概要
DQ7などに登場する、かわいらしいナスビ型モンスター。
DQ6以降定番となった序盤野菜モンスターの2代目。ただし【マンドラゴラ】ほど攻撃力は高くなく、その強さは【ファーラット】並み。
まさにナスそのものな色・形をしており、とても美味しそうである。
ネーミングもロシア語で「また会いましょう」を意味する「ダスビダーニャ」とのダブルミーニングとなっており語感が良い。
上位種に【メランザーナ】、【オベルジーヌ】、【ブルベリーノ】、【大ナスビナーラ】、【巨大ナスビナーラ】、CHのガードモンスターに【ビーナス】、そして【カカロンフード】がいる。
スーパーライトには【メタルナスビ】、DQウォークでは金色になった金のナスビナーラが登場する。
【ウッドパルナ】のシナリオを担当した【藤澤仁】のお気に入りなので、DQ10でも特別扱いされたが、本命は(Ver.2より登場した)【わかめ王子】だったらしい(ニコ生のDQ9ゲーム実況での発言より)。
DQ7
ウッドパルナ周辺や【カラーストーン採掘場】などに出現するほか、メランザーナに呼び出されることもある。
【さそうおどり】を使って踊らせようとしてくるが、DQ6に登場するマンドラゴラの時と違ってこっちも仲間がいるので、さほど脅威にはならない。
ステータスは高くないので苦戦はしないだろう。たまに逃げ出すこともある。
メランザーナによる召喚に至っては、完全に場違いもいいところの弱さなので気にする必要はない。さそうおどりが決まると一手損するのが鬱陶しいぐらい。
時期的に【ブーメラン】を装備していることも多いため、特に狙わずともついでの一撃で狩られることも多い。
プレイしてみるとお分かりいただけるだろうが、さそうおどりの効果音とアクションはクセになりそうだ。
落とすアイテムは【やくそう】。
また、【海底王の家】や【グレイトファーム】にも生息している。
リメイク版
モンスターパークに送ったナスビナーラに【すれちがい石版】を探しに行かせるとき、以下の名前が当てられる。
一匹目 | 二匹目 | 三匹目 | |
名前 | ナスびん | ナスナス | ナオナオ |
DQ10オフライン
【ツスクル平野】に生息。
通常ドロップは【やくそう】、レアドロップは【パープルアイ】。
ちなみに本作には、「ナスビナーラが覚醒すると【セルゲイナス】に進化する」という驚きの設定が!【ブラッドアーゴン】並みの驚愕である。
Ver.2
【試練の門】で【ブラバニクイーン】のお供として登場する個体はそれなりに強化されている上、【ヘナトス】、【さそうおどり】、【投げキッス】を使うようになっている。
【サザミレ草原】にも生息。
DQ10オンライン
2013年の春季限定イベントでは【ベラ】が【春風のフルート】を使って【巨大ナスビナーラ】にしてしまった。
クエストボスとして帽子を被った【銃士ナスビス】も登場。生息エリアも増やしている。
また、衣装券を使ってこいつに仮装できる衣装を借りることもできる。色違いバージョンもあり、金のナスビナーラ衣装は2019年春季イベントで初登場した。
詳しくはこちらを参照。
DQ11(PS4版)・11S
敵としては登場しないが【マジックスロット】でボーナスゲームのボスとして現れることがある。危険度は1でこいつが選ばれればボーナス継続は確定となる。
なおこいつとの戦闘BGMは【ずっこけモンスター】になっている。
DQM1(PS版)・DQM2
植物系として登場。
DQM1では野生のものは出現しないが、DQM2ではルカ編のみ【水の世界】のフィールドに出現する。
この世界で起きる踊りイベントのためのさそうおどり要員として捕まえておくのもいいかもしれない。
植物系に【ドロル】や【アクアパラソル】、【リップス】などのヌメヌメしたやつを配合するとできる。
PS版では何故か【とつげきうお】でも可能。
習得する特技は先述のさそうおどりと、【ふしぎなおどり】、【マホイミ】。
ステータスは守備力が他よりはマシといった程度で、全体的に低め。耐性もちょっと厳しい。
PS版では幾つかの【ふしぎなかぎ】の世界にNPCの個体が登場。
「からくちのかぎ」の世界では植物系の魔物ばかり住む村の住人の1体として登場する。この世界では【おおにわとり】【オニオーン】【ダンスキャロット】【ガップリン】の4体がボスに捕らわれてカレーの具にされそうになっているのだが、こいつは無事であり、主人公に助けを求めてくる。
「そうげんのかぎ」の世界では、人間の女の子と仲良くしたがっている【ナスビン】という個体が登場する。
DQMCH
自然系のDランク。
2章終わりに仲間になるモンスタービーナスがいる。そのままではさほど強くないので、転身させよう。
雑魚としては【海底洞窟】にうじゃうじゃ出る。なお、こいつは普通に食えるらしい。
習得する特技は【すなけむり】、【ギラ】、さそうおどり。
また、カカロンフードというそっくりさんも登場している。
もしかしたらビーナスもこれなのかもしれない。
テリワン3D
自然系のFランク。
【たびだちの扉】に生息しているが、レアなので出現しにくい上に【ドラキー】など同時期に出現するモンスターより強めなため、スカウトはやや難しい。【魔物のエサ】を活用しよう。最序盤のうちに仲間にできるとちょっと有利。
また【他国マスター】が連れていることもある。
ただし、テリワンSPでは旅立ちの扉での出現率が更に低くなった為、どうしても配合解禁前に手に入れたいというのでない限り配合で生み出した方が良い。
配合では【ズッキーニャ】と【ガップリン】の組み合わせで誕生する。ちなみにガップリンの組み合わせは【くしざしツインズ】×悪魔系。
位階配合でもいいような気がするが、小生意気にも2代揃って特殊配合限定なのだ。
ガップリンもこいつもしろいタマゴから誕生することもあるが確率は低い。
いくらモンスターとはいえ野菜や果物が種ではなくタマゴから誕生するのは不思議である。
特性は【スモールボディ】、【マホトラ攻撃】、【マインドブレイク】。
+25で【ジャミングブレイク】、+50で【ベタン系のコツ】を習得する。
所持スキルは【えんかい】。
当然だが本作でもイルルカでもJ3両作でもセルゲイナスの素材になることはなかった。そして彼自身の派生先もなく、位階配合以外では精々【ブラウニー】や【ドラゴンバゲージ】のような自然系を要求する種族系統配合くらいである。
イルルカ
自然系のFランクと、立ち位置は同じ。
発売後しばらくはこいつがボスのカギが配信されていたこともあった。
入手方法や所持スキル、特性も前作とあまり変わらないが、【新生配合】で【ジバリアブレイク】を、
新生配合で【メガボディ】か【ギガボディ】を引継ぎでAI1~2回行動を取得でき、
ギガボディを引継ぎさせると【ジバリア系のコツ】といった特性を取得できる。
単純な状態異常撒きとしては【フェアリードラゴン】に劣るため、他の特性をいかして差別化したい。
DQMJ3
自然系Fランク。
位階配合で作成できる他、最初に仲間になるモンスターの候補としても登場し、楽園での【サンチョ】の質問に対し、「お喋り」を選ぶとコイツが最初のモンスターとなる。
固定特性は【くじけぬ心】。他は【スモールボディ】、【休みブレイク】。
+25で【ダンスのコツ】、+50で【地系のコツ】、超生配合で【地ブレイク】、メガボディ化で【AI1~2回行動】、ギガボディ化で【重力ブレイク】、超ギガボディ化で【アンラッキー】を習得。
所持スキルは【ワイルドフォース】。
まめちしきによると仲間内で色やツヤを比較してどちらがイケているナスかどうか決めているらしい。
ついでにセルゲイナスのまめちしきでは「次元の狭間へと飛ばされたコイツが、ふしぎなチカラで生まれ変わったらしい」という衝撃の事実が。
単なる「ナス」繋がりなだけなのかもしれないが、もしこれが事実だとしたら【ピンクモーモン】→【ブラッドアーゴン】並みかそれ以上のとんでもない変わり様である。
また、【デスパロット】のまめちしきでは「デスパロットの体が紫色なのはコイツの食べ過ぎによるもの」とされている。しかし、別にコイツの【天敵】がデスパロットという訳ではない(こいつの天敵は【ぬかどこスライム】。ナスなのでぬか漬けにされるからだろう)。
同じ植物系の【オニオーン】系、【おばけきのこ】系、【サボテンボール】系、【どんぐりベビー】系とはモーションが同じ。
ついでに【フレイム】系とも同じだったりする。いくらなんでも使い回され過ぎである。鬼より怖い悪魔みたい。
DQMJ3P
【歓楽の霊道】に【おばけキノコ】と入れ替わる形で野生の個体が生息している。野生個体は【マホトラ踊り】、【タメトラ踊り】を使ってくる。
また、合体特技【祝福の舞】と合体特性【つねにミラーステップ】を習得。
DQM3
自然系のGランク。【人間界】(草原)や【覇王城の魔界】・初級に秋のみ出現。
ドロップアイテムは【やくそう】、レアドロップは【かしこさのたね】。
【オニオーン】と【マンドラ】の特殊配合で生み出せる。
特性は【みかわしアップ大】、【こんらん攻撃】(Lv20)、【休みブレイク大】(Lv40)、【2回行動】(Lサイズ)、【いきなりピオラ】(Lサイズ)、【ヘロヘロボディ】(LサイズLv60)。
所持スキルは【ダンサー】。
【ドロザラー】との配合で【どろにんぎょう】、【おばけヒトデ】との配合で【わかめ王子】、【タップペンギー】との配合で【メランザーナ】ができる。
バトルスキャナー
第三章からチケット化。サイズはS。
基本ステータスはHP:276、ちから:121、すばやさ:166、かしこさ:59、みのまもり:94。
技はナスビチョップ→投げキッスの順で変化していく。
能力はSサイズの中でも最弱クラスだが、数少ない魅了の使い手で、ナスビナーラ系統を3体出すと合体して【巨大ナスビナーラ】になる。
ちなみに、本作の投げキッスは何故か【ギガンテス】系統のモンスターがナスビナーラを投げとばす。
トレジャーズ
お宝として【ナスビナーラの像】が登場。
ライバルズ
スタンダードパックに収録されている共通カードで、レア度はノーマル。
2/2/3
召喚時:ユニット1体を縦1列の中央に移動させる
2/2/3+上下移動効果を持つユニットの元祖で、後に【リザードフライ】や【ライバーン】に受け継がれていった。
主な用途は、敵ユニットを横1列に並べて貫通などでまとめて倒す、敵のウォールを崩す、【とつげきこぞう】や【牧場】のサポートをする、など。
ステータスも高く、移動に制限がかかっていることを考慮しても初期環境ではなかなか使い勝手がよく、主に【戦士】デッキで愛用された。
このカードの存在によって、対戦士ではユニットを対角線配置(前列上段+後列下段、あるいは前列下段+後列上段)にすることがセオリーとされていた。
ウォーク
2023年の年初に登場。スライムかがみもち等と同様の正月イベント限定のモンスターにすべり込んだ。
正月のクエストではふじやまスライム、【ガルーダ】と共に初夢三兄弟の末っ子で登場。「一富士二鷹三茄子」である。
こいつ自体はとても良くみかけるが、あまり枠で金のナスビナーラが登場。倒すと多めの報酬が得られる。
こころは紫色でコストは77。実はコストで上回るはずの【メイジドラキー】の完全上位互換だったりする。
グレードSで相手を踊らせて休みにする素敵なダンスを覚える。なお、金色はこころを落とさない。
DQタクト
2021年4月26日開催の「ドラゴンクエストVIIイベント」にてドロップモンスターとして登場。
自然系Eランク、こうげきタイプ。
とくぎは【ギラ】/「ハートショット」
蒼天のソウラ
第19回 WEB版写真企画で登場。
【魔境庭師アビー】の植物園を彩るモンスターの1匹。