英語名はSeason of Belonging。
マークはダイヤが重なり合ったようなもの。
ゲーム外情報
公式トレーラー: https://youtu.be/dbxP3i1hqqU
オープニング
想いを編む季節がやってきました
精霊の一家がSky王国内で離ればなれになってしまったようです。彼らを探しだして季節の報酬を受け取りましょう
(晴れ間のテーブルで1人ベルを鳴らすデイリー精霊。その家族が一瞬見えるが、視点が切り替わるとまた1人でうつむくデイリー精霊が映る)
(他の季節との共通部分省略)
(懐からそのベルを取り出し、星の子に渡すデイリー精霊)家族の再会を手伝い、星座を完成させて究極の贈り物をもらいましょう
精霊
このイベントの精霊は1週間ごとに出現する仕組みだった。順番は草原→孤島→峡谷→書庫→捨てられた地→雨林である。出現した精霊は1週間経っても消えず、イベントが終わるまで残る。
またこのイベントの精霊は解放後星の子が想いを編む先祖精霊からもらったディナーベルを鳴らし、解放した精霊がしばし考えたあと何かに気づいたようにびっくりマークが出る演出が入る。
想いを編む先祖
名前はデイリークエストと聖なる星の日々での名称から。
英語名はBelonging Ancestor。
第三回日本語公式生放送によると持っているベルはディナーベルというらしい。
星の子は季節のオープニングでこのベルを預かり、季節の精霊の解放時は必ず鳴らしている。
2021年11月19日より、奇数時間の30分に雨林雨の途切れる地のテーブルにこの精霊が現れるようになった。
ゲーム外情報
プレイヤーから「おばあちゃん精霊」、英語圏プレイヤーから「Grandma」と呼ばれることがあり、公式も分かりやすいように「おばあちゃん」「Grandma」と呼ぶことがあるが、ゲーム内での呼称は一貫して「想いを編む先祖」である。また、日本語生放送の中でも、大精霊やほかの精霊のように開発中は便宜上「おばあちゃん」と呼んでいた(この頃はゲーム内での精霊の呼称が存在していなかった)が、これは現実世界と照らし合わせるとおばあちゃんのような役割をしているという意味であり、性別などを特定するものではないと言及されている。
音と舞う幼子
英語名Boogie Kid。孤島の神殿横エリアに出現。解放すると「ブギーダンス」の感情表現が手に入る。
0.解放前。
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触れると精霊の記憶が上昇していくムービーが入る。
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解放ムービー
幼子という名前だが、精霊の中では小さいサイズではあるものの星の子のとりうる最高身長より少し高いくらいの身長がある。
考察
現在はほぼ2人で協力しないと進めないが、精霊自身は苦もなく(ギミックを動作させる描写すら入らず)先に進んでいるように見える。この季節の他の精霊には別の精霊が映っていることがあるため、この精霊も2人で進んでいるならもう1人の精霊が映るはずである。当時は1人でも進めたのではないかと思われる。また、現在は壺の封印に火を灯すことで中の蝶を解放し、大きく呼びかけることで上昇できるが、この精霊は中に入るなり大きく呼びかけるような動作をし、次のシーンで上昇しているように見える。このことから、当時は蝶も壺の中ではなく最初から外にいたのかもしれない。いずれにせよ精霊(子供や一部の者しかできなかったという説もある)も蝶に大きく呼びかけてその力を借りて上昇することができたようである。
紙ふぶき好きのいとこ
英語名Confetti Cousin。草原の蝶々の住処に出現。解放すると「おめでとう」の感情表現が手に入る。
0.解放前。
解放手順は散らばったマーカーに触れて集めるというもの。そのため順番はない。
解放ムービー
考察
生放送で「花を集めていたら熱中しすぎて帰れなくなった」と言及されている。記憶の解放は記憶を集めるタイプだが、その時は花を集めており、その後のムービーではクラッカーを何度も鳴らしている。花で紙ふぶきを作っていたのか花と紙ふぶきは別ものなのかはわからないが、いずれにせよ集まりを華やかにしようと思っていたのかもしれない。
ぽんぽんする若者
英語名はHairtousle Teen。
雨林の地下洞エリアに出現。
解放すると「なでなで」の感情表現が手に入る。
0.解放前。
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6.
解放ムービー
考察
煌きを放つ親
英語名はSparkler Parent。峡谷神殿内倉庫に出現。解放すると「スパークル」の感情表現が手に入る。
0.解放前。
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解放ムービー
考察
訴えかける親
英語名Pleaful Parent。捨てられた地墓所エリアの蟹焼き場付近に登場。解放すると「行かないで」の感情表現が手に入る。
0.解放前。
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解放ムービー
脇を蟹が通り過ぎていく。
精霊が頭を抱える。
蟹を追いかけ、「行かないで」の感情表現をする。
考察
解放する過程で蟹を追いかけていたことがわかる。「行かないで」の感情表現も蟹に対して行っている。
この季節の時系列が完全に判明していないため、この時点では蟹が無害だったのか、それとも現在のような過酷な環境下で蟹を追いかけたのかは不明。蟹を追いかけていた理由も判明していない。
生放送では暗黒竜に見つかるなど過酷な環境下で蟹を追いかけていたことが分かり、その理由は家族にプレゼントするためであったという言及があったが、それは初期の設定であったことも明かされており、公開時点でそうだったかは不明。
この精霊がいる近辺に同時に蟹焼き場も実装されたが、現在蟹焼き場の蟹の救出ができるようになっており、救出した蟹も蟹焼き場周囲の蟹も(星の子を襲わない)無害な蟹であるため食べるために捕まえていたのではないかという説もあるが、公式生放送ではぼかされている。
祖たる賢者
英語名Wise Grandparent。書庫地下エリアに出現。解放すると「賢者のポーズ」という立ち方の感情表現が手に入る。
0.解放前。
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解放ムービー
考察
記憶の燈を持ち帰ろうとしていたのではないかという説がある。蟹のいる場所で星の子がするように大きく呼びかける動作をしており、精霊も蟹を気絶させられたのではないかという説がある。
イベント開始に伴い新設された場所・ものについての考察
孤島神殿横エリア
孤島神殿の右の雲のトンネルを通った先にある。
2人で協力して開ける扉がある。
このエリアは2人で協力しないと先に進めないようになっている。
下にある2つのダイヤに同時に火を灯すことで上の柵が開く。
右横にあるダイヤに火を灯すとエレベーターが降りてくる。エレベーターのダイヤに火を灯すと降りたままになるので、その間にエレベーターを降ろしていたダイヤを灯していたプレイヤーもエレベーターに乗る。
エレベーターのダイヤの火を消すとエレベーターが上がるので、通路の先にある2つのダイヤを同時に灯すと先に進める。その先の封をされた壺の封をキャンドルで燃やすことで蝶が出てくる。
下に戻り、大きく呼びかけることで蝶に上まで押し上げてもらえる。
雨林雨が途切れる地のテーブル
雨が途切れる地の木のうろの中にある。季節のオープニングやエンディングの舞台となった。(※雨の途切れる地エリア自体は想いを編む季節以前から存在した)
2021年11月19日より、想いを編む先祖精霊が奇数時間の30分より現れるようになった。
雨林の地下洞エリア
英語名「the Underground Cavern」。雨が途切れる地の橋の左側の木の洞の中で、怒りの感情表現を2人ですることで行くことができるエリア。
この地下空間は橋の下の雲と底部の雲で挟まれている。巨大魚、クラゲ、キノコ、また壺に閉じ込められた蝶がいる。雨の途切れる地へは最上部の扉から戻ることができる。
考察
光(あるいはダイヤの原料)の採掘場なのではないかという説があったが、AURORAの季節ではつるはしを使って採掘している様子が実際に描かれた。
そもそも2人で協力する方の出入口であるが、なんのためにこのような形式になったのかについては、本来の出入口の一つであるという説以外にも、空気穴、物資の投げ込み口、地下洞を掘り始めた場所など諸説ある。また、こちらが精霊が入る場所で、出口として使われる扉が物資を降ろしたり上げたりする場所なのではないかという説もある。AURORAの季節の描写では穴の下の通路は舟の入口として使われているが、出入口については描写がないため当時の状況は不明のままである。
採掘出来なくなったなどの理由で閉鎖された時に蓋がされたという説もある。
AURORAバーチャルコンサートでは地下洞エリアの下の雲海が水だったらしいことが判明している。なぜ雲になったのか、あるいはメタ的になぜ当時は水で覆われている必要があったのかは不明である。結晶が水辺に多いのではないかという説がある。
また、雨の途切れる地の橋の下の雲海が王国のあった時はなく、ここから舟や生物などを使って降りていたのではないかという見方もある。
ライフステージとしては、雨林は思春期に対応するという前提を元に、(怒りの感情表現を使うと入れるので)怒りが爆発しそうな時などに逃げ込める場所なのではないかという説もある。ただ、楽園の鐘など怒りの感情表現で起動するギミックは他にもあるため、特に怒りの感情とは関係なく、単純に何かあった時に逃げ込める心の中の安全な場所、あるいは素直になれない思春期時代の、内に隠した正直な気持ちに対応するのではないかという説がある。
峡谷神殿内倉庫
イベントが始まるまで墓標があったところに通路ができ、その迷路の中に倉庫がある。
もともと墓標だったものの裏にあり、暗く迷路のようになっているので倉庫ではなく副葬品がしまわれているのではないかという見方もある。
第3回日本語生放送のYui氏の言及によれば、長い間壁の向こうにあったので闇の蟹が紛れ込んだようである。
倉庫に置かれているカンテラのようなものは、暗い迷路のような通路で画像のように使われているのであたりを照らすものなのではないかと思われる。
ところでこの倉庫は青い光で照らされている。それはオレンジ系統の炎で照らされた通路の中で異質である。この倉庫の上には明かり窓があり、そこから青い光が差し込んでいるようであるが、そもそも峡谷は夕暮れであり、ここまで青い光が外から差し込むはずはない。そのためこの明かりは人工のものであるという説と、この倉庫の中だけ時間帯あるいは時代が異なるため青い光が差し込んでいるという説がある。
またここには7本の火をともせない白いキャンドルもある。
墓所の蟹焼き場
エリアではないが、これもこのイベントで追加されたものである。
焚き火の上で3匹の蟹が器に乗せられている。
ちなみに周りにも3匹の無害な蟹がいる。
この蟹は焚き火の上の棒をはね上げて外すことで救出することができる。
蟹は無害で、救出されるとしばらくハートマークを出す。
書庫の地下
1階右の2人で協力して開ける扉から入れるエリア。
はしごや、火をつけると移動し始めるランプがある。
3階層あり、床に空いた大穴から下に降りる。
第三回日本語公式生放送によればこのエリアは機密エリアで長い時間誰も入っていない場所であったが、時が経つにつれて崩壊し祖たる賢者精霊が入れるようになったという。また、箱の側面に書いてある模様は封印のような感じを意識してはいるが意味はないそうである。
ただし機密エリアであることからそこにある書の内容について様々な説がある。
- 都合の悪い、隠したい記憶の燈を封印した
例えば王などが歴史の改竄を行っていた場合、正しい歴史を記した記憶の燈は読まれたくないものである。それを読まれないように隠していた可能性がある。読まれたくないなら全て叩き壊せばいい話かもしれないが、たとえば万が一正しい歴史が暴かれた時にうまく反論できるように保管していた可能性もある。 - 後世に残すために保護していた
風化してあらわになることまで計算に入れて、星の子の時代まで残るように丁寧に保存していた可能性がある。たとえば書庫水没説に立脚して、記憶の燈が水に流されないようにしたのではないかなどと考えられる。または王などによって焚書にされそうだったものをこっそり保護していた可能性もある。預言者の季節の壁画で既に書庫のようなものがある描写が見られるため、この時期には既に機密エリアが存在していたかもしれない。
想いを編む季節全体についての考察
そもそもこの精霊達が王国の歴史の中でいつの精霊達なのかという疑問がある。オープニングでおそらく回想シーンとして全員が一堂に会している場面があるため、全員同じ時代の精霊たちであると思われる。祖たる賢者精霊は書庫の機密エリアが老朽化していたから入り込めたと生放送で言及されているが、現在の墓所エリアは訴えかける親精霊が蟹を追うにはかなり過酷な環境であったと思われるし、記憶の中の蟹も無害のように見える。また王国が滅びた後にわざわざ全員が危険な捨てられた地や雨林を含めた異なる領域に散ったとも考えにくい(霊体になってから散らばった可能性もある)。
預言者の季節では、オリジナルの書庫が王国の初期に建てられたものである可能性が示唆されている。王国の歴史の中のある時点で書庫のメンテナンスが行われなくなったために老朽化したのだとしたら捨てられた地が闇に飲まれていない状態と両立しうるかもしれない。
特に時期は決まっていない可能性もある。
季節のマークについて
第3回日本語生放送でYui氏によって「ひとつのダイヤモンドがひとりひとりの人間を表すとしたらそれが並んで重なって手を繋いでるような一緒にいる姿を表した」ものであると言及されている。
また、この季節のマークは星の子の体に着いているものと似ており、実際に日本語生放送で指摘されたが、偶然であると回答されている。