【へびこうもり】

Last-modified: 2023-03-01 (水) 19:16:26

概要

DQ5などに登場するモンスター。
その名の通り、ヘビとコウモリを合体させたような魔物。
確かに「爬虫類」という感じではあるのだが、顔つきはむしろカメレオンっぽく、手足もあるためあまりヘビの印象はない。
どちらかというと、前脚が翼になったトカゲ、小さな翼竜といった感じである。
またその翼もコウモリのものではなく【プテラノドン】などの翼竜と同じ構造をしており、実際のところヘビ要素もコウモリ要素もかなり薄いチグハグなモンスターである。
 
【種属】は「コウモリ属」とされているが、【系統】は爬虫類が多く所属する【ドラゴン系】であることが多い。
まぁ上位種の【リントブルム】の元ネタがれっきとしたドラゴンだから、というのもあるのだろう。

DQ5

【サラボナへの洞窟】【サラボナ】周辺、【死の火山】【滝の洞窟】に出現する。
通常攻撃の他に【やけつくいき】を使用する。
落とすアイテムは【まんげつそう】
 
横長なため同種とは一度に2匹しか出られないが、空中に出るので地上の敵とよく組んで出現する。
リメイク版では3匹まで同時に出られるようになった。
 
ザキ系に弱耐性以上のモンスターや主人公を主力にしていれば、「そんなのもいたね」程度の存在感であるが、【ばくだんベビー】【ホイミスライム】などの無耐性の面々が主体だと9割以上の確率で当たるので鬼門になりうる。
誰を主力にしているかで印象がガラッと変わるモンスターだろう。
 
とはいえ耐久力は低く、どんな攻撃呪文にも弱い上に、状態異常も効きやすく与しやすい。
先手を取る事さえできれば倒すのは容易い。
倒しても大した報酬は貰えないため、もしスライムのレベルが上がっているのなら先制のニフラムで消してしまってもいいだろう。
 
結構怖い面も持ちあわせており、別にマイナーというわけではないのだが、いかんせん名前が平凡なことと周囲に仲間になるモンスターが多いことが相まって、少々地味である。

リメイク版

PS2版、DS版とリメイクを重なるごとに敵側の焼けつく息の命中率が飛躍的に上がっており、特にDS版以降では非常に危険な敵となった。しかも、麻痺に耐性を持つキャラが少ない時期に登場するのがいやらしい。
耐性の高さで知られる【スライムナイト】も状態変化に対する耐性はあまり高くなく、マヒには弱耐性しか持っておらず、DS版では8割の確率で効く。
完全耐性を持つ【くさったしたい】あたりがいれば保険にはなる。
マヒに強耐性を持つ主人公を敢えて馬車に入れ、一発全滅の可能性を下げた上で逃げてもいいだろう。と言っても主人公にもバシバシ当たるが。
特に怖いのは滝の洞窟。ここには馬車が入れないため、下手をすると焼け付く息一発で全滅になる可能性もある。
DS版以降では【スライム】など無耐性のみのパーティだとDQ2の【メガンテ】よろしく必中で確実に全滅するので、仲間モンスターだけのパーティは推奨できない。

DQM1(PS版)・DQM2

ドラゴン系のモンスターとして登場。
覚える特技は【がんせきおとし】【なめまわし】【おつかい】。本編で脅威だったやけつくいきは覚えなかった。
【キングコブラ】×【ドラキー】、またはドラゴン系×【キャットフライ】で作ることができる。PS版のDQM1では格闘場の酒場にキャットフライとお見合いしてくれる人物がいるので、ソイツとお見合いすれば楽に出来る。
 
配合方法が名前や外見に非常にマッチしている。
全体的に成長の遅いドラゴン系モンスターの中にありながら、コイツはレベルアップが異常に早い。虫系や鳥系と同等である。能力はさほど高い訳では無いが、低いわけでは無いので、序盤に作っても戦力にはできるだろう。
加えて配合方法も比較的簡単で、使い勝手の良い岩石落としも覚えるため、なかなか頼りになる。
また、鳥系と配合すれば【ロックちょう】が生まれるので、配合素材としても便利である。

イルルカ

ドラゴン系のCランク。
野生では【天空の世界】の風の塔に出現する。
特性はスタンダードボディ、みかわしアップ、マヒブレイク。
+値を上げることで封じブレイク、ときどきピオラを得る。
また、【新生配合】でマヒ攻撃、メガ・ギガボディ化でAI1~3回行動、ギガボディ化で呪文会心出やすいを覚える。
すばやさとかしこさの値が高く、新生配合で4桁に届く。
スキルは【ホラー】