DQ5
DQ5における仲間になった【ミニデーモン】。
SFC版の歩行グラフィックはなぜか水色のボディ(【つかいま】のカラーリング)である。
仲間になる確率
1匹目 | 2匹目 | 3匹目 |
---|---|---|
1/32 | 1/64 | 1/128 |
仲間になったときの名前
1匹目 | 2匹目 | 3匹目 | 4匹目 | |
---|---|---|---|---|
SFC版 | ミニモン | ルシファ | りかち | このみ |
PS2版 | にゃおみ | りかち | ||
DS版 | ふじのり | ケイシン |
2匹目のルシファはキリスト教における堕天使の長「ルシファー(ルシフェル)」から。【魔王】サタンの別名ともされるビッグネームである。
小悪魔につける名前にしては大層だが、修得する魔法は充分に魔王級なので【マーリン】よりは名前負けはしていないだろう。
3・4匹目の名前はSFC・PS2版では女の子寄りだが、DS版は男性寄りである。
「このみ」と【ひとしこのみ】の関係性が時々噂されるが、真相は不明。
覚える呪文・特技
ステータス
Lv | 力 | 素早さ | 身の守り | 賢さ | 運のよさ | 最大HP | 最大MP | 経験値 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
初期 | 4 | 55 | 55 | 66 | 5 | 78 | 89 | 12 | 2287 |
途中 | 15 | 75 | 95 | 74 | 29 | 123 | 169 | 74 | 146077 |
最大 | 30 | 85 | 125 | 77 | 50 | 150 | 230 | 150 | 509115 |
耐性
強度 | 属性 |
---|---|
無効 | 休み |
強耐性 | ヒャド・吹雪、バギ、ザキ・麻痺、メダパニ、マヌーサ、マホトーン、マホトラ、毒 |
弱耐性 | メラ、ギラ・炎、イオ、デイン、ラリホー、ルカニ |
耐性無し | メガンテ・体当たり |
解説
【グランバニアへの洞窟】や、【デモンズタワー】の地下で仲間にできる。
同じく仲間になる【メッサーラ】や【はぐれメタル】を狩っていると、いつの間にか仲間になっていることも多い。
力が弱い典型的な魔法使いタイプ。
しかし、DQ5のミニデーモンはカラーリングを含めて他作品の【ベビーサタン】に近い特徴を持っているため、初期はMPが少なく賢さも低い。
しばらくは馬車の中で育てる必要があるだろう。
【装備グループ】は魔法使い系ではなく、【イエティ】などの複数攻撃武器が得意なグループで、防具も相対的に良いものが装備可能。
成長は早く、最終的にはメラゾーマ・イオナズン・パルプンテといった強力な特技を習得するが、メラゾーマ習得はラスボスに間に合うかどうかという所。
クリア後は流石に厳しい上、グランバニア到着後まもなく万能な魔法使いの娘が加入することもあり、立ち位置は結構厳しい。
ちなみに、イオラを習得するまでの必要経験値は女の子の2倍ほど。
青年時代前半のグランバニア~デモンズタワーの期間に集中的にレベルを上げたとかでなければ、大抵はミニモンがイオラを習得するころに女の子はマヒャドを覚えているというような状況である。
同時期のパラメータで比較しても、HP・MPともに女の子に劣り、向こうがタダで手に入る装備品に恵まれている点でもやや不利。
使い手に欠員が出がちなメラミと、眠り、混乱、休みと行動不能特技を3つ使えることで差別化をはかりたいところ。
すべての属性攻撃に耐性を持っているが、完全耐性はなくHPも低いので、そこまでタフな印象にはならないだろう。
特に青年時代後半に出てくる【バルバロッサ】のメラミ、【ネーレウス】の稲妻、【アンクルホーン】のベギラゴンなどはバシバシ通ってしまう。
耐性防具が装備できるので、【みずのはごろも】【ほのおのたて】とお金をかければ、バランスの良い耐性を追加できる。
実は身の守りも低くはなく、むしろそこそこ高い部類に入る。
リメイク版では素の耐性の仕様が強化されたため、SFC版よりはかなりタフになった。
また、馬車外メンバーの枠が4人に増えたことで、魔法専門キャラを出す意義も相対的に上がっている。
修得する呪文に関しては本職であるはずの【まほうつかい】や【ネーレウス】よりもズバ抜けて優秀であり、MPもやや低めとはいえ最大レベル時に約150と【コロマージ】などのコロプチ系に比べれば充分すぎる余裕があるので、本作の魔法使い系モンスターの中では最も優秀ではあると言える。
女の子も含めて魔法使い系の中では素早さもかなり高い方で、レベル上限に達するまでならトップクラス。
【やまびこのぼうし】が装備できないという弱点もリメイク版では(帽子そのものと共に)無くなっているので、仲間モンスター全体から見ればそれなりに優遇されている方だったりする。
冷遇されまくってる魔法使い系の中ではマシなだけとか言わない。
PS2版なら【アイテム無限増殖】でいくらでもドーピングできるので、HPやMPを伸ばしてやれば強力な呪文アタッカーになれる。
天空物語
【ドラゴンクエスト 天空物語】では女の子として登場しており、一行のニギヤカシ担当として活躍する。
1,11巻の表紙を見るに、カラーリングは水色ではなく赤い色合い(敵状態のミニデーモンの色合い)をしている。
作中では主にソラと行動を共にしており、彼女を「ソラちゃま」と呼んでいる。
原作で作戦替えを使用するためか人語を話すことができ、時に仲間モンスター達の通訳を担当。人語を話すモンスター自体は他にもいるが、人間と同じセリフ枠で喋るのは彼女だけである(他は二重線)。
しかし面倒事になるとすぐに身を隠すため戦闘にも基本不参加、その実力は不明である。
年齢は72歳(種族の中では若い方らしい)。
グランバニアへの洞窟で仲間にいじめられていた所をビアンカに助けられ、(ビアンカに手当てしてもらったこともあってか)ビアンカのことは「ビアンカ姐さん」と呼んで心を開く。
ちなみにビアンカが妊娠していると最初に勘付いたキャラでもある。
その後主人公と偶然遭遇し、一目惚れする形で同行することになる。
美男子好きであり、グランバニアを訪れたカデシュに一目惚れするも相手にされていない。
【ドリス】とは喧嘩友達のような関係である。
DQ10オンライン・オフライン
【メギストリスの都】のモンスター酒場に、ミニモンと言う名前の【ベビーサタン】のNPCがいる。主人がミニデーモンと間違えてこの名前にしてしまったらしい。
DQ5でのミニデーモンのカラーは他作品のベビーサタンと同じであるため、それを踏まえたファンサービスだろう。
DQMSL
特別クエスト「魔法のダンジョン」に出現する【悪魔系】Aランクの討伐モンスター。
特性は偶数ターンにMPを自動で大回復する「小悪魔のたくらみ」と、
確率で【こうどう おそい】が発動するデメリット特性「ちこくま」。
特技は【イオナズン】と【ぎゃくふう】。
ステータスは低く、特にMPが☆4で100に届かないほど低いが、素早さだけはSランク並に非常に高い数値を誇る。
ほぼ対戦特化の性能であり、悪魔パで高い素早さを活かした先制イオナズンやぎゃくふうでパーティのサポートをするのが主な役割。
だが、万一「ちこくま」が発動した時の事を考え、先手で発動できる【タップダンス】や【マインドバリア】等も覚えさせておきたい。
ちなみに豆知識は、上記のDQ10の事を意識した内容となっている。
ファドラの宝島
第9話に登場。【ツバイザ草原島】のウィンガ霊山に研究所を構えるミニデーモン(♀)で、関西弁を喋る。
【ドルスケ】に魔力の粉の使い方を教えた魔力研究者で、性格は【せっかち】?。
目は常に笑っており、魔力探知メガネというゴーグルをかけ、白衣を着用している。
研究所を【ゴースト】達に占拠され、大切なお宝である【伝説の鏡】を狙われているので【カミュ】一行に助けを求めたが、
実はミニモンの方が悪い奴であり、ゴーストからは鏡を奪い取るだけでなくゴースト達の魔力も搾取。カミュと【マヤ】も実験台にしようとする。
呪文を反射する素材で出来た研究服でまほう弾の対策をしていたが、ただの石ころをぶち込まれてあっけなく敗北し、ゴースト達によって木に縛りつけられた。
後に【ギンギーラ空賊団】に助けられてスカウトされ、鏡から魔力を吸い上げ【宝島】が生まれるきっかけを作る。
最終決戦(16話)では解説役に回っていたが、最終話での末路は不明。