【くしざしツインズ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:05:24

概要

DQ8で初登場。
意地悪そうな顔のついたオレンジと緑のピーマンが横並びに串刺しという斬新すぎるビジュアルのモンスターで、なんだかバーベキューの具材みたいな印象を抱かせるところだ。ちなみにこいつらは双子で、中身はほどよく詰まっているらしい。
またDQ6以降は「序盤モンスターには野菜っぽいやつがいる」という変な伝統ができてきたが、第1号は【オニオーン】、次は【ナスビナーラ】、そしてこいつら→【ズッキーニャ】と順調にバトンが繋がっている。
 
なお上位種のお名前は【パプリカン】とシンプルなのに、こいつらは「くしざし」ツインズという強烈なネーミング。また没モンスターとして【ニガニガー】というのが存在するが、こっちは「Nigger」という黒人差別のスラングを連想させてしまうためお蔵入りになった模様。
単純に「ピーマン=苦い&2体いる=苦苦」だと思われるものの、くしざしツインズとは別の意味で強烈なネーミングだ。
 
そんなこいつらが串に刺さった難儀な格好なのは「2体で一人前だからはぐれないように」するためらしく、イルルカのライブラリによると「串に刺さったまま生まれる」との事。成長すれば1体で一人前になれるのか、それともずっとペアのままなのか……。
ピッタリくっついているので腕を後ろに回して肩を組んでいるのかと思いきや、実はピーマンどもの腕はそれぞれの片側に1本ずつしかない。もし串がすっぽ抜けて「くしざしシングル」になってしまったらさぞかし不便なことだろう。

DQ8

ゲーム序盤の【トラペッタ地方】の森林エリアによく出現する。
終盤は他のモンスターが生態系に乱入する事で生息数が減り、東部の森では完全に姿を消してしまう。
 
【ルカニ】を使用しHPも最序盤としては高めなので、うっかりレベル1で出会うと死ぬ目を見る。開始直後に森には入らないように。
没データには「本気を出す」事で強化というものがあるが序盤には厳しすぎるということで削除されたのだろうか?
ついでに没攻撃モーションもあり、串を引き抜き、突くというもの。本気モードの攻撃の予定だったのだろうか。
 
落とすアイテムは通常枠で【ひのきのぼう】(1/64)、レア枠で【どうのつるぎ】(1/256)。見た目のイメージに沿った物をドロップする。
ドロップ率はかなり低いものの、最序盤で運良くどうのつるぎをゲットできたらかなり嬉しい。ひのきのぼうも安いが【錬金術】に使える。
 
余談だがコイツと同じくトラペッタの森に出る【ドラキー】とは名前繋がりの小ネタがある。ドラキーの名前の由来はドラキュラだが、そのモデルであるヴラド3世は「くしざし公」の異名を持っているのだ。
ピンポイント過ぎるので狙ったわけではないだろうが、同じ場所の同じ地形の同じ時間帯に「くしざし」絡みの敵が2種も出てくるのは不思議なものである。

ジョーカー1

なぜかパプリカンを差し置いて出演し、以降もイルルカまでは順調に出続けた。
見たまんま野菜なので自然系、そして序盤ザコだったからか一貫してFランクという扱いである。
本作の自然系の最下位種なので、位階の関係上通常の配合で作ることができない。そのため、仲間にするのであれば【デオドラン島】に出現するものをスカウトすべし。
HPがやや高い以外は至って平均的で、見た目以外にこれといった特徴はない。特性もない。
所持スキルは【ジャミング】
くしざしツインズ2体と【きりかぶおばけ】2体との4体配合で【じんめんじゅ】が作れる。
 
なお本作では5文字までしか入らないので「くしざしツ」となり、さながら「串刺しッ!」みたいな変なネーミングに。
パプリカンならピッタリ収まったのだが、モンスターズは(最)下位種が出演する傾向が強いのでそのためと思われる。

ジョーカー2

前作とは逆転しており、最下位のポジションが【カバシラー】になったことによって位階配合で作れるが野生では出現しない。
最初にもらえるモンスターの一匹でもあり、名前は野菜らしく「けんこうコンビ」。スキルは変わらずジャミングだが、【エコロジー】とか【異常回復】といったものを持たせておくとちょっぴり健康志向っぽくはなるかも。
 
相変わらず特性なしのモンスターもいる中、【おうえん】【斬撃封じブレイク】の特性をもらった。特性が2個あるのはこいつらが2個ワンセットだからだろうか?
おうえんの特性は便利だが戦闘開始時にしか発動しない上、ランク相応のステータス故にそのままでは使いづらく、これといって見るべきものはない。

ジョーカー2プロ

プロフェッショナル版では初期モンスター候補の座をズッキーニャに奪われてしまったが、密林をクリアした後に野生のものが出現するようになった。
所持スキルとランク、系統は変わらず。 
本作では強化・最強化できるようになったため、頑張って育てると無印当時から見違えるような強さに。
強種族化で【自動MP回復】、最強化で【ザキ攻撃】が付く。ザキ攻撃は没上位種のニガニガーが使うとされていた急所攻撃を再現したのだろう。
 
最強化しても相変わらず1回行動だが、MP枯渇の心配はないのででき得ることは多い。

テリワン3D

本作とイルルカでもやっぱりランク、系統は変化なし。
野生のものは【まもりの扉】【おもいでの扉】に出現する。
HPが大幅に上がり攻撃力も若干高くなったが、あとはJ2Pの最強くしざしツインズと同じ数値。
特性は【スタンダードボディ】、おうえん、【封じブレイク】、+25で自動MP回復、+50で【くじけぬ心】。最強くしざしツインズからザキ攻撃が没収され、代わりにくじけぬ心が付いた形である。
ちなみにスキルは【サムライ】になった。なぜだろう?
 
とはいえこのスキルはなかなか有用で、序盤からバイキルトやバイシオン、めいそうなどを使えるスキルが手に入るため、ぜひ捕まえておきたい。
また、DQMJと同じくCランクの【じんめんじゅ】を生み出せるので、手間さえ惜しまなければ割と早くから位階配合上位のモンスターを生み出す足がかりとしていける。【悪魔系】を混ぜれば【ガップリン】も作れるし、ガップリンとズッキーニャでナスビナーラになる。
こいつ自身野菜なのもあってかつくづく植物系モンスターに縁があるようだ。
 
ちなみにこいつはメラ系、ギラ系、炎ブレスと見事に炎系が弱点。やっぱりバーベキューで焼かれる運命なのだろう。

イルルカ

野生では出現しなくなった。
しかし【他国マスター】がズッキーニャ、ナスビナーラ、【かぼちゃの騎士】という野菜モンスターと共にこいつを連れている。
白いタマゴから生まれることもあるが、仲間にするには配合で十分だろう。
ちなみに豆知識によると行きたい方向が違うとその場で回り出してしまうらしい。
 
【新生配合】【ギガキラー】【メガボディ】化で【AI1~2回行動】【ギガボディ】化で【ギャンブルカウンター】、SP版では【超ギガボディ】化でジャミングブレイクを習得。
じんめんじゅの配合が変わったため、このモンスターは使わなくなった。

DQM3

自然系のランクG。【人間界】(平原)の秋に出現する。
ドロップアイテムは【やくそう】、レアドロップは【すばやさのたね】
自然系×物質系の配合でできるほか、モンスターのタマゴ・白から生まれることがある。
 
特性は【封じブレイク大】【やいばのボディ】(Lv20)、【ラージキラー】?(Lv40)、【1~3回行動】(Lサイズ)、【くじけぬ心】(Lサイズ)、【いきなりバイキルト】(LサイズLv60)。
所持スキルは【サポーター】
 
【たけやりへい】との配合で【ズッキーニャ】【メーダ】との配合で【キラーコーン】【ふゆうじゅ】との配合で【もみじこぞう】ができる。

ライバルズ

スタンダードパックに共通レアカードとして登場。

2/1/2
味方リーダーが装備中の武器の攻撃力+1

武器の打点を上げる効果を持つが、ステータスが低すぎてあまりにも頼りない。
後にほぼ完全上位互換かつ野菜仲間のズッキーニャが登場し、こいつの存在意義はほとんどなくなってしまった。