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【種泥棒】

Last-modified: 2019-09-18 (水) 22:48:02

概要 Edit

永久離脱してしまう仲間に種や木の実などによる【ドーピング】を行ってしまった時に使われる表現。
永久離脱する仲間は別れ際に装備や道具は返してくれるものの、食べた種は返らない。だから【泥棒】扱いされてこんなことになった。
 
DQではどこかで永久離脱するキャラは基本的に【プレイヤーキャラクター】ではなく、そもそも種が使えないことが多く、仮に使える人でもストーリーの流れを見れば大体離脱することが分かることが多い。そういったキャラに種を使って泥棒呼ばわりするのは、自身の責任でやったことである以上筋が通っておらず、八つ当たり以外の何物でもない。
しかし、ごく一部にそうではないキャラクターがおり、うっかり使ってしまうと後ですべて無駄になる。
 
特に種泥棒と呼ばれることの多いDQ7の【キーファ】を始め、各作品で永久離脱するキャラクターについて解説していく。
ただし、DQ5以前のように、【上限値】の関係上どの種もそもそも一過性の効果でしかないような作品では、種を多少無駄にしても実害は低く、離脱キャラが種泥棒などと呼ばれることはほぼない。
また、DQ3やDQ9の仲間キャラ、DQ5やDQ6、モンスターズシリーズの仲間モンスターはプレイヤーが種を与えた上で任意に永久離脱させることが可能だが、これは当然自己責任なので種泥棒とは呼ばれない。
 
余談だが、種泥棒とは直接は関係ないものの、SFC版DQ6で無計画に仲間モンスターを解雇していると時に恐ろしい【ハマり】を引き起こすことも……。
種泥棒はされてもドロップアイテム狩りをやり込めばリカバリ可能だが、こちらのハマりはどうしようもない。
詳しくは【お楽しみダンジョン】を参照。

DQ3(FC版) Edit

ストーリー中絶対立ち寄る必要のある【商人の町】【商人】が1人離脱してしまう。
リメイク版では戻ってくるようになったが、FC版では永久離脱となってしまう。容量不足に悩まされた本作の苦渋。
 
もっとも、村の【老人】から「旅に二度と復帰できない」という意味の警告がある上、きっちり言い切られている。そして「レベルは低くてもいい」という説明もあることから、普通のプレイヤーは既存の仲間を外さずこれ用の新入りを放り込む。
そのため種を使わないことが普通であり、逆に使う方が不自然である。
ただし、このとき強制セーブされることは事前に情報が無いため、どうせリセットしようと思ってやりたい放題テストプレイしていた時に必要な商人を渡してしまうと、後悔することになる。もっとも、この場合は種泥棒どころの問題では済まないが。

DQ5 Edit

【ビアンカ】(幼年時代)、【ベビーパンサー】【ヘンリー】の3名がいずれもイベントによって永久離脱する。
 
ビアンカとベビーパンサーは後に大人になって復帰するが、データ上のキャラクターとしては別物でステータスの引継ぎは行われないため、結果的に子供時代に使用した種は無駄になってしまう。
ヘンリーはそもそもの目的が【ラインハット】の復興なので、後述の王子様と比べれば察する可能性は高い。
ただし【公式ガイドブック】で他の仲間同様に扱われていることから、永久離脱だと見抜けないプレイヤーがいる可能性はあるか。
ちなみに青年時代前半のビアンカもイベント次第で永久離脱してしまうので、【フローラ】を選ぶかもしれない人はビアンカに種を使わないようにしよう。
 
というより、先述の通り本作では上限値の関係で序盤に与えた種はほぼ無駄になると考えて差し支えない。
例えば、幼年期のアルカパで【まもりのたね】が手に入るが、これをいきなりLv1のビアンカに与えると平均的なレヌール城クリアレベルであるLv8になるころには上昇値の半分ぐらいは無駄になっている。
これは絶対に離脱しない主人公に与えても同じ。

DQ7 Edit

上述の通りキーファが永久離脱する。単に種泥棒とあれば大抵こいつだと思っておけば正解。
 
パッケージに書かれていることから、最後までついて来てくれる雰囲気を醸し出しており、しかもパーティ中トップの【HP】【ちから】を持つため、強敵との戦いで非常に頼りになってくれる。
その活躍を後押ししようと、多くのプレイヤーが種などのドーピング系アイテムを与え続けた。
 
だが、ストーリーのまだ序盤で、それもあまりにも個人的な理由で、突然パーティから抜けてしまう。
上記の数々の要素を考えたプレイヤーの多くが、こう信じていた。
 
「これは一時離脱だ、きっと帰ってくる」
 
だがその後、彼の子孫である【アイラ】の登場により、プレイヤーの心に一つの暗雲がたちこめる。
このエピソードによって、彼は二度とパーティに復帰しない、すなわち永久離脱したことを悟り、愕然とする。
そして冷静に振り返り、今までつぎ込んだ希少な種アイテムを無駄にしたことに気づく。
我に返ったプレイヤーからは、彼に対し「種を返せ!」という怨嗟の声が頻発するのだった。
 
ちなみに「キーファに使用した種の上昇分がアイラに引き継がれている」という噂は単なるデマ。PS版も3DS版も実際はいくらキーファに種を使用してもアイラの能力値に変化はない(むしろドーピングが遺伝している方が不自然)。
逆に言えばこのようなデマがまことしやかに流布されるほどキーファへの印象が強いということであり、今でもキーファに対してこの蔑称を使う人は多いようだ。
 
2013年には3DS版が発売されたが、「種泥棒」の名称があまりにも有名になりすぎたせいか、PS版の時のようにキーファに種をつぎ込むプレイヤーは減った。
しかしコミュニティによっては、離脱の事情を本当に知らない新規プレイヤーの「DQ7始めました!アドバイスお願いします!」みたいな投稿には「キーファ強いから種どんどん使うといいよ!」と返すのが1つの様式美となりつつある。
本気でアドバイスを求めていた人にとってはたまったものではない。騙されたことを悟った時にはもう遅い。こうして犠牲者は再生産されていくのであった……。
 
とはいえ「キーファには種を使わない方がいい」ときっちり教えてしまうのも問題がある。
その「使わない方がいい理由」を聞かれると、「察せ」とか切り捨てない限りどう足掻いても「パーティからいなくなる」というストーリーのネタバレを避けられず、どのみち初心者のためにならない答えしか返せないのだ。
一応キーファを強くするのは「彼の離脱までの間に限定するなら」有効な攻略法ではあるので、そう考えると重大なネタバレをするよりはまだ「キーファに種を使うといい」と言った方がマシ……という見方もある。
 
もっともネタバレを避けるにしても、終盤では主人公が一番強くなるから主人公に種を使った方がいい等、要は「キーファに種を使わない方がいい」ではなく「他のキャラクターに種を使いたくなるように」誘導すれば良いわけであり、何より種の使い方といったピンポイントな質問をされない限り種の話題について触れなければ済む話である。
3DS版ではすれ違い石版で特定のモンスターを盗賊4人で狩れば種も腐るほど手に入るので、それほど勿体ないと思うこともないだろう。
 
とはいえこういったことはクリア済のプレイヤーだからこそ言える話。
現在ではネタとして有名になっているとはいえ、何も知らない新規プレイヤーが「キーファ強いから優先的に種使った方がいいな」と判断し、離脱時に哀しみを背負う可能性はやはり存在する。もし種泥棒されてorzしてるDQ7初心者を見かけたら、効率の良い種狩り手段を教えるなどしてフォローしてあげよう。
 
最近ではこれに加えて、騙されたり、ちゃんと検証していないプレイヤーの「でも、キーファに使った種の上昇分ってアイラに引き継がれているんでしょ?」という投稿には「それガセだよ」と指摘を入れるというのも様式美になりつつある。コミュニティの交流が正確な情報を伝えているとは限らないので、情報はちゃんと自分で調べましょう。
 
この「キーファ=種泥棒」ネタがあまりに定着してしまったせいか、後年になって特番の【ドラゴンクエスト30th そして新たな伝説へ】でもちゃっかり取り上げられた他、DQRでは「倒された時、使ったアイテムが手札に戻る≒種が戻ってくるカード」として登場するなど、公式でもイジられる有様となっている。

DQ11 Edit

【始祖の森】に入れるようになるタイミング」~「過ぎ去りし時を求めるまで」のかなり長い期間中に主人公以外のキャラに対して種を使うとレベルやステータス、スキル習得状況などが全て「始祖の森に入れるようになるタイミング」まで一時的に巻き戻される。
ただ、【イゴルタプ】による力の覚醒時にドーピング分の増加が戻って来るので最終的には問題は生じない。
 
ちなみに、シナリオ上一度死亡する【ベロニカ】に対して死亡前に使っていても、どこぞのキーファと違って無駄にはならないので安心しよう。