概要
【休み】の1種。
スタン(stun)とは気絶や失神という意味で、元祖TRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」以来のRPG用語。
特にMMOでは基本的な用語で、プレイヤー間のチャットでも普通に使われる。
ただしDQ10公式は「スタン」という用語を意識的に避けており、お宝ハンター習得時の説明では「対象の敵をひるませる~」、目覚めし冒険者の広場のアップデート情報では「成功率100%の「休み」効果」と記載している。
一部の特技の名称には「スタン」という文字があるが、効果名称としての記載は攻略本のみとなっている。
敵味方共に防ぐことが困難な強烈な休み効果。
【スタンショット】【チャージタックル】【サプライズラッシュ】【一喝】辺りが代表的。
該当行動の一覧は「休み」項が詳しい。
勘違いされがちであるがターンそのものを飛ばせるのではない。
代表的な例ではターンエンド直前の敵をスタンさせると復帰後にターンエンド攻撃が飛んでくるので注意。
あくまでも一時停止させる効果である。
他の休み効果と違って装備で耐性を付けられず、【キラキラポーン】【弓聖の守り星】のガード対象外にもなっているためプレイヤーサイドが完全に防ぐことは不可能。
Ver.3.1後期でプレイヤー側は【まもりのたて】で防げるようになったが、敵のスタン技は基本成功率100%のため、まもりのたてを構えても50%の確率で食らってしまうので過信は禁物。
こちらのスタン技の基本成功率も高くほぼ確実に成功するが、バージョンが進むにつれて敵側にも耐性を持つ者が現れた。
Ver.4.0からはとうとう耐性持ちの雑魚モンスターも現れるようになった。
こちらが使うものは連続耐性が発生するため直後の【クモノ】や【おたけび】等が通りづらくなるが、スタンに属する休み自体は連続耐性の影響を受けない。
Ver.4.3アップデート直後は他の休み同様に連続耐性の影響を受けるようになっており、スタン同士のみならずおたけびを成功させるとスタンの連続耐性も発生し成功率が下がってしまうようになっていた。これらの現象については2018年9月19日のメンテナンスにて不具合として修正された。
まもりのたてが影響するようになったと同時に【デュアルブレイカー】や【状態異常成功率アップ】も影響するようになったが、それらの支援が望めない状況で耐性持ちと戦う場合はスタンにあまり期待しない方がいいだろう。
普段スタン効果のある技を優先度高めに使うサポート仲間も、一喝など一部のスタン技に限りスタン耐性がある程度ある敵には使用を控えるようになる。
以下に判明している範囲で耐性を持つ敵とおおよその耐性の程度を記しておくのでこれらの敵と対峙する際には気に留めておこう。
スタン耐性を持つ敵一覧
完全耐性:【赤の巨人レドノフ】、【孤独の闇】、【グレネーどり】、【Sグレネーどり】、【常闇の竜レグナード】(V)、【魔犬レオパルド】、【エビルプリースト】、【究極エビルプリースト】、【紅殻魔スコルパイド】以降の【聖守護者の闘戦記】のボス、【深淵の咎人たち】のボス全般
耐性極:【源世庫パニガルム】のボス全般
耐性特大:【ダークキング】(I~V)、【海冥主メイヴ】(I~V)、【護門将ゴウシルシャ】、【冥骸魔レギルラッゾ】(II~IV)、【獣魔ローガスト】(I~IV)、【スライムジェネラル】
耐性大:【常闇の竜レグナード】(III・IV)、【冥骸魔レギルラッゾ】(I)、【戦慄の魔元帥】、【大魔獣イーギュア】、【Sキラーマシン】、【キングヒドラ闘】?、【マッドファルコン】、【にじくじゃく】、【破壊神シドー】、【アストルティア防衛軍】のボス全般
耐性中:【常闇の竜レグナード】(I・II)、【フロスティ】、【氷魔フィルグレア】、【闇魔ティトス】、【震撼の冥宰相】、【暗黒の魔人】、【死神スライダーク】、【ギュメイ将軍】、【ドラゴン】、【剣王ガルドリオン】、【タロット魔人】、【バラモスブロス闘】?、【バラモスゾンビ闘】?
耐性小:【くらやみ飛天】、【牙王ゴースネル】、【輪王ザルトラ】(状態変化耐性の強化により増加)、【シャイニング】
暫定
※攻略本等で正確な耐性が判明するまでの一時的な置き場所
完全耐性:【深淵魚キュラス】、【逆乱の竜ナダイア】、【創世の樹の番人】
耐性特大:【レムリカシャル】、【ムーカシャル】、【アトラカシャル】、【神獣カシャル】、【黒衣の剣士パドレ】、【ゴレオン将軍】、【ラーヴァドラゴン】
耐性大:【タロット魔人強】、【特攻隊長メガース】、【攻城隊長ガンザン】、【怨嗟のジン】、【憤怒のイフリート】、【時見の箱】、【時元神キュロノス】
耐性中:【水魔ヴァーテル】、【巨竜樹タツノギ】、【獄氷鬼フィルグレア】、【獄闇鬼ティトス】 【獄水鬼ヴァーテル】
耐性小:【封魔フォーゲル】、【震王ジュノーガ】、【激情の竜エステラ】、【邪竜教祖オルストフ】、【プチゴースネル】