【ダーマの神】

Last-modified: 2020-02-23 (日) 16:34:58

概要

【ダーマ神殿】で祀られている。各地の転職神官はこの神に仕えている。
 
神代の時代、勇気を司る神【グランゼニス】と友人の関係にあり、グランゼニスが果てたときに【神の緋石】のうち1つを託された。
ダーマの神はこれを安置する山を霊嶺ダーマと名付け、ご神体として未来永劫守らせるため、神託を下してダーマ神殿を建造させたという。
つまり、ダーマの神の命令でグランゼニスゆかりの物を守っているのがダーマ神殿と言える。
 
ダーマ神殿1階奥にダーマの神の像があるが、それはダーマの神の持つ1つの姿に過ぎず、その姿は千変万化であり、あらゆる職業の身なりに変わることができ、性別も自在という。
 
なお、神像の前に立つ【スキルマスター】が、実はダーマの神そのものでないかと推測されている。彼自身は自分のことを「万物を教え導く者」と呼ぶが、転職の神としてもおかしくない呼び方であろう。

背景

ダーマ神殿はDQ3以来の定番だが、「ダーマ神」は前作DQ9が初出。「ダーマのさとり」を使うとダーマ神の声が聞こえ、ダーマ神殿でなくても転職できるという、ゲームデザイン上の必要性から生まれたようである。
DQ的にはダーマと言えば「転職の神殿」だが、本作でも「ダーマ」は地名として扱われ(霊嶺ダーマ)、「ダーマの神」は謂わば伊勢神宮の神(天照大御神)を「伊勢の神」と呼ぶような語法とも取れる。運営もはっきり「ダーマ神」と言い切るのは抵抗があるのだろう。

関連項目