統計パネル

Last-modified: 2024-04-12 (金) 23:08:17

概要

統計パネルからは様々な情報が読み取れる。どの統計も共通して時間と場所を区切っての統計を表示できる。時間は、1分・10分・1時間・10時間・100時間・全体の6段階、場所は星団全体・今いる惑星・指定した星系・指定した惑星の4系統がある。かっこいいグラフ付き。

マイルストーン

こちらを参照。

Production (生産統計)

アイテム毎に現在生産中アイテムの量を左側に、消費中アイテムの量を右側に表示する。数値は毎秒ではなく毎分n個で表示されるので注意したい。生産統計に計上される/されないものは下表のとおりである。

生産

計上される計上されない
採集設備での自動採掘イカロスによる手動採掘
生産設備での自動生産合成機による手動生産
戦場分析基地によるダークフォグのドロップ収集イカロスによるドロップ収集
イカロスが落としたアイテムの収集

消費

計上される計上されない
生産設備での自動生産の原料消費合成機による手動生産の原料消費
発電所の燃料消費イカロスの燃焼室の燃料消費
タレットの弾薬消費イカロスの弾薬消費
-建物の建設・自動再建設
-戦闘での被破壊

残念なことに保管中のアイテムの量を表示はしてくれないため、アイテムが欠乏しているかどうかは分かりにくい。基本的には、以下の方法で確認することになる。

  • トラフィックモニタで要所を監視する。
  • 長時間のグラフを見て、生産量が不自然に減少しているものがないかを確認する。特に現在の研究に使用している科学マトリックスやソーラーセイルの消費量は、そうそう減少するものではない。
  • これまでに設置した設備数または目標生産量を元に原料の必要量を計算し、消費量が不自然に少なくないかを確認する。
  • 現地に行って生産ラインが正常かを目視確認する。

この統計のみ Favorites 機能によるフィルタリングとアイテム生産量での並び替えができる。

Favorites (お気に入り)

アイテムアイコンの下にある3つのボタンのいずれか3種類を押すとお気に入り登録できる。登録したアイテムは統計パネル上部にある同一のボタンを押すことで即座に呼び出せる。1つのアイテムを複数のお気に入りに登録することもできる。

並び替え

統計パネル上部にある3つのプルダウンメニューのうち左端のメニューから並び順を変更できる。以下の3つがある。

Default order (デフォルトの順序)
並び替え無しで表示する。よく使うアイテムと大して使わないアイテムがごっちゃになって表示されるが、基本的にグループ毎に分けられるため混乱は少ない。デフォルトだとこの設定になる。
Production descending (生産量 (降順))
生産量の多いアイテムが上に来るように並び替えられる。消費量ではないことに留意。
Production Ascending (生産量 (昇順))
生産量の少ないアイテムが上に来るように並び替えられる。なお、生産量・消費量共に完全に0のアイテムは表示されない。

Power (電力統計)

ダイソンスフィアができても過信は禁物だ。エネルギー消費に際限は無い。例え銀河全てのエネルギーを利用可能になろうとも。

Real-time power data (電力情報 (リアルタイム))
現在利用可能なエネルギーが左側に、現在消費している電力が右側に表示される。さらに、ゲーム開始からの累計消費エネルギーも表示される。
Real-time battery data (蓄電池情報 (リアルタイム))
現在充電に使用している電力が左上段に、設置された蓄電器に蓄積された現在のエネルギー量が左下段に、現在蓄電器から電力網に放電中の電力量が右側に表示される。

Research (研究統計)

アップロードしたHashの数値、つまり研究速度がここから確認できる。なお、マトリックス数ベースの速度が見たい場合、生産統計からマトリックスの消費速度を見る必要がある。

Dyson sphere (ダイソンスフィア)

人類の夢、銀河の驚異。

Solar sail (ソーラーセイル)
ダイソンスウォーム軌道のソーラーセイル収支が表示される。すなわち、「生産速度」は EM-Rail Ejector (EMレールイジェクタ) から射出されたソーラーセイルがスウォームに到達した数を指す。「消費速度」は寿命が来て消滅したセイルやダイソンシェルに吸収されたセイルの数を指す。組立機で生産された数ではないので注意。
Structure point (構造ポイント)・Cell point (セルポイント)
ダイソンシェルの構造ポイントやシェルポイントの増加量表示される。すなわち、シェルに到達した Small carrier rocket (小型輸送ロケット)Solar sail (ソーラーセイル) である。

Combat (戦闘)

戦闘で破壊した/されたユニット・自然物・建物・ドローンの数が表示される。表示方式や設定方法は生産統計と同じである。

Performance Test (性能試験)

CPU・GPUへの負荷や、セーブファイル保存に要する時間が確認できる。項目別の負荷も表示されるので、処理が重く感じたら見てみると良いかもしれない。以下、個別の注意事項。

CPU
特記なし。
GPU
デフォルトでは無効化されている。「リアルタイム」をクリックすると計測されるようになる。この計測自体がCPUに少なからず負荷を掛けるので、不要な時は測定を切っておく方が良い。
DATA
セーブファイルの容量とセーブ時の負荷が表示される。

Achievements (実績)

こちらを参照。

Metadata (メタデータ)

マトリックスの分間製造数に応じて自動的に入手できる特殊なポイント。マトリックス6種類それぞれに対応するメタデータがある (メタ電磁など)。このポイントはクライアントそのものに付与され、他のセーブデータでも持ち越して利用できる。

メタデータの入手

マトリックスの分間製造数にメタデータ倍率を掛けた数のメタデータを獲得できる。たとえば、デフォルト難易度ならメタデータ倍率は200%なので、電磁マトリックスを 60/min で製造すればメタ電磁を120獲得できる。ただし、獲得できるのは1度きりである。追加で欲しい場合は分間製造数を上げることで、その上がった分だけ獲得できる。

なお、計算基準とする分間製造数は、1時間平均の値を使用する。言い換えると、直近1時間の生産量の1/60が分間製造数とみなされる。したがって、原料を作り溜めして一気にマトリックスを生産することでメタデータを稼ぎたい場合、目標生産量を1時間継続できるだけの原料を蓄える必要がある。

また、メタデータの取得判定は、星団アドレス (シード値) ごとになっている。例えば、セーブAで電磁マトリックスを 60/min、それをコピーしたセーブBで 120/min 製造した場合、シード値が同じなので 120/min 側のみが獲得計算の対象となる。完全なニューゲームでもシード値が同じなら同様になる。メタデータが欲しいのに生産速度を伸ばせない場合、別のシード値で新たな工場を建造することで獲得できる。

メタデータの利用

メタデータは、以下の4つの用途がある。

イカロスの復活に使用する
ダークフォグとの戦闘に敗れてイカロスが破壊された場合、メタデータを利用して復活できる。2種類の復活方法がある。「再構築」だとその場に復活し、「再配備」だとインベントリのアイテムを全ロストの上でゲーム開始時に位置に復活する。
ダークフォグ通信機に利用する
ダークフォグの攻撃性を上げ下げしたり、ダークフォグを一時的に受動的にしたりする。詳しくは当該項目を参照。
技術の買い取り
メタデータを使用して技術研究性能強化を即座に完了させる。
マトリックスの実体化
獲得したメタデータを1:1で対応したマトリックスに変換する。変換したメタデータはインベントリに格納される。研究でもマトリックスに変換でも必要なメタデータの数は変わらないので、増産剤を使用しないなら研究完了の方が良い。

なお、メタデータの使用状態は即座に保存される。したがって、セーブせずにゲームを終了してもメタデータは帰ってこない。

また、技術の買い取りとマトリックスの実体化は、以下の性質を持つ (イカロスの復活とダークフォグ通信機には無関係)。

  • この機能を利用したセーブデータでは一部の実績が解除できなくなる。
  • 技術の買い取りおよびマトリックスの実体化は、同じシード値で入手したメタデータは使用できない。別のシード値で開始した新しいセーブデータでこの機能を利用できる。

メタデータで研究を進める場合の利用先候補

メタデータを技術の買い取りに利用する際の目安として、この利用例を解説する。

メタデータ・マトリックスを種類別に見ると、概ね以下の傾向がある。

メタ電磁・メタエネルギー
序盤の研究は要求数が少ない上、この時期はイカロスの性能が低くて色々と不便なので有力候補になる。また、ゲームクリア後なら生産速度を伸ばしやすいので、新データに乗り換える前に巨大なラインを組んで全てを買えるようにしてしまう手もある。
メタ構造
このあたりから研究に必要なマトリックスの数が増えてくるので、メタデータの利用対象はある程度絞る必要がある。とはいえ、ゲームクリア後に有機結晶鉱脈を利用すれば生産量を伸ばしやすいので、巨大なラインを組めば施設アンロック系の研究くらいなら全て終わらせることもできる。
メタ情報・メタ重力
一緒に要求されるメタ電磁~メタ構造の要求数が多く、多くの技術を買い取るのは難しい。急ぎで欲しい技術を多少先取りするくらいが関の山になる。

なお、技術ツリー上の前提技術はスキップできないが、それ以外の前提は無視できる。例えば、重水素分留は研究にエネルギーマトリックスが必要だが、技術ツリー上はエネルギーマトリックスが前提になっていない。したがって、エネルギーマトリックスをアンロックしなくともメタデータで重水素分留をアンロックできる。

また、実際のメタデータの利用例と必要数を以下に示す。

利用例必要なメタデータ備考
非マトリックス研究一式Electromagnetic-matrix.pngx890自動冶金学やインベントリ容量Lv1などのマトリックスを使わない研究を全て完了させる。
エネルギーマトリックスまで解禁
(この製造に必要な技術を含む)
Electromagnetic-matrix.pngx620製油所を作るための製鉄や、高エネルギーグラファイトを作るための製錬精製の解禁を含む。
ドライブエンジンIIまで解禁
(技術研究は無視)
Electromagnetic-matrix.pngx500,Energy-matrix.pngx300エネルギーマトリックスを解禁せずいきなり着手できる。
石炭のみでも飛べはするが、飛行燃料として製錬精製 (高エネルギーグラファイト) の解禁も推奨。
星間物流ステーションまで解禁Structure-matrix.pngx200 など下位のメタデータの必要数は省略。下位のメタデータが不足する場合、メタ構造を実体化の上で通常生産した下位のマトリックスとともにラボに投入することもできる。
星間物流ステーションと核融合発電まで解禁Structure-matrix.pngx600 など
軌道採集機まで解禁 (核融合発電なし)Structure-matrix.pngx1520 など