにおいて、この精霊も杖を持っていた。
考察
上記のことから、現在はこの精霊から花火杖をもらうことができると誤解されないように消されたのではないかという説がある。
鳥の語り部
英語名はBird Whisperer。
概要
恒常の語り部精霊の中で唯一解放途中にも姿を見ることができる精霊。
考察
塔の下に咲いている花を摘んで鳥にエサとしてやっているのではないかという説がある。(なおこの鳥の落とした羽などが笑う光採取者らのムービーでツボに集められているものであり、こうして光エネルギーが循環している、とする説もある。)
賞賛する鐘の造り手
英語名はApplauding Bellmaker。
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解放ムービー
もう1人の精霊が鐘を乗せる。
もう1人の精霊が鐘を回すうちに鐘は自動的に回り始め、鳴り響く。
それを見て鐘の造り手精霊が拍手をする。
考察
鐘は2人がかりで運び、途中で休憩を挟むほど重かったのではないかと推測される。
雨林の精霊達
恥じらう探鉱者
英語名はBlushing Prospecter。
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うろたえる狩人
英語名はDismayed Hunter。
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解放ムービー
考察
最初は弓のようなものを持っていて構えるような動作をしているが、最後はそれが無くなっている。なくしたことに気づいたか、今まさに取れないところに行ってしまってうろたえているのかもしれない。
涙ぐむ光坑夫
英語名はTearful Light Miner。
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この時点で石積みが2つある。
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石積みが無くなっている。
考察
最初は4人いたものの、ツルハシで何かを掘っている時に落盤事故が起き、その過程で2人死に、もう1人も蝕む闇が生えて死に、1人取り残されて泣いているのではないかと見られている。その後光坑夫精霊自身が救出されたかは不明。あるいは最初のシーンは落盤事故ではなく突如生えてきた蝕む闇かもしれないという説もある。
石積みは急ごしらえの墓ではないかという説がある。墓碑も3つあるが、壊れている。壊れている理由は不明である。
3人目も蝕む闇が本当に生えたのではなく、蝕む闇に象徴される光坑夫にとってショッキングな出来事(たとえば急病や怪我による死など)が起きたのではないかとする説もある。
唐突な落盤事故、天井に空いた穴、突然の蝕む闇の繁茂、神殿のすぐ側にあるにもかかわらず記憶内で救援が来ていないことなどを根拠に、暴風域の山から噴出した闇の破片が降り注ぎ蝕む闇が大量に発生したと思われる王国末期の記憶なのではないかとする説がある。
かくれんぼ提唱者
英語名はHide'n'Seek Pioneer。
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考察
名前について、日本語をそのまま受け取ればこの精霊がかくれんぼという概念を初めに提唱したように思われる。英語名もそのように読み取れる(少し無理があるが「かくれんぼをしている開拓者」と読み取ることもできるかもしれない)。
夢かなう季節の途中(2021年2月8日頃)のアップデートで雨林のかくれんぼ提唱者の背丈および服が、若きスケーターのものと同じに変更された(それ以前は、リトルの効果がある仮面をつけているのにもかかわらず背が高い姿であった)。
この変化については、記憶がより正確になったのではないかという説や、この精霊は小さい時も大きい時もこのようなかくれんぼをしていたのではないかという説がある。
リトルの仮面との関連については、かくれんぼ提唱者が子どもの姿であったため仮面にリトルの効果が宿った、かくれんぼ提唱者は大人の背丈であったが仮面に付与されたリトルの効果で背が小さくなっていた、などの説が唱えられている。
凍える先駆者
英語名はShivering Trailblazer。
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反省する木こり
英語名はApologetic Lumberjack。
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ここで木が倒れるムービーが入る。
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考察
斧を使って木を切り倒している。木が倒れた先に別の精霊がいたので、あやまっているようである。ここで行われている動作は土下座(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E4%B8%8B%E5%BA%A7 )あるいは叩頭(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A9%E9%A0%AD )に類するものと思われる。木が倒れた方向は丸太が埋まっている方向と一致している。
謝られている側の精霊は書籍らしきものを持っている。
怒れる運び人
英語名はPouty Porter。
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解放ムービー
考察
球体を取り上げて運んでいるようである。精霊が運ぶ姿勢からすると球体はそこそこ重さがあるようである。最後は舟を持ち上げられずに怒っているようである。
この球体がなにであるかは不明である。そもそもSkyには球体として表されるものが多い。可能性としては、旧コンセプトアートにおいて雨林で発見されたという設定のあるダークストーン、王が大精霊たちに渡した特別なダークストーン、蝕む闇の玉の部分、光(雨林入り口で飛びまわっているもの等と同様のもの)、書庫の最後で見られる王冠星座で食べられている丸いもの、精霊や生物のコア、魂、などが考えられるが、定かではない。
鯨の語り部
英語名はWhale Whisperer。
この巨大な骨の蝕む闇を全て溶かすと解放できる。
考察
上記のことから、この骨はSkyでの鯨のものであると思われる。
峡谷の精霊達
逆立ちする怖いもの知らず
英語名はHandstanding Thrillseeker。
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解放ムービー
左右に手を振ったあと片手で逆立ちをする。
考察
クラウチングスタートでもう1人の精霊と競走をして勝ったようである。
天球儀には観戦出来そうな場所がないように見えるため、競技としてだけではなく日常的に仲間内で競争していたのではないか、峡谷には競争好きな精霊が集まるそうだし、勝った方が決めポーズをするのは流行りや選手と思われる精霊たちへの憧れの一種だったのかもしれない、という説がある。
宙返りをする優勝者精霊も同エリアにいるため競技としての競争かもしれないという説もある。
誇り高き勝者
英語名はProud Victor。
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[添付]
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解放ムービー
左右を見回した後腕を組む。
AURORAの季節第3クエストではマンタレースに出場している。
応援する観客
英語名はCheerful Spectator。
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解放ムービー
マンタの語り部
英語名はManta Whisperer。
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この後一定のルートを周回する7つのターゲットを順番に集める必要がある。
考察
解放時には一定のルートを周回する光のターゲットを全て集める必要があるが、これがマンタを表しているのではないかという説がある。レース用のマンタを飼育あるいは訓練しているという説と、単にマンタと仲がよかったのではないかとする説がある。
解放後にムービーは無いが、マンタが数匹鳴きながら雲の中から出現する。
またAURORAの季節第3クエストでは恐らくこの精霊がマンタレースに出場している。
自信に満ちた観光客
英語名はConfident Sightseer。
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解放ムービー
右手に何かを持って左手にぶつけるような動作を見せる小さい精霊。それに向かって手招きする観光客精霊。小さな精霊が駆け寄り、観光客精霊が抱き上げて肩車をする。少し遅れて小さな精霊も観光客精霊を真似するように両手に腰を当てる。
お辞儀をするメダリスト
英語名はBowing Medalist。
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解放ムービー
宙返りをする優勝者
英語名はBackflipping Champion。
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考察
マンタに乗っている。優勝者という名前から、何らかの競技をしている記憶と思われる。
AURORAの季節第3クエストでは、マンタレースに出場したもののマンタから落下し、何らかの怪我をして松葉杖のようなものをついている。
捨てられた地の精霊達
昏倒する戦士
英語名はFainting Warrior。
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解放ムービー
考察
名前には昏倒と書いてあるが、近くに蝕む闇もあることもあり実際には死んだのではないかという説がある。ただし英語名でもfaintは気絶や失神を指す言葉であり、記憶自体は死の瞬間ではないのではないかという反論がある。
勇敢な戦士
英語名はCourgeous Soldier。
0.解放前。
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怯える難民
英語名はFrightened Refugee。
0.解放前。
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解放ムービー
考察
頭を守って走っていることなどから頭上に危険があったことが推測される。また、建物の倒壊も起こっている。つまり建物の倒壊は地震によるものではなく頭上からの何かの落下あるいは攻撃が原因で起こったのではないかという説がある。闇の破片の落下によるものとする説もある。
隠れ潜む生存者
英語名はStealthy Survivor。
0.解放前。
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解放ムービー
生存者精霊の前方から暗黒竜のサーチライトと思われるものが近づいてくる。
生存者精霊は物陰に隠れ、暗黒竜のサーチライトが通り過ぎていくのを見届ける。
考察
記憶解放ムービーの暗黒竜のサーチライトは赤だが、これはこの精霊が実装された当時は暗黒竜の通常時のサーチライトが青ではなく赤だったからで、その時からムービーが変わっていないからである。
敬礼する隊長
英語名はSaluting Captain。
0.解放前。
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精霊を乗せた舟が離れていくムービーが入る。
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小さな精霊を乗せた舟が離れていくムービーが入る。
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解放ムービー
考察
花火杖を持っている(星の子もこの精霊からもらう)。花火杖は信号弾の代わりとして使われていたのではないかという説がある。
警戒する斥候
英語名はLookout Scout。
0.解放前。
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解放ムービー
考察
辺りを見回し、最後に神殿側とは反対の方を見た後楽器を吹き鳴らしていることから何かを見つけたと思われる。敵の軍か、闇の生物を見つけたのではないかいう説がある。
斥候(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%96%A5%E5%80%99 )であることから、敵の陣地に忍び込んでおり、警戒しながら高台に来て合図の楽器を吹いたのではないかという説がある。
thatskyshopにはこの楽器が「角笛」と表記されている。
書庫の精霊達
念動力の使い手
英語名はLevitating Adept。
0.解放前。
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解放ムービー
まず念動力の使い手精霊以外の2人の精霊が浮かせる。
その後で念動力の使い手精霊が加わると、高く浮いてくるくると回る。
考察
名詞としてのadeptには「達人」という意味がある。そのためこの精霊は念動力を使いこなしていたと思われる。ムービーを見る分にも、ほかの2人の精霊が力を合わせて浮かせた分と同じくらい、1人でさらに高く浮かせている。
瞑想する修道士
英語名はMeditating Monastic。
0.解放前。石の周りのキャンドルに火をつけると祈る感情表現ができるようになる。祈る感情表現をしていると石がだんだん白くなっていき、完全に白くなると精霊が現れる。
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記憶の語り部
英語名はMemory Whisperer。
書庫の4階にある骨の周りのキャンドルを灯し、その後で近くでマンタの声を使うと解放できる。この際透明な小さいマンタが現れる。
考察
このため、この骨(及びこの骨に似た墓所にある巨大な骨)はおそらくマンタのものであると推測できる。また、現れる小さいマンタは精霊の名前から記憶であると思われ、これに加えて書庫の大精霊ムービーの壁画でも記憶の燈からマンタが出ているように見えることから、書庫にいる似たようなマンタ達は記憶であるのではないかと推測できる。
敬けんな賢人
英語名はPolite Scholar。
0.解放前。
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解放ムービー
木が生える。
考察
scholarには通常学者や学生といった意味がある。そのため書庫は研究機関や学校のような役割も持っていたのではないかという説がある。
祈る侍者
英語名はPraying Acolyte。
0.解放前。
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1と4の際、指を組むような合わせ方をしている。
考察
侍者(Acolyte)は、キリスト教の司祭の補助をする役割の人物である(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%BE%8D%E8%80%85_(%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99) )。
墓碑の前にキャンドルを供えているように見える。また、キャンドルを供えていない時に指を組むような動作をしているが、これがこの世界での祈りの作法のひとつなのかもしれない。
語り部の精霊について
草原には鳥の語り部精霊、雨林には鯨の語り部精霊、峡谷にはマンタの語り部精霊、書庫には記憶の語り部精霊がいる。また、季節の精霊も含めれば捨てられた地の座礁船エリアに光の探求者の季節の蟹の語り部精霊、楽園の季節で追加された草原の楽園の島々エリアに海月の語り部精霊、羽ばたく季節で追加された風の街道エリアに光の語り部精霊、瞬きの季節で追加された草原連峰エリアに夜鳥の語り部精霊がいる。この中で記憶の語り部は異色であるものの、他の語り部の精霊については「その生き物と意思疎通ができたのではないか(鳥の語り部精霊は実際に鳥と語らっているようにも見える)(また、whispererにも「動物と心を通わせる者」という意味がある)」「その生き物に関わる仕事をしていたのではないか」など様々な説がある。