【みとれ】

Last-modified: 2020-01-01 (水) 13:07:41

概要

DQ2(MSX版)より登場したマニアックな状態変化の1つ。
【おしゃれさ】の高い敵にみとれてしまうことで10秒間【休み】状態になるほか、本作では【マヒ】【混乱】【魅了】を引き起こすこともある。
 

鉄壁のみとれガード以外、基本的に耐性やスキルで防ぐことはできない。
マスクデータになっている情報が多く、発生確率そのものがかなり低いこともあり現在は詳細なステータス・耐性への依存性が検証されていない状態であり、以下の情報は、Ver.3.2後期発売の「公式ガイドブック 氷の領界・職人の極意編」より抜粋した公式情報である。
 

  1. コマンド実行時にランダムでおこる。
  2. みとれたときは耐性を無視した、10秒の休み、20秒の混乱、15秒のマヒ、15秒の魅了、いずれかになる。
  3. 味方側がみとれるのは「みとれ率上昇」が起こっている相手のみ。
  4. 敵側がみとれるのは「一番近くにいる相手」「みとれ率上昇が起こっている相手」。
  5. 「一番近くにいる相手」に見とれる確率はおしゃれさに依存し、50以上なら高いほどみとれやすい。
     

みとれたときに起こる状態異常は、休み以外はまれにしか起こらず、魅了に至っては1/100程度。
みとれによる休みが発生すると通常はテンションが下がるが、スーパーハイテンション状態の者だと発生こそするが、テンションが下がらない。
 
みとれというシステムに累積耐性による耐性上昇が存在しないため、耐性が低いと敵が連続でみとれて一切動けなくなってしまうからか、現在はターンを止める意義のある強敵のほとんどが「とても効きにくい」「極めて効きにくい」「無効」のいずれか*1の耐性を持っており、みとれによる足止めはほぼ期待できない状態である。
加えて意図的かつ高い確率で足止めできる【スタン】を誘発する特技が徐々に増えてきたこともあり、みとれが戦略上有効かつ実用的に使用された戦闘は2013年4月実装の【悪霊の神々】以来長い間存在していなかったが、Ver.4.5後期実装の【帝国三将軍】では久々に有効活用が可能なボスとして登場した。
 
【コロシアム】でも突発的に動きを止められてしまう脅威として恐れられていたが、完全に運任せの要素のためにプレイによる回避が難しいとの要望が相次ぎ、Ver.3.4後期(第11回以降のバトルグランプリを含む)からは発生しないようになった。みとれを活かした戦術を得意としていたスーパースター涙目の調整である。
 
また、みとれによる【混乱】【マヒ】【魅了】は対応する耐性によって無効になっていても、その耐性を貫通して付着する。
これによって【常闇の竜レグナード】に本来無効である【魅了】が付着してしまい、自分で使用した設置型攻撃によって自爆してしまう現象が発生したことがある(詳細)。

確率を上げる方法

【扇スキル】のSP58(仲間モンスターはSP25)のスキル効果で、装備時みとれる+5%。仲間モンスターは【扇の極意】SP18でも+5%(重複可能)。
【オーラ】のSP120のスキル効果で、みとれる+2%。
【スーパースター】の特技【メイクアップ】みとれ率上昇をかける。これは敵である【覚醒リーネ】【エレメンブルー】も使うため、肝心な時にみとれてしまいピンチに陥ることがしばしばある。
【おどるほうせき】の特技【ビューティアップ】でみとれ率上昇をかける。メイクアップより効果が高め。
Ver.3.0からは【ミリオンスマイル】の追加効果で、相手のみとれ耐性を一度だけ一時的に下げられる。

確率を下げる方法

【達人のオーブ】の宝珠「鉄壁のみとれガード」で下げることができる。1レベル毎に2%(レベル5で10%)、飾り石の効果で更に2%。



*1 大部分が「極めて効きにくい」か「無効」。ただしボスが一般モンスターを呼び出す場合、そのモンスターは耐性が低い場合が多い