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【ふしぎな石版】

Last-modified: 2018-07-16 (月) 23:35:55

DQ7 Edit

本作最大のキーアイテム。
表面にどこかの地形のような模様が描かれた石版。
基本的には4種類の色があり、複数枚に割られてしまった状態でいくつも存在している。
ちなみに「石板」でも「石盤」でもなく、「石版」である。
 
【謎の神殿】には石版をはめ込むことのできる台座が18台、4つの部屋に存在し、【ふしぎな石版赤】【ふしぎな石版青】【ふしぎな石版黄】【ふしぎな石版緑】というそれぞれの色に対応するようになっている。
なお、もう一種類の石版については【ふしぎな石版?】を参照。
その台座に対応する全ての石版を集めてジグソーパズルのごとく元の状態に戻すことで、【過去の世界】(石版に書かれていた形の島、大陸)へと行くことができる。
このように、

  1. 石版を集めて過去へ
  2. 過去の世界で事件を解決し現代へ
  3. 復活した場所で新たに石版を見つけてまた過去へ

というのがDISC1の大まかな流れとなる。
 
この石版の入手方法は実に多彩で、イベントでもらう、無雑作に落ちているものを拾う、【宝箱】に入っているなどが主。
ボスなどの敵が落とす物もあるが、お供を引き連れているボスでも「【ドロップアイテム】は最後に倒された敵のみ」というシステムに引っかかって入手しそこねたりしないよう、ボス本体・お供のどちらも同じ石版を落とすように設定されている。
たたし、お供が落とすと【モンスターずかん】の「落としたアイテム」が埋まらなくなる。特に実害はないが、やり込み派の人は気をつけよう。
ちなみに、この石版についての一般人の認識は「よくわからないガラクタ」であることが多数。
しかも、そんなものをイベントを進めたお礼として渡してくれることも多い。
主人公たちからするとありがたいが、恩人にそれはどうなのだろう…
 
一つでも見逃せば先へ進めなくなるため、全ての石版を集めるための作業によってゲームのテンポは悪い。
「さて、次の世界へ!」と思ったら石版が足りないことが判明し、「現在と過去どっちでとり忘れたんだ?」と軽くパニックになるのは、【フリーズ】で泣きを見るのと同じく、DQ7プレイヤーの誰しもが経験する洗礼である。
【謎のからくり跡地】にどこに次の石版があるのか占ってくれる人もいるのだが、この人の存在がノーヒントでまたわかりにくい。
ストーリーの長さもあって、本作の【ラスボス】を問われた際に「見つからない石版」と答える人もいる。

DQ7に低い評価を下す人の大半はこの石版が原因だといっていいだろう。

これについて「なぜ『スーパーマリオ64』のパワースターのように『規定枚数を集める→次のエリア解禁』じゃないのか?」と思った人も多かったが、『冒険の歴史書』における堀井雄二のコメント(P261)によると
「最初期の企画では『マップを集めていき、破片(石版)をユーザー同士で交換できて自由にマップを作れる。』というのを考えていたが、ストーリーが破綻した(ので没になった)。」とのことである。
つまり元々は新マップを解禁していくのではなくこっちで作っていく仕様だったため、上記のような面倒なことになったらしい。

面倒なことに【モンスターの心】を集める際にも再度、過去の世界へワープしなければならず、そのときには大抵の場合、どこに入れば良いのかわからないことが多い。

3DS版 Edit

石版をはめる台が「台座」ではなく「石柱」と呼ばれるようになった。
石版の総数は変わっていないものの、石版を探しやすく、見つけやすく、また手間を減らすための工夫がされている。
具体的には、

  • なぞの神殿にいる【石版案内人】に話しかけると石版の色と石柱を指定でき、指定すると即座に石柱画面に切り替わる。
    わざわざ台座の前まで行く必要がなくなり、短時間で過去へ行くことができる。
    またPS版の占い婆さんの役割も引き継いでおり、ヒントも教えてくれる。
  • 移動中でも【せんれき】コマンドでいつでも石版のヒントを見られる機能が追加された。
  • 石版がある場所に入ると、下画面にある石版レーダーが青く光って教えてくれる。
    加えて、地図では石版のある場所が光って表示される。
  • PS版で宝箱などに入っていた石版は、一部を除いてほぼすべて剥き出しで床に置かれるようになった。

といった変更がなされている。
また一部、入手方法が変わっている石版もある。

スマホ版 Edit

3DS版での変更点に加えて、石柱を選択後、そこにはめられる石版全てをボタンタップ一発で一度に設置できるようになり、パズルのように回転させながらはめ込む動作も不要になった。
なお、石版レーダーの表示位置は画面左上。

石版の移動先 Edit

考察 Edit

石版と復活の台座を誰がどのように作り上げたか、なぜ石版が過去から現代まで世界中に散らばっているのかは作中で語られない。
また、魔王による世界封印の後に【エスタード島】に何が起こったのかは不明であり、謎の神殿ができた時代が明確にわかる情報も存在しないのである。
 
【神】【メルビン】同様自分が滅ぼされた後の保険としてあらかじめ用意しておいたと考えると、過去の地域のボスキャラ(=魔族たち)が石版を持っている事に対して説明が付かない。
また、世界封印が終わった後、元の世界に取り残されたわずかな人間がエスタード島に逃れ、未来の人間に歴史を変えるチャンスを与えるために神殿と石版を作り出したと仮定しても、やはり封印が終わる前の過去の世界に石版が存在している理由が説明できない。
エスタード島に残った人間の存在に気付いた魔族が石版を過去に奪い去ったとすると、謎の神殿もエスタード島の文明もろとも滅ぼされる可能性が高いので無理が出てくる。
 
このように、石版は物語のキーとなっていながら、それを取り巻く謎は多く、考察の余地が残されているのである。

考察の一例 Edit

神さまが【四精霊】と人間のために大地を創造する時に使ったのが石版と台座である、と考えると比較的無理が少ない。

  • 台座から石版を外すことでその地域を封印できるが、そのためにはその地域の人間の希望を失わせる必要がある
    • ゲーム中に主人公らは石版を台座から外そうとしないけど、現代で復活する瞬間まではまだ外せる状態
  • 主人公らが行ける範囲にしか次の石版がないのは、魔王が封印した順序が主人公らの冒険のちょうど逆順だから
    • 割った石版は、まだ封印していない地域の中でなるべくバラバラに配置
  • エスタード島が封印されなかったのは、エスタード島の石版と台座が存在しないから
    • 封印できないけど、無人島だしいいか、と
  • 最後の石版(主人公にとって最初の石版)は用心のためにわざわざ海に捨てたのに、ご丁寧に漁師が拾ってくるなんて

【グリンフレーク】地方が【あめふらし】撃破だけでは復活しないのは、本当はあれは【メモリアリーフ】地方であって、ドロドロ劇の完遂こそがあの地域の希望だからなのだろう。
ドロドロさせないでハッピーエンドに持ち込むことによっても闇に沈められたかもしれないが、魔王の流儀に合わないので昼ドラを途中で打ち切る作戦にした。
 
魔王の手によらず人間側の都合で廃墟になる分には、現代の陸地出現には影響しないのだろう。
【ダイアラック】は希望を取り戻し現代に復活したが、生き残りは旅に出たので無人島となっていた。
【ヘルバオム】は在来の魔物であり、【チビィ】の件も人間の招いたことである。
 
魔王の封印は、【マール・デ・ドラゴーン】の氷漬けや物語終盤の四精霊の居場所の封印など石版によらない方法もあるが、効率が悪いのかエネルギー消費が激しいのか、あまり好まないようである。
 
このように考察する分には楽しいが、正解が用意されている訳ではないので、本当にただ楽しいだけである。

スラもり1 Edit

ただの「石版」という名前で登場する。
【スーランの町】のほこらに4つの石版をそろえて捧げると、かつての聖地【スライムのしっぽ】が海中より現れる。
要するに、この石版をめぐる物語はDQ7のオマージュとなっているのだ。

イルルカ Edit

【ドークの館】にDQ7を象徴する【アイテム】として登場。
物語の根幹を成すアイテムゆえに選ばれたのだろう。