【破界篇】(そして審判が下る)
【滅びの予兆】-【世界を肯定する者】-【破魂の審判】-【ふたりの近親憎悪】-【芸術の殉教者】-【死へと導く滅びの光】
概要
Ver.5.2から配信された長編ストーリー【破界篇】の第3話となるクエスト。及び当シリーズで行われる戦い。
クエストNo. | 637 |
受注条件 | 【世界を肯定する者】のクリア |
受注場所 | 偽りの【ココラタの浜辺】 |
依頼人 | 【ファビエル】 |
初回報酬 | レンダーシア内に限りバシっ娘に飛ばしてもらえる回数の制限が無くなる |
経験値 | 78600 |
名声値 | 60 |
攻略
ファビエルから破魂の審判についておさらいし、彼から【護り手の秘石】を受け取り破魂の審判に挑むこととなる。
まず【謎の地下水路】からヒズミの気配がするとのことで、第2層の西側にある鉄格子に秘石を使うと「光印を追えばカギに至るであろう」との記述が現れるのでそれに従っていくと【未完へのカギ】?が手に入る。
それを使って鉄格子を開けて旅の扉に入ると、【未完のラゼアの風穴】に着くので目の前の扉を調べる。扉に言われた通り3つのヒズミを消し、扉を開けた先には【未完の破戒王】がいるのでそれを倒す。
【クマリス】の呼びかけに応じ、声の主はヒズミを発生させる。主人公とクマリスがこれを消すと、声の主は出来損ないの世界を道連れに死ぬ事を理由に、破魂の審判を始めた旨を言い残す。
それをファビエルに報告するとクリア。
破魂の審判とは
読みは「はごんのしんぱん」。偽りのレンダーシアの存亡を賭けた戦いの儀式。
偽りのレンダーシアは未完のまま創造主を失ったことで存在自体が不安定な世界となっており、放置すると隣接する他の世界に悪影響が及ぶため、この審判を通して滅ぼすか残すか決める必要が生じた。
具体的な内容としては、偽レンダーシア滅亡派の代表「滅びの手」とその相棒「滅びの剣」、および偽レンダーシア存続派の代表「護りの手」とその相棒「護りの盾」が審判に参加し、滅びの手側が世界にヒズミを発生させ、護りの手側がヒズミを消すという形で争う。
ヒズミは【破壊神シドー】を呼び出す元となり、最終的に滅びの手がシドーの召喚に成功すれば偽レンダーシアは滅び、逆に護りの手が召喚を阻止すればそれを免れる。
ただし滅びの手と護りの手が直接対決した場合は、その勝敗が直接儀式の勝敗になる模様。
また、ルール上は一定期間召喚を阻止すれば護りの手が勝利するといった時間制限が設けられていると思われる(そうでなければ滅びの手が降参するか直接対決するまで勝負が終わらない)が、作中では直接対決にて決着が付いたため詳細は明かされなかった。
滅びの手と滅びの剣には【滅びの手マデサゴーラ】と【滅びの剣アンルシア】が、護りの手と護りの盾には主人公とクマリスが選ばれている。
その他、この審判に関わる役職として、審判の参加者を選ぶ「選定者」がおり、滅び側は【メドナム】、護り側はファビエルが選定者として各陣営の選定を行った。ただし、選定者は審判に直接干渉することが許されない模様。
詳細は不明だが、選定者は実在の人間を選ぶ以外にも、死者の魂を元に創り出すこともでき、その際滅び、護り双方に都合のいい感情のみ抽出することもできるらしい。
メドナム、ファビエルの弁によれば、偽りのレンダーシアはその不安定さから放置していれば自壊する運命だったとのことなので、偽りのレンダーシアの住民からみれば護りの手が勝利すれば安定性が保証され破滅を回避する可能性が与えられるものであるが、反面、滅びの手が勝利した場合は終末が早まると思われる。
選定者も、あくまで「不安定な世界が周囲の世界に悪影響を与えないこと」を第一にしているような節があり、その理不尽な側面はクマリスの不評を大いに買った。
後に第5話・【芸術の殉教者】で破壊のエネルギーを蓄えるべく【暗黒球】に閉じこもったシドーについて、メドナムが「何度も見てきた」と言っていることから、偽りのレンダーシア以前にも複数の世界で審判が行われ、少なくともそのうちの幾つかは滅びの手が勝利し消滅してしまったことがうかがえる。
シドーの存在からも、「破魂」の読ませかたはシドーと同じ作品で初登場の【ハーゴン】を意識したものだろう。