【アストルティアの神々】

Last-modified: 2024-11-05 (火) 13:23:48

概要

【ドルワーム水晶宮】2階の書物庫に同名の書物が納められている。
本頁では【アストルティア】における【神】と呼ばれる存在を紹介する。
当然ながら神は一般の生物とは別格の存在であり、六種族・竜族魔族・魔物などはいずれも神からすればただのヒトでしかない。
ヒトの身で神に対抗するには、同じく神である存在から加護を受けるか、神殺しと呼ばれる特別な技を身に着ける必要がある。

創造神

【女神ルティアナ】がアストルティアの創造神とされる。詳しくは当該項目を参照。

種族神

ルティアナが自身の発する光から創り出した七柱の兄弟神。詳しくは【種族神】を参照。

その他の神々

上記の他にも、「神」と呼ばれる者や自称する者は存在するが、彼らが神格として具体的にどう扱われているかは不明な点が多い。
少なくともルティアナや種族神たちと同格に扱われている者は【異界滅神ジャゴヌバ】とその配下の【邪神】以外にはほとんどいない*1
それ以外の神々は厳密には神と別種の存在(精霊の類など)である、神としては格下の者達である、あるいは単純に広く知られていないといった可能性が考えられる。
 
Ver.6.0では、ルティアナの眷属たる【天使】たちが神を誕生させる権能を持っていることが判明する。
天使たちはアストルティアの人々を観測し、新たな神の候補となる【英雄】を見定める。
そして英雄の魂は死後に【天星郷】へ招かれ、仮の肉体を得て【四天の星巡り】の試練に挑み、その合格後に禊と【神化の儀】を経て神へ生まれ変わる。
 
作中では、Ver.3~5の物語で主神ルティアナと七柱の種族神がいずれも肉体を失うか長き眠りにつくかの実質死亡状態となり、実際に行動してアストルティアの危機に対応することのできる神が不足する事態に陥っていた。
そのため、計画を前倒しして神の補充を行う必要に迫られ、現代にて星巡りが開催されることとなり、更に【ユーライザ】の推薦による特例として生者である主人公も招かれることとなった。
星巡りには主人公含む10人の英雄が参加し、本章の最終局面では主人公と【フォステイル】を除く8人が神化の儀で神に生まれ変わるが、何らかの干渉により後述の悪神が顕現する事態となってしまった。

設定のみ・セリフのみ

  • 【ダーマの神】
    職業を司る神。
    グランゼニスとの関係については度々文献が出てくる。他世界から来たらしい。
  • 【山神イプチャル】
    アグラニ(アクロニア鉱山)を守護する土着神。
    姿は現さないが、【アグラニの町(ストーリー)】【暴かれし相貌】(Ver.6.1ストーリー)で主人公に語りかけてくる。
    Ver.6.0では4000年前のドワチャッカ大陸で活躍した【カブ】からイプチャル神と呼ばれ、ワギ神と並んで言及される。
  • 【ファルパパ神】
    お祭りの神。冒険者たちを喜ばせるように毎年【バレンタインデーイベント】【ホワイトデーイベント】を企画させている。
    また【フェスタ・インフェルノ】にも力を貸しており、強力なモンスターを参加させているのは彼の力によるものである可能性がある。
  • コーデの神
    コーディネートを司る神。ジュレットの町にいる【レテリオ】だけが神託を受けることができるが詳しくは不明。単にレテリオがその場で思いついたキャッチコピーに過ぎない可能性もある。
  • 土地神
    【スイのやしろ】内に2柱いるがほこらの中にいて姿を確認することはできない。
  • 月世界の神
    【月世界の都】で信仰されている神、もしくは神々。現地の神父によりアストルティアで信仰されている神々とは別の存在である事は語られるが、その詳細については不明。
  • 暗鉄神ネクロジーム
    かつて存在した【ネクロデア王国】が信仰していた神。王国に富をもたらす暗鉄鉱ネクロダイトを生み出す鉱山を神として崇めており、一種の土着信仰であった。

NPCとして登場

  • ヒコボシとオリヒメ
    縁結びの神。毎年7月になると【七夕の里】で祭りを開く。
  • ゴールドニャン
    ヒトに莫大な富をもたらす神だったが、その像を巡り醜く争う人々を見ているうち、ヒトの財産を根こそぎ奪う悪霊【デビルニャン】に変わってしまった。
  • 【工匠神グラッフ】
    職人を司る神。奇抜な格好をしたあらくれ。優秀な職人を育てることで武器や防具をより多く生み出し、来たるべき決戦に備えることを使命としている。
  • ネコ神さま
    ネコを司る神。白く輝く【ねこまどう】の姿。
    【メレアーデのお部屋】のムービーに登場。おしゃれ装備【ネコパンチ】を授けてくれる。
    ネコ神さまが語るところによれば、ネコ属は太古の昔に女神ルティアナによって自由な魂の宿る器として創造されたという。
    【メレアーデ】は母親からネコ神さまのおはなしを聞いたことがあると語っている。
  • 【ヤミスライム】
    2024年のハロウィンイベント【ダミー・オア・ヤミー!】に登場したスライム。
    本名はヤミースライムで、すべての味覚を司るグルメ神。下記のカプサイ神や邪神バルサミコスよりも上位の神にあたる模様。

メインストーリーで登場

各Ver.のラスボスの名前、特にバトルにおける第二形態のモンスター名に「神」の字が入る場合が多い。
ただし、明確に神にあたるのは【ナドラガ】とジャゴヌバ、その配下の邪神のみで、それ以外は名称(自称・通称)や比喩だけである可能性が高いためここでは除外する。

  • 【虚空の神ナドラガ】
    Ver.3ラスボス第一形態。上述ナドラガの体内に存在する精神体のようなものと解される。
  • 【邪竜神ナドラガ】
    Ver.3ラスボス第二形態。身体に宿る闇の根源を解き放った形態。
  • 【異界滅神ジャゴヌバ】
    Ver.5ラスボス第一形態。【大いなる闇の根源】の真名。
    なお、不思議の魔塔の書物にて、魔界や魔族を創った「闇の神」という存在が仮定されているが、これはジャゴヌバのことを指している可能性がある。
    また【魔族】の祖とされるが、それは動植物が【魔瘴】に侵された結果であり、かつジャゴヌバが望むのは世界の消滅であって魔族の繁栄ではないため、魔族の「種族神」と呼べるかどうかは微妙である。
  • 【絶対滅神ジャゴヌバ】
    Ver.5ラスボス第二形態。ジャゴヌバがルティアナの光を吸収して変化した形態。
  • 七柱の【邪神】
    ジャゴヌバが七柱の種族神に対抗するために生み出した存在。
    対抗するには神の力もしくは【神殺しの心気】の習得が必要となる。
    Ver.5メインストーリー中で七柱全てが判明し、そのうち四柱は主人公と直接対決した。
  • 八柱の【悪神】
    神化の儀を受けるも、【悪神の火種】の影響により負の感情を増幅され、悪神に生まれ変わってしまった英雄たち。
    詳細は当該項目を参照。
  • 神化した英雄たち
    【神剣レクタリス】により呪炎を断たれ、悪神化が解除された(【レオーネ】以外の)英雄たち。神化の儀自体は有効だったようで、全員神のチカラを得ていることが明らかとなった。
    神化した者は翼を得て空を飛ぶことができるようになり、天星郷とアストルティアの自由な行き来も可能となる。
    Ver.6.5前期のストーリーで新たにフォステイルが神化した。

クエストボスとして登場

魔神族

アストルティア外から飛来した神に近しい力を持った異形の者たちの総称。
詳細は【魔神族】を参照。

  • 【ジャイラジャイラ】
    かつて存在した「夜の王国」の魔神。【ジャイラ密林】の名はこの神に由来するようだ。
    名前に冠されてこそいないが自ら魔神を名乗っており妹も魔神である。
  • 【魔神ジュリアンテ】
    ジャイラジャイラの妹で【妖魔ジュリアンテ】のオリジナル。
    夜の王国に住んでいたが、姉といさかいを起こして出奔し、根無し草の魔神となった。
    姉が「魔神族」であることから、こちらも「魔神族」だと思われる。
  • 【ブオーン】
    ナドラガから「魔神族」と呼ばれた、山のような巨体を持つ怪物。
    神であるナドラガと互角に渡り合える戦闘力を持つが、本作における詳細は不明。
  • 【ストレザーテ】
    1000年前に異世界からアストルティアに降り立った魔神族。

ジア・クト念晶体

遥か彼方から飛来した創生のチカラを求めて異なる世界の境界線を旅する種族。
明確に神とは言及されていないが、彼らはアストルティアでは【異界滅神の一族】という別称で呼ばれており、彼らに対抗できるのは神化した英雄たちやルティアナが作りし2つの神具である。
ジア・クトに仲間入りしたレオーネも悪神と化していたため、アストルティアの人々からすれば神と同等の存在なのは間違いないと思われる。
詳細は【ジア・クト念晶体】を参照。

余談

DQ6等に登場している【命名神マリナン】は、今のところアストルティアには現れていない。
MMOゆえにプレイヤーキャラクターの名前変更が認められないためとも考えられていたが、その後名前変更サービスが開始されても特に言及されることはなかった。そのため、今後とも登場機会はほぼないものと考えられている。



*1 なお、Ver.2.2にてダーマ大神官は神殿に伝わる話としてグランゼニス神とダーマの神がよき友人だったと述べている
*2 一応、四幻魔はDQMCHにてキャラクターとしての設定が付与されているが、本作との関係は特に言及されていない