概要
かつて【魔界】に存在した人物。故人。
ひとりの弟子も取らず、いかなる魔王にも仕えずにひたすら魔術の道を探求した孤高の魔道士。
その力により魔王の庇護すら必要とせず、それゆえ歴史の影に隠れ、その生涯のほとんどが謎に包まれているとされる。
かつて存在した旧き秘術、魔術の鎖により相手の精神を縛り思いのままに奴隷として使役する「呪縛の術」を打ち破り、奴隷魔族を解放した偉人。
下等魔族たちの中には彼を一族の恩人と崇める者もいるという。
また、再び呪縛の術を使う者が現れた時、それを打ち破る力を授けてくれるという。
いつの時代の人物かは明示されないが、Ver.5.3で【ゼクレス魔導国】の第14代【魔王】(後に【大魔王】となる)【バルメシュケ】が人心を操る術を得意としたということがわかるため、恐らくはバルメシュケが統治していた時代と重なるかそれより後まで存命だったと思われる。
【魔幻都市ゴーラ跡】の北東に存在する【朽ちた霊廟】にその墓があり、そこには仕掛けが施され、リドの遺産を求める者の知恵と意志を試す。
最後には【タリスマンの守護者】と戦いその力を示す必要があり、認められると彼の力が秘められた【リドのタリスマン】が手に入る。
Ver.5.5前期
プロフィールは殆どが不明だったが、メインストーリー中における【ユシュカ】の発言からゼクレス出身であることが明かされた。
また、【砂の都ファラザード】の【閉ざされた水路】の最奥に「ザードの祭壇」があり、そこの「ある物」を手に入れるためにリドのタリスマンが必要であるらしいことから【大魔王ヴァルザード】と交友があったと推測でき、そこから【海運都市ザード】をヴァルザードが治めていた4500年前から3000年前くらいの人物であると推測される。
書籍「アストルティア秘聞録」によればバルメシュケが大魔王になったのが約2000年前とのことなので、少なくとも2000年前まで存命だったのは確実なようだ。
Ver.5.5後期
先代の【魔仙卿】と友人関係であったことが判明。
魔仙卿ことジャディンが危機に陥った際に「リドよわがともよ」という言葉を唱えるように遺していた。
そしてまじない石の力によって一時的に魂が召喚され、魔界の未来のためにリドのタリスマンを【破戒のタリスマン】?に強化してくれる。
尚その時の姿は白い衣で青いマント水色の前掛けをした【なげきの亡霊】の色違い(杖は【いかずちの杖】の色違い)、とどう見てもタリスマンの守護者と同一であった。