概要
【くさった死体】と【どくどくゾンビ】の上位種。更なる上位種に【リビングデッド】がいる。【ゾンビ系】。
今まで色の取り合いのためか、初出のDQ2以降リビングデッドとの共演はなかったものの、今作で久しぶりといえる共演を果たす。
広範囲に生息するうえ、殆どの場合3匹で出現する。
じわじわと旅人を苦しめることが大好きで、最大HPが減るタイプの呪いと【あまいいき】、仲間を呼んで旅人を苦しめる。
旧来の作品だとくさった死体の上位種という印象しかなかったが、DQ10ではいろいろな面から非常にお世話になるモンスターといえる。
通常ドロップが【どくけしそう】、レアドロップが【よるのとばり】。どくけしそうを落とすもののコイツには毒攻撃が一切なかったりする。
Ver.1.0
【グレン領西】、【ゴブル砂漠西】、【捨てられた城】、【ダズの岩穴】、【モリナラ地下洞】に生息。
この頃はまだ経験値が低く、ドロップも微妙なため狩りの対象とされることは殆どなかった。
ドルワームのストーリーでゴブル砂漠を通るときにこいつに絡まれるプレイヤーも多い。
Ver.1.1
経験値がHPに見合った数値に修正され、お得なモンスターの仲間入りに。にちりんのこんやギガスラッシュ、イオラを使ったレベリングにも使われるようになり、徐々に人気モンスターとしての立場を確立させていく。
お供に登場する【ブラッドハンド】が【ベホマスライム】と【うごくせきぞう】を呼んでくれるので経験値がいっぱい入る。
Ver.1.2
特訓モードが追加。攻撃力の低さと宿が近いので、そこそこな頻度で狩られていた。
Ver.1.3
日替わり討伐が大きく修正され、高い報酬ポイントの依頼が出てくるように。その中にグール40~50匹討伐も含まれ、オークキングやガニラス並みの人気スポットとなる。
しかしグールは沸き数も多いうえリポップ時間も非常に早いため、大勢がゴブル砂漠西にやってきても取り合いになることは滅多に無い。
近場の宿での戦線復帰も容易な上、安定したポイントを稼ぐことが出来るので、日替わり討伐クエストのメッカとされた。
通常ドロップが不味すぎて金策にならないが、そのほかにコレといった欠点が存在しないのが優秀。
Ver.1.4
【闇の溢る世界】に大量に生息。
Ver.1.5
クエスト【お料理大好きですわ~♪】で戦うことになる。
アモデウスやファンキードラゴといった高レベルモンスターが依頼に並び、グールの依頼の出現率は下がった結果、日替わり討伐対象としては2軍落ちしてしまった。
Ver.2.0
【謎の地下水路】に生息。
Ver.2.1
グレン領西のグールが討伐対象に入るようになった。後期からは特訓モードが見直され、特訓対象から除外される最有力候補のひとりに数えられてたが、何故か残留。中級レベルプレイヤーの数少ない特訓相手として再注目を浴びる…かもしれない。
クエスト【船長より愛を込めて】で戦うことになる。
Ver.3.0
クエスト【はじまりの踊り子伝説】で戦うことになる。クエストの対象に抜擢され過ぎではなかろうか。
Ver.5.1
【王都ネクロデア跡】のイベントにのみ、リビングデッドと共に多数登場。【ランテル】を襲っていたが、ランテルの正体に気付かなかった【ナジーン】に共々昇天させられた。
Ver.5.5後期
【奇門遁甲の式・弐】で、【受難の人形】を持ったうえで討伐する必要がある。
【ヨイ】によると、グールはこの試練を受けている相手にえげつない呪いをかけて倒れる性質があるようで、受難の人形にその呪いを引き受けさせる必要があるとのこと。
実際、この状態でグールを倒すとHPが1になってしまうのだが、むしろこれで済んで良かったという事なのだろう。