【こうどう おそい】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:05:37

概要

モンスターズジョーカーシリーズ及びテリワン3Dに登場する特性の一つ。
素早さに関係なく、行動順がラウンドの最後になる。
必ずラウンドの最初に行動するようになる【こうどう はやい】とは真逆の位置にある特性。
 
素早く行動できないと言うことでマイナス特性かと思いきや、実はそうではない。
ターンの最後に体勢を立て直す為の行動をとらせ、次のターンに備えることなどに活用できる。
いわゆる「遅い回復役」には最適の特性で、耐久力と不利な状態変化への耐性を底上げすることで真価を発揮する。
本編シリーズにおける、【まじんのよろい】装備者に回復をさせる方法と似た戦略を取ることができるようになる。
最後に行動することで逆にメリットになる例も多数存在する為、特性区分でもデメリット特性としては扱われていない。
 
ただし、自分が【しっぷうづき】【すてみ】などを使ったり、【リバース】【シャッフル】などの効果を受けていたり、
【アンカーナックル】などを使おうとしているモンスターが他に居る場合は最後にはならない。

ジョーカー1

特性保有者は以下の2種族。
【ギガンテス】【あんこくのまじん】
この特性を持つモンスターが2体以上いた場合は、素早さの順に行動する。
 
素早さの実数値は変化しないが、
この特性を持つ上記のモンスターはどちらも素早さの限界値が低いため仮に特性なしでも行動は遅れがち。
そのため、この特性がマイナスに働くということはあまりない。

ジョーカー2

特性保有者は以下の8種族。
【フーセンドラゴン】【ブオーン】【ギガンテス】【ゆうしゃスラリンガル】
【おにこんぼう】【スライムマデュラ】【あんこくの魔神】【ヘルクラウド】
 
今作からは、特性を持つモンスターが2体以上いた場合は、ランダムで行動順が決まるようになった。

ジョーカー2プロ

特性保有者は以下の13種族。
【ズッキーニャ】【フーセンドラゴン】【あばれこまいぬ】【ブオーン】【デンタザウルス】【ギガンテス】【ヘルクラウド】
【勇車スラリンガル】【スライムジェネラル】【おにこんぼう】【スライムマデュラ】【暗黒の魔神】【ギガデーモン】

テリワン3D

特性保有者は以下の19種族。
【ズッキーニャ】【ドロル】【フーセンドラゴン】【あばれこまいぬ】【プオーン】【デンタザウルス】【ドラゴンヘビー】
【ギガンテス】【ブオーン】【ヘルクラウド】【勇車スラリンガル】【おにこんぼう】【暗黒の魔神】【スラ・ブラスター】【ギガデーモン】
+50以上の【マンイーター】【スライムジェネラル】【スライムマデュラ】【オセアーノン】
 
今作では従来の仕様の他に、マインド、マヒ、眠り、混乱、毒系への耐性が2段階上がるというメリットが付くようになった。
そのため、この特性を持っているモンスターは必然的に不利な状態変化に強くなっている。
特性の性質上、所持するモンスターは耐久力と状態変化への耐性が高い方が都合が良いため、
非常にありがたい仕様変更となった。
【究極配合】【全ガード+】を付ければ、
大抵の不利な状態変化を無効化できるようになる。
また、今作では攻撃同士が繋がって強化される「連携」のシステムがあり、
これは味方同士の行動順が連続している状況で発生する可能性がある為、
パーティ全員をこうどうおそい持ちで埋めてしまえば発生確率を上げられる。
 
ただし、【こうどう はやい】とは異なり究極配合でこの特性を追加することはできないので、
この特性が使えるのは必然的に素で特性を持っている上記のモンスターに限定される。
その為、パーティにこの特性を持ったモンスターが居ると、
確実に回復や補助担当であろうと警戒され、真っ先に狙われる可能性がある。
他のモンスターに【みがわり】を使わせるなどして、
この特性を持ったモンスターを守るようにするといいだろう。
また、究極配合で「こうどう はやい」を選択する事でこの特性は消せるが、
その場合はこの特性に備わっている耐性が上昇する効果も当然ながら消えてしまう。
故に「こうどう おそい」が「こうどう はやい」で相殺されてしまう形になるので、
逆にこの特性を持っている上記のモンスターに「こうどう はやい」を付与する事はできない点に注意。
【スラ・ブラスター】などのモンスターは、自身が持っている素の耐性でマインド、マヒ、眠り、混乱、毒を無効にしているので、行動を遅くする必要がないのであれば究極配合で「こうどうはやい」を選択し、
この特性を消してしまっても良いが、
そもそも素早さが240しかないので大抵は全ガード+か行動回数アップが選ばれる。

イルルカ

【新生配合】の仕様により、全てのモンスターに後天的に付ける事が可能になっている。
元々【こうどう はやい】を持ったモンスターに対して、これと交換して相手を攪乱させる事もできる。
打たれ強いモンスターに付けて遅い回復役に徹するか、【亡者の執念】と組み合わせて猛威を振るうのがいいだろう。
耐性が上がる点は前作と同様。
「不利な特性のつきやすさ」は-2と軽いため気軽に新生で付与でき(同じく耐性の上がる【全ガード+】は+2)、
持たせる特性に迷ったらとりあえずこれで安定性を補強する、というのも悪い選択肢ではない。
 
ちなみに【スモールボディ】のモンスターにこれを付けると、行動順はこれの方が優先されるので注意。
耐性だけ上げてスモールボディの効果で素早く行動するという、そんな虫の良い話はないのである。
ただし、行動遅い+スモールボディは霧がどの状態であっても行動遅い+他のボディのモンスターに先制できるため、
【リバパ】対策として使えないことも無い。
ちなみにテリワンSPでも両立するモンスターが出てきたが案の定これの方が優先されて先手がとれないのであった。
スモボが強いイルルカSPではリバパ最強キャラに君臨した…かも。

ジョーカー3・3プロ

【超生配合】によって、固定でこうどう〇〇系の特性を持つモンスター以外なら自由に付けられる。
【バラモスゾンビ】など素早さが底辺クラスのモンスターならデメリットはほとんどないので、状態異常耐性の穴を埋めるのに最適である。
 
ちなみに、合体特性が【究極こうどう はやい】のモンスターにこれをつけて合体した場合は、究極こうどう はやいが優先される。
これは固定特性が【超こうどう はやい】ではなく【不屈の闘志】である【WORLD】のみ可能。