メカパネルはCキー (デフォルト) で開くことができるパネルで、主にメカへの燃料や弾薬を補給するために重要となる。
このほか、メカの性能の一部を確認できる。メカパネルに載っていない性能は、性能強化画面の右から確認できる。
スロット
メカが使用するために各種アイテムを投入するスロット。メカパネルの左半分が該当する。
Fuel chamber(燃焼室)
燃料スロット
メカを動かすために必要になる燃料を4スロット分投入できる。以下の性質を持つ。
- 投入できる燃料の種類に制限はなく、アイテムのツールチップで Fuel (燃料) として示されるすべてのアイテムを投入することができる。とはいえ、アイテムごとに向き不向きはある。詳しくは燃料のページを参照。
- 投入した燃料をメカのコア電力に変換するには一定の時間が必要になる。この充電速度については、燃料のページを参照。
- コアエネルギーの欄に現在投入されている燃料の総エネルギー量が表示されている。これは全てをメカの充電に使った場合の回復量にそのまま相当するので、遠征時などにはエネルギーが不足しないか確認するとよい。
- 現在充電に使われているアイテムは左側に移動する。移動した燃料はすでにエネルギーの一部が使われた状態になるため、取り出すことができなくなる。逆に、右側のスロットに残っているアイテムは取り出すことが可能。
空間歪曲器スロット
Drive engine (ドライブエンジン) Lv4を研究し、ワープが可能となると追加されるスロット。
Space warper (空間歪曲器) をここに20個まで投入しておくことができ、ワープに入るときにここから1個ずつ使用される。空間歪曲器は100個で1スタックだが、投入できるのは20個のみであることに注意。ワープを繰り返しているといつの間にか不足していることがあるため、インベントリに1スタック持っておくのがよいだろう。
Magazine (弾倉)
イカロスが戦闘するために使う弾薬を入れておくスロット。左の3つが弾薬用、右の1つは投擲物用、さらにその右がイカロス備え付けのレーザーである。
弾薬スロット
弾薬は、以下の性質を持つ。
- タレットに装填した場合と若干性能が変わる (射程と火力が落ちることに加え、一部は連射速度も変動する)。
- 全種類の弾薬を使用できる。
- 弾薬の種類にかかわらず全種類 (地上・空中・宇宙) の敵を攻撃できる。
- 戦闘インターフェースから手動狙撃する場合、自動攻撃の射程の3倍の距離まで届く。
イカロスが装備した場合の各弾薬の性能は以下の通り。表の横幅抑制のため、名称から「Box (弾薬箱)」や「Set (セット)」を省いている。また、タレットに装填した場合と比べて性能が異なる項目がある。消費電力を除き、劣る項目は紫背景、勝る項目は青背景としている。
名称 | ダメージ (1発あたり) | DPS | 爆発半径 | 連射速度 | 射程 (自動攻撃)*1 | 弾薬数 *2 | 射撃コスト (消費電力) | |||
対地 対低空 対高空*3 | 対宇宙 | 1発あたり | 時間あたり | |||||||
名称 | ダメージ (1発あたり) | DPS | 爆発半径 | 連射速度 | 対地 対低空 対高空 | 対宇宙 | 弾薬数 | 1発あたり | 時間あたり | |
射程 (自動攻撃) | 射撃コスト (消費電力) | |||||||||
Magnum Ammo マグナム弾 | 6.3 hp | 38 hp/秒 | - | 6.0 /s | 32 m | ? | 30 発 | 7.5 kJ | 45.0 kW | |
Titanium Ammo チタン弾 | 14.4 hp | 70 hp/秒 | - | 6.0 /s | 32 m | ? | 30 発 | 7.5 kJ | 45.0 kW | |
Superalloy Ammo 超合金弾 | 32.4 hp | 173 hp/秒 | - | 6.0 /s | 32 m | ? | 30 発 | 7.5 kJ | 45.0 kW | |
Missile ミサイル | 14.7 hp | 47 hp/秒 | 7.5 m | 3.2 /s | 46 m | ? | 24 発 | 20.0 kJ | 64.0 kW | |
Supersonic Missile 超音速ミサイル | 37.8 hp | 121 hp/秒 | 9.0 m | 3.2 /s | 46 m | ? | 24 発 | 20.0 kJ | 64.0 kW | |
Gravity Missile 重力ミサイル | 84.0 hp | 269 hp/秒 | 10.0 m | 3.2 /s | 46 m | ? | 24 発 | 20.0 kJ | 64.0 kW | |
Shell 砲弾 | 27.0 hp | 54 hp/秒 | 11.0 m | 2.0 /s | 38 m | ? | 12 発 | 30.0 kJ | 60.0 kW | |
High-Explosive Shell 高爆発性砲弾 | 60.0 hp | 120 hp/秒 | 13.0 m | 2.0 /s | 38 m | ? | 12 発 | 30.0 kJ | 60.0 kW | |
Crystal Shell 結晶性砲弾 | 132.0 hp | 264 hp/秒 | 15.0 m | 2.0 /s | 38 m | ? | 12 発 | 30.0 kJ | 60.0 kW | |
Plasma Capsule プラズマカプセル | 240.0 hp | 144 hp/秒 | 8.0 m | 0.6 /s | 55 m | 2400 m | 10 発 | 60.0 kJ | 36.0 kW | |
Antimatter Capsule 反物質カプセル | 1200.0 hp | 720 hp/秒 | 20.0 m | 0.6 /s | 55 m | 2400 m | 10 発 | 60.0 kJ | 36.0 kW |
また、数値には出ない性質として、以下が挙げられる。
- Magnum Ammo (マグナム弾) 系列の弾速がタレットと比べて遅い。そのため、移動速度の速い敵に遠方から攻撃すると、結構な確率で外れる。
- Plasma Capsule (プラズマカプセル) 系列の射程が長いので、地上から遠方の敵を手動射撃すると地面 (地平線) に阻まれて敵に当たらないことがある。自動射撃では同様の事象は発生しない。
上記以外の各弾薬の性質はタレットと共通なので、防衛を参照。
投擲スロット (仮名)
弾倉に並んでいる4つのスロットの内、右のスロット1個は投擲用のスロットである。ここにアイテムを入れて有効化した上で戦闘インターフェースを開くと、赤いサークルと曲線が表示される。この状態でクリックすると、スロットに入れたアイテムを投げつける。この時、クリックの代わりに長押しすると通常より遠くまで届く。
システム上は地上・宇宙の双方で使える。しかし、追尾しない・弾速が遅い・イカロスの慣性が乗るなどの性質から、実用的に命中させられるのは地上のみである。
投げられるアイテムは以下の通り。
- 燃焼ユニット・爆発ユニット・結晶性爆発ユニット
- 手榴弾のように投げつけると爆発ダメージを与える。投擲1回でアイテム1個を消費するので非常に高コストだが、非常に高い連射力と単発火力を持つ。そのため、イカロス単騎での基地の攻略に有用。
名称 ダメージ タイプ 爆発半径 Combustible Unit
燃焼ユニット100.0 hp 爆発 13 m Explosive Unit
爆発ユニット320.0 hp 爆発 15 m Crystal Explosive Unit
結晶性爆発ユニット750.0 hp 爆発 17 m - 妨害カプセル・制圧カプセル
- Jammer Tower (ジャミングタワー) と同様に敵の行動を阻害する。
※効果時間はジャミングタワーの数値を流用したが、本当に同じ数値なのかは未検証。
名称 効果 効果時間 効果範囲 (半径) タイプ Jamming Capsule
妨害カプセル速度低下 50% 1.0 s ? 約 21 m 電磁カプセル Suppressing Capsule
制圧カプセル速度低下 80% 1.6 s ? 約 21 m 電磁カプセル
※効果範囲は目測なので、多少の誤差がある。 - Water (水)
- 水をかける (何も起きない)。強いて言うなら投擲練習くらいはできる。
メカタレット (レーザー) の性能
メカタレットの性能は、以下の通り様々な性能強化研究の影響を受ける。
- ダメージ (単発火力)・射程
- Mecha Core (メカコア) および Energy Weapon Damage (エネルギー兵器ダメージ) のレベルに依存する。
- 連射速度
- 詳細な計算式は不明だが、燃焼室の発電量 (燃料による補正込み) とコアの充電率 (コア充電量/コア容量) に依存しているようである。
- 射撃コスト (1発あたりの消費電力)
- 1.30 MJ (固定)
性能は相当に低く、自衛用としても心もとない。Magnum Ammo Box (マグナム弾の弾薬箱) のアンロック・装備後はオフにしても良いだろう。
Hanger (格納庫)
以下の2種類のスロットがある。
Fleet (艦隊)
戦闘に向けて待機している戦闘ドローン。地上用と宇宙用があり、接敵時には自動で展開される。編成できる艦隊数および1艦隊に所属できるドローン数は、Ground Squadron Expansion (地上編隊の拡大) や Space Fleet Expansion (宇宙艦隊の拡大) に依存する。
各ドローンの性能は以下の通り。こちらもドローンの性能強化 (ダメージ・攻撃速度・耐久力) および軍事関連の性能強化 (ダメージ・耐久力) の影響を受ける。
分類 | 名称 | 耐久力 | ダメージ (単発火力) | DPS | 連射速度 | 射程距離 | 移動速度 | |
地上用 | Prototype プロトタイプ | 150 hp | 9 hp | 14.4 hp/s | 1.6 /s | 16 m | 36 m/s | |
Precision Drone 精密ドローン | 200 hp | 10 hp | 24.0 hp/s | 2.4 /s | 42 m | 46 m/s | ||
Attack Drone 攻撃ドローン | 240 hp | 20 hp | 30.0 hp/s | 1.5 /s | 16 m | 38 m/s | ||
宇宙用 | Corvette コルベット | 1750 hp | 100 hp | 400.0 hp/s | 4.0 /s | 1800 m | 2500 m/s | |
Destroyer デストロイヤー | 5000 hp | 450 hp | 225.0 hp/s | 0.5 /s | 4000 m | 2500 m/s | ||
80 hp | 480.0 hp/s | 6.0 /s | 2400 m |
※ デストロイヤーは2種類の武器を持つ。
性能とステータス
Durability (耐久力)
シールドの耐久力とイカロス本体の耐久力が併記されている。水色がシールド、緑色が本体の耐久力である。ダークフォグの攻撃を受けるとまずはシールドが削れ、シールドが尽きると本体にもダメージが入る。本体の耐久力が0になるとイカロスが破壊される。
イカロスが破壊されるといわゆるゲームオーバーとなり、メタデータを使ってイカロスを復活させるか、セーブファイルから再開するかを選ぶことになる。
なお、本体の耐久力は性能強化の Mecha core (メカコア) や Enhanced Structure (強化構造) で強化できるが、その伸び幅は小さい。そのため、最序盤を除いてシールドが防御の要、本体の耐久力はオマケといった様相になる。
Energy Shield (エネルギーシールド)
敵からの攻撃を防ぐエネルギーシールド。性能強化の Energy Shield (エネルギーシールド) でアンロック・強化される。また、半径が設定されていて、イカロスだけでなく範囲内のドローンや建物に対する攻撃も防ぐ。ただし、実用的な半径にするには宇宙マトリックスを使う研究が要る。
シールドは 50 kJ につき1ダメージを防ぐ。したがって、満充電のシールドLv1 (100 MJ) は 2000 ダメージ (+再充電分のダメージ) を防ぐ。
消費したエネルギーは、メカのコアエネルギーから自動で充電される。この充電速度は、燃焼室発電力とシールド充電速度設定の影響を受ける。シールド充電速度設定は、メカパネルから変更できる。具体的には、エネルギーシールドにマウスカーソルを合わせると水色で「▶▶」が表示されるので、これをクリックすると速度が変わる。
シールド充電速度 = α × 燃焼室の発電量 (燃料補正込み) × コア充電量 / コア容量
(αはシールド充電速度設定に応じて 1.0~3.0)
Energy Shield Burst (エネルギーシールドバースト)
エネルギーシールドを爆発させて攻撃に使う機能。性能強化の Energy Shield (エネルギーシールド) Lv.3 でアンロックされる。
戦闘インターフェースを開いた状態でBキーを長押しするとチャージされ、ボタンを離すとイカロスを中心に爆発が起きる。攻撃力は低いが、ノックバック効果が非常に大きい。
コストとしてエネルギーシールドを消費する。特に、フルチャージだとシールドを全て消費するので、使い所を間違うと自爆攻撃になりかねない。基本的には、死のリスクを背負ってでも守りたい建物がある時の最終手段だろう。
Core Energy (コアエネルギー)
メカに充電可能なエネルギーの最大値となる。このエネルギーが0になるとメカの全ての行動が非常に遅くなる。特に、戦闘中のエネルギー切れは死に直結する。容量が小さいと何をするにも困りやすいので、性能強化の Mecha core (メカコア) で拡張しておこう。
また、併せてFuel chamber (燃焼室) 内の燃料の合計エネルギーと、コア発電&燃焼室の発電速度も表示されている。
Movement State (移動状態)
メカの現在の移動速度などが表示される。
Construction drone (建設ドローン)
分子が現在メカに待機中の建設ドローンの数、分母が現在所有している全てのドローンの数である。所有する建設ドローン数は初期状態では3だが、Communication control (通信制御) の性能強化で増える。
建設ドローンを置き去りにすると、しばらくは建設に使えるドローンが減る。もっとも、数分後には近くに出現して戻ってくるので、そこまで心配する必要はない。
また、メカパネルの建設ドローン欄から以下の設定を変更できる。
- 建設ドローンの無効/有効
- 自動再建設の無効/有効
- 修理と建設の優先順位 (デフォルトでは対等だが、一方を優先できる)
その他の性能
以下のパラメータはメカパネルには表示されないが、メカの性能に関係している。
Move speed (移動速度)
徒歩時の移動速度。初期状態では6 m/sだが、Mechanical frame (メカニカルフレーム) の性能強化により最大で 16 m/s まで増加する。
飛行モードの移動速度は、この数値の1.5倍になる。航行モードの移動速度には無関係。
Core power gen.(コア発電)
燃料が燃焼中であるかどうかにかかわわらず、コストなしで常に発電している電力。性能強化を含めたいかなる要因でも変化することはなく、80.0 kW で一定である。
80.0 kW といえば、初期状態の Mecha fuel power (燃焼室発電力 (基礎)) のたった1/10しかないため、序盤の時点から全くあてにできる電力ではない。燃料が切れた場合でも詰まないようにするためのセーフティネットとしての役割でしかないので、これを頼らなくてもいいように燃料補給には気を配ろう。
アーマーカスタマイズ
メカの外観をアレンジできる。将来的にはメカの性能に影響する予定だが、今のところは外観変化のみである。