【写真】

Last-modified: 2024-02-27 (火) 09:54:34

概要

風景を焼き付けて画像として残したもの。
ゲームではプレイ中の画面の撮影機能を指し、DQシリーズではDQ10オンラインで初めて搭載された。システムとしてはDQ10オンラインのほかに3DS版DQ8とDQ11Sにも登場している。
 
システムがある作品では特に説明することなくいきなり「写真」という単語が出てくる(現実世界で写真が登場したのは19世紀から)が、フィルムや現像についての言及はない。
ちなみにDQ10オンラインの「写真を撮る」という【しぐさ】で現れるカメラはシルバーボディの一眼レフっぽいフォルムをしている。
 
またPlayStation 4以降やNintendo Switchではハードウェア搭載の機能としていつでもスクリーンショットを撮れるが、エンディングなど撮影禁止に設定されたシーンは撮影できない。
いずれの場合も撮影した画像にはクレジットが自動的に追加される。
ニンテンドー3DSではHOMEボタンを押してMiiverse(現在はサービス終了)を起動し写真を投稿することでスクリーンショットを撮れたが、写真が投稿できないよう設定されているソフトも一部存在した(DQ11など)。こちらはクレジットは追加されない。
 
ゲーム世界内に登場する写真は、リメイク版DQ4でサントハイム城【教会】【本棚】に「【アリーナ】のブロマイド」があるほか、DQトレジャーズのお宝に【あやしい紳士のブロマイド】などがある。

DQ8(3DS版)

ゲーム中STARTかSELECTを押すと、戦闘中やデモシーン中などを除き、カメラモードに切り替わる。カメラモード中は時が止まり、【NPC】や敵シンボルが動かなくなる上、昼夜の移り変わりもなくなるので、写真を撮る以外に【ポーズ】(一時停止)機能としても利用可能。
そして自由に視点変更したり、先頭のキャラに好きなポーズを取らせたり、パーティメンバーとの2ショットが出来る。Bボタンで主人公たちの姿を消すことも可能。特定のキャラの組み合わせによる「スペシャルポーズ」も存在する。
この状態でAボタンを押すとパシャリというシャッターを切る音と共に、その画面を写真として切り取って「思い出アルバム」に保存することができる。
 
1つの【冒険の書】内で「思い出アルバム」に保存できるのは100枚までで、それ以上撮影するとロックされていない古いものから順にアルバムから削除されていく。
アルバム内がロックされた写真だけになると新しく写真を撮っても保存ができなくなるので、依頼を全部達成するためにはフォートに見せ終わったクエストの写真の内の数十枚は手動でロックを解除する必要がある。
ただし、ゲーム内のアルバムから削除しても、3DS本体のSDカードには残されている。また、撮影を行った後セーブをせずにゲームを終わらせた場合、思い出アルバムには残らないがSDカードには残っている。SDカードからも消したい場合は3DSに標準搭載されている「ニンテンドー3DSカメラ」アプリを使おう。
写真クエスト用に予め別データで写真を撮っていても、対象になる写真はセーブデータ別に管理されているため無駄足になる。
 
この機能では、PS2版の頃から評価の高かった絶景ポイントを撮影できるだけにとどまらず、装飾を付けて加工したり、【写真クエスト】をこなしたり、ネタ写真を作ったりすることもできる。
また、自前の写真は【ポストカード】として【すれちがい通信】で交換し、互いに評価を下すことができる。
本作をエンジョイする上で欠くことの出来ない新システムといえるだろう。
 
ちなみにネタ写真に関して、公式もある程度予想していたようで、ボス戦の直前など一部のシーンではポーズの変更や2ショットが出来ないほか、【フォート】に「やりすぎ写真はとらないように」と釘を刺される。おふざけもほどほどにしておこう。

DQ10オフライン

オンラインと異なり、ゲーム中のシステムとしての写真機能は実装されていない(ゲーム機側の機能を使っての撮影はできる)。
ただし、作中描写上カメラと写真自体は【アストルティア】に存在しており、【遊び人】クエストで【遊びクラブ】のNPCや主人公が撮影する場面があるほか、Ver.2の一部クエストでは写真機能を使う部分を簡略化させている。

DQ10オンライン

上記3DS版DQ8の元となったシステム。
DQ8と違い戦闘中の撮影も可能。
詳しくは【思い出アルバム】を参照。
 
なお実際にカメラが存在して普及しているらしく、【写真クエスト】を依頼されたり、カメラで撮影する【しぐさ】があったりする。

DQ11S

3Dモードの移動中に上ボタンを押すと「フォトモード」となる。便利メニューからも利用可能。
バトルメンバー全員の姿が表示され、ボタンでキャラの配置や向きを変えたり、怒る・泣く・踊るなどのポーズをさせることができる。キャラごとに表示・非表示を切り替えることも可能。
この状態で決定ボタンを押せば、本体のスクリーンショット機能と同様に本体ストレージに写真が保存される(間違えてカメラボタンを押すと、操作説明のテロップまで保存されてしまうので注意)。
なおポーズの種類は3DS版DQ8と比べると少なく、写真クエストや写真をゲーム内から閲覧する機能も無い。
【キャンプ】中に使用した場合は、仲間たちにはキャンプでの待機状態が優先され、キャラ配置・設定・ポーズは主人公にのみ適用される。
ポーズは以下の通り。

ポーズ内容
ホイミなポーズ1手を振る
ホイミなポーズ2片手をあげて挨拶(※シルビアのみ両手)
ホイミなポーズ3拍手
ホイミなポーズ4【さそうおどり】を受けた時のダンス
メラなポーズ1サムズアップ
メラなポーズ2挑発
メラなポーズ3ガッツポーズ
メラなポーズ4怒る
ヒャドなポーズ1泣く
ヒャドなポーズ2指を差す
ヒャドなポーズ3驚き戸惑う
パルプンテなポーズ全員がバラバラなポーズを取る
たまに移動中の待機ポーズになる
何のポーズも取らないことがある

 
戦闘中はフォトモード未対応の為、本体の機能を使っての撮影となる。メニューを非表示にする機能もあるので、メニュー表示なしのバトル写真を撮りたい場合に活用したい。
 
【NPC】(戦闘に参加しないものも含む)が同行している間はNPCも撮影できる。
しかしポーズは一種類しか設定されていない(例えば、【希望の旅芸人】で同行する【アリス】は両腕を上げたマッスルポーズ、【ナカマ】たちは踊り、【カミュと不思議な相棒】で同行する【ホミリン】は体を跳ね上げるように揺する)。
パーティに加入する仲間キャラたちも、正式加入前などNPC状態のときはポーズが一種類に固定される。
また例外として、記憶喪失中の【カミュ】は加入状態でも反応せず、それどころか固定ポーズすらなくうつむいた表情のままである。

イルルカ

こちらでも実装され、SELECT(またはSTART)ボタンとRボタンで撮影できる。
ネタ写真要素は少ないため、貴重な転生モンスターに出会った瞬間などを記念写真にしよう。

蒼天のソウラ

1巻で【オーガ】のサーニャとミラナ姉妹がジャーナリストの父、エドガーのカメラのお下がりを使って写真を撮っていた。
そのカメラはアズリアに贈られて、以降、カメラと写真は単行本のおまけページを彩っていくこととなる。
17巻でエドガーは弟子である「戦場カメラマン ハルー」と共に再登場。
写真がアストルティアの民にとって馴染み深いことを象徴する読者投稿キャラクターであった。