概要
一つ目と口がくっついた青リンゴのモンスター……と思われるのだが、実は梨ではないかという疑惑があり、いまいち分類が不明瞭。PS版のモンスターズ2では自ら「リンゴ」と言ってはいるが(後述)…。
白雪姫のリンゴのイメージからか眠り系の特技を使うことが多い。
色違いに【エビルアップル】がいる。
書籍【ドラゴンクエスト モンスターズ】によると【じんめんじゅ】の果実らしい。
残念ながら本編ではじんめんじゅと共演できていないが、後述の剣神やイルルカにおいてはこの設定が活かされている。
DQ5
【妖精の村】周辺や【ドワーフの洞窟】に出現する。
【ラリホー】を使い、その間に攻撃してくる。
しかし、素早さがこちらより低く、大抵は【ブーメラン】や【ギラ】で行動前に秒殺できるので印象に残ることはあまりない。
一応、うっかり討ち漏らすとラリホーが鬱陶しいという程度。
というより、普通にプレーしているとコイツらがラリホーを使うことに気づかないまま通り過ぎることもありうる。
リメイク版
素早さがちょうど先攻しづらい値まで高くなり、飛躍的に存在感が増した。
しかも【ベラ】が命令不可になり、DS版ではさらに【ベビーパンサー】までポンコツ化したのでリメイクを重ねるごとに厄介さが増している。
行動される前にさっさと片付けてしまいたいところだが、さすがに主人公1人では中々そうはいかない。
SFC版経験者ならコイツらこんなに強かったっけ?と戸惑うことだろう。
【マヌーサ】を使う【マッドプラント】との組み合わせがさらに厄介。
【ドワーフの洞窟】にたどり着く前に消耗させられて退却を余儀なくされることも珍しくはない。
ちなみに、攻撃音はリンゴをかじったときの音である。リンゴなのはキミじゃないか。
仲間になるようになったが詳細はこちら。
【序盤3強】と名高いエビルアップルとは対称的に、【今更四天王】の一角という不名誉な称号を授けられてしまった。
DQ7(リメイク版)
【トクベツなモンスター】No.108。公式配信石版【腹ペコまつり】に登場する。
落とすアイテムは【キメラのつばさ】。
【あやしいきり】を使う【パンプキンおじさん】とセットで出ることが多いため、ラリホーが脅威にならない。
仲間にしたときの名前はリメイク版DQ5で仲間にしたときと同じ。
1匹目の名前のガップルはガップリン+アップルと思われるが、2匹目のラフランはラ・フランス、つまり洋梨から取ったのだろう。
こいつ青リンゴじゃなくて梨なのか?
まあリンゴも梨もバラ科の果樹という接点はあるが。
一匹目 | 二匹目 | 三匹目 | |
名前 | ガップル | ラフラン | ガプガプ |
DQM1、2
【植物系】×【悪魔系】の基本配合で誕生。
DQM1では【よろこびのとびら】などに、DQM2では【雪と氷の世界】に出現する。よろこびのとびらの個体は【ねむりこうげき】が【優先行動】になっており、かなりの高確率で使ってくる。
コイツ自身は大して強くないが、【ドラゴン系】と配合し【アンドレアル】を生み出すために乱獲される。
アンドレアル→【やまたのおろち】→【しんりゅう】→【りゅうおう】と上級モンスターへステップアップさせるのが鉄板ルートで、竜王の血統をたどるとだいたいコイツに行き着く。要するに重要なモンスターなのだ。りゅうおうの親にもしんりゅうの親にもなり得るという点ではある意味すごい。アンドレアルの代わりに【グレイトドラゴン】でも代用できることが多いが、配合が少々面倒なので、コイツを使ってアンドレアルを作った方が遥かに楽である。
更にPS版では山積みにされていたりと、何かと存在感が増している。
特にPS版DQM2では、氷の世界クリア後カメハが適当に持ってきたマルタの栓として登場。マルタが平和になれたのも一時的だったが、それでも今までの栓の代わりの物に比べたら比較的長かった。というか異変が再び起こるまで誰一人とてガップリンだと気づかなかったのは流石にどうかと。ちなみにこのガップリンを調べても「その方向には誰もいない」と表示される。
また、「からくちのかぎ」という名前の【ふしぎなかぎ】の世界にはNPCの個体が登場。ボスに捕らわれてカレーの具にされかけており、「リンゴはカレーを作るのに必ず使うわけじゃないだろ?オレだけでも助けてくれよ~!」と言っている。ボスを倒すと解放されるが、前述の事件がトラウマとなり寝る度に鍋で煮込まれる夢を見るようになってしまった。
良くも悪くも本編の扱いがまるで嘘のようである。
4コマでは「ガップリンと【アルミラージ】との配合でうさぎリンゴが完成する」というネタ被りが見かけられた(DQM1の4巻&DQM2の1巻)。
DQM1のVジャンプルール対戦においては会心率Aのモンスターの中で最もMRが低いという利点がある。
テリワン3D
【自然系】…ではなくなぜか【ゾンビ系】のFランク。後述の体技モーションが怖いからだろうか?
仲間にするにはタマゴから孵化させるか、他国マスターからスカウトすればよい。配合でも生まれるが、小生意気にも【くしざしツインズ】×【悪魔系】の種族系統配合、この組み合わせでしか生まれないのだ。
くしざしツインズは簡単に仲間にできるので、そこら辺にいる【ドラキー】でも配合して作ってしまおう。
また、GB版とは違い配合システムが大幅に変わっているので、こいつにドラゴン系を混ぜても1回の配合ではアンドレアルにならないケースがほとんど。1回でアンドレアルにするにはドラゴン系側をアンドレアルに位階が近い【スマイルリザード】辺りにする必要があるが、それなら別にこいつでなくてもいいので、アンドレアル目当てで配合されることはないだろう。
というか+50以上でAランクに成り上がった適当なモンスターがいれば十分。
配合素材としては【サボテンボール】とで【どんぐりベビー】が、【ズッキーニャ】とで【ナスビナーラ】ができる。
ただ、どんぐりベビーの配合には相方を【引越しアプリ】でしか手に入らない【サボテンボール】にする必要がある上に、どんぐりベビーは【ちいさなメダル】を10枚集めれば貰えるし他国マスターも繰り出すことがあるので、別にこの配合で作る必要もない。
特性は【スタンダードボディ】、【スタンダードキラー】、【わるぐち】、+25で【ギロギロ】、+50で【ひんしでかいしん】。
所持スキルは【吹雪】。
体技のモーションは目を見開いて叫び声をあげるというホラーチックなもの。初見だとすこしビビる。
初見でなくとも、体技の度にやけにリアルな叫び声を上げられるので、ビビりの人が使用するのはかなり厳しい。序盤で手に入れれば、役に立つ特性ばかりなのだが…
イルルカ
まよいの森の樹木を蹴ると、こいつが落ちてくることがある。
また、豆知識には「魔界の農園では熟すまでふくろをかけて【はえおとこ】が寄り付かないようにしている」と書いてある。もう扱いが完全にリンゴ。
寒冷地でなかったら、その系統に食われる演出が実装されていたのだろうか…。
【新生配合】で【ツッコミ】、【メガボディ】化で【AI1~2回行動】、【ギガボディ】化で【しっぺがえし】、SP版では【超ギガボディ】化で【いきなりピオラ】を習得。
前作の2種に加えて【わらいぶくろ】と配合することで【ひとくい箱】が作れる。
体技使用時のモーションが怖いのは相変わらずだが、本作では戦闘速度を倍速にすれば叫び声を聞かなくて済むようになった。
ライバルズ
豊作のじんめんじゅの効果で場に出るトークンカードとして登場。コスト、HP、攻撃力は全て1であり、効果や系統は持っていない。
剣神
じんめんじゅが落っことしてくる。
扱いが「星のカービィ」に登場するウイスピーウッズのりんごである。
ちなみに本作のモンスターは初出組を除けば基本的にDQ4までに初登場したモンスターだが、唯一コイツだけはそれ以降の作品からの登場である。
蒼天のソウラ
5巻で登場。
通常の青りんごに【太古龍】である【アズリア】の血液を垂らすモンスターとなった。
しかし<原質(アルケー)>の力が弱まったアズリアの血では力が弱く、果実サイズのまま小さいガップリンが生成されてしまった。