ゲーム内で「部品」に分類されている*1アイテム。材料と部品の分類基準は不明瞭だが、材料や他の部品を再加工して得られるアイテムは部品に分類されていることが多い。
大半のアイテムは完全に中間素材であり、他のアイテムや建物の原料とすることが唯一の使い道である。建造物などへの消費が多い部品は持ち歩いても便利かもしれない。
アイテム分類一覧
部品一覧
個別解説
Gear (歯車)
Iron ingot (鉄インゴット) 製造できる部品。Magnetic coil (磁気コイル)・Circuit board (回路基板)と並んで序盤の建物で頻繁に要求されるので、インベントリに1スタック持っておくと便利である*3。
建物以外では Electric motor (電動モーター) の生産が唯一の用途になる。
Magnetic coil (磁気コイル)
Magnet (磁石) と Copper ingot (銅インゴット) から製造できる部品。Gear (歯車)・Circuit board (回路基板)と並んで序盤の建物で頻繁に要求されるので、インベントリに1スタック持っておくと便利である。
建物以外では Electromagnetic Matrix (電磁マトリックス)・Electric motor (電動モーター)・Electromagnetic turbine (電磁タービン) が主要用途になる。
Assembling Machine Mk.I (組立機 Mk.I) で生産する場合、磁石と磁気コイルの消費・生産速度が 1.5/s になる。搬入・搬出用 Sorter (ソーター) の長さが1グリッドなら Mk.I で良いが、長さ2だと Mk.II か Mk.I 2本が必要になる。ライン設計の際は、なるべくソーターの長さが短くなるよう設計すると良い。
Electric motor (電動モーター)
Iron ingot (鉄インゴット)・Gear (歯車)・Magnetic coil (磁気コイル)から生産する部品。
序盤は Sorter Mk.II (ソーター Mk.II) と性能強化の Mechanical frame (メカニカルフレーム) Lv.1 で要求される程度で、需要は小さい。一方、中盤になると Electromagnetic turbine(電磁タービン) の原料として需要が急騰する。
Electromagnetic turbine (電磁タービン)
解禁直後は Conveyor belt (コンベアベルト) Mk.II くらいしか用途がない上、まだ Mk.II を多用するほどの生産量は無いので需要は限定的である。
しかし、Structure Matrix (構造マトリックス) の生産に取り掛かるあたりから、以下の建物を生産するための Super-magnetic ring (超磁性リング) と Particle container (粒子コンテナ) の原料として需要が増える。
- Conveyor belt (コンベアベルト) Mk.III
- Logistics Station (物流ステーション)
- EM-Rail Ejector (EMレールイジェクタ) と Ray Receiver (γ線レシーバー)
- Mini fusion power station (ミニ核融合発電所) と Deuteron Fuel Rod (重水素燃料棒)
まだ建物用なので恒久的に消費するものではないが、手動生産や組立機1~2台では到底追いつかないくらいに消費する。そのため、一定規模のラインを組むか、早いうちから自動生産して大量備蓄しておきたい。
終盤は重力マトリックスの中間素材となる粒子コンテナの素材として恒久的に消費する。さらに、生産量を上げるために上位のコンベアも大量に必要となる。そのため、鉄鉱石が豊富な惑星に電磁タービン専門工場を建設しておくと捗る。
また、生産の際は以下の2点を意識しておくと良い。
- 電磁タービン1個に Iron Ore (鉄鉱石) を10個も消費する。中盤は製錬所による電力負荷に、終盤以降は鉄鉱石の枯渇に注意する。
- 生産に必要な組立機の数の比は、歯車:磁気コイル:電動モーター:電磁タービン = 1:1:2:1 になる。
Super-magnetic ring (超磁性リング)
構造マトリックス以降で解禁される建物で頻繁に要求される。さながら磁気コイルの上位版とも言える立ち位置である。
原料は鉄鉱石・銅鉱石・石炭と基本的な資源のみだが、電磁タービンを2個も要求する。そのため、超磁性リング1個を製造するだけで鉄鉱石を23個も消費する鉄の塊である。幸いにも利用先は建物が大半を占めており、恒久的・大量に要求する物は Conveyor belt MK.III (コンベアベルト MK.III) と Deuteron Fuel Rod (重水素燃料棒) くらいである。
Particle container (粒子コンテナ)
超磁性リングの亜種とも言えるレシピになっている部品。解禁直後はほぼ Logistics Station (物流ステーション) の建材専用と、限定的な需要となる。その後、終盤の重力マトリックス生産する段階になると Strange matter (ストレンジ物質) の原料として継続的な需要が出てくる。しかし、ストレンジ物質は電力や重水素のほうがボトルネックになりやすく、実際の消費量は電力事情や水素供給能力次第になる。
エンドゲームの世界に入ると用途が多様化する。特にダークフォグの宇宙の巣を破壊するには Corvette (コルベット)・Destroyer (デストロイヤー) が欠かせないが、これらの生産に粒子コンテナが必須になる。このほか、惑星基地の制圧に有用な Attack Drone (攻撃ドローン) や最上位の燃料となる Antimatter fuel rod (反物質燃料棒) や Strange Annihilation Fuel Rod (ストレンジ物質対消滅燃料棒) などの中間素材としても用いる。
また、Unipolar magnet (単極磁石) から生産するレシピもあり、これを利用すると製造ラインを大幅に簡略化できる。ただし、単極磁石が埋蔵されている惑星はダークフォグの巣窟と化しているので、少量生産用途では制圧の手間の割に合わない。それでいて星団の総埋蔵量がレア資源の中でも取り立てて少ないので、大規模使用するなら Veins utilization (鉱脈の利用) を十分に強化してからでないと枯渇するおそれがある。つまり、単極磁石での生産は基本的にエンドゲーム向けである。
Combustible Unit (燃焼ユニット)
Coal (石炭) をから作る火薬兼燃料。主に Missile Set (ミサイルセット) や Shell Set (砲弾セット) の原料として使う。
燃料としてみると、Energetic graphite (高エネルギーグラファイト) のマイナーチェンジのような性能をしている。下表の通り、資源効率はグラファイトが優れ、燃焼室発電力補正や1個あたり・1スタックあたりのエネルギー量は燃焼ユニットが優れる。そのため、開始惑星の火力発電にはグラファイト、イカロスの燃料や他惑星の火力発電*4には燃焼ユニットとすると効率が良い。もっとも、劇的な差にはならないので、面倒なら一方に統一しても良い。
燃焼ユニットと高エネルギーグラファイトのエネルギー産出量の比較
種類 | 石炭1個 あたり | 製品1個 あたり | 製品1スタック あたり | 燃焼室 発電力補正 |
グラファイト | 3.38 MJ | 6.75 MJ | 675 MJ | +50% |
燃焼ユニット | 3.24 MJ | 9.72 MJ | 972 MJ | +80% |
(参考) 石炭 | 2.70 MJ | 2.70 MJ | 270 MJ | 0% |
※発電に使う場合、火力発電所のエネルギー効率 (80%) を掛ける。
また、イカロスの投擲スロットに入れると敵に投げつけて攻撃に使える。攻撃力が非常に高く、レベル8以下の Raider (レイダー) を一撃で粉砕できる。
Explosive Unit (爆発ユニット)
Combustible Unit (燃焼ユニット) よりワンランク上の火薬。主に Supersonic Missile Set (超音速ミサイルセット) や High-Explosive Shell Set (高爆発性砲弾セット) の原料として使う。超音速ミサイルセットには High-purity silicon (高純度シリコン) を、高爆発性砲弾セットには Titanium ingot (チタンインゴット) も使うので、爆発ユニットが活躍するのはシリコンやチタンの輸入体制が整ってからになる。
爆発ユニット自体は石炭、石、水、原油の4種類が原料となる。石炭は燃焼ユニットとプラスチック、原油はプラスチックと硫酸で共有しているが、まとめて1ヶ所で作ろうとすると配置が複雑になりやすい。プラスチックと燃焼ユニット (組立機 Mk.II) の必要な施設数は1:1でちょうどいいため、硫酸だけ別の区画から引っ張るようにするとラインが整理しやすい。
また、燃焼ユニット同様に投擲にも利用できる。この威力も順当に強化されていて、たとえダークフォグが最高レベルかつ性能強化なしでも移動式の地上ユニットを1発で葬れる。ただし、爆発範囲の都合で Guardian (ガーディアン) には当たらない*5。
なお、燃焼ユニットと異なり、燃料としての適性は乏しい。1スタックあたりのエネルギー量は大きいが、それ以上に製造コストが高いので全く割に合わない。
Crystal Explosive Unit (結晶性爆発ユニット)
最上位の火薬であり、主に Gravity Missile Set (重力ミサイルセット) と Crystal Shell Set (結晶性砲弾セット) の原料として使う。
両弾薬とも火力が非常に高く、性能強化なしですら最高レベルのダークフォグ地上ユニットを1~2発で焼き払える。一方、製造ラインが非常に複雑になる上、原料として高需要かつ生産難易度の高い Casimir crystal (カシミール結晶) が必要になる。過剰火力・高コストということもあり、基本的にはゲームクリア後、アイテム目当てにダークフォグを養殖する段階になって初めて選択肢に挙がるだろう。
また、投擲の威力も Explosive Unit (爆発ユニット) の2.3倍に強化されている。もっとも、これを量産できる頃には戦闘ドローンの量産と性能強化も十分に行えるため、投擲物の使用自体が趣味の域になる。
Engine (エンジン)
主に Missile Set (ミサイルセット)・Logistics bot (物流ボット)・Prototype (プロトタイプ) の生産に用いる部品。この他に極一部の建物や性能強化研究でも必要になるが、いずれにせよ必要量は少ない。
需要は少ないものの生産時間が3秒と最序盤のレシピにしては長く、手動生産では合成機を長時間専有する。ミサイル・物流ボット・戦闘ドローンのいずれかを多用するなら、組立機1台で良いので自動生産体制を整えておきたい。
Thruster (スラスター)
Logistics drone (物流ドローン) と Supersonic Missile Set (超音速ミサイルセット) のみに使用する需要がとても限定的な部品。
物流ドローンは、物流ステーションを建てるごとに一定数配備するだけなので、恒常的な消費は無い。配備数の都合で「手動生産では厳しいが組立機1台もあれば十分」くらいの需要量になる。
ミサイルの方は、対地防衛に他のタレットを使っているなら Plasma Capsule (プラズマカプセル) の生産体制確立とともに役目を終えることになる。ミサイルを継続使用する場合も、基本的に組立機1台で十分な生産量を確保できる。
Reinforced thruster (強化スラスター)
Logistics vessel (物流船)・Orbital Collector (軌道採集機)・Corvette (コルベット)・Destroyer (デストロイヤー) の生産に用いる部品。つまりは星間物流や宇宙戦闘に使う部品である。
最初の用途はチタンやシリコンを輸入するための物流船の生産、次の用途は軌道採集機の生産になる。この辺りまでは必要量も少ないので、手動生産でも十分に対応できる。
終盤以降に宇宙進出が本格化すると、多数の星間物流ステーションや軌道採集機を使用したり、ダークフォグの宇宙の巣を攻略するために数十~数百隻ものコルベットやデストロイヤーを投入したりすることになる。それまでには一定の自動生産体制を整えておきたい。
ちなみに、フレーバーテキスト上は Thruster (スラスター) をベースに改良したものとされているが、実際の製造レシピには一切関わらない独立した部品である。
Circuit board (回路基板)
Iron ingot (鉄インゴット) と Copper ingot (銅インゴット) から製造できる部品。Gear (歯車)・Magnetic coil (磁気コイル)と並んで序盤の建物で頻繁に要求されるので、インベントリに1スタック持っておくと便利である。
建物以外では Electromagnetic-matrix (電磁マトリックス)・Processor (プロセッサー) が主要用途になる。特にプロセッサーは中盤以降に需要が急騰するので、回路基板も相応の規模のラインにする必要がある。
Assembling machine Mk.I (組立機 Mk.I) で生産する場合、鉄インゴットと回路基板の消費・生産速度が 1.5/s になる。搬入・搬出用 Sorter (ソーター) の長さが1グリッドなら Mk.I で良いが、長さ2だと Mk.II か Mk.I 2本が必要になる。ライン設計の際は、なるべくソーターの長さが短くなるよう設計すると良い。
Microcrystalline component (微晶質素子)
Processor (プロセッサー) の原料にして高純度シリコンの主な消費先。
序盤は Battlefield Analysis Base (戦場分析基地) や Spray Coater (塗布機) の原料として細々と手動生産すれば十分なので、自動生産ラインまでは必要ない。それ以外の用途はプロセッサーの原料のみなので、解説はプロセッサーを参照。
Processor (プロセッサー)
このゲームの影の主役と言っても過言ではない超重要部品の1つであり、シリコン枯渇の元凶である。中盤以降のあらゆるレシピで要求されるといっても過言ではなく、その数なんと25種類とゲーム中1位タイ*6である。また、プロセッサーは Quantum chip (量子チップ) の中間素材だが、この量子チップを要求するレシピを含めると更に10種類増えて計35種類のレシピに関わっている。
ゲーム進行度別に見ると、以下の通り中盤から終盤にかけて需要が急増する。
- 電磁マトリックスでアンロックできるが、この段階では Logistics distributor (物流配送器) や Logistics bot (物流ボット)に少量要求されるくらいで需要は乏しい。
- 構造マトリックスを生産する段階になると、まとまった需要が出てくる。具体的には、構造マトリックス用のチタンを輸入するための惑星間輸送ラインの確立に最低でも90個、通常は数百個が必要になる。これを皮切りに様々な建物の生産にプロセッサーが要求されるので、手動生産では追いつかなくなってくる。それまでには、最低限の自動生産ラインと備蓄体制を確立したい。
- Information Matrix (情報マトリックス) を生産する段階になると恒久的に消費し続けるようになる。具体的には、情報マトリックス1個につきプロセッサー2個が要求される。そしてプロセッサー2個を生産するには Silicon ore (シリコン鉱石) が16個も必要になる。そのため、プロセッサーの量産体制の確立とそれに必要なシリコン鉱脈の確保が大きな課題として立ち塞がる。しかも消費量が多すぎるので、鉱脈を確保しても埋蔵量が少ないと短時間で枯れてしまう。
- 終盤では重力マトリックスや小型輸送ロケットに要求される Quantum chip (量子チップ) の中間素材として要求される。この段階になると、プロセッサー用のシリコン鉱石だけでも消費量がゲーム全体の鉄鉱石と変わらないレベルになる。
Quantum chip (量子チップ)
主に Gravity Matrix (重力マトリックス) と Small carrier rocket (小型輸送ロケット) の原料として使われる最上位の電子部品。このほか、終盤にアンロックさせる建物でも頻繁に要求される。
シンプルに原料2つから組立機で作るレシピではある。しかし、その原料は、以下の通り安定供給が難しいものが多い。
- 原料の1つの Processor (プロセッサー) は、需要が非常に大きく慢性的に不足しやすい。
- もう1つの原料の Plane filter (プレーンフィルター) は、生産が遅いので量産には多数の組立機が必要になる。
- プレーンフィルターの原料の Casimir crystal (カシミール結晶) は、チタン結晶や大量の水素を要求する。チタン結晶は構造マトリックスと、水素は重水素燃料棒や重力子レンズと奪い合いになりやすい。
これらの性質から、生産量設定を間違えると量子チップの生産のみならず他のアイテムの生産に支障が出かねない。かといって、量子チップも小さくない需要があるので、あまり慎重になりすぎると生産できるものもできなくなる。そのため、十分な計画性を持って生産ラインを作る必要があるだろう。逆に言えば、量子チップの量産体制を安定して構築できる腕があれば、他の最上位アイテムの量産もさほど難しくはない。
Plasma exciter (プラズマ励振器)
解禁時点では製油関係の施設で要求される。このほか、様々な建物や戦闘用品で少しずつ要求される。具体的には、Wireless power tower (無線送電塔)・Laser Turret (レーザータレット)・Spray Coater (塗布機)・Logistics distributor (物流配送器)・Prototype (プロトタイプ)・Jamming Capsule (妨害カプセル) などのが挙げられる。
しかし、マトリックスにも小型輸送ロケットの生産にも関わらない部品なので必要量は限られる。多数の戦闘ドローンによる基地制圧を図る場合とゲームクリア後に巨大精油工場を作る場合を除き、細々と1ラインだけ稼働させてストレージに2スタックほど備蓄しておくだけで十分である。
なお、石の鉱脈と鉄鉱石や銅鉱石の鉱脈が離れている場合、プラズマ励振器まで全自動生産するのは手間が掛かる。その場合、石から Prism (プリズム) を生産して備蓄しておくだけでもプラズマ励振器の手動生産の負担を軽減できる。
Photon combiner (光子結合器)
Solar Sail (ソーラーセイル) および一部の建物やドローンの原料となる部品。需要の大半がソーラーセイルの生産であり、建物用にはソーラーセイル用のラインから少し横流しすれば事足りる。横流しを避けるとしても、建物用は手動生産か組立機1台で十分に賄える。
主用途のソーラーセイルの方もクリア前の需要はさほど大きくない。しかし、クリア後に大規模なダイソンスフィアを構築しようとすると話が変わる。ソーラーセイルの必要数はダイソンシェルの半径の2乗に比例するので、シェルを大きくすると必要なソーラーセイルの数、ひいては光子結合器の数も急激に増える、
また、レア資源の Optical grating crystal (光格子結晶) から生産するレシピも存在する。通常プレイでは潤沢な埋蔵量を持つ石から2工程で作れるプリズムをレア資源で代替するメリットは乏しい。一方、クリア後に巨大なダイソンシェルを構築する場合、光子結合器の生産ライン小型化に一役買う。
Graviton lens(重力子レンズ)
Planetary ionosphere utilization(惑星電離層の利用)を研究後、Ray receiver(γ線レシーバー)に装備することによって最大出力を上昇させ、γ線を受信可能な位置を拡大できる。
ただし、電離層を利用とのことから分かるように、後者の効果は惑星に大気が無い (惑星のWind energy ratioが0%の) 場合は無効になる。前者の効果は大気の有無を問わない。
このほか、Space warper (空間歪曲器) と Gravity matrix (重力マトリックス) の原料としても用いる。
Particle broadband (粒子ブロードバンド)
主に Information Matrix (情報マトリックス) の原料として使用する。また、終盤には少量ながら組立機Mk.IIIの原料としても使用する。
生産には Carbon nanotube (カーボンナノチューブ)・結晶シリコン・プラスチックと珍しい素材を要求してくる。
この中で厄介なのはカーボンナノチューブである。この原料の Graphene (グラフェン) は高需要品であり、特に開始惑星でメタンハイドレートが取れない場合は不足しやすい。したがって、グラフェンの生産能力に注意しながらカーボンナノチューブの生産ラインを構築する必要がある。
残りの結晶シリコンとプラスチックは、容易に生産できるだろう。ただ、カーボンナノチューブと合わせると石炭・原油・チタン鉱石・シリコン鉱石と多様な資源が必要になる。そのため、適切な輸送網の構築が不可欠になる。
Plane filter (プレーンフィルター)
主に Quantum chip (量子チップ) の原料となる部品。ゲームクリア後は、Plane Smelter (プレーン製錬所) の生産にも使う。
生産時間が長い上に原料の Casimir crystal (カシミール結晶) の生産も厄介である。詳細な解説は量子チップを参照。
Dyson sphere component (ダイソンスフィアの部品)
ダイソンスフィア建設の最重要アイテムである Small carrier rocket (小型輸送ロケット) の素材の1つ。というより、それ専用のアイテムである。
要求素材はプロセッサー・ソーラーセイル・フレーム材料の3種類である。プロセッサーとソーラーセイルは、ロケット開発に挑む段階なら難しくないだろう。そのため、実質的にフレーム材料が本体となる。
また、製造時間が8秒と半端なので、小型輸送ロケットの他素材やフレーム材料の生産速度がピッタリ合うように組立機を設置する場合、数の自由度が乏しい*7。ゲームクリア後の巨大工場でもない限り、無理に生産速度ピッタリにこだわらないほうが良いだろう。
Annihilation constraint sphere (対消滅束縛球)
Antimatter fuel rod (反物質燃料棒) および Artificial star (人工恒星) の原料となる部品。いずれも基本的にゲームクリア後の巨大工場向けである。
原料はプロセッサーと粒子コンテナであり、終盤以降は需要が大きくなる。とはいえ、対消滅束縛球の必要量は少ないので、この生産が原因で両原料の不足を招く心配は無いだろう。
Space warper(空間歪曲器)
メカや Logistics vessel (物流船) がワープを行うために必要なアイテム。ワープ距離に関わらず、1回につき1個消費する。
自分で用いる場合の操作方法は性能強化を、物流船の場合は Interstellar Logistics Station (星間物流ステーション) を参照。
重力レンズを直接変換するレシピと重力マトリックスにしてから変換するレシピがある。ただし、重力子レンズからの変換は効率が悪いので、実質的にイカロスが早期の恒星間航行を行いたい時専用である。恒常的な恒星間輸送の際は重力マトリックスからの変換が事実上必須になるので、重力マトリックスの量産時は少し多めに作り、一部を空間歪曲器用に回すと良いだろう。
Foundation(土台)
海を埋め立てて建築可能にするために用いる。詳しくは環境改造を参照。
1スタックで1000個も纏まる、生産を自動化する場合はストレージのスロット数に制限をかけないと、使いきれない量を製造してしまうので注意が要る。