【大魔王】

Last-modified: 2021-01-10 (日) 10:39:09

概要

【魔界】全土の指導者となる者のこと。そのため【魔王】とは異なり、大魔王は一時代に一人しかいない。
また大魔王が不在である、つまり魔界が統一されず群雄割拠になっている場合もあり得る。と言うかVer.5.0時点の魔界がまさしくその状態である。
 
歴代の大魔王の大半が【アストルティア侵攻】を試みているが、いずれも【勇者】【盟友】に阻まれて敗死している。
大魔王と勇者&盟友は対になっており、大魔王の侵攻を切っ掛けに資質を持った者が勇者・盟友として覚醒する仕組みになっている模様。
この仕組みに対抗すべく、大魔王の侵攻とは別に先にアストルティアで誕生させられ先手を打ってレンダーシアを封印した魔王が【冥王ネルゲル】である。
なお、何度阻まれようが大魔王たち魔界の住人がアストルティア侵攻に駆り立てられる理由は長らく不明だったが、Ver.5.2において魔界の住人はある事情から半ば先天的にアストルティアへの憎悪が刷り込まれていることが判明した。
 
大魔王になるためのプロセスは明確となっており、それは魔王になるのとは全く異なっている。
具体的には、大魔王になる意志がある者が【大審門】に集い、その先の【デモンマウンテン】で数々の試練を受ける。
それらを突破したうえで、一番奥で【魔仙卿】の審査を受け認められることで大魔王の資格ある者を決めることになる。
そして、魔仙卿に「器」があると認められ、本人がその座に就く「覚悟」を示せば、彼から【大魔王の覇印】という証を授かり、戴冠式を経て大魔王に即位することとなる。
 
本作における大魔王は、どうやら国家の指導者というよりは国際組織のトップのようなもので、魔界全土の政治を取り仕切るのではなく、魔界諸国の協調を保ち、魔界全体の問題へ対処することが仕事である模様。
後述するヴァルザードは史上で初めて魔界統一を実現した大魔王とされており、つまり彼以前の大魔王は完全な魔界統一をしていないこととなる。また、彼以降の大魔王にも魔界を完全に統一したとされる者は見られない(ネロドス没後にバルディスタが成立し、マデサゴーラの時代から現代に至るまで存続しているなど)が、そもそも大魔王となる者が魔界国家を統一する必要はないようだ。
また、過去には当時もっとも有力であった国の魔王が大魔王を兼任するケースが多かったが、少なくとも本編における大魔王選定では身分・種族・出身は問われておらず、魔王どころか魔族でも魔物でも魔界出身でもないある人物が即位した。
 
原則として大魔王の審査は魔仙卿が行うこととなっているが、その審査において試練を受けた者全員が認められないこともありうるし、自ら望んで審査を受けたわけでない者が認められることもある。
ただし、資格なしとされたユシュカが実力で証明しようとして、魔仙卿がひとまず了承していることから、魔仙卿の審査だけが全てでないようにも見える。
完全に魔仙卿の立ち会わない方法、例えば武力により魔界全土を統一した場合に自動的に(魔仙卿の認定無しに)大魔王になれるのか、という点についてはまだ不明である。
また、当の魔仙卿本人は、魔界を見守る存在の為、大魔王の座に就任するということもできないようだ。
魔界には歴代の中でもとりわけ有力とされる大魔王の顔を【大魔王顔壁】に刻むという風習があり、現時点では【始まりの大魔王】【大魔王ヴァルザード】【不死の魔王ネロドス】【大魔王マデサゴーラ】と、マデサゴーラの次に即位した人物の計5名がそれに該当している。

現在明言されている大魔王

大魔王については以下の人物が明言されている。
ここでは、主に以下の人物が大魔王として起こした大まかな出来事を記述する。

  • 【主人公】
    Ver.5.2で即位する今代の大魔王。歴代シリーズ初めての「魔王になった主人公」である。また肩書が増えてしまった。
    Ver.5.0にて大いなる闇の根源から大魔王の資質を認められ、Ver.5.2にて魔仙卿と3人の魔王達から信任を得て即位した。魔王達からは大魔瘴期の到来から魔界(とアストルティア)を救うことを期待されている。なお盟友であることは変わりないため、盟友と大魔王を兼任しているという異例の状態。
    アストルティアの住人なので魔界に治める国はないが、ユシュカから贈られた【大魔王城】のある【デスディオ暗黒荒原】は領地と捉えられなくもない。
    なお、周囲は主人公を大魔王だと認めており、称号も手に入るものの、【大いなる闇の根源】との契約を行っていない。
    Ver.5.3では魔仙卿からも大魔王と呼ばれているので、大いなる闇の根源との契約は大魔王になるために必要な工程ではないと考えられる。
    もっとも主人公が大魔王に就任したのは、アストルティアと魔界の両方を大魔瘴期から救うためであり、もし大いなる闇の根源と契約を交わしていたらアストルティアへの恨みを刷り込まれて結局これまでの大魔王の二の舞になってしまう恐れがある。
  • 【大魔王ヴァルザード】
    約4500年前に建国され約2500年前に滅びた【海運都市ザード】の魔王。
    類まれなる才と力を持ち、歴史上初めて魔界全土の統一に成功した。
    大魔王となったヴァルザードは約3000年前にアストルティアへ攻め込むが、勇者に敗北。
    活動時期からして、この勇者とは【グランゼドーラ建国王】であると推測されている(盟友については不明)。
  • 【ゼクレス魔導国】の開祖【建国王ワラキウス】
    【アスバル】により「いにしえの大魔王」と語られる。
    在任時期は不明だが【歴史家ガルダモ】?いわく、ゼクレスは7000年以上の歴史を持つとのことなので少なくとも4000年以上生きていない限りはヴァルザードより前ということになる。
    ゼクレス王家から大魔王を目指す者は、大審門に向かう前に自国で試練を受けるのがゼクレスの習わしである模様。
    【レイジバルス】を封印・使役したのも彼である。
  • 第十四代ゼクレス王【バルメシュケ】
    「混沌の魔術王」のふたつ名で知られ、人心を操る術を得意とした。
    ゼクレス王家から大魔王となったのはワラキウスと彼の二人のみであることが明らかになっている。
  • 【始まりの大魔王】
    魔界初の大魔王。対応する勇者は【勇者アシュレイ】【勇者レオーネ】
    名も忘れ去られたとされている為、ワラキウスとは別人。また正確な真偽は不明だが、魔界の統一を志すにあたってある舞を踊ったとされており、それが【しぐさ】「始まりの大魔王の舞」として登場する。
    『始まりの大魔王 五つの偉業』
    • 魔族同士が相争う戦乱の時代を終わらせ統一国家を築いた
    • アストルティアからの侵略者を魔界史上初めて撃退した
    • 【ゴダ神殿】の建立
    • 【魔仙卿】を見出し大魔王の選出を制度化した
    • 初の【アストルティア侵攻】(結果としては失敗し討伐された)
       

ほかにも魔界には今も建国王が存命の【砂の都ファラザード】【バルディスタ要塞】を除けば過去に【ジャムール王国】【賢女の都レジャンナ】【ネクロデア王国】【ズムーラ覇王国】という4つの国が存在していたことが明らかになっているが、この4国から大魔王が出たのかは今のところ明らかになっていない。
こうして見ると、Ver.5.0から登場する主要人物【ヴァレリア】【アスバル】【ユシュカ】(ついでに【ペペロゴーラ】も)は、歴代の大魔王に何かしら関わりのある人物達だということが分かる。
 
また歴代の大魔王は現代まで子孫が続いてる(または示唆がされている)ことが分かっているが、始まりの大魔王と不死の魔王ネロドスの子孫については言及されていない。

余談

他にDQ10に登場した大魔王は【大魔王ゾーマ】がいるが、「DQ10の魔界」とは違う世界の者(こちらがDQ3の世界に乗り込む体になっている)のため、上記の定義には当てはまらない可能性が高い。