【ほのおのたて】

Last-modified: 2024-03-30 (土) 15:48:00

概要

DQ5以降に登場する盾。
【ほのおのつるぎ】はDQ1から存在したのに比べて随分遅れての登場。
漫画の炎をそのまま盾にしたような感じのデザインをしている。
主に中盤~後半で市販されており、守備力もそこそこ。基本的には戦士系キャラの装備となっている。
作品によって炎系を軽減したり氷系を軽減したりする難儀な盾。
最近の作品では【こおりのたて】とライバル関係にあることが多い。
FFシリーズにもフレイムシールドやアイスシールドが存在するが、あちらも見事なまでにこれらと同じく耐性がバラバラ。

DQ5

本作が初登場。
守備力40、17000G。青年期後半に【妖精の村】で市販されている。ヒャド系呪文と吹雪系ブレスを15軽減。
なぜか同じ店で売っている【ほのおのよろい】よりも高い。同じ名前を冠して鎧よりも高い盾は本作では唯一。
と言ってもDQ2の【はがねのたて】や前作の【ドラゴンシールド】など、前例がないわけではなく、いずれも鎧と盾が同じ店で並んでいるという妙な共通点がある。
人間キャラでは【主人公】【男の子】【ピピン】が装備可能。
一方の仲間モンスターでは装備できるのが【ブラウニー】などの戦士系、【イエティ】のグループ、および【ケンタラウス】となっており、傾向にはやや癖がある。
 
守備力はそこそこ優秀で、冷気系に特化した軽減効果も魅力的なのだが、実際には【オークキング】【エリミネーター】辺りに装備させることがある位の微妙な地位。
何より妙に値が張るので、何かと出費の多い青年期後半にここに回せる資金があるかというと…。
というか、炎の鎧を装備できる【スライムナイト】【ヘルバトラー】等が、なぜコレを装備できないのかが疑問であり、この盾の価値を大きく下げている最大の一因。
もしセットで装備できていれば、ヒャド・吹雪耐性の価値が相当に上がっていたであろうに、非常にもったいない話である。
 
ちなみにピピンはこれら両方を装備可能だが、人間キャラは素の耐性を持っていないので、かなり耐性面が偏ることとなる。
一方でDS版で仲間になる【アークデーモン】はちょうど冷気系の耐性に穴があるため、相手によって【オーガシールド】と切り替えることが可能。
 
イエティのグループにとってば最強の盾。次点が【てつのたて】なので守備力が一気に24も上がる。
ただし元々吹雪系を無効化できるイエティにとっては耐性が無駄になってしまうため、守備力だけを重視して高額な炎の盾を買うか、僅かながらも炎耐性を有している鉄の盾のままにするか、少々悩ましいところである。
リメイク版では【炎の戦士】や、【エビルマスター】など有効活用できる仲間が増えた。

DQ6

前作に引き続き守備力40で17000Gだが、ヒャドと吹雪の軽減値が5増えて20になった。【ガンディーノ】のみ購入できる。
レギュラーメンバーは【主人公】【ハッサン】【テリー】【アモス】【ドランゴ】と、装備グループE・Fのモンスターが装備可能。
DS版の仲間スライムは装備できるキャラがいない。
 
DQ6は中盤に店売りされている盾が少なく、耐性面も優秀なので【こおりのいき】【マヒャド】を使う【グラコス】戦に向けて購入すると楽になる。
ただ、これを買える頃には【ふうじんのたて】【ちからのたて】【スフィーダのたて】辺りが立て続けに入手可能になるので、財布との兼ね合いである。
DQ6のほのおシリーズは武器も防具も入手時期・性能共に優れている。
ちなみにヒャド・吹雪系に耐性が無く(SFC、DS共に)、【メタルキングのたて】が装備できないドランゴにとっては、これが耐性面では実質的に最強の盾となる。
ヒャド・吹雪系に耐性が無い【まじんのよろい】との相性も良く、SFC版のアモスにこれとセットで装備させるとバギ系・デイン系以外のダメージ属性に耐性を付けることができる。
 
かっこよさは22。【おしゃれなかじや】で6000G払って鍛えると45。
【ほのおのつるぎ】【ほのおのよろい】の炎シリーズによる組み合わせでコーディネートボーナスが得られるが、装備品を3枠使用する割にはあまり高得点にはならない(主に炎の剣のせいだが)。
コーディネートボーナスを抜きにしても、カジノでそこそこ頑張れば手が届く【ドラゴンシールド】の方が鍛え直す費用が安く、かっこよさも2ポイント高い。
カジノで頑張るのが面倒だとしても、タダで入手+鍛冶屋代もこちらより安い風神の盾とは1しか差がないため、【ベストドレッサーコンテスト】用としては概ねそちらで事足りる(コンテストではわずか1ポイントの積み重ねが重要になる場合もあるが)。
ちなみにSFC版のみ、【おしゃれなかじや】で鍛えてもらったこの盾を【インパス】で鑑定すると戦闘中に使うと特別な効果があると説明されるが、実際は使用しても何も起こらない。

DQ7

表記は「炎のたて」。
守備力が36に落ちたが、ヒャド・吹雪の軽減値がまたまた5増えて25にアップした。
現代【ホビット族の洞窟】でのみ販売されている。価格は17000G。
ただ、この直後に戦うことになる【オルゴ・デミーラ】第一戦はどういうわけか氷系の攻撃をほとんど使ってこない。
第2形態がたまに氷の息を吐くだけである。
同時期には【みずのはごろも】なども買っておきたい。これはスルーしていいだろう。
 
この作品で対になる【こおりのたて】が初登場。この時点では氷の盾より守備力がかなり高かった。かっこよさも22と、あちらより5上回っている。
ただ氷の盾は守備力24ながら3800Gと安価であるのと、まともに装備できる盾が少ない【ガボ】にとっては念願の装備ということもあって即買いして即戦力になってくれる。
性能はほのおのたてが上なのは確かだが、コスパ面と実際に冒険の役に立つかどうかでいえばこおりのたてに負けている。

DQ8

表記は「ほのおの盾」。DQ7と漢字・カナの部分が反転した。
【ほのおのブーメラン】は「炎のブーメラン」表記なのに、なぜ炎がひらがななんだろう?
 
守備力34。
【ヤンガス】【ゼシカ】が装備可能。
【レティシア】【闇のレティシア】で7100Gで市販。
どういうわけか耐性がこれまでと丸っきり逆になり、炎・メラ・ギラ系に耐性を持つ。氷の盾と耐性が入れ替わった。
軽減値はたったの10だが、ゼシカにとっては【ホワイトシールド】以来のましな盾。
これを我慢して【聖女の盾】まで待ってもよいが、利用価値の高い品なのでお金に余裕があるなら買っておきたい。
ヤンガスにとっては初となる呪文に強い盾だが、【ドラゴンシールド】【ちからのたて】のほうが使いやすいだろう。
 
この盾の真骨頂と言えるのが道具使用で発生する【炎の衣】
巨大な火柱が立ち昇り、自軍全体への炎・メラ・ギラ系攻撃によるダメージを半減させることができる。
視覚的には氷のダメージが減りそうに見えるが。
また、【マダンテ】も炎ブレス属性であるため、炎の衣でダメージを減らせる。
道具使用は装備可能者以外でも行えるので、防具として用済みになっても確保しておこう。
【ククール】あたりに持たせれば、様々な補助呪文の使用でがんじがらめになってしまっているゼシカの負担を減らせるだろう。
この盾の登場後に戦うことになる【妖魔ゲモン】はさっそく炎を吐いてくる。
【ラプソーン】は第一・第二形態共に炎系の攻撃を多用してくるので、大活躍することうけあいである。
 
性能的に氷の盾と差が少なくなり、名実共に対になり始めたのは本作からと言えるだろう。
こちらが炎・メラ・ギラを10軽減するのに対し、氷の盾は吹雪とヒャドを5軽減する。
こちらが炎の衣を発するのに対し、あちらは吹雪とヒャド系のダメージを半減する【氷の衣】を発する効果を持っている。
こちらの錬金レシピが【まほうの盾】+炎のブーメランなのに対し、あちらはまほうの盾+氷の刃。
守備力の違いも1だけ(こちらが上)であり、装備可能者はこちらがヤンガス・ゼシカなのに対しあちらが主人公とククール。
耐性面・守備力で僅差があるとは言え、大変対照的な性能を有している。
加えて、これと【ツインスワロー】を合わせると炎のブーメランにさせられるが、こおりの盾にはそのようなレシピは存在しない。

3DS版

【モリー】が装備者に加わった。こおりの盾の方はゲルダが加わっており、装備可能者の対照性が保たれている。
【追憶の回廊】ではしゃくねつを連発してくる【追憶の使い】戦、マダンテを使用する【追憶のゼシカ】という明確な使い道が新たに生まれているので持っていないなら買いに行きたい。
 
また、【太陽のおうぎ】を錬金するための材料の一つとなっている。
他の必要材料は【月のおうぎ】【マグマの杖】

DQ9

前作では装備者を分けることで辛うじて激突を避けていた炎と氷の盾がついに全面対決。
氷の盾と全く同じ守備力18、盾ガード率2.5%。
氷の盾が氷系ダメージを10%軽減するのに対し、こちらは炎系ダメージを10%軽減する。
氷の盾が道具使用で氷の衣を発生させるのに対し、こちらは道具使用で炎の衣を発生させる。
氷の盾のレシピが【魔法の盾】【氷の結晶】【命の石】なのに対し、
こちらは魔法の盾+【溶岩のかけら】+命の石。
おまけに売っている店も氷の盾と同じ【カルバドの集落】である。まさにライバル関係が決定づけられたと言えよう。
 
デザインが氷の盾よりも悪いと判断されたのか、おしゃれさはこちらが6下回り24。
が、それが幸いしてか価格はこちらのほうが500G安い5200G。
このおかげで氷の盾よりも買いやすい。今回の対決は炎の盾の勝ちのようだ。ただし次の目的地は雪山地方なので、炎耐性や炎の衣など何の役にも立たず、こちらを選ぶと後悔するかも。

DQ11

表記は「ほのおの盾」。
【主人公(DQ11)】【セーニャ】【シルビア】【グレイグ】が装備可能。

-+1+2+3
守備力40414345
盾ガード率7%8%
炎属性ダメージ軽減10%

異変後の【ホムラの里】でイベント解決後に17000Gで売りだされる他、【ゲキオコボルト】のレアドロップとしても手に入る。
 
今作では姉妹品の【こおりの盾】と同じく道具使用効果が削除されてしまっており炎の衣は発生しない。
打ち直しても属性軽減能力が伸びないところも一緒。
ところが氷の盾と比べると盾ガード率は最終的に1%だけ高くなり、また打ち直しの宝珠必要数も2個多い16個となり、氷の盾より若干上位の盾になったようだ。
といっても残念性能の氷の盾に毛が生えた程度であり、使いづらいことに変わりは無い。
値段もいやに高く設定されておりこんなものを買ってしまっては主人公の財政状況が火の車である。
これより5000G安い【げんまの盾】の方がはるかに優秀なので、アイテムリスト埋め以外では買うべきではない。
炎の衣効果が生きていたら通常プレイはもとより【縛りプレイ】の「防具が装備できない」では重宝したのだが。
何らかの改善が火急の課題である。

スキャンバトラーズ

超6弾で登場。★3のレア。
レベルは86で、HP:130、ちから:40、すばやさ:10、かしこさ:30、みのまもり:200。
ガード発生率、ダメージ軽減共に大で、ボタン数は4。ガードに成功するとHPが回復する。

トレジャーズ

【お宝】の一つとして登場。

お宝No.99
レアリティトレジャー
カテゴリーヒストリー
コレクション防具
標準価格3,400,000G

DQMSL

みんなで冒険「魔竜の台地」などで入手可能。
ウェイト1の盾。装備すると防御力が48上がる。
固有効果は「メラ耐性を1ランクアップ」。
強化することで防御力が+2ずつ増えていき、+7まで強化すると固有効果が「メラ耐性を2ランクアップ」に変化する。

タクト

Aランク防具として登場。「個人大会メダル交換所」で交換できる。
基本値 : しゅび力+12
特殊効果 : メラ属性物理耐性+4%
装備可能タイプ : 全て
錬金候補 : メラ属性物理耐性+4%・物理耐性+2%・メラ属性耐性+2%・HP+17・しゅび力+9 他