宇宙を生成するのに使われる乱数の種である、シード値に関する解説。
シード値とは 
マップがランダム生成なゲームにはよくあるが、シード値に基づいて乱数が生成され、その乱数がマップの生成に使われる。これにより、シード値が同じであれば全く同じ姿の宇宙が生成される。
Dyson Sphere Programでは、新しくゲームを始めるときに設定できるCluster Seed(星団シード)で設定可能。もちろんゲーム中に変更することはできない。
プレイ中の確認方法 
ポーズすると以下のような数字の羅列が表示されている部分がある。
Cluster(星団)xxxxxxxx-yy-Azz
このうち"xxxxxxxx"の部分がシード値である。
ちなみにそれ以外の部分もマップ生成時に設定した値を示しており、yyが恒星の数、zzが資源倍率*10の値*1を表す。つまり厳密にはシード値だけでなく、これらの数字全体で1つのマップを同定することが可能。
シード値による変化 
シード値が異なればもちろん恒星の配置が全体的に変更され、惑星のタイプも基本的にランダムに設定され、そのタイプに基づいて資源の埋蔵量も変化する。
しかし全てが完全にランダムではなく、中にはシード値によっては変化せずに固定されているもの、あるいはどのシード値でも従う一定の傾向がある。ここではそれらの事柄を挙げる。
変化しないか、一定の傾向がある事柄 
初期惑星のタイプ 
Mediterranean(地中海)で固定。また巨大惑星の衛星であることも固定である。これにより、Silicon ore(シリコン鉱石)やTitanium ore(チタン鉱石)が存在しないため別の惑星に赴く必要があるというシナリオは確定となっている。
なお、その巨大惑星がIce giant(巨大氷惑星)かGas giant(巨大ガス惑星)かはランダムである。また、初期惑星の他にも衛星が存在する場合もある。
初期恒星系の惑星数 
前述の巨大惑星も含めて4つで固定。
初期恒星系の他の惑星のタイプ 
残り2つの惑星のタイプは決まっていないが、必ずシリコン鉱石やチタン鉱石が含まれるタイプが選ばれる。
初期恒星のタイプ 
G型主系列星で固定。これは典型的な恒星であり、光度や資源の埋蔵量などが平均的であることから、開始地点として適しているため固定されていると思われる。
初期恒星系の位置 
必ずマップの中心に生成される。
出現する恒星のタイプ 
どんなシード値でも、必ず恒星は全タイプが1個以上ずつ生成される。ただし巨星は生成されない場合もある(主系列星の亜種扱い?)。
恒星のタイプと距離 
主系列星については、概ね青い恒星ほど初期恒星系から遠くに配置される。青い恒星ほどその惑星の資源の埋蔵量が多い傾向にあるため、その距離とトレードオフの関係になっている。
ただし恒星の数を減らしても全ての恒星のタイプが生成されることを利用して、青い恒星を初期恒星系の近くに配置することも可能。
またWhite dwarf(白色矮星)、Neutron star(中性子星)、Black hole(ブラックホール)といった特殊なものは最も遠くに配置される傾向にある。
シード値報告用 
発見したシード値を報告するための場所です。珍しい惑星があったり資源量が多かったりするものを共有してください。
SAT = Satelite 衛星
RS = RareSignal 希少資源
FI = FireIce メタンハイドレート
TL = TidallyLocked 永久昼夜固定
OR = OrbitalResonance 軌道共鳴
HR = HorizontalRotation 水平回転
最新の50件を表示しています。 コメントページを参照