兵団運用 中級戦術論

Last-modified: 2021-08-30 (月) 11:03:28

前の戦術論→兵団運用 初級戦術論

・防衛側で、拠点をとられるときに武将を死なせないこと
⇒これは結構強いプレイヤーでもよく見かける大きなミスです。
例えば、A拠点をとられるときに少しでも時間を稼ごうと武将が無理をして、
武将7人死んだ状態でA拠点をとられたとします。
そうなると、B拠点が固い拠点だったとしても防衛人数が少なくて一気にB拠点もとられるということに繋がります。
特にあまり強くない拠点を守るために無理しすぎて武将が死ぬことはさけましょう。
早めに切り上げて次の拠点で防衛陣形を作っておくことが大切です。
戦いに夢中になりすぎて冷静さを失ってはいけません。

    

・防衛側で投石がはいる場所でマル忠同士の対決になって投石が飛んできた場合、玉砕覚悟でマル忠を前にだすこと
⇒こういう状況はとてもよくあります。A拠点など壁上での戦いで、マル忠同士がにらみ合う状況です。
この場合、ほぼ確実に投石がくるので、防衛側はすごく不利です。
投石が飛んできても後ろに下がれる距離や場所であれば下がればいいのですが、
それをすると後衛も全滅しかねなくてひくことができないということがあります。
その場合は、マル忠を前に前に出していきましょう。敵のマル忠に被さるようにして投石を回避するのです。
こちらのマル忠が先に動くのでダメージは受けますが、投石をまともにくらって全滅するよりはずっとマシな行動になることが多いです。

    

・自分が最初に突っ込むより、味方を先に突っ込ませて後から自分が突っ込む方が100%良い連携になる理屈を知ること
⇒自分がマル忠で、味方にもマル忠がいて、敵の前衛と対峙しているとき、どちらが先に前にでるか?
という問題はよくあることです。
この場合、できるだけ味方が先に前にでてくれるのを待ちましょう。
そして味方が先に前にでてくれたらすぐあなたのマル忠も合わせて前にだしましょう。
なぜなら、自分のマル忠を先に前に出したとしても味方のマル忠が前に出てくれるとは限らないからです。
しかし、あなたが必ず続いてマル忠を出すと決めていれば、100%味方のマル忠とダメージ分散ができて良い連携になるのです。
これは自分の兵団を先に損させたくないという臆病な戦術ではありません。
確率を考慮にいれた優れた戦術です。
ただし、10秒以上たっても味方のマル忠が前に出てくれない場合は仕方がありません。
味方を信じてあなたのマル忠を前に出しましょう。

    

・馬に乗っているスピアに安易に単騎で近づかないこと
⇒B級クラスの人は馬に乗ったスピアの恐ろしさを理解していません。優れた馬上攻撃と下馬攻撃からの必殺技は恐ろしいものです。
ハンマーや偃月刀のような重鎧でもスピアなら簡単に殺せます。
味方の兵団に埋もれながら戦う基本を忘れてはいけません。

    

・敵にツインブレイドがいる場合は味方兵団に埋もれておくこと
⇒上級者でも戦闘が激化するとうっかり兵団から離れてツインブレイドにキルされているのをよく見かけます。
敵にツインブレイドがいる場合は武将単騎になることは警戒しなければいけません。
戦闘が激化しても味方の兵団に埋もれて戦う基本を忘れてはいけません。

    

・ヴェネツィアでマル忠に対抗するには角待ちをすること
⇒正面からまともに戦うなら、ヴェネツィアはマル忠に勝てません。
しかし、マル忠の側面を突けるならヴェネツィアでも勝つことができます。
そういう状況が発生するのはヴェネツィア角待ちとなります。
狭い入り口を入る瞬間はマル忠の側面を突けるのでそういう使い方をしていきましょう。

    

・上り階段で忠誠の推進が決まらないことがあるのを知ること
⇒忠誠の推進はフサリア相手でも非常に有効ですが、うまく決まらない場合があります。
それが上り階段です。
これは当たり判定の問題で、急な上り階段だと推進の当たり判定より先にフサリアの当たり判定が勝ってしまい、
推進している忠誠が逆に全滅するということがあります。
上り階段には注意しましょう。

    

・下り階段でヴェネツィアは戦力にならないことを知ること
⇒これも上り階段忠誠の問題と似ていて当たり判定の問題です。
下り階段では馬止めで倒すことはほぼできません。通常攻撃もほとんどダメージがはいりません。
狭い下り階段でヴェネツィアで戦闘するのは避けましょう。

    

・常に戦うことを意識すること
⇒戦闘結果の成績で低スコアが多い人は大抵このことが意識できていません。
そしてこれは中級~上級者の人でもできていない人が結構います。
非常に重要なことなので具体例を挙げて詳しく説明しましょう。

1.河間砦攻撃側、櫓が到着した後に銃兵を連れている
⇒これは初心者によくある典型的な例で、「常に戦うことを意識すること」ができていない人です。
河間砦攻略のよくある流れは、「A拠点上側の敵兵処理⇒B拠点攻略⇒A拠点攻略⇒補給攻略(本拠地攻めも兼ねる)⇒本拠地攻略」です。
つまり、最初の戦闘場所はA拠点上側の敵兵処理となることが多いわけです。
この狭い場所はマル忠を先頭にして前衛兵で推し進めていかなければ攻略できません。
一体どこに銃兵の活躍場所があるのでしょうか?
味方の前衛兵がラインをあげてくれれば櫓のぼって活躍できるよ!
と言いたい人がいるかもしれませんが、そこまでラインをあげられているならもう銃兵がいなくても攻略できます。
残兵処理に少し参加しただけです。

2.隴城関防衛側、C拠点と補給所同時防衛で補給所絶対守るマンをしている
⇒これは2か所同時防衛のときによくあることです。
隴城関のC拠点防衛は補給所との同時防衛になりますが、敵兵がすべてC拠点に流れてきているのに、
ずっと補給所にこもって防衛している人がいます。
たしかに補給所は大切ですがこれはいけません。
あなたがずっと補給所にいるせいで、C拠点では15VS14の戦いとなり、防衛側の人数不利が発生するのです。
実戦では死んでいる人やあなたと同じように補給所絶対守るマンしている人もでてくるので、
12VS6くらいの状況が発生します。
こんな状況になるとC拠点を守ることはまずできないでしょう。
敵兵が誰も補給所にきていないなら、あなたも騎兵などを連れてC拠点防衛に駆けつけなければいけません。
「俺は補給所担当だから~」という風に決めないようにしましょう。

3.静寧関防衛側、A拠点をとられた後、補給所内の安全地帯にアペニンやマル忠を置いて防衛している
⇒これは上級者の人でも結構していることが多いです。
正しい場合もありますが、間違っている場合もあるので説明しましょう。
静寧関防衛の流れは「A拠点防衛(主に両サイドの狭い入り口)⇒補給所防衛⇒本拠地防衛」と思っている人がいるかもしれませんが、
これは正しくありません。
実際には、
「A拠点防衛(主に両サイドの狭い入り口)⇒補給所に近い狭い階段&正面ゲート 防衛⇒補給所防衛⇒本拠地防衛」
となります。
つまり、「補給所に近い狭い階段&正面ゲート 防衛」があるということです。
狭い階段のところにマル忠をおいて防衛している人がいても、他に誰も味方がいなくて各個撃破されているのをよく見かけます。
これはいけません。
この階段は3、4人でもきっちり防衛するならかなり強い場所です。
オスマンの砲撃はくるでしょうが、器械が大幅ナーフされた今なら兵士が即死することはないので、兵士を死なせないようHP管理をして防衛しましょう。
狭い階段を攻略された後は、補給所入り口防衛に専念するのは正しいですが、狭い階段で味方が防衛しているならあなたも増援に駆けつけましょう。
適切な兵団がいないならせめて武将だけでも駆けつけて味方の兵団を無駄死にさせないようにしましょう。

    

・前衛のライン変化を見逃さずに瞬時に兵団を動かすこと
⇒これはアペニンや銃兵といった後衛、そして忠誠を使っている人が特に注意しなければいけないことです。
味方の前衛はマル忠だとしましょう。このマル忠の位置がラインをつくっています。
他の方の動きを観察していると、マル忠の動きをしっかり見ていないと思われることがよくあります。
特に曲がり角は要注意で、角を曲がったマル忠は敵フサリアの襲撃危機にさらされます。
それを防ぐためにも、アペニンや銃兵はすぐさまマル忠のすぐ後ろに移動して敵フサリアの襲撃をとめなければいけません。
もちろん、忠誠もそうです。
これはとてもシビアなもので、1秒動きが遅れただけでも味方のマル忠が全滅すると考えてください。
そしてそれがチームの負けに直結すると考えてください。
なぜならマル忠を失った味方は、忠誠やヴェネツィアが前衛にいたとしても、曲がった先に敵のアペニンや銃兵がいると
出た瞬間にすごいダメージを負うので、そこで進軍が止まるからです。
アペニンを使っている人はなぜ負けたのかすら気づいていないかもしれませんが、
あなたが使っているアペニンが1秒前に出すのが遅れたせいで負けになるのです。
そのぐらい重要な局面ですので、後衛を使っているからといって呑気な移動をしてはいけません。

    

・自分の兵団が生きている状態で、武将のHPが低くて死にそうな時は、死ぬ前に兵団を補給や安全地帯に退避させる指示を出してから死ぬこと
⇒自分の兵団がまだ健在だけど、武将が死にかけになることはよくあることです。
その場合、武将が死ぬ前に自分の兵団を補給や安全地帯に退避させる指示を先に出しておきましょう。
武将が死んでも兵団さえ無事ならその後挽回できるチャンスがあります。
自分が死んだ後も味方武将に兵団を随行させることはできますが、都合よく兵団を死なせずに退避させられるとは限りません。
ただし、マル忠で馬止めしている状態など、それだけでも味方の役に立っているというのであれば退避させなくて構いません。

    

・攻撃側で櫓を破壊させないために、武将がはしごを登って防衛側にプレッシャーをかけていくこと
⇒序盤、櫓を破壊させないために武将がはしごを登るというのは2つの意味があります。
1つは登り切らなくても防衛側の武将が対応しなければいけなくなるので大砲を撃ちづらくさせることができます。
もう1つは防衛側の武将が少なかったり、キル能力の低い武将であれば登り切って大砲を壊すことができます。
ただし、殺されるリスクはあるので、例えばハンマー使いだったとしたら死にづらい刀盾に切り替えてはしごを登りましょう。

    

・オスマンなど器械の使用をケチらないこと
⇒これは初心者の人によくあることですが、器械の使用をケチる人がいます。
これはあまりよくありません。
なぜなら使っていかないと器械の練度が高まらないからです。
この位置にオスマンをおけばあそこにくるアペニンを倒せる
この位置に弩弓をおけばここにくる敵武将を狙い撃ちできる
といった感じで、器械を積極的に使って行くことで知識が増えていくのです。
器械のベスト位置を覚えて練度を高めていくことは、そのマップでの統率を100上げることに等しいと思ってください。
例えば、統率が100も上がる装備が存在して、それが6万銀貨で売っていたら即買いますよね?
オスマンをそのマップで10回くらい使用して練度を高めるのに必要な銀貨も5万銀貨程度で済むのです。

    

・器械を使うことに夢中になりすぎてチャンスを見逃してはいけないこと
⇒器械を積極的に使うことは大切ですが、器械を使うことに夢中になりすぎてはいけません。
よく見かけるのが、
オスマンを敵に撃ち込んだら敵兵が逃げていった。
既に敵兵がほとんどいないから今なら自分のマル忠を前に出せば拠点までたどり着ける。
だけど、オスマンの弾がまだ余っているからオスマンにしがみついています。
その間に敵兵が回復してまた戻ってきました。
これでは本末転倒です。
器械を使用して敵兵を退かせてチャンスができれば、すぐさま兵団を前にだして進軍しなければいけません。

    

・補給とC拠点など、2か所を防衛するとき、両方守るための戦術を事前に考えておくこと
⇒補給とC拠点の同時防衛は隴城関のマップが代表的です。
敵が全く補給に来ていないのに、絶対補給守るマンになってはいけません。
今は補給に敵きてないけど、そのうちくると思うから僕は補給に残っておくよ
という考えのひとが5人いたとしたら、C拠点では15 VS 10の戦いになるわけです。
確実に10のほうが負けます。
補給を守っていたけど、C拠点に敵が攻めてきたから騎兵をだしてC拠点の増援に駆けつけるといった工夫が必要です。
もしくは、登州城のような2か所補給防衛だと右補給から左補給まで距離がありますから、
武将単独でもう一方の補給に駆けつけてその場で兵を出して防衛するといったことも必要です。
右補給から左補給まで足の遅いマル忠などを連れて呑気に向かっている場合ではありません。

    

・騎兵襲撃は、味方の前衛兵が戦っているときにすること
⇒これは騎兵襲撃の基本です。騎兵の難敵は「馬止め、忠誠、銃兵、アペニン」です。
フサリアであれば馬止めはヴェネツィア以外なら倒せます。
しかし、これらの敵兵が襲撃先にいないことのほうがレアなケースです。
味方の前衛兵が戦っているときに襲撃するのが基本というのは、
銃兵、アペニンの攻撃を前衛兵が受け止めてくれるので、敵陣深くまで騎兵の襲撃がはいりやすくなるからです。
そして騎兵の襲撃がはいった後も、味方の前衛兵が残兵処理に動いてくれる可能性が高いです。
更にいうなら、騎兵を後方に退避させるとき、敵武将や敵の増援部隊がきたとしても、味方の前衛兵が殿をつとめるといった構造となり、
騎兵の残存率も大きく変わってきます。
だから味方の前衛兵が戦っている時に襲撃をするのが基本となるのです。
あとはヴェネツィアがいないことを確認し、敵の忠誠が推進を使ったかを確認しましょう。
忠誠が推進を使った直後に騎兵襲撃をきめましょう。
回り込めるのであれば忠誠が推進中でも横や背後から襲撃して味方の前衛兵を助けてあげましょう。

    

・騎兵は味方の騎兵に付いていき、共に行動すること
⇒騎兵襲撃の基本は味方の前衛兵が戦っているときが基本ですが、味方の前衛兵がいないときもよくあります。
その場合は味方の騎兵を見つけて共に行動しましょう。
銃兵やアペニンは騎兵の難敵ですが、騎兵2兵団、3兵団であれば銃兵、アペニンを殲滅することができます。
騎兵の襲撃は数が多くなるほど殲滅力が飛躍的に向上するのです。

    

・騎兵襲撃に合わせて武将も突っ込んで攻撃すること、そのとき特に敵武将を狙っていくこと
⇒騎兵襲撃したとき、武将が後方で突っ立って眺めているというのをよく見かけます。
おそらく、襲撃が終わった後、後ろに配置指定をして騎兵を退避させるために武将が後方に残っているのでしょうが、これは大きな間違いです。
騎兵襲撃した直後はボーナスタイムだと思ってください。
襲撃によって敵兵のほとんどが死に、生きていたとしてもわずかなHPなのであとは武将の力で簡単に敵兵を倒していけます。
そしてなにより、騎兵襲撃を受けた直後は敵武将も大ダメージをおっており、更に騎兵のごつさのせいで視界が悪くなって武将も混乱に陥ります。
これは上級者でも騎兵襲撃をくらった直後はほとんどの武将が混乱します。
その時に下馬攻撃からスキルをあてていけば敵武将をキルしていけます。
騎兵を後ろに退避させるときは、武将が戦いながらXボタンで後方に配置指定をして退避させてください。
敵に自分の騎兵をできるだけ倒されないように武将が殿をつとめるといった動きをするのです。
こうすることで騎兵の残存率も大きく変わってきます。

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