【マーリン】

Last-modified: 2020-08-04 (火) 23:11:39

概要

DQ3とDQ5に登場する、いずれも魔法使いキャラに付けられてる名前。
後者は人間ではないが…。
 
名前のルーツは、イギリスのアーサー王伝説に登場する偉大な魔術師マーリンと思われる。人間と夢魔のハーフであり、洗礼によって人間になったが、超人的な魔力は変わらず残ったとされる。

DQ3

FC版において、初期登録の【魔法使い】にこの名前が割り当てられる可能性がある。→【ルイーダの酒場に最初からいる人たち】

CDシアター

仲間の1人である女魔法使いマリスの祖父として登場。
原作ゲームで【まほうのたま】をくれる【レーベ】の村の【老人】と同一人物という設定になっている。
セリフは一言も喋らないことから、名前だけの存在である。

DQ5

仲間になった【まほうつかい】1匹目の名前。
典型的な魔法使い系ステータスを持ち、やたらと仲間になりやすいのが特徴。
 
……だが残念なことに、コチラでは完全に名前負けしている。

仲間になる確率

1匹目2匹目3匹目
1/21/64

仲間になったときの名前

1匹目2匹目3匹目4匹目
SFC版マーリンメルビーユキノフジュモン
PS2版
DS版

覚える呪文・特技

ステータス

Lv素早さ身の守り賢さ運のよさ最大HP最大MP経験値
初期4191521253040161867
最大991251801701001005115117234227

耐性

強度属性
無効(なし)
強耐性ヒャド・吹雪
弱耐性メラ、ギラ・炎、イオ、ラリホー
耐性無しバギ、デイン、ザキ・麻痺、メダパニ、マヌーサ、マホトーン、マホトラ、ルカニ、メガンテ・体当たり、毒、休み

解説

幼年期にも出現する敵だが、仲間にできるのは【ポートセルミ】【カボチ】周辺となる。
 
装備も能力も典型的な魔法使い型なので、後ろに配置しよう。
ちなみに、幼年時代から【たびびとのふく】【けがわのマント】を持ち越していなかった場合、【サラボナ】到着までは鎧が【ぬののふく】一択になる。
盾は【うろこのたて】、兜は【けがわのフード】という中々に悲惨なラインナップとなっている。
リメイク版では【オラクルベリー】【すごろく場】から毛皮のマントを入手できるため、加入直後の装備については多少改善された。
 
敵だったときは【ヒャド】使いだったくせに【ヒャド系】は全く使えない。【スクルト】も忘れている。
覚える攻撃呪文は真逆なメラ系とギラ系で、補助魔法はマホトーン、マホトラ、マホキテと、敵の時に使用する呪文とは全然違うものの、バリエーションはそこそこ。
しかし、魔法使いに期待される【メラゾーマ】【イオナズン】といった強力な呪文を習得できない点が大きく評価を下げている。
 
習得呪文がエラく適当な割には、ご丁寧にも力の低さは魔法使いのイメージに忠実である。
一方で賢さはレベル99でも100止まりと魔法使いキャラとしてもパラメータがチグハグで、魔法だけでなく数字まで適当に決めたんじゃないかという疑いが拭えない。
「賢さが低いから攻撃魔法もベギラゴン止まり」という狙った設定である可能性もあるが、誰得である。 
打撃と魔法の両面で戦える、所謂「魔法戦士」タイプの仲間でも、ベギラゴンと【マヒャド】で幅広く対応できる【アンクルホーン】、最強魔法メラゾーマを修得する【メッサーラ】といった連中がいるのに、魔法を専門にしているはずのこいつがベギラゴン止まりというのは情けなさすぎる……。
 
結局のところ、最速で育成すれば中盤にメラミの固定砲台として使える時期があるかどうかという程度の存在。
せめて敵のときに使えたスクルトや、魔法使いの定番としてボス戦で役立つバイキルトやルカナンなどを覚えてくれれば対【ようがんげんじん】などでピンポイントでも活躍できたのに残念。
また、魔法使いといえばどくばりを装備できるイメージが強いが、こいつはなぜかどくばりも装備出来ず、メタル狩り要員としても使えない。
【どくがのナイフ】は装備できるので、これのマヒ効果が前作同様にメタル系にも効いたなら良かったのだが……。
実は序盤、【まふうじのつえ】を入手するまでの時期にマホトーンを使えるのは実質的にこいつだけ(他の使い手はレベル的に未習得)、というアピールポイントがある。
ベギラマを連発する【デススパーク】やバギマを連発する【グレゴール】はマホトーン無耐性、他にも【ミステリドール】【ホースデビル】【おどるほうせき】などマホトーンで封じたくなる相手はそこそこいるのだが、すばやさが微妙で先攻で封じるのは難しく、さっさと蹴散らした方が早い場合がほとんどなのでそのためだけにスタメンに出す必要性は残念ながらない。
特にグレゴールは先にマホカンタされると逆に封じられて目も当てられない。いずれにせよ魔封じの杖が手に入れば呪文のマホトーンはほぼ用済みとなる。
 
大体は【ビアンカ】が加入してくる場面でモンスター爺さん送りとなる運命。これも嫁の下位互換となる運命の暗示か。
実はLv50辺りからHPも大きく伸び始め、【最大レベル】も99、身の守りもそこそこあり、ヒャド系に素で強耐性がある上、ギラ耐性の強力な防具を装備できるので、レベルを上げれば耐久力はなかなか高くなる。
だが、力は伸びず呪文もベギラゴンではあまりにも火力が足りなすぎる。この火力の低さにより、最後まで使い続けるのは非常に辛い。
 
生存率が高いのは長所だが、生き残ったところで出来る仕事がないのでは意味がない。
同じように使えない仲間の代表格とされる【メガザルロック】【サターンヘルム】(リメイクのみ)とは「耐久力は高いが長所はそれだけ」という共通点まで持つが、彼らは蘇生呪文を覚えるため生き残った後でも辛うじて仕事がある。
一方でマーリンは(ベギラゴン止まりとはいえ)彼らよりもまだマシな火力を持ってはいるが。
 
最大レベル99に対して呪文習得は28で打ち止め。最後にもう一化けさせてもよかったのでは……。
どうしても最後まで使いたい人は【やまびこのぼうし】を優先的に回してあげよう。
山彦ベギラゴンなら魔界でも対【キラーマシン】などで活躍できる。嫁の下位互換とか言わない。
山彦の帽子が削除されたリメイク版では……お察しください。残念ながら戦力としては論外である。
リメイク版で青年時代前半限定の一時的戦力を魔物のすみかから補充するならミステリドールなりドロヌーバなりを連れ帰った方がよっぽど使える。
 
【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】の9巻(96ページ)にて【夜麻みゆき】が「マーリンという名前だけを聞いて、【モンスターじいさん】がかわいい女の子だと勘違いする」というネタを描いた。
また、4コマクラブの16巻(93ページ)にて【あずき・まめお】が「【女の子】のおままごとの相手としてマーリンがおばあちゃん役を担当する」というネタを描いた。
名前の元ネタとなった人は男であるにも関わらず女の子として扱われていることが多い仲間だが、パパスにさえも女の子扱いされる名前をしているため、仕方がないのかもしれない。

小説版

小説版でも仲間モンスターの一人として登場する。
故事来歴に詳しく【ピエール】と共にパーティーの頭脳として活躍した。また、【グランバニア】襲撃時はリュカの戴冠式に着いて行き【デモンズタワー】では【ジュエル】【ロッキー】と共にグランバニアに残って不在だったため、殉職の多い青年期前半に仲間になった魔物で最後まで生き残った数少ないメンバー。王子、王女の教師役でもある。

CDシアター

CDシアターでは炎の呪文を操るまほうつかいマーリンとして登場。
声優は佐藤正治。同シアターでは【バラモス】も演じている。
 
ポートセルミあたりで主人公リュカ達一行を【ミステリドール】【モーザ】と共に襲うが、リュカの人柄にふれて仲間になった。リュカの事は殿づけで呼ぶ。
老体であり、年長者らしくスラりんやピエールたち魔物の保護者兼ブレーン的な存在だが、年寄り扱いされると怒る。
【フローラ】の美貌に赤面するリュカを見て「リュカ殿はまだ若いの」と微笑ましげにもしていた。
また、リュカが石化している間は彼の娘ポピーに魔法を教えていたこともあり、息子ティミー・ポピー兄妹からは「マーリン先生」と呼ばれている。
本人はポピーの魔法の才を「自分など問題にならない程の腕前」と免許皆伝を与えているが。
サンチョから「老師」とも呼ばれており、魔物の身ながらグランバニアの要職に就いたと思われる。

他の仲間モンスター同様Disc3で出番が減ってしまい、魔法を【マホカンタ】で跳ね返されたり【デモンズタワー】では留守番を任されたりと地味な役割も多かったが、リュカに襲いかかった【ゴンズ】を他の仲間モンスターと共に迎え撃ったり、【イブール】を相手に師弟によるベギラゴンとイオナズンの同時攻撃をかましたりなどの見せ場もあった。

余談

1匹目の名前「マーリン」のみならず、2匹目の名前が【メルビー】、3匹目の名前が【ユキノフ】と悉く同シリーズの他作品の登場人物と被っている。
4匹目に至っては【ジュモン】とかなりそのまんまな名前を付けられている。

DQM1(GB版)

【悪魔系】の♂の名前を付ける際に何も入力せず決定すると出て来る候補の1つ。