【大魔王ヴァルザード】

Last-modified: 2020-12-30 (水) 23:53:11

概要

約2500年前に滅びた【海運都市ザード】の初代【魔王】。Ver.5.3時点では本や歴史の語りのみでの登場。
類まれなる才と力を持ち、歴史上初めて【魔界】全土の統一に成功した魔王でもある。

大魔王になるまで

4500年以上前、まだ若かった彼は【ジャリムバハ砂漠】の大ダコを封じ、これを契機としてこの地に国を作った。
国名はおそらくは自身の名からとる形でザードとした。
この戦いは「【血潮の浜辺】の戦い」と呼ばれ、その際大ダコの魔獣を石化したとも言われているが、石の魔人から石の魔法を教わったことからこの魔法で石化したと思われる。
または【魔剣アストロン】同様ネクロダイト製の武器で戦ったのだろうか。
 
建国から間もないころのザードは吹けば飛ぶような弱小国だったが、魔界南部にあった強国【ズムーラ覇王国】を「ズムウル峠の戦い」で打倒したことで一躍発展を遂げた。
 
次いで【賢女の都レジャンナ】との諍いを有利な条件で解決し、ザードは通商国家として盤石の地位を築いた。
こうしてザードは有数の大国となる。
 
そして魔界史に残る大戦「【ゲルヘナ幻野】の戦い」で【ゼクレス魔導国】と魔界全土の覇権をかけて争う。
この戦いはザードの勝利に終わり、ヴァルザードの大魔王就任は確実となった。

大魔王になった後

そうして【大魔王】となったヴァルザードはアストルティアに攻め込んだ。これが3000年以上前とされるため、最終的に【グランゼドーラ建国王】と呼ばれた歴史上2代目の【勇者】に倒されたとされている。年代的に【古ドワチャッカ】よりも前の話か後の話かは不明だが、少なくとも古ドワチャッカにはこの時の侵攻による被害らしきものは全く見られず伝承なども残っていないため、前の話ならレンダーシアを攻撃した直後に2代目の勇者と盟友に倒されたと見られる。
 
息子の【グジャラード】は王位を継いで約500年ザードを統治するが、愚劣な統治で反乱を招き民に処刑され、さらには第3王子の【ディンガ】以外の孫たちの跡目争いもあってザードは滅亡を迎えた。

人物像

ザードを作ったのが4500年以上前で、アストルティアに侵攻したのが3000年以上前であり、つまりこの時点で1500年ほど、そしてこのころまだ青年だったので、(魔族の年齢の重ね方に基づくと青年期は最低で200年)少なくとも1700年ほど生きたとされており、かなり長生きである。
 
キャラクターとしての彼の姿は明かされていないが、たくましく日に焼けた肌、口ひげを生やし、海運都市ザードの眼前に広がる海のごとき深紅のマントをまとっていたという。
光を反射してさまざまな赤にきらめくマントの美しさは『ヴァルザードの血潮』と呼ばれてらしいが、その染料の調合はザードの滅亡と共に失われてしまったようだ。
生前は高いところに登ることが好きだったらしく、ザードの尖塔(D-4)から国を眺めるなどの行動や性格、【大魔王顔壁】にある石像はどこかに似ている。*1
その彼は【ザード遺跡】に潜む盗賊を追い出したのち、彼や海運都市ザードの名前から、国名を【砂の都ファラザード】と名付けたという。



*1 大魔王顔壁の彼についてはVer.5回想3の【アストルティア文字】でも言及されている。