パーティメンバー:DQ7
概要
【ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち】の女の仲間キャラクター。
英語版での名前はPS版がAira、3DS版がAishe。また、読みが「アイラ」である"Isla"はヒーローズの【ジュリエッタ】に使われている。
ライバルズでの声優は今井麻美。
これまでナンバリング作品のプレイヤーキャラクターは何かしらの関連作品にも出演しているが、アイラはDQ7発売から15年ほどの間、長らくバトルロードビクトリーのとどめの一撃【宿王誕生】で一瞬登場する以外に出番が無いという影の薄いキャラであった。課金制スマホゲーム全盛の時代になった現在では、ライバルズ第8弾カードパックでの出演をはじめ登場機会が増えつつある。
ちなみにgoogleで画像検索するときは単に「アイラ」で探すと他作品の画像が多く出てくるが、2024年現在はDQ7のアイラが占める率もやや高まってきている。
また、DQ8の【ゲルダ】は、彼女と服のデザインがほぼ同じである。
「胸当てが茶色い方がアイラ・赤い方がゲルダ」と覚えるといいかもしれない。
DQ7
【マリベル】に続く、女性パーティメンバー2人目。
【現代の世界】の【ユバールの民】出身で、一族の中でも特別な地位を持つ【ユバールの踊り手】の10代目。
また同時に先祖にはユバールの守り手の血も受け継いでいる凄腕の剣士でもあり、そして過去の世界で別れたあの【キーファ】の子孫でもある。
両親はすでに他界しており、主人公たちと出会う休息地の西の岸壁に墓が建てられている。
ユバールの大ばばを「おばあさま」と呼ぶが、旅立ちの際にアイラを「本当のマゴのように思っている」と告げているため直接的な血のつながりはないものと思われる。族長の事は一貫して「族長様」と呼ぶうえ、向こうもずっと「アイラ」と呼ぶのでおそらくこちらも血縁は無い。むろん「一族」という広い意味でのルーツで連なっている可能性は十分あり得るが。
金髪だったキーファと違って黒髪(長さはセミロング)だが、彼に似た精悍な目つきや、アマゾネスのボトムのようなものを装備した露出度の高さは、どこかDQ3の女戦士を感じさせる。
髪の色に関しては同じく先祖である【ダーツ】や【ライラ】からの遺伝だろうか。
ユバールの踊り手10代目に選ばれる才能を持つだけあってかっこよさが高いが、踊り手としてはそれだけ。
それ以外の部分は「剣術の方が得意で興味がある」と言う通り戦士や勇者に近いタイプのステータスをしており、MPは低いがHPが高く、それ以外も平均的に伸びる。
また、戦士に近いスタイルに加えキーファの血筋の影響もあるからか、女性でありながらほとんどの重装備を使いこなせる。
当然ながら女性特有のドレス系やセクハラ装備も使えるため、ナンバリング作品中でも特に珍しいくらい多種多様な装備を身に着けることができるキャラクターでもある。
来歴
マリベル離脱直後に現代の【ユバール族の休息地】で主人公と初めて出会い、【西の岸壁】や休息地でのイベントをクリアすると仲間になる。
出会ったばかり、しかもお互い自己紹介をするよりも先に「一族の使命のための【大地のトゥーラ】の弾き手を探す」という名目でかなり強引な形で主人公たちの仲間になり、族長からは「子どもの時から、こうと言い出したら聞かんのだから…」「その性格はいったい誰に似たのやら…」と、登場早々からキーファと似たいささか押しの強い性格が見受けられる。
ただ西の岸壁でのイベントや【仲間会話】からは意外なほど常識人であることがわかり、【クリスタルパレス】でのガボの危なっかしい発言と照らし合わせるとその辺がよくわかるだろう。
踊り手としての才能もあって踊ること自体は好きであり一族の使命も重々理解しているが、実は主人公と出会う以前から「自由に旅をして世界を見て回りたい」「踊りだけでなく剣術も磨きたい」という思いは強かったようだ。
ただ、前者はユバール族の使命に反し、後者はアイラが剣を持ち歩いているだけで族長が嫌な顔をするようで、自らに課された宿命と本当に自身がやりたい事との違いに葛藤があったようだ。
また、アイラが伝説の弾き手を探すのは一族の使命だけではなく「自身が本気で踊れるような、心を込めて踊れるような演奏者が欲しい」という理由もある。
初めて会った際には一族でも演奏が上手い族長がトゥーラ弾きを担当していたのだが、それでもアイラが納得がいく踊りができなかったため大事な儀式を中断させるほど。
復活の儀式では、【ヨハン】の演奏のもと【清きころも】を身にまとい踊る色々な意味で有名なムービーが流れる。
なお、加入時点で「ご先祖様に、どこかの国の王子様がいる」と言ってるのだが、キーファとの関連を直接言及されることは少ない。
ガボからは、ユバール族の休息地でアイラの性格の話を聞いて「やっぱり誰かを思い出すよな?」と感づいているようだが。
またキーファとはかなり世代の差があるハズだが、祖先の血が騒ぐのか、【グランエスタード】城では「なつかしさを感じる」などの発言をし、【バーンズ王】やキーファの妹【リーサ】にもかなり好かれ、いつでも遊びに来てくれと大歓迎される。
この頃のリーサは未だにキーファとの別れのショックを引きずったままで精神的に病んでいたが、アイラのおかげで気持ちが楽になったと語っている。
そういうこともあって、神の復活後は族長に「お前にはもう帰るところがあるだろう」とエスタード島へ(同行してたヨハン共々)強制的に送り飛ばされ、バーンズ王に今後どう過ごすかを聞かれ返答に困っていると「リーサ姫の教育係」という名目で城で暮らさないかと提案される。
その時点では返事を保留したアイラだが、後にその実力を買われ近衛兵として召しかかえられる。しかも個室を与えられており、その場所はかつてキーファの部屋だった場所。あまりの優遇ぶりに、一部では嫉妬する声も出ているようだ。
アイラ自身も充実した生活を送れているようだが、この頃になるとやはりキーファと比較されている・あるいは居なくなった王子の代わりにされているという自覚があるようで、決戦前に過去の【ユバール族の休息地地方】を訪れると「キーファ王子を探してる?・・・私じゃ代わりにならないかしら」と自ら言及する事も。
なお、初めて連れてきたときに先頭が彼女だと、バーンズ王のセリフが変になる。
キャラ的には序盤で離脱したキーファの面影を持つキャラというアピールポイントがあるにも関わらず、生真面目なのが災いしてか、良くも悪くも目立つ言動を行うマリベルに比べると印象が薄い。
またマリベルだけでなく、言動が人間離れしているガボや割と地味であるがスケベなメルビンとネタが豊富な一方で、3人とも状況によっては真面目に振る舞う事も多々ある中、基本的に真面目一辺倒なアイラの会話だけは印象に残りにくいという側面がある。
元々キーファも仲間会話ではマリベルやガボの間を取り持つ常識人枠という立場が多く、バーンズ王を困らせるキーファ同様にアイラも族長に対してやや反抗期気味だったりと、キーファの性格自体は受け継いではいるのだが。
容姿も器量が悪いというわけではなく、むしろ作中内では見た目やスタイルの良さに言及されることも多々あるが、ドット絵での表現の限界や3Dムービーでの風評被害、また公式イラストのぶ厚すぎる唇が人によって好みが分かれるマイナスポイントになっているようだ。
そんなわけで、マリベルに比べ人気はあまり高くない。
しかし、小説版の挿絵ではかなり美人に描かれておりこちらの評判は良い。
リメイク版
厚い唇がよほど不評だったのか平均的な厚さとなり、それほど好みが分かれるような顔つきではなくなった。
キーファの子孫である事を意識してか、戦闘時の剣の構え方や走行モーションがキーファと同じになっている。またキーファの代名詞、【かえんぎり】のモーションも同じである。武闘家に転職して繰り出すと脚線美がまぶしい。
またパーティ加入時に無職になっており【ユバールの踊り手】の肩書を確認しやすくなっている。
追加要素である配信石版【なつかしき友の記憶】をクリアすることにより、グランエスタード王室に代々伝わる【太陽石の指輪】(キーファが冒頭で盗んだアレ)がアイラの左手に出現。これによって、劇中ではっきりと「キーファの末裔である」と明示されることとなった。
もっとも、前述のように明言されていなかっただけで匂わせる発言はPS版から多数存在していたのだが。
このイベント以後、アイラは大臣や【バーンズ王】の周りの兵、グランエスタードの住人らから敬語を使われるようになり、リーサからは自分を呼び捨てにして敬語もやめてほしいと頼まれるなど一層懐かれるようになる。
これにより、グランエスタードの王位はリーサではなく彼女が継承する可能性も出てきた。
戦闘力
Lv | 力 | 素早さ | 身の守り | 賢さ | かっこよさ | 最大HP | 最大MP | 経験値 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
21 | 63 | 58 | 31 | 65 | 46 | 168 | 71 | 52372 |
40 | 125 | 107 | 58 | 94 | 74 | 306 | 140 | 728864 |
99 | 350 | 210 | 200 | 340 | 150 | 870 | 620 | 9529369 |
※リメイク版はランダム成長のため、上記より強く育つ。
火炎斬りマシーンことキーファの強さを受け継いだのか、女性でありながらHPは主人公に次いで高く、力と身の守りもなかなか。
MPは低いがガボのような酷さではなく、素早さはレベル差込みでも主人公より高く、クリアレベルくらいまでならステータスに弱点が見当たらない。
ただしMPはレベル60以降伸びを欠き、最終的にはパーティ中で最も低くなる。とはいえマダンテを使わないのならこれでも十分な量ではあるので気にしなくても良いだろう。
力も後半に伸びを欠いてメルビンに抜かされ、ガボにも追いつかれて同率の3位となるので、最終的に物理アタッカーとしてはやや力不足となるかもしれない。
HPと力、守が極端に低いマリベル、素早さ以外がやや低く装備に難があるガボ、素早さが極端に低いメルビンに比べると、際立った長所はないもののMP以外に目立った弱点は無く、バランス良く整っている。
その他の問題は加入時期が遅いために職歴が乏しいことだが、ユバール族の踊り手でありながら剣の心得もあるということで、最初から【踊り子】マスター、【戦士】★3の状態でパーティに加わる。
メダパニダンスや死の踊りが使えるのもいいが、それ以上に大きいのは、DQ7有数の強力特技である【つるぎのまい】を覚える準備が整っていることだろう。
ただ、なぜか最高レベルでありながら踊り子がまだ板についていないため、まずは踊り子で30回戦って板についてから、戦士に戻って板についてくるまで戦うといいだろう。これで職歴の乏しさを補えるハズだ。
ただし踊り子マスターを活かしてスーパースターを目指していく場合は話が別で、この場合は一旦戦士をマスターしてから踊り子に転職して勘を取り戻して【つるぎのまい】を覚え、その後笑わせ師に転職することで強力な足止め技である【ステテコダンス】もスムーズに習得できる。
攻撃と補助ができる即戦力になる上、マリベルと違って一時離脱しないので【ヘルクラウダー】などの強敵が待ち受ける後半戦にそなえて加入当初から育てておいて損はない。
特別高かったり低かったりしないバランス型のステータスでどの職業でも無難にこなせるので、回復呪文や特技を覚えて自身の戦法の穴を無くすもよし、攻撃役に特化させるもよし、自分好みに職業を選択できる。
女性専用装備に加えて主人公以上の重装備も可能なために装備の選択肢は非常に広く、装備に困ることはない。
女性なのに重装備ができるのは、恐らくキーファからその才能が遺伝したのだろう。
特に初期装備の【ユバールの剣】が異常に強い。
攻撃力90と時期に見合わぬ高い数値を持つうえ、攻撃した敵を踊らせて1回休みにする効果を持つ。
他のキャラの武器がユバールの剣に追いついた頃に【王者のつるぎ】が拾えるため、武器に関してほとんどカネのかからない点もイイ女である。
防具に関しても、鎧もドレスも【セクハラ装備】もお手の物なのでその時最善のものをその都度着替えていくといいだろう。
ただしなんでも装備できるわけではなく、踊るのに邪魔なせいかローブ系だけはやや苦手な傾向にあるため、常にパーティー最強の装備を扱えるわけではないが。
特に終盤は【ドラゴンローブ】を装備できないという欠点が顕著に現れるのが残念。
伝説の武具である【オチェアーノの剣】、【トルナードのたて】、【フエーゴのかぶと】は装備可能なのだが、肝心の【ガイアーラのよろい】が装備できないので、ドラゴンローブを装備できない欠点をある程度カバーすることも不可能なのが痛い。とはいえ【メタルキングよろい】や【ギガントアーマー】でブレス耐性については十分なものを得ることができるし、呪文が素通しにはなるものの敵が使う場合は威力が抑えられているので、そこまで悲観することでもない。いっそのこと「軽減する」ではなく、「喰らっても回復する」と割り切って【しんぴのよろい】を装備させるのもいいだろう。
ちなみに転職などによって装備品が変化するシステムの作品(DQ3・DQ9・DQ10)を除くと、斧・ハンマー・鎧兜といった重装備とドレスや髪飾りなどの女性用装備を両立しているキャラクターは、DQシリーズ通してもアイラがほぼ唯一の存在である(武器の腕前では【デボラ】や【ゲルダ】もいい線をいっているが、彼女らは鎧兜はほとんど扱えない)。
一方、バランスの取れたステータスの裏返しで個性に欠けており、彼女にできることならば一回り戦闘力が上の主人公にもできるため、人によっては「劣化主人公」と扱われたりもする。
最終的にはやや力不足なもののバランス型のアイラを選ぶか、素早さがダントツで低い代わりに他のステータスすべてが高いメルビンを選ぶか、物理ステータスが極端に低いが高いMPと素早さを唯一両立しているマリベルを選ぶか、ステータスも装備も貧弱だが誰よりも圧倒的に素早いガボを選ぶかは、プレイヤーの好みとなる。
リメイク版
職歴技の廃止によりつるぎのまい早期習得のアドバンテージがなくなってしまったが、初期マスター済みである踊り子の自力習得特技にマッスルダンスが加わった。
また特技引継ぎの仕様変更により、マホトラ踊りとせいれいの歌をどの職についていても使える唯一のキャラになった。マホトラ踊りはどうでもいいが、せいれいの歌は、リメイクで強化されたのでこのために彼女をパーティーにいれるのもあり。
演出面では、各キャラに1つずつ「汎用演出ではない特別演出になる特技」が設定されており、アイラは「つるぎのまい」が該当する。
他のキャラの追加演出がエフェクトが少し追加されていたりカメラワークが少し変わっていたりする程度なのに対し、アイラのつるぎのまいはバラの花びらが舞い散る中、アイラが画面外に姿を消して画面中に剣跡が飛び交う様を上からのカメラで見るという豪華演出。
明らかに力の入れ様が違う演出なので一見の価値あり。
上記の【つるぎのまい】に加えて、○○斬りに該当する特技も固有モーションがある。
習得呪文・特技
習得条件 | 習得特技・呪文 | 備考 |
---|---|---|
習得済 | 【ギラ】 | |
【かえん斬り】 | ||
【マホトラおどり】 | ||
【さそうおどり】 | 踊り子の習得特技・うけながしPS版のみ | |
【受けながし】 | ||
【ふしぎなおどり】 | ||
【身かわしきゃく】 | ||
【おどりふうじ】 | ||
【メダパニダンス】 | ||
【死のおどり】 | ||
【気合いため】 | 戦士の習得特技 | |
Lv23 | 【せいれいの歌】 |
リメイク版ではかえんぎり・マホトラおどり・せいれいのうたの3つが【自力習得特技消失バグ】の被害に遭う可能性がある。後に配布されたパッチVer.1.1で修正済。
PS版での最終メンバーとしては器用貧乏な点が目立つが、追加された装備の性能の考慮や【すれちがい石版】を利用したレアアイテム集めとなると話は別。
彼女はダメージ倍率は落ちるが2回攻撃できる【キラーピアス】と(呪われていない)全体攻撃武器である【はかいの鉄球】のどちらも装備できるので、【ドーピング】でちからを999まで上げてザコを鉄球で潰しつつアイテムを盗む、ボス相手に【ばくれつけん】で一方的に殴り倒して討伐報酬のレア枠を狙う、このどちらの役もAI任せでこなせるのが強みとなる。
AI任せ以外で同じことが出来るのは主人公だけで、残った2つの空席はザコ相手なら全体攻撃武器が装備できるガボとお好みでマリベルorメルビン、ボス相手ならキラーピアスを装備したマリベルと【しっぷうのレイピア】を装備したメルビンを座らせればOK。
装備できる防具も優秀で、【真しんぴのよろい】、【黄金のティアラ】、【女神の盾】がそれぞれ装備でき、ザコ戦の【不意打ち】に対してもほぼ隙がない。装飾品も【女神のゆびわ】が装備できるのでMP管理にも困らない、とまさしく器用万能であり、下準備さえ整えておけば外す理由がない。
面倒なのがはかいの鉄球の入手で、【移民の町】最終段階のカジノでしか交換できないうえ、カジノコイン30万枚……ゴールドに換算して600万ゴールド必要、と資金が貯まるまでは呪われていない全体攻撃武器を一つも装備できないのが玉に瑕。もっとも、すれちがい石版を有効活用すれば割とすぐに貯まるだろうが。
また、レアアイテム集めだけに限らず前述の装備できる防具の優秀さ、特に配信石版をクリアするだけで手に入る女神の盾が強力なので、最終メンバーの候補にも十分なり得る。
最終メンバー候補、レアアイテム集めのメンバーのどちらを考えてもやはり【フィッシュベル】で留守番させる理由はないと言える。
小説版
物語の進行上一部エピソードがカットされているため、【コスタール】が初陣になっている。
いつしか主人公と恋仲になっているが、これは主人公がアイラにキーファの面影を感じたからという、若干少々作者の趣味が入り混じった設定となっている。
それでもグランエスタードに攻め寄せた魔物の軍団を二人だけで迎撃するシーンは、小説版の中でもかなり熱いシーンのひとつだろう。
職歴は踊り子の他、戦士、【武闘家】、【吟遊詩人】、【笑わせ師】を極め【バトルマスター】に転職後最終決戦では【スーパースター】となっている。……このため、最終決戦でも他のキャラが【ギガスラッシュ】や【アルテマソード】、【ジゴスパーク】を主力にしている中、彼女だけ【つるぎのまい】と【ひばしら】がメインと明らかに一段火力が落ちている。
ちなみに彼女が笑わせ師をあえて職とした理由は、結構真面目だったりする。
なお、小説版独自の設定として「スーパースターは自身の経験した職の経歴を仲間たちに分け与えることができる」というものがあり、これにより戒律により転職を禁じられていたメルビンと、長く戦闘を離れていたマリベルに【ゴッドハンド】と【天地雷鳴士】への道を開かせることに成功している。
ちなみに、この時バトルマスターはともかくスーパースターは転職したばかりでゲームでいうなら熟練度1の状況にも関わらずマリベルは天地雷鳴士に転職している。
漫画版
ユバール編でキーファと別れたところで終わったため未登場であるが、何故か同名のキャラが登場。
キーファの最初の転生先である【ブルク】の王女であり、後のキーファの妻。
キーファのことを惚れており、ブルク王の死後にキーファと結婚して国を治めることになる。
後に【ムーンブルクの王女】が産まれて平和な生活を送っていたが、モンスターに襲撃され殺されている。
本作のキーファはお別れの際婚約指輪として【太陽石の指輪】を送るほどマリベルを愛していることが強調されている。
そしてライラもジャンのことを愛し、ひそかに子供まで授かっている他、ユバールの民そのものが出奔したジャンを追って旅立っている。
そのため本編後に「キーファとライラの子孫」が生まれるかというとかなり怪しく、ひょっとしたら本作の世界にはそもそも彼女は存在しないという可能性も…
トレジャーズ
お宝として【アイラの像】が登場。
ライバルズ
第8弾カードパックにて戦士専用レジェンドレアカードとして登場。上述の通り、外伝作品へのまともな登場は初である。CVは今井麻美。
ちなみに、正式な実装前から【フォズ】の台詞で名前だけは確認できた。
6/5/4 冒険者
召喚時:GET(2)
BET:ランダムな武器を味方リーダーに装備する
原作で非常に多彩な武器防具を扱えたことを活かし、味方リーダーに様々な武器を装備させる効果を持っている。
武器の大半はハズレではあるものの、チャンスは2回あるので有用な武器を引く確率はそれなりに高い。単純にコイン稼ぎに使ってもいい。
ただ、所詮はランダム効果であり、本体のスタッツも(4/3→5/4に上方修正されたが)高くないので過信すると痛い目に遭うことも・・・
本作はキーファとアイラを共闘or対峙させることができる珍しい作品だが、キーファは彼女のことをどこかライラに似ていると呟いている。
余談だが彼女の死亡時の台詞であのお墓について言及するのが見られる。
星ドラ
DQ7イベントに登場。容姿はリメイク版準拠。【聖風の谷】出現後のストーリーで出会い、仲間になる。
彼女のコスプレ装備が手に入る他、一部のクエストでは助っ人として同行させる事も可能。当然ながら【踊り子】のステータスが反映されており、【さみだれぎり】・【ベギラマ】・さそうおどりも使用可能。
ウォーク
DQ7イベントに登場。
イベントクエストでは4章1話で登場し、クリア後仲間になる。
また、エデンの戦士たち2のこころにガボ、メルビンと共に登場している。
ドラけし!
DQ7イベント「時を超える戦士たち」の終盤に実装された期間限定エビルエスタークピックアップドラポンで排出される。
星4の黄属性で、スキルはX字範囲を2回物理攻撃する「つるぎのまい」。
星4ながらも攻撃力は最大288まで上がる。
余談
【いっぱつギャグ】に彼女をネタにしたギャグ「アイラは あいらしいね。」「アイラは いつでも あ~ イライラ。」がある。
ライバルズでも、アイラがいる時に神様を召喚すると神様がそう言ってくれる。