天空エリア
英語名は「The Light」。
外観
入る際
出る際(クレジットムービー・エンドロールの一部)
概要
エリアが切り替わってしばらくは周りに精霊が飛んでいる。青い火の玉のようなものもある。
星の子と思われるケープを着た光り輝く者達が現れ始める。
途中で大きく左に曲がり、岩の帯の向こうに虹色の幻日のような光円に囲まれた光球が見える。ここからは複数人で手を繋いだ光り輝く者達が飛んでいる。
その一部の頭上にはフレンドの名前が書いてある。
最後にマンタや光り輝く者達が密集して周回する光の球の中に入り、内部に切り替わる。
考察
銀河系でいう天の川(銀河内部の星の密集地帯)がモデルであると思われる。フィンランドでは天の川を「鳥の通り道」(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E7%A5%9E%E8%A9%B1 )と呼んでおり、天空との類似が見られる。ロシアでも同型の伝承があるようである。外観そのものはダンテの神曲の「至高天」の挿絵(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%9B%B2#%E7%85%89%E7%8D%84%E7%AF%87_Purgatorio )と酷似している。
内部
マンタが1匹いる。
概要
ここではケープのエネルギーが自然に回復する。
最初に光り輝く者達が原罪で光の翼を配った像の数だけ舞い降りる。
その後星の子が舞い降りる。
光り輝く者達は星の子にお辞儀をし、手を振る。
星の子が手を振り返す。
光り輝く者達は天に昇っていく。
光の翼の周囲にあるのと同じような幻日状の光円が見える。
後には輝きが残される。この時点で星の子の体の輝きがなくなる。
この輝きを集めることで星のキャンドルを精錬できる。
その先に石板がある。近づくと石版にマークが現れる。天空の石板では孤島から書庫までの星座を見ることができ、星座を完成させた上で?マークの星をタップすることで大精霊が現れて究極の贈り物を得ることができる。フレンド星座は見ることができない。
天空の星座版に描かれているマークは、星座版のアイコンとは若干異なる(1個点が多い)。この増えた点は、星の子(星)が天に昇ったために増えた星なのではないかという説がある(ただし星座版のアイコンは天空でも追加の点はないバージョンである)。
参考: 星座版のアイコン
星座版のアイコンは、原罪、天空、ホームで共通である。
さらに先に進むとその先の祭壇が開き、星のキャンドルを捧げた精霊達が道沿いに現れる(近づくまでは火の玉のようになっている)。精霊1人につき1つ光の翼を得ることができる。この時「空に帰した星たちは、次の旅で力を貸してくれることでしょう…(英語:Ascended Spirits will strengthen your (ケープのマーク) in your next life...)」と表示される。
その先の祭壇に入るとホワイトアウトする。この際光の翼がさらに1個得られる(光の翼を取得する時の鈴のような音がする)。
この後はエンドロールが流れ、光がホームに落ちてきて星の子になる。
初回のみ、星の子が起き上がる前に「真の旅はここから始まる…(The real journey starts here...)」と表示される。
考察
祭壇から各領域とホームの景色が見えるという報告がある。
生放送によればSky王国のそれぞれの領域は「1人の人生」「文明の盛衰」「一日の流れ」という3つのテーマがあるとされるが、天空は死後の世界=「人生の外」であり、王国の外であることから「文明の外」であり、宇宙空間、つまり「一日の外」でもある、つまりこの3つのテーマ全てを俯瞰する空間であるのではないかという説がある。
祭壇に近づくにつれて星の子の足取りが遅くなるが、これをドラマチックに見せるための演出と見る説と時間が実際に遅くなっているなどの物理的理由があると見る説、星の子が転生したがっていないと見る説がある。なお、精霊から光の翼をもらった場合飛んで祭壇に入るプレイヤーも多いと思われるがこの場合は遅くなっていないように思われる。
また、光り輝く者達は天に行くのに星の子だけが転生する理由については、星の子にまだ罪があるから(贖罪が終わっていない)という説とまだ救うべき精霊がいるから(救済が終わっていない)という説がある。それぞれ自分の意思で転生しているという説と天空にとどまることが許されていないという説がある(ただし仕様上恐らくとどまること自体は可能である)。
エンドロール
エンドロールの後星の子がホームに落ちるムービーが流れる。
考察
途中で光らない星がふたつ出てくるが、これを水星・金星と見立て(エンドロール終盤では雲も出てくる)、Sky世界あるいはホームを地球とする説がある。つまりエンドロールは太陽に対応する天空から地球への帰還とする説である。
最後に全体が輝くが、これは星である精霊達が戻ったことで天空が輝きを取り戻したということなのではないかという説がある。
天空全体を通しての考察
エンドロール直前の光の翼は何を意味するのか
- 星の子自身の魂である
星の子は天空に来る際死んでいるため、新たな魂を与えられるという説がある。ただし初回の星の子の誕生の際はケープがないのに対し2回目以降は(ムービーをスキップしない限り)この光の翼によって必ずケープを装備した状態で転生するため、失ったものを取り戻しているだけではないと思われる。また、星の子はもともと精霊に作られた人形、つまり偽物の命であり、天空に行くことで輪廻に組み込まれ、初めて真の命を手に入れるのではないかという説もある。 - 王子である
精霊と同じように王子から与えられた羽であるという説である。 - メガバードからの祝福である
精霊の魂を救ったことに感謝して、1枚余分に光の翼をくれているのではないかという説である。 - メタ的な理由がある
もし初回の原罪で(例えば何をすればいいか分からなかったなどの理由で)光の翼を1枚も石の像に与えられなかった場合、天空で本当に得られる物質的なものがなくなってしまう。それを避けるため、少なくとも光の翼1枚を得られるようにしてあるのではないかという説である。
祝福とは何か
暴風域/原罪でも触れられているように、天空には「祝福」があるとされている。
この「祝福」が何かについていくつもの説があるが、今のところふたつに分けられる。
- 天空での贈り物が祝福
天空に行くと原罪で分け与えた光の翼の数に応じて星のキャンドルを得ることができる。この星のキャンドルを精霊に渡すことで祭壇に向かう道を通る時に精霊達から光の翼をもらうことができる。もし精霊の誰からも光の翼をもらうことが出来なくても、祭壇をくぐると光の翼が1枚もらえる。また条件を満たせば大精霊から究極の贈り物を得ることが可能である。これらの贈り物のいずれか、またはこれらを総称して祝福と呼んでいるのではないか、という説である。第4回日本語公式生放送でもジェノヴァ氏は心を込めて贈られたものは祝福であると言及している。また星の子の第2(以降)の生はメガバードによる贈り物だとする公式ストーリー案も存在する。 - 天空そのものが祝福
精霊達を救ったと実感すること、あるいはフレンドと協力して暴風域や原罪の試練を乗り越えこの天国然とした天空に辿り着くことこそが祝福であるとする考え方。現にメガバードやSkyの背景を知らないプレイヤー達が何人も天空で「救い」「感謝」などの気持ちを感じたと言及しており、それを公式が紹介するということは度々あり、このプレイヤーが感じた無形の感情こそが最大の祝福なのではないかという説である。
また、キリスト教的観点でいえば神の栄光を垣間見ることこそが至高の祝福であり、天空が神の座するところであればそこへ行くことこそが祝福といえるだろう。