DQ5
DQ5における【イエティ】の仲間モンスター。
早い時期に仲間になり、高いHPと豊富な範囲攻撃・冷気攻撃で戦える中々優秀なモンスターである。
仲間になる確率
1匹目 | 2匹目 | 3匹目 |
---|---|---|
1/32 | 1/64 | 1/128 |
仲間になったときの名前
1匹目 | 2匹目 | 3匹目 | 4匹目 | |
---|---|---|---|---|
SFC版 | イエッタ | ホワイト | みほみほ | スノーマ |
PS2版 | るりるり | ユキタロ | ||
DS版 |
白いのでホワイト、雪男なのでスノーマ、雪太郎(?)なのでユキタロと分かりやすい名前が多い。
みほみほ、るりるりはスタッフの名前だろうか?
覚える呪文・特技
ステータス
Lv | 力 | 素早さ | 身の守り | 賢さ | 運のよさ | 最大HP | 最大MP | 経験値 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
初期 | 1 | 56 | 23 | 46 | 8 | 25 | 48 | 0 | 0 |
途中 | 15 | 65 | 46 | 65 | 40 | 64 | 180 | 0 | 29312 |
30 | 84 | 79 | 80 | 79 | 82 | 300 | 100 | 218239 | |
最大 | 40 | 90 | 95 | 90 | 90 | 90 | 350 | 150 | 617945 |
耐性
強度 | 属性 |
---|---|
無効 | ヒャド・吹雪 |
強耐性 | (なし) |
弱耐性 | バギ、ザキ・麻痺、ラリホー、メダパニ、マヌーサ、マホトーン、マホトラ |
無耐性 | メラ、ギラ・炎、イオ、デイン、ルカニ、メガンテ・体当たり、毒、休み |
解説
【ラインハット】周辺、【ラインハット地下洞窟】で仲間にできる。
加入率は1/32と【ドラゴンキッズ】などと比べれば低い部類に入るが、仲間にする価値は高い。
上述の通り、同時期の他の仲間に比べてHPがかなり高くなり、グループ・全体攻撃を得意とする。
早い時期に手に入る【モーニングスター】のグループ攻撃で長らく前衛を張っていける。
さらに、鈍重そうな見た目に反して素早さの伸びも悪くはなく、同時期の主人公と同等程度には伸びるので、敵に先攻されて無駄なダメージが蓄積するようなこともあまりない。
同じ装備グループで毛むくじゃら仲間の【ビックアイ】とは違い、すばやさは低くはなく主人公と同じ~若干早い数値をキープし続けるのが強み。
序盤加入モンスターの宿命として初期の賢さが低く、なまじ低レベルから多彩な特技を覚えるため、最初は思い通りに行動してくれないのがネック。
ただし、最初から覚えている【おたけび】は序盤から中盤は無耐性~弱耐性の敵が多く非常に有効で、【つめたいいき】や【あまいいき】も序盤なら悪手というわけではないので、そこまで苦にならない。
大抵の雑魚敵より早く動けるので、範囲攻撃はもちろんあまいいきやおたけびも生かしやすいのが非常にうれしい所。
上手くいけばおたけびで【ニセたいこう】をハメ殺すことすら可能。
ちなみにLv15でヒャダルコを習得してもMPが0のままだが、Lv16~20の間に1レベルあたり10というハイペースで上がっていくのでご安心を。
Lv21以降も1レベルあたり5というそれなりのペースで伸びるので、打撃も可能なキャラの中では最大MPは高い部類に入る。
逆にLv18(MP30)まではレベルごとのMP上限値の基準が厳しく、【ふしぎなきのみ】でMPを上げているとレベルアップでまともにMPが伸びなくなって木の実がほぼ完全に無駄になるので、中途レベルでのドーピングは厳禁。
力の伸びの悪さゆえに攻撃力不足が段々目立ってきたころに【こごえるふぶき】を習得するので、戦法を変えて使っていける。
仲間モンスター勧誘で粘るスタイルなら、仲間モンスターの多く、獲得経験値も多い【サラボナ】~【死の火山】あたりで習得が間に合う可能性もある(だいたい主人公のレベルが24~25の時期に相当)。
その場合は凍える吹雪を主力兵器として存分に活躍させられる。
また、順当に育てていれば【マヒャド】を生かせる数少ないキャラクターでもある。
魔界突入後はヒャド系に耐性を持つ敵ばかりになってしまうのだが、習得が遅すぎる【ネーレウス】は論外として通常プレイの範疇では【女の子】や【オークキング】も習得するのは魔界突入直前~突入後になってしまう。
しかし唯一こいつだけは、順当に使っていけば青年時代後半の中盤に習得が間に合うだろう。
【トロッコ洞窟】、【ボブルの塔】、【大神殿】、【封印の洞窟】あたりで大活躍させられる。
また、青年時代後半は【ほしふるうでわ】が手に入るのでこいつも装備させる候補に入ってくる。元がそこそこ早いので2倍になればほとんどの敵に安定して先攻できる(SFC版では成長抑制バグに注意)。
マヒャドに限らず範囲攻撃、あまいいき、おたけび、いずれも先手をとれる意義は大きいのでさらなる活躍が期待できる(無ければ先手を取れないというわけではないが安定はしない)。
特に【レッドイーター】、【ブルーイーター】コンビをおたけびで抑え込むには必須になってくる。
分厚い毛皮のおかげで冷気系の攻撃はまったく効かないが、序盤~中盤に強力な冷気系攻撃をしてくる敵は存在しないので、あまり生かせない。
逆に、その他の攻撃、特に炎系や補助系に対してはほぼ素通しなのでHPの高さへの過信は禁物。
耐性を高めたくても序盤~中盤でそんな装備はない。
中盤以降も使いたければ【フローラ】と結婚した場合に入手できる【みずのはごろも】を優先的に回してやろう。
リメイク版であれば、誰と結婚してもグランバニア手前で最低1着は手に入る。
装備可能な盾の中で最も守備力が高いのは【ほのおのたて】だが、これの耐性は対ヒャド・冷気系しかなく元々それらを無効化できるイエッタとの相性は悪い。
次点装備の【てつのたて】(炎・吹雪を4ポイント軽減)との守備力差は24ポイント、物理攻撃の実ダメージに直すと6ポイント差。
コストパフォーマンスを考えると僅かなりとも炎を軽減できる鉄の盾のままでもいいだろう。
せっかく【グリンガムのムチ】を装備できるのに力があまり上がらないので、終盤力不足になるのが非常に残念。
魔界突入後になると上述の吹雪系を含めて彼の特技が活躍する場面が激減し、攻撃力の低さが響いて流石に活躍は厳しくなってくるが、総合的にかなり優秀な仲間モンスターと言えるだろう。
ちょうどクリアレベル前後ぐらいで最大レベルに達するので、魔界モンスターたちが加入してくるタイミングぐらいが引退時だろう。
魔界は基本的に馬車がついてくるため、相手の耐性に合わせてピンポイントで戦闘に出す使い方も一応は可能。
また、加入時のレベルが1で貴重な吹雪完全耐性と高いHPを両立するモンスターであることから、低レベルクリアなどをやる際吹雪が危険な後半のボス戦ではかなりの戦力と化す。
具体的にいうと、SFC版ではローテーションが固定だった【イブール】を、加入直後のこいつ1匹でも装備が整っていれば確実に倒せるということが計算上わかっている。
ちなみにリメイク版で話すと人里では「フカフカ~」、敵の出るエリアでは「モフッモフッ!」と話す。
「うおーん」じゃないのか…。
DQM1(GB版)
【獣系】の♀の名前を付ける際に何も入力せず決定すると出て来る候補の1つ。
本作では♀のドラゴン系にランダムで名前をつけようとすると【ドランゴ】になることがある。ということはDQ5のイエッタは♀だったのだろうか?
トルネコ3
トルネコ3における仲間になったイエティのデフォルトネームもイエッタとなっている。
なぜかトルネコ3の仲間モンスターは、ゴーレムの【ゴレムス】・おどるほうせきの【ジュエル】・エリミネーターの【エミリー】のようにDQ5の名前と一致しているケースと、【ブラウニー】のブラーニ・【ドラゴンキッズ】のラキッズ・【メガザルロック】のガルロのようにDQ5の名前と異なるケースが両方見られる。
ちなみに、不思議のダンジョンシリーズのイエティは2倍速行動でHPが高い。DQ5時代の特徴を反映しているのかもしれない。