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【ゴールドカード】

Last-modified: 2019-05-19 (日) 11:58:30

概要 Edit

DQ2とリメイク版DQ5、トルネコ3、テリワン3D、イルルカに登場する道具。
作品によって割引率は違うが、全てにおいて持っているだけで通常より安く買い物ができるという夢のようなカード。
同じような名前の【ゴールドパス】も、DQ3を除いてほぼ同様の効果である。

DQ2 Edit

入手方法は【福引き】で1等を当てるのみ。手にするには運と根気が必要。
ゲーム雑誌『マル勝ファミコン』の記事によると、FC版でのこのアイテムの当選確率は 1/2048 とのこと。
ただし、これはあくまで適当にやった場合の話で、目押しを極めれば早々に入手することも不可能ではない。
持っていれば定価の4分の3(25%OFF)で買い物ができる。
これで買い物し放題!と思いきや、
【ガーゴイル】【てつかぶと】をはじめ、高価なアイテムをバンバン落とすモンスターが存在するうえ、
買い物自体もそんなに多くないので後半金余り状態になることが多く、それほど使えるというわけではない。
どうしても欲しければ、FC版であれば【復活の呪文作成プログラム】を利用するのもひとつの方法だ。
しかしFC版には【いかづちの杖で金稼ぎ】という便利な裏技もあり、
ゴールドの獲得が目的ならこちらのほうがお手軽である。
しかも、割引前定価のゴールドを所持していないと割り引いての買い物ができないという思わぬ欠点もある。
ゴールドカードを持っていようと、元々定価で買ってくれるつもりのお客にしか割り引いてくれないということか…
いずれにせよ、たまたま偶然当たったらラッキーという感じか。
特に序盤で当たるとメリットは大きい。
 
なお、このカードを「どうぐ」として「つかう」と、ちょっぴり嬉しさがこみ上げてくる。
没アイテムの【みみせん】を使った時にも、なぜか全く同じメッセージが出る。

リメイク版 Edit

割引後の金額を持っていれば買い物が可能となった。
またセーブが可能となったため、セーブ場所と福引き所が近い【ムーンペタ】を利用すれば(FC版に比べればだが)入手しやすくなった。

DQ5(リメイク版) Edit

福引きの特賞の景品としてのみ入手できる。
こちらは定価の5分の4(20%OFF)とやや割引率が渋くなっているが、仲間モンスターのための装備品などで金欠になりやすい本作では非常にありがたい。
道具屋で【やくそう】を買いまくって【ふくびきけん】をもらいまくり、ひたすら回せばいつかは当たるので、【福引き所】のあるポートセルミに着いたら入手しておきたい。当たった後は福産物のばくだんいしやらファイトいっぱつやらを売っぱらえば元手も戻ってくる。大量のやくそうも地味に役立つ。
ちなみに当たる確率はおよそ200分の1。
確率は低いが、DQ2ほど理不尽なものではない。何度も粘れば手に入る可能性は高い。
反面、目押しはできなくなったので完全運任せ。リアルラック頼みなので運が悪いとDQ2よりも入手に時間がかかることも。
運良く複数枚手に入っても割引の効力は1枚分しかない。
なお、【オラクル屋】の商品と名産品の【ボトルシップ】【メダルがたチョコ】は割引対象外。
 
PS2版公式ガイドブック下巻のイラストには古代文字が書かれているが、これはふくびきけんの文字を、ローマ字変換した景品のアイテム名に当てはめることで文字を割り出し、解読することができる。
書かれている内容は

安く買えちゃう ゴールドカード

NORO-MI専用ゴールドカード
だけど・・・まれに REINA-も 使えるよ!

SAY YEAH! もっと ミラクル・ナイト
NON STOP! マロン・メロン

一見すると全く意味不明な内容だが、「Say Yeah!〜もっとミラクルナイト〜」は、アイドルグループの「モーニング娘。」が2001年にリリースしたベストアルバム「ベスト! モーニング娘。1」収録の楽曲名。
同様に、「NON STOP!」は2003年に行われたモーニング娘。コンサートツアーのサブタイトル、「マロンメロン」はモーニング娘。のメンバーであった安倍なつみと辻希美が2000年に結成した非公式のユニット名である。
ここから類推するに、「NORO-MI」と「REINA-」は、当時モーニング娘。に所属していた辻希美と田中れいなを指すと思われる。
恐らく、公式ガイドブックのイラスト担当者がモーニング娘。のファンで、自分の趣味をこっそり盛り込んだのであろう。

トルネコ3 Edit

こちらも入手方法は福引きのみで、入手してもアイテム欄には収まらず内部的に所持している事になる。
町などでの買い物が半額になるという効果になった。残念ながらダンジョン内では効果は発揮しない。
福引きをする際にアイテム欄を全て埋めてゴールドカード以外を当てると福引き券を返してもらえるので、
券を大量に持っていって、当たるまでセーブ&ロードを繰り返すとゴールドカードのみを狙いやすい。
なお、ゴールドカードを当てると【冒険の履歴】に記録される。

GBA版 Edit

福引き廃止に伴い、削除されている。

テリワン3D Edit

定価の2割引きで買い物ができる、DQ5と同じ効果で登場。
なにかと福引きに縁のあったこれまでの作品とは異なり、【スカウトQ】を15問全てクリアした賞品として貰える。
福引きによる運や根気は必要無い為、これまでよりは入手が楽になったと言えなくもないが、
必然的に入手はエンディング後になる上に、配信限定【スラ忍軍団】まで必要とする為、
通信なしでの入手は不可能。
その分リターンは大きく、【わたぼう】or【ワルぼう】を手に入れる為に、
【にじのタマゴ】を大量購入するのに重宝する(普通に買えば15万Gだが、これがあれば12万Gで買える)。
【しもふりにく】やタマゴ、装備品などでやたらと出費が多い本作では非常にありがたい存在。

イルルカ Edit

テリワン3Dと同じ効果で登場。
今回もスカウトQで入手できるが、15問全てをやる必要はなく、
12問目(【大地の竜バウギア】)までをクリアすれば手に入る。
入手がエンディング後になるのは前作と同様だが、今回はこれを手に入れる為に配信限定モンスターは必要ないので、前作とは異なり、通信なしでの入手が可能。
ただし、買い物金額は割引されるものの、本作の目玉システムである【錬金カギ】を作成する為の費用と、
壊れたカギの修復費は割引されないので注意(素材のカギは一応割引される)。

前作と違ってにじのタマゴから孵化するモンスターがショボいものが多く
タマゴからしか入手できないのは、せいぜい【かくれんぼう】くらいであり(前作とは異なり
リセットしてのやり直しも可能)、肉の値段も前作より高騰しているので、
体感的な恩恵は前作と比べると少ないかもしれない。
それでも、持っているだけで買い物金額が割引されるのには変わりがないので、
エンディング後の冒険をスムーズに進める為の回復系アイテムの調達や、
武器強化の素材の調達、錬金カギを作る為の素材のカギを調達する際には重宝する。

アイテム物語 Edit

この本によると、ゴールドカードの発案者は【ムーンペタ】で宿屋を営むクラップ老人。
 
【竜王】が倒されてから百余年、
【大神官ハーゴン】の軍勢が世を脅かすより少し前の時代。
世界平和になった事によって武器防具、薬草等の需要の大幅減、
旅の冒険者の減少による来客減の割を食らい、不景気が訪れていた。
ムーンペタ商工会の会議で状況改善にあたり、各自で細工物の武具や薬草ドリンクといった新商品の開発に、
宿屋のデラックスルーム追加・特別料理の提供サービス発案など様々な対策が行われたが
原価のかさ増しなどで状況は大した好転を見せず、依然各自頭を悩ませていた。
そんな不満が飛び交う中、商品の知名度を広めることで
各店舗の売り上げアップを狙うためのアイデアとして「福引き」が提案され、
当初はムーンペタではスロット、【リリザ】では三角クジ、
【リムルダール】ではルーレット方式と、地域によりさまざまな方法で福引券のサービスが始まった。
 
福引き開始当時の豪華景品といえば【くろこしょう】【きえさりそう】程度だったのだが、
ムーンペタとリリザで競い合うように【いのりのゆびわ】【いのちのいし】
果ては【さとりのしょ】が一等賞の景品になったりと過度に豪華になり、
商売の方も日増しに盛況を謳歌していった。
しかしながら良いことばかりではなく、ムーンペタで出されている筈の悟りの書は実際には置いてなくて、
絶対に景品が当たらないよう仕掛けがしてあるという噂が飛び交い、
リリザでは命の石を欲しがった大金持ちが商品を買い占めて三角クジの【ふくびきけん】を独占し、
一般客が買い物をしなくなるなど収拾がつかない状況になってきた。
その為、この悪循環を憂いてアレフガルド中の福引屋は急遽一時閉鎖されることとなり、
アレフガルドは再び未曾有の不景気が訪れ 商売不振で国中からの苦情が相次ぐようになった。
そこで再び会議が開かれ、各商売人達から一刻も早く福引きを再開するよう求められた。
然し、これまで好景気を支えてきたのはデラックスな景品による所が大きく、
肝心の新景品の取り決めが中々決まらない中
「ボクたち(商工会員)が手に入れやすくて、街の人たちにはなかなか手に入らない物」
をということで、議長のクラップ爺さんが
「何かいい景品をわしらで作ればいいんじゃ!
 たとえば、う~ん、いろいろな店で使える割引券なんてのはどうじゃろうかの」と提案をあげる。
この提案を基に、景品は一度手に入れたら永久に割引してあげるようにしてあげようという形に纏まり、
デザインもゴージャスに薄く引き伸ばした銀に金箔を貼ったカードにしようと話がつく。
こうして宿屋以外のどんな店でも使える割引券―ゴールドカード―が誕生した。
(因みに、福引きの形式もこれがキッカケで一律スロット方式の形に収まった模様)
 
このゴールドカードの物珍しさから、以前ほどの勢いではないものの、
福引きは段々人気を取り戻していき、商売の方も程々に繁盛して行った。
福引きで偶然にもゴールドカードを当てた旅の吟遊詩人が【キメラ】に襲われたが、
これまた偶然にも彼の上着のポケットにはこのカードが入っており、
キメラはちょうどその部分に噛みついたために軽傷ですみ、彼は一命を取り留めた。
この吟遊詩人が街から街へとこの話を広め、ゴールドカードは『幸運のカード』と言われるようになったという。
尚、このカードの発案者であるクラップ爺さんにも特別にこのカードを1枚プレゼントされ、
クラップ爺さんはこれを見て
「街の噂のように、このカードが『永遠の幸せ』を約束してくれるといいんじゃがなぁ……」
と複雑な思いで呟いていた。
その時クラップ爺さんの頭上にはあたかもその想いに水を差すかのように、
【ムーンブルク】の全滅を知らせる白い伝書鳩が飛んでいた…。