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【ひとしこのみ】

Last-modified: 2019-05-15 (水) 12:52:11




DQ5(SFC版) Edit

発売から約10年経ってから、私設のゲーム解析サイト「Index of /~s-endo/」のオーナーによる解析によって発見された伝説の裏技。
ただし、「ひとしこのみ」と名付けたのはそのサイトオーナーではなく、別のDQ攻略サイトの管理人である。
……しかしこの名前には、ある不思議な偶然が存在している(後述)。

発生条件 Edit

【主人公(DQ5)】に下記の順番で次のアイテムのみを持たせること。

  1. 【ひのきのぼう】
  2. 【とがったホネ】
  3. 【しあわせのぼうし】
  4. 【こんぼう】
  5. 【のこぎりがたな】
  6. 【みかわしのふく】

何も持っていない主人公に仲間が順番にアイテムを渡していくのでもいいし、主人公1人に全部背負わせてから1人でソートするのでも構わない。
なお、主人公にとってこれらのアイテムはひのきのぼう以外装備できないので、丸腰も同然の状態になる。
仮に装備できたにしても、本作以降は装備したものがアイテム欄の上にソートされる仕様があり、それに阻まれていたが。
 
必要なアイテムの中で一番入手が遅いのは【グランバニア】にあるしあわせのぼうし。
つまり、青年時代前半にグランバニアに到着した時点が、最速で裏技が実行できるタイミングである。
ただし、青年時代前半にはひのきのぼう・とがったホネの2つを取り扱うお店やドロップする敵が存在しないため、幼年時代終了時に所持していなかった場合は青年時代後半の「過去【サンタローズ】に飛ぶイベント」までお預けとなる。
最速タイミングで裏技を実行したいのであれば、攻略上まるで役に立たない邪魔アイテムを2つ持って幼年時代を過ごすことになってしまうが仕方がない。【預かり所】が解禁されるまで我慢しよう。

効果 Edit

上記の発生条件を満たした状態で戦闘すると以下の効果がある。

  • その戦闘で仲間になりうるモンスターは必ず起き上がる
  • 味方全員の単体通常攻撃がすべて必中・回避不能の会心の一撃になる

前者において勘違いしてはいけないのが、必ず仲間になるのはあくまでも「わずかでも成功確率がある場合」だけ。
「主人公が必要Lvを満たす・【大神殿】【エビルマウンテン】での戦闘およびイベント戦闘ではない・【モンスターじいさん】の預かり枠が満員でない・複数の候補がいたら最後に倒した相手が対象」という原則は何一つ変わっていない。
 
後者は【パルプンテ】の「力がみなぎる」と同じで、必中なので【幻惑】も効かず、回避不能なので相手の【回避率】も無視する、非常に強力なものとなっている。
また、必中&必ず会心はあくまでも単体対象普通の武器通常攻撃に限定される。

注意点 Edit

この裏技の効果が発揮されるのは上記の場合のみで、それ以外の確率には何の関係も無い。
状態異常の命中率や被弾率、アイテムドロップの確率もそのまま。
 
殆どの人にとって重要な戦力であろう主人公が実質的な丸腰状態になるので、使い方を間違えてこの裏技を過信しすぎると、逆にピンチになることさえある。
隊列管理は各場面できちんと行い、必要に応じて主人公を馬車に入れるなど、デメリットを乗り越えるために必要な対策は案外多い。
 
ひとしこのみに当てはまるアイテムは基本的にガラクタばかりだが、しあわせのぼうし・みかわしのふく辺りは比較的有用な装備。
主人公に有用な装備を献上したせいで装備可能者が戦力にならなくなってしまった……なんてことがないように、替えの装備を忘れないようにしたい。

原因 Edit

都合がよすぎる強力な効果である割に用途が限定されていること、発生条件があまりにも特殊なことから、恐らくデバッグのために意図的にこういうプログラムを仕込んでいたものが、いざ発売になっても消されずにそのまま残されていたものではないかと思われる。
こんなものを何故消さずに残したのだ、と言う疑問もあるだろうが、(他の消してない没データ等でもそうだが)容量が逼迫しているとかでもない限り、「消す事によってデータの配列が乱れバグが新たに発生する可能性」がある以上、消さないでも問題なさそうなデータは消さずに放っておく事が多々ある。
 
この裏技ももし早期に発見されていたならばどうだったか分からないが、実際発見されたのは10年以上経って、しかも通常のプレイではない方法でないと発見されなかった。
開発スタッフもその辺を見越して問題なしとして消さなかったのだろう。……もちろん、ただ単純に消し忘れたと言う可能性も否定できないが。

余談 Edit

この裏技の名前の由来は、前述のとおり

のきのぼう
がったホネ
あわせのぼうし
んぼう
こぎりがたな
かわしのふく

と、6つのアイテムの頭文字を並べたものなのだが、実はこの裏技の名前を冠する仲間モンスターが存在している。
【スライムベホマズン】の「ひとし」と【ミニデーモン】の「このみ」が該当する。
しかも、どちらも4匹目の名前且つSFC版DQ5でのみ使われている名前である。この一致は偶然なのだろうか?
 
スタッフロールでは、プログラマーのHITOSHI OHORI(大堀仁司)という名前が確認できる。
他にHITOSHIという名前の人物は確認できないため、彼が「ひとし」の由来と考えて良いだろう。
ただ、KONOMIという名前はスタッフロールでは確認できない。
このスタッフの「好み」で入れた効果という意味か、はたまた好きな芸能人の名前が「このみ」なのだろうか?
ちなみに大堀仁司氏は当時【チュンソフト】でプログラマーとして活躍しており、チュンソフト退職後はさまざまな会社でプログラマーやサウンドプログラマーとして活躍している。スクウェアに在籍していたこともあり(キングダムハーツのサウンドプログラムなど)、【エニックス】と合併し【スクウェア・エニックス】が誕生した時にも所属していた模様。また、サックスやオーボエ奏者としても活躍している。