【パルプンテ】

Last-modified: 2024-11-23 (土) 15:20:04

概要

戦闘中に使える【呪文】の一つ。
効果がランダムに発生し、詠唱者でさえ何が起こるか分からない。
具体的に何がどう作用する呪文なのかは不明で、FC版DQ2の説明書では「世界中どの呪文書を見ても載っていない」「実在するかさえ不明」「とにかく恐ろしい呪文」などと怪しげなことしか書かれておらず、「その目で見たものがいないのでこれ以上説明できない」と説明書なのに説明を放棄するありさまであった。
 
ランダムという意味では、Wizardryの「ハマン」「マハマン」のドラクエ版である。ただし本家のあちらは「ランダムに抽出された有益な効果の中から好きなものを選べる代わりに、必ずリスクを伴う」ものであり、こちらは「良い効果か悪い効果か、はたまたどちらでもないものか、何が出るか一切不明」というもので、ギャンブルの方向性としてはやや別種と言ってよい。なお、本家の「ハマン」「マハマン」も最初期のApple II版では完全ランダムだったために、博打要素が強すぎて使えない魔法と言われていた。
 
ナンバリングタイトルで登場するのはDQ2~7、モンスターズシリーズではDQM1・2、イルルカ、ジョーカー3。
パルプンテならではの派手な効果として、流星が降り注いで敵味方全員のHPが1になったり、【山のように大きな魔人】を呼び出す、力がみなぎる(味方全員の通常攻撃が必ず会心になる)等があり有名。
【メタル狩り】の有力な手段が乏しい作品では、魔人召喚や力がみなぎる効果を狙ってこれを唱えるのも手。
その他、HP回復やMP回復といったありがたいが地味な効果が出ることや、何も起こらないこともある。
作品によって発生する効果のリストは異なり、地形や戦闘によっては出ない効果もある。
習得条件は厳しく、ほぼ最終盤にならないと覚えられない上、消費MPが高く安定性も無い。
 
DQ5・DQ6とDQ7(リメイク版除く)では敵サイドの使用者も登場しており、全員麻痺や混乱、前述の流星といったこちらにとって脅威的な効果も多いため、実際は敵に使われるのが怖い。ギャンブル呪文なので当然といえば当然。
属性などが一切無く、守備力無視のダメージ、耐性無視のステータス変化など、双方の戦力を無視して効果が現れるため、使われると対抗策を取れない点が厄介。
ザラキを使う敵よりも、この呪文を使う敵の方を警戒するプレイヤーも多いだろう。
当時、雑誌のDQ5紹介でも取り上げられたぐらいなので、インパクトの強さがうかがえる。
ただし、敵が使った場合に発動する効果は、味方が使った場合より種類が限られている(敵のみ発動する効果は存在しない)。
 
割と有名な呪文だが、戦闘シーンを含むグラフィックがオール3D化されたDQ8以降では、効果を全て表現するとなると容量や処理が大変なことになってしまうためか、【ドラゴラム】【モシャス】とともに削除された。
リメイク版DQ7では3D化してもパルプンテが生き残ったが、敵が唱えないようになった。この様子を見る限りでは、今後の作品で敵側の使用者はもう現れないかもしれない。
 
海外版表記は"Hocus Pocus"。日本でいう「ちちんぷいぷい」のような魔法やまじないの呪文のことで、特に意味のない言葉に由来するらしく、手品やいんちきといった意味も持つ。
考えてみれば1980年代当時の日本の魔法少女アニメではパ行の発音を多用する呪文が多かった。案外「パルプンテ」という語感も、そうした呪文に影響された「意味はないけど呪文らしい呪文」を意図したものだったのかもしれない。
因果関係がどちら方向なのかは不明だが、実際にそのへんは【サリル】の例に見られるようなネタにもなっている。

発生する主な効果と解説

以下は複数作品に登場する割とお馴染みの効果。

効果解説
呪文の詠唱が山彦となって響きわたる何も起こらない。
どこかで何かが壊れた音がする
【とてつもなく恐ろしい存在】を呼び出す敵全員が逃げ出し、味方全員がすくみあがって戦闘終了。
敵に使われた場合はこちらが逃げ出すことになるので、戦利品などは一切得られない。
基本的にボス戦では発生しないが、FC版2のボス戦は例外。
そのFC版2のハーゴンは逃げ出すとこちらの勝利となる。
シドーは逃げ出した後、全回復して戻って来る。
詠唱者側全員に力がみなぎる味方全員の通常攻撃が、必ず会心の一撃になる。
メタル系が現れたときにこの効果が発動し、なおかつ倒せればこれ以上の快感はないだろう。
敵の場合も、会心の一撃タイプの痛恨になる。
ただし通常攻撃で会心が出ない武器では発動しないし、
行動選択そのものが通常攻撃以外だった場合も通常攻撃が会心(痛恨)にはならない。
詠唱者側全員が力をためる【ちからため】状態になり、味方全員の次のターンの直接攻撃の威力が上昇。
FC版DQ4のみ、道具使用も含めたすべての攻撃手段のダメージが2倍。
【山のように大きな魔人】が現れる敵全体に大ダメージ。
流星天空から流星が降り注ぎ、味方・敵全員のHPが1になる。
作品によっては防御無視のダメージ。
ダンジョン内でもこの効果は発動する。一体どうやって建物内に流星が降り注いでくるのかは謎。
残りHP1の時は1ダメージ受けるため死亡する。
相手全員が砕け散るDQ3のみ相手全員を倒したことになり報酬も得られる。
メタル系にも有効だが、DQ3以外の作品ではメガンテと同じ扱いとなり、報酬は得られなくなっている。
味方・敵全員に何らかの状態変化麻痺、混乱、眠り、幻惑、ドラゴラムや、HP・MPが全快・消失、あるいは死者全員が蘇生と様々。
基本的にマイナス効果が多く、耐性を無視して必中。
ふしぎなきり(くろいきり、あやしいきり)が発生味方・敵全員の特殊効果が全て消え、以後呪文は一切使えなくなる。
この効果自体はいてつくはどうで消せる。
時間が逆戻りする【ときのすな】は1ターン前に戻るが、こちらは戦闘開始時まで戻る。
ボス戦で発生し、相手が複数の形態を持っている場合は最初の形態からやりなおすことになる。
敵全体に冷たい風が襲って凍りつく数ターン行動不能になる。
例外は初登場のDQ5。自然治癒しないばかりか、次のターンになると、ターン終了時に戦闘強制終了(敵がいなくなったと看做される)。また、敵が次のターンに加勢がくるタイプの仲間呼びを使用していた場合、加勢にきた敵も凍りついた状態で現れるので戦力にならない。

作品別発動効果一覧

表をPC表示で見る

◯…ボス戦では発生しない
◎…ボス戦でも発生する
敵…敵の使用時にも発生する(DQ5~DQ7のみ)
‐…発生しない
括弧内はリメイク版。「DS」はスマホ版も含む

回復系
効果DQ2DQ3DQ4DQ5DQ6DQ7DQM1、2イルルカDQMJ3
味方1人のHPを中回復
(◎)
味方全員のHPを中回復
味方全員のHPを999回復
味方全員のHPを全回復-
味方全員のMPを全回復
味方全員の麻痺を回復
(◎)
味方全員を蘇生
(◎)
味方全員のHPを全回復+蘇生◎敵◯敵◯敵
敵味方全員のHPを全回復◎敵◎敵◎敵
敵味方全員のMPを全回復◎敵◯敵◯敵
敵味方全員を蘇生◎敵◎敵◎敵
味方全員に【ベホマズン】
味方全員に【せいれいのうた】
HP・MPダメージ系
効果DQ2DQ3DQ4DQ5DQ6DQ7DQM1、2イルルカDQMJ3
【パトリシア】が暴れだす
敵1体にダメージ
馬車のメンバーが飛び出す
1ターンだけ敵をランダムに攻撃
山のように大きな魔人が現れる
敵全体にダメージ
◎敵◎敵◎敵
洞窟内にむなしく響きわたる(洞窟内)
落盤が起き敵全体に現在HPの50%ダメージ
◯敵
地震が起きる
敵味方全員にダメージ
流星が降り注ぐ
敵味方全員のHPが1になる
◯敵◯敵◯敵
流星が降り注ぐ
敵味方全員に999ダメージ
敵全体のMPが0になる◯敵
味方全員のMPが0になる
敵味方全員のMPが0になる◯敵◯敵◯敵
敵味方全員に999ダメージ
状態変化・行動不能系
効果DQ2DQ3DQ4DQ5DQ6DQ7DQM1、2イルルカDQMJ3
敵全員をビックリさせる
1ターン行動不能
恐ろしいうめき声で敵全員が行動不能
(DS‐)
恐ろしいうめき声で味方全員が行動不能
(DS‐)
敵全体に冷たい風が襲って凍りつく
(‐)

(‐)
◯敵
使用者以外の時が3ターン止まり行動不能
(DS‐)
敵全体の時が3ターン止まり行動不能◯敵
敵全体が混乱◎*1
(◯)
敵味方全員が混乱◯敵
敵全体が睡眠
敵味方全員が睡眠◎敵◯敵◯敵
敵味方全員が麻痺◯敵
敵全体にマヌーサ
敵味方全員にマヌーサ◯敵
敵味方全員に毒(4段階)
敵全体の守備力を下げる
味方全員の守備力を下げる(4段階)
味方全員の守備力を上げる
味方全員の素早さを上げる
敵味方全員のテンションを4段階上げる
味方全員に力がみなぎる
攻撃が全て会心の一撃になる
◯敵
味方全員が力をためる
次のターンのみ攻撃力アップ
◯敵
敵味方全員が力をためる
次のターンのみ攻撃力アップ
◯敵
味方全員がはやぶさのように素早くなる
2回行動できるように
◯敵
(‐)
使用者にドラゴラム
味方全員にドラゴラム
まばゆい光で使用者に大ダメージ
耐えると光り輝く竜に変身

(DS‐)
敵消滅系
効果DQ2DQ3DQ4DQ5DQ6DQ7DQM1、2イルルカDQMJ3
敵全体の息の根を止める
耐性無視で即死

(◯)
地割れで敵全体が即死
敵全体が砕け散る
とてつもなく恐ろしいものを呼び出す
敵全体が逃げる

(◯)
◯敵◯敵◯敵
????の音が聞こえる
敵全体が逃げる
◯敵
敵全体が去っていく
白い竜が敵全体を連れ去る
響き渡る呪文の声が津波を呼ぶ(海上)
津波で敵全体がいなくなる
その他
効果DQ2DQ3DQ4DQ5DQ6DQ7DQM1、2イルルカDQMJ3
しかしなにもおこらなかった(無意味)◎敵◎敵◎敵
どこかで何か壊れる音がする(無意味)◎敵
山彦となってこだまする(無意味)◎敵◎敵◎敵
【くろいきり】が発生
敵味方の呪文を無効化
◯敵◯敵◯敵
【冥界の霧】発動
時間が逆戻りする◎*2◎敵◎敵
【ルーラ】発動
戦闘を中断しどこかの町にワープ

(‐)
味方の並び順が変わる
(◎)
いつもの2倍もうかりそうな気がする
獲得経験値とゴールドが2倍になる
敵が全てメタルスライムになる
(DS‐)

(*1…アトラス~シドーなどのボス専用モンスターにも「こんらんした」と表示されるが、混乱の仕様上単独で出るボスには無意味。)
(*2…FC版では同じ効果である【ときのすな】がデスピサロ戦では使えないため、デスピサロ戦に限ればこの効果は発動しないと思われる。)

DQ2

【ムーンブルクの王女】がLv25(スマホ版以降はLv30)で覚える。FC版等オリジナル版では最後に覚える呪文である。
消費MPは15。なお【完全攻略本】では海では消費MPが減るような意味不明の誤情報があった(もちろん実際は変わらない)。
【取扱説明書】によると、

●パルプンテ(効力:常に不確定)

この呪文のことは、この世界にあるどんな古文書を見ても全く記されてません。

あるいは、こんな呪文が存在するのかどうかも全く不明なのです。ある者は「とにかく恐ろしい呪文」であるといい、また、「何がおこるか、となえた本人にも全くわからない。」ともいわれています。実際にその目で見たものが存在しない以上、ここでの説明もできません。

上の表を見てもわかるように、今作のパルプンテは後の作品に受け継がれていない独自の効果が多い。
改めて書き出してみると以下の8種類になる。

  1. 味方全員に【ホイミ】
  2. 味方一人をHPMP全回復+蘇生
  3. 味方全員に効果2倍の【スクルト】
  4. 敵全員に効果2倍の【ルカナン】
  5. 敵全員に【ラリホー】
  6. 敵全員を【混乱】
  7. 敵全員に耐性無視の【ザラキ】
  8. 【とてつもなく恐ろしい存在】を呼び出し戦闘終了

なおこれら効果のうち、リメイク版ではボス戦で6-8の効果は発動しないようになっている。
 
後の作品はリスクもリターンも極大といった風だが、今作では味方側に不利になるような効果はまだ無く、しかし無駄ともいえる効果もあるのでリターンも控えめといったところ。
スクルトとルカナンの効果はオリジナルの2倍だが、そもそもオリジナルの性能が極端に低い上に「元の半分までしか増減しない」という仕様はそのままなので、あまり旨味は無い。
また、混乱状態を発動させるシリーズ初かつ今作唯一の手段である。
 
注目すべきは2の効果で、オリジナル版においては戦闘中に味方を蘇生させ得る唯一の手段である。
FC版当時はまだ【せかいじゅのは】【ザオリク】も戦闘中には使えず、しかも蘇生時はHP1という頼りない(しかし頼らざるをえない)ものだったのに対し、パルプンテ蘇生はランダム発動の分破格の性能を誇っている。
他より低確率に設定されており簡単には出せないが、特に【アトラス】以降のボス戦において【ローレシアの王子】がやられてしまうと撃破が非常に厳しくなってしまうので、他の効果も含めて一か八か唱えてみるのも良い。
効果を受けられるのが【サマルトリアの王子】しかいないが、MPも含めて完全回復というはシリーズを通して他に類を見ない超絶性能であり、正に「奇跡の業」である。
リメイク版では世界樹の葉もザオリクも後のシリーズに準じて戦闘中に使用可能かつHP全快になったが、なんとこちらも強化されており対象が味方全員になっている。
 
SFC版ではこれを用いてキャラの最強育成を行える。詳しくは【種無限使用バグ】を参照。

ゲームブック(エニックス)

【ロンダルキアへの洞窟】突入前に王女ナナが賢者アルファズルから教わる。
唱えるチャンスは3回あり、雪崩で敵を全滅させる、敵全員を混乱させるといった有利な効果ばかり。【ハーゴン】たちとの戦闘で唱えると【竜王のひ孫】が竜の姿で現れ、手下の悪魔神官デヌスと【キースドラゴン】を丸呑みにする。
サマルトリア王女のティアにこの呪文を使わせる選択肢が出ることもあるが、彼女は呪文が使えないのでパルプンテと叫ぶだけである。
しかし、その直後に「とてつもなくおそろしいもの」(ドラキー1000匹の群れ)が現れる

DQ3

【魔法使い】【賢者】がLv40になるとき、もしくはそれ以降のレベルアップ時に1/2の確率で覚える。
順当にいけば魔法使いが覚える最後の呪文である(賢者には【メガンテ】が残っている)。
消費MPは20。
敵味方双方に不利な状況をもたらす効果も登場するようになり、博打要素の濃い呪文となった。
本作に限り「砕け散った」でも経験値が得られたり、時間が止まった場合は【ドラゴラム】【はぐれメタル】を一網打尽にできることから、【メタル狩り】で有利に働く可能性が高くなっている。
なお、時間が止まった状態でその詠唱者本人が自身にパーティアタックしたり、【マホカンタ】状態のモンスターにかけた攻撃系呪文を反射されたりして死んだ場合はフリーズしてしまう。
本作限定の効果である「仲間の並び方が変わる」という効果は、正確には「(最大HPに関係なく)現在HPの多い順に並び変わる」という効果になっている。
元からHPの低い魔法使いや、成長の遅れがちな賢者がパルプンテを唱えた場合は、詠唱者が最後尾に移動することが多い。
また、パーティメンバーは元からHPの高い順に並べていることが多いため、あまりダメージを受けていないときに「入れ替わった!」となっても何も変わっていないということが起こりうる。
DQ4以降ではこの効果は不採用になったが、代わりに【混乱時の特殊行動】で混乱したキャラが先頭に躍り出て隊列が変わるというものが登場している。
もう1つ本作限定の効果の「敵が去っていく」では、経験値は得られないがなぜかゴールドは得られる。
本作の公式ガイドブックで「バシルーラで吹っ飛ばした敵はゴールドだけ得られる」という誤った記述があるが、この効果と混同したのかもしれない。
敵全体のMPを0にする効果は本作が初出であるが、本作のみメッセージが「MPをうばった!」と出るためにマホトラの効果と誤解されることがある。
実際には詠唱者のMPは増えないし、奪うMPの量も現在MP全部となっていることからマホトラとは別物であることがわかる。
なお、MPが無限のモンスターについては0にはならず、「255ポイントうばった!」と表示されるだけでMPは無限のままである。
リメイクを除くと、ボス戦で限られた効果しか出なくなったのは今作からである。
ボス戦で使う者は少ないだろうが、FC版では特にボス戦における性能が低い。
具体的には無駄行動かベホマラーしか起こらないという有様。
回復呪文のない魔法使いがMP20でベホマラーを発動できれば悪くないが、半分以上は無駄行動。
したがってMPあたりの回復量の期待値はとても低く、博打で起死回生を狙うのは厳しい。

DQ4

【勇者】のみがLv39で習得する。消費MPは20。
このため、ただでさえギャンブル性の高すぎる呪文を【AI】が勝手に使うようなことは無い。
一方パルプンテといくつかの効果が重複する【ぎんのタロット】【ミネア】だけが使えるため、作戦によってはAIが使うこともある。
 
本作固有の効果はかなり多い。有名な笑う魔人は本作が初登場。
【メタル狩り】にも有用で、言うまでもなく、この呪文自体基本的には終盤なので対象は【はぐれメタル】【メタルキング】となる。
 
FC版の公式ガイドブック下巻では、幸運(いい効果)と不運(悪い効果)がランキングで定義付けられている。

順位幸運不運
1魔人を呼び出す恐ろしいものを呼ぶ
2会心の一撃連発敵にも全員ベホマ
32倍もうかる空しいやまびこ
4地震で敵が消滅全員MP0になる
5メタルスライム化大混乱

しかし以下の要素から、このパルプンテの効果のランキングにイマイチ納得できない読者も多かったことと思われる。

  • 宿屋への撤退を余儀なくさせるどころかリレミト&ルーラによる撤退もままならなくする「(敵)味方MP0」が悪い結果として4位どまり
  • 同じく「経験値とゴールドを得ることなく戦闘が終了する」という効果である「敵全員が砕け散る」や「白い竜が敵全員を連れ去る」を無視して【とてつもなく恐ろしい存在】ばかりが槍玉に挙げられて悪い結果1位に上がる
  • はぐれメタルやメタルキングをも容赦なくメタルスライムに変身させてメタル狩りを邪魔する効果がいい効果5位に上がる

特殊な事例として「恐ろしいうめき声が聞こえる」、「地震が起きる」いうものがあり、いずれも効果が2種類ずつある。
「恐ろしいうめき声が聞こえる」の効果は敵全員が1ターン休みか、味方全体が1ターン休みの2択。ボス戦では発動しない。
一方の「地震が起きる」の効果は

だいちに じわれが はしった!

とメッセージが出ると敵全体が地割れにのまれて即死(耐性無視)という強力な効果で、経験値とゴールドもちゃんと手に入る。

ゆれが はげしくて たっていられない!

とメッセージが出ると敵味方全体に守備力・耐性無視の固定ダメージを与える効果で、メタル系スライムなら即死させられる。
また、ダメージが敵側→味方側の順に計算されるのだが、与えたダメージで敵側が全滅すると味方側にダメージは発生しない。つまり、メタル系スライムが相手なら損害なしで確定で全滅させられる非常にお得な効果となる。
前者はボス戦では発動しないが、後者はボス戦でも発動する。また、効果の内容は全く同じというわけではないが、前者は【じわれ】として、後者は【じひびき】としていずれもDQ6の特技として採用されている。
 
今作で登場した「詠唱者(本作では勇者)にまばゆい光が降り注ぐ」という効果は、詠唱者が大ダメージを受け9割方死ぬという効果だが、死ななければ【光り輝く竜】に変身できる。この効果は次作にも引き継がれたが、光り輝く竜の行動パターンが削除されたため、【ドラゴラム】と同じく炎を吐くだけになった。
なお、「いつもの2倍儲かる(経験値とゴールドが2倍)」という効果は割と有名な部類だが、実は本作のみの効果。ぎんのタロットでも同じ効果が発生する。
これと類似の効果はDQ9以降で【EXPルーレット】【スーパールーレット】として特殊な発動条件を持つ【必殺技】【れんけい技】の一種となった。

DQ5

今作では失われた古代呪文となっており、【主人公】が青年時代後半に【ルラフェン】でのイベントにより【ベネット】から教えてもらう。
【仲間モンスター】ではミニデーモンがLv23、スライムベホマズンがLv17で習得。同じイベント習得呪文であるルーラと違い、こちらは主人公が教えてもらうより先に仲間モンスターが覚えることもできる(幸宮チノの4コマ漫画劇場の10巻でその様なネタがある)。
消費MPは20。
 
前作からさらに効果が更新され、本作が初登場、あるいは本作固有の効果がいくつも登場する。冒頭で解説されている流星や氷漬けなどの効果は本作が初登場。
特殊なものとしては「味方全体が2回行動になるや「つなみや落盤が起きる」といったものがあげられる。
本作では戦闘画面のモンスター配置が上段と下段に分かれているが、上段に表示される飛行系モンスターが相手のときはメタルスライム化の効果が出ない。
なお本作では同一ターンに複数人が唱えると、全員同じ効果が出る。また、SFC版ではドーピングアイテムの効果が2倍になる裏技が存在する。
 
敵側は【ムーンフェイス】【メタルキング】が使用する。
ムーンフェイスは【封印の洞窟】の危険モンスターとして有名。メタルキングも、最終決戦直前にMPをすっからかんにしてくることがあり迷惑極まりない。
 
SFC版ではボツ仕様として、この呪文の効果でモンスターをその場で仲間にできる効果がデータ内に仕込まれている。
ただし、通常仲間にする条件に加え、馬車に空きが有ること・【馬車のドアを閉める】を喰らっていないこと・仲間になる相手1体を残して他全てがいないことが条件。

○○は たたかうのを やめた。
どうやら なかまにしてほしいと いっているようだ。
(主人公)は ◯◯を
なかまに くわえた!
◯◯は ばしゃに とびのった。

ただ、上記の条件でも馬車に空きが無い場合は、仲間には加わらないが、発動自体はする。その場合は、その敵に対して【ニフラム】効果を耐性無視で与える。

しかし なかまがいっぱいなので
なかまにすることが できない。
○○は すごすごと かえっていった。

もし実装されていたら、プレイヤーのパルプンテ使用率は、考えられないぐらいに跳ね上がっていたことだろう。

DQ6

職業レベルでは【遊び人】の★8(マスター)で覚える。主人公以外が【勇者】を目指す場合は必ず覚えることとなる。
歴代シリーズで最も習得が簡単な部類になり、習得者を量産するのも割と容易い。
また、仲間モンスターではキングスライム(キングス)がLv20で習得、またランプのまおう(リメイク版には登場しない)は初期習得済。
消費MPは20。
本作以降は新たな効果は追加されていない。
 
敵側では【まおうのランプ】が使用する。
パルプンテ専門じゃなくなっただけ前作の2匹に比べると地味だが、その分厄介なモンスターになっているためさっさと倒すのが吉。

DQ7

現在のところ、ナンバリングタイトルで味方が呪文として覚えられる最後の作品。
【まじんブドゥ(職業)】の★5で習得。習得までの道のりが困難なため、誰も覚えずにクリアということも多いだろう。
消費MPは20。
【フリーズ】が頻発することで有名な本作では、この呪文を唱えただけでフリーズしたという報告がよく見られた。効果が効果だけにシャレにならない。
 
敵側では【デスクリーチャー】【デスゴーゴン】が使用。
それぞれラスダン、裏ダンに出現し、こいつら自身もそうだが、周りにも強敵が多いだけにヤバい。
しかもこいつらは、パルプンテ以外にもザキやザラキを習得してるため、放置するのは危険すぎる。マホトーンや攻撃呪文・特技で上手く処理したいところ。 
 
リメイク版では、敵側の使用者はいなくなっている。

DQ8〈没〉

内部データに残る【没呪文】。パルプンテ自体は戦闘中に使用しても効果はないが、パルプンテ行動なるものがある。

パルプンテ行動:【オールベホマ】対象者のHPを回復(敵味方は問わない)
パルプンテ行動:【砕け散る】対象者を死亡させる(敵味方は問わない)「(対象者)は くだけちった!」
パルプンテ行動:オールテンションMAXなぜか対象者が回復する「(対象者)は いきなり ハイテンションになった!」
パルプンテ行動:【大ラリホー】対象者を強制的に眠らせる(敵味方は問わない)
パルプンテ行動:MPが0になる戦闘中に使用しても効果はない「(対象者)の MPが なくなった!」
パルプンテ行動:山彦戦闘中に使用しても効果はない「そのこえは やがて おおきな なみとなり あたりいちめんに こだまする!」
パルプンテ行動:変な【チーム呼び】戦闘中に使用しても効果はない
パルプンテ行動:最初のターンに戻る戦闘中に使用しても効果はない
パルプンテ行動:【オールベホマ】【ザオリク】対象者を復活させるがすでに死んでいるものを対象にはできず生きている者に使っても死んでいないと表示される、HP回復効果はない
パルプンテ行動:【オールザオリク】上に同じ
パルプンテ行動:MP回復戦闘中に使用しても効果はない
パルプンテ行動:流星対象者を死亡させる(敵味方は問わない)「あたりいちめんに てんくうから りゅうせいが ふりそそいだ!」

 
これらはDQM1のパルプンテの内部データでの各効果名と似ている。

DQ10オフライン

【主人公】が使える【遊び人】【必殺技】。職業クエストNo.210【遊び人の肝試し】の報酬。
消費テンションは100。【スーパーハイテンション】限定であり、連発はできない。
 
笑顔でくじ引きの抽選箱に手を突っ込んでから中身を取り出すと、次の中からランダムで発生する。

  • 流星(敵全員の中から400~600ダメージを3回)
  • プレゼントボックス(敵全員に999~1999のダメージ)
  • 冷たい風(敵全員を【1ターン休み】(おびえ)にする)
  • 回復魔法陣(毎ターン味方全員のHPとMPを最大値の20%回復)
  • 何も起こらない

テンション消費が非常に重く連発できないが、その分デメリット効果はない。
おびえ耐性の影響を受け成功率が低い冷たい風はハズレだが、流星、プレゼントボックスはかなりダメージが高いので出ると嬉しい。
終盤になると補助次第で他の物理系の必殺技がより高いダメージを出せるようになるのであまり使う意味がなくなるが、デメリットはないのでそれまではSHTの最後にとりあえず使うのが良いだろう。

DQ10オンライン

当初からツボ錬金ランプ錬金で規格外の極端な効果がつく場合の名称になっている。
Ver.4.3から遊び人の必殺技として登場した。
ひっさつチャージ率がかなり高く、デメリット効果も無くなったため溜まったらとりあえず使っていって損はない性能。
詳細はこちらを参照。
他にセルフパロディとしてニャルプンテもある。

DQ11(3DS版)・DQ11S

自軍側は使えないが、【冒険の書の世界】のボスの一つ【サルマーン】が唱えてくる。
しかし「年老いていてパルプンテをうまく使えなかった」と表示されるだけの【無駄行動】であり、DQ5の世界にはそんな呪文が存在したという演出でしかない。

モンスターズシリーズ

DQM1・2

修得者と習得条件は以下。

DQM2では【モシャス】と同時に繰り出すと、【連携特技】【きょりゅうへんげ】(GB版)、【まおうへんげ】(PS版)が発動する。
また、内部データ上ではパルプンテの効果で発生するくろいきりに「フィルズゾーン」という名称が付けられている。
ほかの名称も「【だいラリホー】」や「【おそろしいものよび】」、「りゅうせい」などDQ8のパルプンテとよく似たネーミングである。

イルルカ

久しぶりに復活。
しかし派手なプラスの効果は少ない割にマイナスになりうる効果が多く、ロマン技として見ても扱いづらい。
初期の「デタラメな効果がいろいろと発生する」という要素はかなり減り、「他の呪文にも存在するため多くのプレイヤーにとって既知である効果」が多い。

ジョーカー3

モンスターマスター究極秘伝書にはこれの効果のみで勝つことを目的にしたパーティーが記載されている。
不確定要素が多いということでオススメパーティーには至らずに番外編の記載となっている。

不思議のダンジョンシリーズ

トルネコシリーズでは、【パルプンテの巻物】が登場している。
透明状態で落ちており、目薬草やシャドーの指輪が無いと読むことができない上に非常に見つけにくい。
1回使うと無くなってしまうことが考慮されているのか、使った時の効果はトルネコに有利なものばかり。
トルネコのステータスが上がったり手持ちのアイテムが強化されるとても嬉しい効果もある。詳細は同頁を参照。

トルネコ2

巻物以外にも魔法使いの習得呪文の1つとしてパルプンテの呪文自体が登場している。
効果は巻物を読んだ時と全く同じな上に、【メガザル】のように「唱えたら消滅する」という制限も無いため、使えるを通り越してバランスブレイカーの領域。
もちろんそう簡単に使えるわけではなく、覚える確率が非常に低い上に、消費HPも150とザラキーマと並び最多。
運良く習得できてもレベルを上げたりドーピングしたりしなければ唱えることもままならず、唱えられるようになっても消費したHPを回復する手段が豊富でなければ満足に唱えることができない。
ただし、回復手段の問題に関しては【回復の壺】が複数(できれば3個以上)あれば、アイテム強化の効果を引くことで無限ループが可能となり解消可能。
上手い具合に連発できる状態に持ち込めば、どんなダンジョンも簡単にクリアできる。
「消費は莫大だが、確実に良い効果をもたらす」という意味ではある意味「ハマン」「マハマン」へ先祖返りした効果と言える。
 
GBA版では消費HP200に上がっている。
200もあれば大抵クリアできるほど良い呪文が揃っているだろうから、ありがたみは薄い。

バトルロード2

久しぶりの再登場を果たす。今回は必殺技として登場する。肩書きは「究極不思議呪文」。
賢者の融合武器による呪文、【炎の戦士】の「炎のこぶし」、【ブリザードマン】の「氷のやいば」で発動する。
炎と氷と賢者の魔法が合わさって呪文が変化し、【メラゾーマ】【ベギラゴン】【マヒャド】【バギクロス】【ライデイン】【ドルモーア】のどれか1つを発動させる。
本編での扱いと比べると、悪い効果が無くなり、攻撃だけに特化したため使いやすくはなった。
しかし、不意を突ける分、確実性が無いので、弱点を突けず耐性のある呪文ばかり発動することも。
さらに、人型チーム以外に相性ボーナスも無い組み合わせなので、使われることは少ないだろう。

ウォーク

「星降りのパルプンテ」という名称の呪文が登場。
2021年11月26日実装の「星降りの霊杖」をレベル30以上に鍛えると修得。消費MPは37。
単体にデイン系の呪文特大ダメージを与え、追加で下記の8種類の「いいこと」がランダムで発生する。

効果解説発生頻度
なんだかがまん強くなった気がする!味方一人に斬撃・体技・呪文・ブレスダメージ軽減のうちの「いずれか」を付与
やさしい音色が響いた味方一人のHPを少し回復
遠くで何かが壊れる音がした!何も起こらない
精霊たちの加護がまわりを包む!味方一人に斬撃・体技・呪文・ブレスダメージ軽減を付与
精霊たちの加護がまわりを包む!味方一人に攻撃力か攻撃呪文の威力か回復とくぎの回復量を2段階上昇
ラッキーパンチが敵にさくれつ!ランダムな敵一体に777のダメージ
なんと山のように大きな魔神が現れた!ランダムな敵一体に9999のダメージ
なんとからだが銀色にかがやきだした!味方全員が1ターンの間メタルボディ化(後述)する

メタルボディ化は、斬撃・体技ダメージを全て1にし、全属性の呪文やブレス、状態異常を無効化するもの。
但し、痛恨の一撃はくらってしまうのと、ジバリアなどの継続ダメージや発生前にかかった毒などは対象外。

貴重なデイン系の単体呪文で、威力はギガデインを超える。デイン系に弱いメガモンスターや強敵などで役立つ。
「いいこと」はあくまでオマケ程度に見ておくべき効果ばかりだが、低確率で発生する2つの効果はものすごく強力。
悪い効果は発生しないので良心的なパルプンテといえる。

いたストシリーズ

チャンスカード

いたスト2以降のチャンスカードNo.47に「パルプンテをとなえた!」が登場。
いたスト2といたストGKでは誰かが所持している全ての露店~コンビニが1ランク上下する。
いたスト3では同じ番号だがパルプンテではなく「謎の魔法使いが不思議な呪文を唱えた」に変わっており、効果は仮設店舗が存在しないので、露店が商店になるか、商店が露店になるのみ。
いたストSP以降では紙の店がわらの店にランクアップするか、誰かが所持している全てのわらの店が紙の店にランクダウンする。
挿絵はいたスト3までは魔法使いが魔法を唱えている絵(いたストGKといたスト3は【バシルーラ】と微妙に異なっている)で、いたストSPがすごろく場の?マス、いたストポータブルはヘルバトラー、いたストDSではDQ8主人公がモンスターをおどかすシーン。

スフィア

いたストSPではスフィアの一種としても登場。以下のいずれかの効果が発動する。

  • プレイヤーのレベルが30になる
  • 自分が持っているお店価格が30%アップする
  • 全てのエリアの株を30株ずつもらえる
  • どこでもカードを9枚もらえる
  • 2000Gをもらえる
  • 集めたマークを全て失う
  • 自分の所持金を全て失う
  • プレイヤーのレベルが1になる
  • しかし何も起こらなかった

スマブラSP

【勇者(スマッシュブラザーズ)】の下必殺で出る技の一つ。
原作同様、何かが起こる。何が起こるかはわからないが、原作と違って何も起こらないということはなくパルプンテでしか見られない効果もない。
現在確認されている効果は以下の通り。

効果解説
スター状態一定時間無敵になる。
巨大化身体が倍以上のサイズになり、攻撃力と攻撃判定が非常に大きくなる。
当然当たり判定も巨大化してしまうことに注意。
ミニマム化巨大化の逆で、1/3以下の大きさになり攻撃判定も極小になる。
当たり判定は縮むので逃げには使えるが当たると痛い。戦術に組み込むのは現実的ではないか。
透明化透明になり姿が見えなくなる。
奇襲にはもってこいだが自分にも見えなくなるので自滅に注意が必要。
ランダム特技・呪文勇者の必殺技からランダムで何かが発動する。
その必殺技の発動に本来必要なMPは踏み倒せる。ただし【マダンテ】のみはすべて消費する
MP的には大体得になるが、どれが出るか分からないので戦略に組み込むのは困難
いきなり【メガンテ】が発動して自爆ということも。
スロウ行動速度が非常に遅くなる。
【花】頭にお花が咲き、一定時間ダメージを受け続ける。
レバガチャで解除までの時間を短縮可能。
【毒】毒状態になり、一定時間ダメージを受け続ける。
花に近いが、レバガチャは効かない。表情も苦し気。
【眠り】その場で寝る。レバガチャで解除までの時間を短縮できるが完全に無防備なので大ピンチ。
MPゼロ文字通りMPがカラッポになる。
非常に苦しい状態になる。
MP全快MPが全回復する(100になる)。
MPが切れてる時に出るとありがたい。

ただでさえランダム要素の強い勇者の必殺技の中でもとびっきりのバクチ技。
無敵や巨大化を引いたときのリターンは絶大だが、デメリットしかない効果も多くタイミング次第では敗北に直結することもあるのでリスクも大きい。
どうしてもひっくり返すのが厳しいような劣勢時にダメ元で使うあたりが主な用途になるか。必要MPはわずか4と非常に少ないので使いたくても使えないということにはまずならない。
余談ながら、さるスマブラ大会の勇者VS勇者の試合では、両者開幕パルプンテを発動し一方は巨大化、一方はスロウという極端な結果になり、さらに巨大化側が余裕をもって繰り出した攻撃がいきなり【会心の一撃】になるというあまりにもハチャメチャな一幕があった。

勇者ヨシヒコ

第二期『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』にてムラサキが使用。原作通り何が起こるか分からない呪文なのだが

  • フローナとゾーザーをラブラブの夫婦に変化(第8話)
  • サクーラの村に飛ばされ、再び呪文を唱えて元の場所に戻った(第9話)
  • メレブのレベルを20上げた。さらにデスタークの放った呪文を跳ね返し第1形態を撃破し、メレブを若干イケメンに変化させた(最終話)

と、ヨシヒコ達にとって都合の良い効果ばかり起こり、ストーリーの短縮に大きく貢献した。

その他

いただきストリート2

スラリンステージのホイミスライムエリア(いわゆる目玉エリア)の右側に「占いパルプンテ」という店舗名があり、しかもそこにピンポイントにダイブさせられるというチャンスカード(No.57「みぎめの うらないパルプンテへ いく!」)がある。
そこに高額店舗を構えたときに他プレイヤーが強制的に飛び込んでいく様は爽快の一言に尽きる。

桃太郎シリーズ

【さくまあきら】が手掛ける「桃太郎電鉄」シリーズではこの呪文のパロディである「ぱろぷんてカード」が登場。
作品によって効果は変わるが、呪文と同様に効果はランダムで、使ってみないと何が起きるかわからない。
プレイヤーに利益をもたらすこともあれば、被害を与えることもある。
 
「桃太郎活劇」では「ぱろぷんて」の術が登場し、竹取の村の仙人の庵で教えてもらえる。
アクションゲームということを加味してか自分に不利な効果は起きず、おおむねプラス効果を発揮する。
 
名前の由来は恐らくパルプンテとパロディだろう。

関連項目

【Dr.パルプンテ】