【バーニングクリメイション】

Last-modified: 2020-01-29 (水) 20:06:26

ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場する【キルバーン】の最強技。
キルバーンの血が魔界のマグマと同じ成分であることを利用して、切り離した体の一部に着火、大火球を作り上げて叩き込むという大技。【アバン】との戦いの時には左腕を切り落として作り出したが、それだけでもアバンが回避も防御もできないと判断するほどの大火球となった。
 
自傷行為が前提なため、元々罠を仕掛けるやり方を主流としているキルバーンが唯一真っ向から対峙する技であり、相当追い込まれない限りは使用しない、いわば奥の手のようだ。
「自分を傷つける」のに「使い所が真向勝負しかない(罠や奇襲には明らかに不向きで無意味)」技などキルバーンの思想からは到底生まれそうにない技だがこんな技があるのは正体の伏線か。
 
アバンは一見無謀にもこの技に向かって真っ向から突撃するが、その凄まじい業火の中をくぐり抜けて事無きを得た。
【ジャッジ】【メガンテ】の衝撃に対して無傷だったのも、この技を受けて平気だったのも、【超魔生物】と化した【ハドラー】がアバンの手の中で散った際、彼の「高熱を遮る超魔生物細胞を含んだ遺灰」を浴び、その身を護られていたためであった。
とはいえ、事前にそのことを知っていたわけではないアバンが一か八かとはいえ耐え切って反撃できる可能性に賭けて真っ向から突撃していることを考えると、灰の加護なしであれば一撃で彼を倒せるだけの威力が本当にあったのかどうかは不明。
キルバーンは確実に倒せると宣言する一方、アバンは「よく言う、生まれて初めて真剣勝負するような男が」とその自信を一笑に伏し、結果としてはアバンの読みの方が正しく、この技ではアバンを倒すことは出来ず、炎を突破したアバンの【アバンストラッシュ】にキルバーンは敗れ、さらにその炎が自身のマグマの血液に引火し逆に自分が炎上する羽目になる。
切り抜けたアバンには「慣れないことはするものではなかったな」と言われており、真剣勝負の経験に乏しいキルバーンの見立ては甘かったのかもしれない。
もしも倒せるとすれば、これを最後にハドラーの灰は彼の体を離れてしまっており、その後にアバンはバーンの【カイザーフェニックス】を食らうもかろうじて生存しているので、この技は単発であればカイザーフェニックス以上の威力があるということになるだろう。
なお引火したキルバーンだがピロロの【ヒャド系】呪文ではどうにもならなかったが、アバンはフェザーを一本投げるだけで簡単に鎮火している。また同じ物ではないかもしれないが、「魔界の炎」という非常に似た触れ込みの【キル・トラップ】の「◇のナイン」もやはり【破邪の秘法】で処理している。見たことがある類似の技からの分析で瞬時に対策を立て、正面突破が最適解だと見極めたのだとしたらまさしく「慣れと場数の違い」が勝負を決めたと言えるだろう。
 
ちなみにクリメイション(cremation)とは火葬という意味。
Burning cremationを直訳すると「燃える火葬」なので、「馬から落馬」みたいな表現になってしまうのは内緒。
或いはゲーム中でも、もえさかる かえんという特技中の表現があるのでコレをなぞらえている・駄洒落ている、という可能性もあるが。