【破壊神シドー】

Last-modified: 2022-04-18 (月) 10:27:51

概要

DQ2のラスボス。青または緑の体色で4本の腕と巨大な翼、先端が蛇の口となった尾を持つ異形の破壊神。
本作においては【アスフェルド学園】にてそっくりさんが登場し、後の【破界篇】で本人もゲスト出演を果たした。
カラーリングはそっくりさんとは違い、原画や外伝に登場した時の青色。
そっくりさんが出ていたとはいえ、正式なご本人の登場をもってロト三部作のラスボスは全てDQ10に登場したことになる。常設クエストで登場する歴代ラスボスという点はシドーが初となる。
また、【戦禍の邪神】の正体ではないかという考察もあったがそれは否定されることになった。
原作で一切台詞が無く無言で登場して無言で退場したことから、他作品ではろくに意思を持たない破壊衝動の塊と解釈されることが多く、本作でもそのように描かれている(ただしまめちしきによれば破壊衝動が盛り上がらないこともあるらしく、感情らしきものはあるらしい)。
しかし、マデサゴーラという「創造神」が偽りの世界を創造した事から呼び出された「破壊神」という点で言えばビルダーズ2に近い設定もある(本当の世界とよく似た偽りの世界に呼び出されたという点も同じ)。
 
実装時期に5年以上の間が空いたこともあり、絶対値で言えばDQ6の隠しボスにして同じく長編クエストのラストボスたる「破壊(と殺りく)の神」【ダークドレアム】とは比較にならない強さを持つ(ただし、実装時点での相対的な強さはドレアムの方が上であったようである)。
 
【偽りのレンダーシア】の存亡を賭けた【破魂の審判】にて、滅び側が勝利すると偽りの世界を滅ぼす手段として召喚されることが語られている。

【芸術の殉教者】

破魂の審判は護り側の勝利という裁定が下ったにもかかわらず、【滅びの手マデサゴーラ】が強引な手段で召喚に成功してしまい、偽りの世界に降臨。
【暗黒球】を作り出し、世界を破壊するためのエネルギーを蓄え始める。

【死へと導く滅びの光】

暗黒球最深部、無限の彼方にてパーティ同盟を組んで相対する。原典同様【キャラクターボイス】は無く雄叫びのみ。
戦闘では第一パーティ側のみ【護りの盾アンルシア】が加わる。
パーティ同盟クエストで【キュウサイポイント】もリプレイで入るのだが、実装時点では【強戦士の書】では戦えず、Ver.5.4で追加された。
討伐報酬として【特やくそう】【きんかい】などが入った赤宝箱が出現する。
 
戦闘後は暗黒球に蓄えられた力を使って世界の一部諸共自爆しようとするが、アンルシアが護りの力と護り手の秘石の力と引き換えに抑え込んだことによって防がれることとなり、暗黒球共々爆散した。
しかし、他の世界で破魂の審判が成り立たなくなるため完全に消滅はしていないと考えられる。この点もダークドレアムと同じである。
なお、世界を滅ぼす際には「死滅の極光」なるものを放つという話であったが、DQ10内ではチカラが溜まり切る前に倒されたため、戦闘中の技等として目にする機会は無い。この技名は後に他の外伝作品(ウォーク等)に登場する際に使われることとなった。
 
本作においては複数世界の秩序を管理するような存在が実装したシステムに組み込まれており、【メドナム】からも「制御不能の破壊装置の様なもの」と言及している。

使用特技・行動パターン

HP100%~

HP90%~

HP70%~

  • 【流星】:一定時間後、3ヵ所に3000程度のダメージ(うち1ヵ所はいずれかのキャラクターの足元が選択される)
  • 【邪神の爪】:通常攻撃と同程度のダメージ×3回+猛毒(90ダメージ)
  • 【ベホマ】:怒り時のみ使用。自身のHPを99999回復
  • やみのはどうを怒り時以外使わなくなる
  • へびにらみ、破壊神の叫びを使わなくなる
  • 通常時の連続ドルマドンの準備時間が短くなる

HP50%~

  • 【破壊のうたげ】:対象周囲に2200程度の闇属性ダメージ2回+【呪い】(最大HP大ダウン)
  • 破壊神の叫び、じごくのごうか、やみのはどうを使うようになる
  • 破壊神の叫び、怒り時の連続ドルマドンの準備時間が短くなる

ターンエンド

  • 通常攻撃(HP100%~90%)、じごくのごうか(HP100%~70%)、やみのはどう(HP90%~70%、HP50%~)、痛恨の一撃(HP70%~)、邪神の爪(HP70%~)、いなずま(HP50%~)

攻略

HPは50万。属性耐性は闇が0.75倍、炎が0.8倍、それ以外の属性が0.9倍。
戦闘時間はこれまでのパーティ同盟クエストより更に短い10分となる。
 
本作初となる歴代ラスボス勢の通常クエスト入りなだけあり、使用する呪文・特技はいずれもすさまじい破壊力となっている。
状態異常に関しては、生存可能な威力かつ使用頻度・発生速度共に高い破壊神の叫びはできる限り対策しておきたい。
あると良い状態異常は混乱、毒、マヒ、幻惑(前衛職のみ)。
ただし、へびにらみは序盤でしか使用せず、破壊神の叫びのマヒは効果時間が短く強制転倒中に解除されるのでマヒ耐性の優先度は他の3つに比べると低め。
闇耐性35%(【氷闇の月飾り】29%+宝珠6%)前後を確保すれば【呪文耐性上昇】がかかっている状態なら連続ドルマドンに1発耐えられるようになり、盾や体上の錬金にブレス耐性20%以上を付けておけば【心頭滅却】を使うことでじごくのごうかに耐えられるようになる。
また、闇耐性を100%にすれば厄介な連続ドルマドンや破壊のうたげを無効化できるので死亡率が激減する。
首アクセサリーは【金のロザリオ】で少しでも生存率を上げるか、【幻界王の首かざり】でやみのはどうの対策をするのが有効。
 
この戦いで絶対に欠かせないのがベホマへの対策である。
怒ると高確率かつ何度でもベホマを唱えてくるのは前座も含めた【ベリアル】系統と同じ特徴だが、短い制限時間が設定されているシドー戦ではその危険度は比べ物にならないほど高い。
しかも、このシドーが使うベホマの回復量は驚異の99999となっており、詠唱を許せば一発でHPの1/5ほどを回復され、複数回使われると討伐はほぼ絶望的になる。
よって確実にロストアタックで鎮めることが最も重要な対策ではあるが、前述の通りベホマの使用率は高く、怒った瞬間に詠唱される場合もあるため運の要素も強いことは否めない(さすがに怒り→即ベホマは凶悪すぎたためか、Ver.6.0で調整された)。
当然ながら敵を怒り状態にする【パラディン】【スーパースター】必殺技はベホマの危険性を上げるだけなので使用は厳禁である。
また、シドーは特技に反応して怒るタイプの敵で、陣を設置するタイプの特技(【超暴走魔法陣・零】【磁界シールド】【早詠みの陣】など)は頻繁に怒りを誘発してしまうためあまり使わない方が良い。
ちなみにMPは有限(9999)なのでMPを枯渇させるとベホマを含めた呪文は使わなくなる。しかし、魔法戦士などの補助がない場合はこれだけのMPを奪うのに5~6分程度掛かり、MPを奪っている時間で攻撃した方が討伐の可能性は高まるため、残念ながら有効な手とは言えない。また、MPを枯渇させると呪文耐性や闇耐性で対策可能な連続ドルマドンを使わなくなり、他の危険な行動が選択される確率が高くなるというデメリットもある。固定でやるならともかく、火力が不安定になりやすいオートマッチングでMP枯渇戦法を使うのは非推奨。
逆に言うと、それなりの耐性を用意した上で、ベホマの使用を極力抑えて上手く立ち回ることができればプレイヤー1人の二垢操作でのサポート討伐も十分可能である。実際、同盟無しのソロサポート討伐を成功させた強者さえもいるほどである。
運の要素もあるが、基本的には事前準備と落ち着いた操作で対処できる相手であろう。
 
実装時点では全滅、時間切れになった場合、パーティ同盟も解散され、マッチング地点まで戻されて前座の悪霊からやり直しとなる。

各職業の役割

  • 後衛
    即死級攻撃が多いため、ヒーラー職は【聖女の守り】を持つ【僧侶】が最適だが、耐性を盛るならレンジャーがいつでも発動できるまもりのきりで無効化できるブレスよりも、制限無しで連発してくる連続ドルマドンに対する呪文耐性と、ヒーラーの行動不能が即全滅につながる混乱・マヒを優先して対応した方が良い。
    【デスマスター】【ゾンビ戦法】を取ることもできるが、僧侶が聖女の守りを優先して使っている場合は適宜【ベホマラー】も使っておきたい。【深淵の契り】を使えば自身に聖女の守りを付与できるのでこちらも隙を見て使っておきたい。
     
    【魔法使い】は遠距離から攻撃できるため破壊神の叫びを気にせず攻撃できるという利点があるが、シドーは炎属性に0.8倍の耐性があり、さらに先述の通り超暴走魔法陣でシドーを頻繁に怒らせてしまうので注意。【猛毒】が入り、盾も持てるので魔法使いで参加するなら両手杖より短剣を装備したほうが良いだろう。
    【賢者】は即死攻撃の多さで【きせきの雨】をあまり活かすことができず相性はあまり良くない。
    【天地雷鳴士】も様々な補助は行えるものの火力が足りないため活躍は難しい。回復職が多い場合はバルバルーを召喚して少しでも火力貢献するなどの判断力も必要となる。【マジックバリア】【風斬りの舞】【キラキラポーン】を適宜使っていき、味方にデスマスターがいない場合は積極的にザオリクで蘇生していきたい。
    【海賊】【散弾ショット】で破壊神の叫びの範囲外から攻撃でき、デュアルブレイカーや【レボルスライサー】【ルカニ】【恐怖弾ショット】などの補助も可能だが、大砲の砲撃は魔法陣などと同様に怒りを誘発してしまう上に、シドーは強力な範囲攻撃が多く大砲も破壊されやすいので相性はあまりよくない。
     
    基本的にオートマッチング時は使えないが、【おいかぜ】とザオラルと聖女と【天使の守り】に特化した【キメラ】を参加させて、おいかぜでブレスを反射してダメージを与え、素早い動作で聖女ばらまき・かけ直しをし、死亡したメンバーを片っ端から起こしてもらうのも良い。
    これはザオラルよりも【ベホマラー】を優先しがちなサポート僧侶と組ませると効果的に機能することが既に認知されている組み合わせだが、今回は更においかぜが有効に機能するため戦闘がかなり安定する。

余談

2021年5月18日の【超ドラゴンクエストX TV】【安西D】によると、最新のものは調べていないもののVer.5.5前期時点でも勝率は5割程度、2021年度の【ドラゴンクエストX 国勢調査】では勝率は77.88%となっている。
【真・災厄の王】【ダークドレアム】の実装時と比べれば多くのエンドコンテンツが用意されている環境差もあり、当時のそれらに比べればマシという声も少なからず見られるが、特にベホマのお陰で非常に厄介な相手であることは間違いない。
「多くのプレイヤーに対する壁として用意した」「ベホマを何度も唱えられてうんざりしても、それがシドーなんです」としており、今後勝率がどうなろうと弱体化する可能性は限りなく低い…とみられていたが、実際には上記の通りVer.6.0で怒り時の行動が調整され、ベホマの頻度は減少した。
もっとも、ベホマに関してはあくまでFC版DQ2当時のハード上の制約の都合と言ってしまえばそれまでであり、リメイク版をはじめ使用しない作品もあるためこの発言には賛否が分かれていたりもする(シドーが登場する作品では大体ベホマやそれに類する回復系の技を使うので、ベホマがシドーの代名詞的な技なのは間違いではないが)。
 
厄介なことに【大魔王の代筆家】の討伐対象となることがある。
手軽に済ませたい週課として戦える相手ではないため、苦労するならその週は見送る覚悟も必要だろう。
翌週依頼リストを上書きしてもらえばクリアしなくても依頼は消せる。
 
2022年4月には、「4月10日はシドーの日(!?)」として【テンの日】の討伐対象となった。