Technologies(技術研究)と同じ手段で研究し、施設やメカの機能追加や効率強化を行うことができる要素。
- 性能強化の基本
- 性能強化一覧
- 最上段
- 上段
- 中段
- Solar sail life (ソーラーセイルの寿命)
- Ray transmission efficiency (放射線伝送効率)
- Vertical construction (垂直建設)
- Pile Sorter Upgrade (集積ソーターのアップグレード)
- Distribution range (配送範囲)
- Logistics carrier engine (物流機エンジン)
- Logistics carrier capacity (物流機容量)
- Logistics Station integrated logistics (物流ステーション統合物流)
- Veins utilization (鉱脈の利用)
- Research speed (研究速度)
- 下段
- Kinetic Weapon Damage (物理兵器ダメージ)
- Energy Weapon Damage (エネルギー兵器ダメージ)
- Explosive Weapon Damage (爆発兵器ダメージ)
- EM Weapon Damage (電磁兵器ダメージ)
- Combat Drone Damage (戦闘ドローンによるダメージ)
- Combat Drone Attack Speed (戦闘ドローンの攻撃速度)
- Combat Drone Durability (戦闘ドローンの耐久力)
- Ground Squadron Expansion (地上編隊の拡大)
- Space Fleet Expansion (宇宙艦隊の拡大)
- Enhanced Structure (強化構造)
- Planetary Shield (惑星シールド)
性能強化の基本
技術研究との相違点
技術研究は新しいアイテムやレシピをアンロックすることが目的になっていることがほとんどであり、この内の約半分はゲームクリアに必須である。
一方こちらは、すでに使える施設やメカ自身に機能を追加したり、効率を向上させたりすることが主となる。そのため、ゲームクリアに必須な物は無い。とはいえ、研究しなくても理論上はクリアできるというだけで、性能強化なしでのゲーム進行は非実用的なので適宜研究を進めていくと良い。
前提技術
前提技術として、必ず同じ強化項目の前のレベルをアンロックしていることが必要になるほか、加えて別の強化項目や技術研究が前提になっている場合もあるため注意。
以下のデータにも前提技術を記載しているが、同じ性能強化の直前のレベルは暗黙の了解として記載していない。別の性能強化や技術研究が必要となる場合だけ記述している*1。
無限研究
一部の研究は、何度でも繰り返し研究する事が可能となっている。特定の性能を何度も上げ続ける事ができるが、研究するたびに次回の研究のコストが増加していく。
研究予約の際は、その性能強化を研究中でも「キューに入れる」のボタンを押す事ができる。すなわち、同じ研究を複数回予約できる。もちろん、コストは通常通り増加していく。
なお、無限と言っても一応は制限があり、Drone engine(ドローンエンジン)はLv24まで・Drive engine (ドライブエンジン) はLv100まで ・それ以外はLv10000までとなっている。もっとも、レベル上限の低い2つを除き、無限研究を完了させることは事実上不可能である*2。
性能強化一覧
ゲーム内で上に表示されているものから順に記載する。
最上段
Universe exploration (宇宙探査)
資源に関する情報を表示して、容易に発見できるようになる。
最初は目視で鉱脈などを発見するしかないが、この強化によって惑星や星系ごとに埋蔵されている鉱脈や資源の種類と量をマップや星図で確認できるようになる。
Lv | コスト | 資源を見られる範囲 | 前提 |
---|---|---|---|
1 | x10 | 今いる惑星 | なし |
2 | x200 | 今いる星系内の惑星 | |
3 | x1000 x1000 x1000 | 現在地から6光年以内の星系にある惑星 | Drive engine Lv2 |
4 | x2000 x2000 x2000 x2000 | 全星系の惑星 |
上段
この領域は、メカの性能に関する研究が多い。
Mecha core (メカコア)
メカの最大エネルギー容量と戦闘能力が上昇する。無限研究が可能。
ここで言う最大エネルギー容量とは、Mecha panel (メカパネル) から確認できる Core capacity (コア容量) を指す。また、エネルギーを最大まで充電した場合に、エネルギーのバー右側に表示されるエネルギーであるとも言える。エネルギー容量が大きいと、あまり活動していないときにたくさん充電しておくことができる。これにより飛行や戦闘などの多くのエネルギーを消費する動作を行う場合にエネルギーが枯渇しにくくなるので快適になる。特にワープの連続距離を延ばすためには強化する必要がある。Lv4だと満タンの状態からでもワープできる距離は6光年 (Universe exploration (宇宙探査) Lv3で確認できる範囲) 程度となる。それ以上ワープするのであれば、燃料切れ後に再び充電を待つ必要がある。それだと時間が掛かる上に Space warper (空間歪曲器) を複数消費するため、メカコアは高レベルであることが望ましい。
戦闘能力は、全てのレベルでメカの耐久力が上がる。さらに、レベルに応じてメカタレット (レーザー) の射程と攻撃力が上がる*3。ただし、この2つは序盤を除いて戦闘能力にほとんど寄与しない。むしろ、コア容量の増加により実質的なシールド耐久力が上がることの方が戦闘能力向上に寄与する。
また、コアと言うだけはあって文字通りメカの基礎スペックでもあるらしく、他の性能強化の前提条件となっていることも多い。
Mechanical frame (メカニカルフレーム)
メカの徒歩での移動速度が上昇する。
飛行モードの速度が徒歩速度の1.5倍と規定されているため、結果的に飛行速度も上がる。航行モードの速度には影響しない。
主に短距離移動に寄与する。長距離移動であれば、Drive engine (ドライブエンジン) の研究でアンロックされる航行モード (100 m/s 以上) を利用するほうが格段に速い。
生産が大規模化してきて一度に広い面積を開発する必要が出た場合や、中距離移動の頻度が上がって航行モードへの移行が煩わしいと感じた場合は、こちらを強化すると良い。
Lv | コスト | メカ移動速度 | 前提 | |
---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | |||
初期 | - | - | 6 m/s | - |
1 | x60 | +1 m/s | 7 m/s | Mecha core Lv1 |
2 | x200 x200 | +1 m/s | 8 m/s | |
3 | x400 x400 | +1 m/s | 9 m/s | Mecha core Lv2 |
4 | x600 x600 x600 | +1 m/s | 10 m/s | |
5 | x800 x800 x800 | +1 m/s | 11 m/s | Mecha core Lv3 |
6 | x1000 x1000 x1000 x1000 | +1 m/s | 12 m/s | Mecha core Lv4 |
7 | x1200 x1200 x1200 x1200 | +2 m/s | 14 m/s | |
8 | x2000 x2000 x2000 x2000 x2000 | +2 m/s | 16 m/s | Mecha core Lv5 |
Inventory capacity (インベントリ容量)
インベントリ容量および物流スロットの容量が増加する。
インベントリの増加量は一度に1~2行なので、1回強化を行うごとに10~20スタックのアイテムを多く持ち運べるようになる。もしこれを強化しても足りない場合は材料を持ち運びすぎなので、よく使う建造物などは生産ラインを作って完成品にしてから持ち運ぶとよい。
物流スロットについては、Logistics distributor (物流配送器) を参照。
Lv | コスト | インベントリ容量 | 物流スロット数 | 物流スロットの スタック倍率 | 前提 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | 増加分 | 合計値 | 増加分 | 合計値 | |||
初期 | - | - | 40 | - | 4 | - | 2 | - |
1 | x120 x120 | 1行 | 50 | - | 5 | - | 2 | Mecha core Lv1 |
2 | x200 x200 | 1行 | 60 | - | 6 | - | 2 | |
3 | x400 x400 x400 | 1行 | 70 | - | 7 | 2 | 4 | Mecha core Lv2 |
4 | x600 x600 x600 | 1行 | 80 | 1列 | 16 | 2 | 6 | |
5 | x800 x800 x800 | 2行 | 100 | - | 20 | 2 | 8 | Mecha core Lv3 |
6 | x1000 x1000 x1000 x1000 x1000 | 2行 | 120 | - | 24 | 2 | 10 | Mecha core Lv5 |
7 | 2列 | 144 | 1列 | 36 | - | 10 |
Communication control (通信制御)
Construction drone(建設ドローン)の個数を増加させる。無限研究が可能。
一部のレベルでは、建設ドローンの個数の代わりにタスク数が増加する。タスク数は、建設ドローンがイカロスに戻らずに建設できる建物数を指す。特に、長いコンベアベルトを敷設する時の必要時間に顕著な差が出る。
バージョン0.8.19.7662においてブループリントが実装。一括建築を考慮してか、ドローン数とタスク数の増加量が変更された。旧バージョンのセーブデータからプレイを再開する場合、取得済みの性能はそのままで、以降に取得するLvは現バージョンの数値を加算するようだ。このため、Lv6を取得済みだとタスク数が1少ないままになり、無限研究も高レベルを取得済みであるほどドローン数が少ないという不利が発生する。
Lv | コスト | ドローン数 | タスク数 | 前提 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | 増加分 | 合計値 | |||
初期 | - | - | 3 | - | 1 | - |
1 | x100 | +1 | 4 | - | 1 | Mecha core Lv1 |
2 | x200 x200 | +2 | 6 | - | 1 | |
3 | x400 x400 | - | 6 | +1 | 2 | Mecha core Lv2 |
4 | x600 x600 x600 | +3 | 9 | - | 2 | Mecha core Lv3 |
5 | x1000 x1000 x1000 x1000 | +3 | 12 | - | 2 | Mecha core Lv4 |
6 | x1600 x1600 x1600 x1600 x1600 | - | 12 | +2 | 4 | Mecha core Lv5 |
7~10000 | x2000~ | +3 | 3×Lv-6 | - | 4 |
Auto-Reconstruction Marking (自動再建設のマーキング)
破壊された建物の自動再建設が効率化する。
Lv.1でイカロスおよび Battlefield Analysis Base (戦場分析基地) による自動での再建設命令がアンロックされる。Lv.2以降は、この命令速度が向上する。最大レベルまで上げると、破壊された建物全てを一瞬で再建設命令できるようになる。もちろん、実際に再建設するには、建物の在庫を持った建設ドローンが現地に向かう必要がある。
Lv. | コスト | マーク速度 | 前提 |
---|---|---|---|
合計値 | |||
初期 | - | 不可能 | |
1 | 1/s | ||
2 | 3/s | ||
3 | 6/s | ||
4 | 15/s | ||
5 | 30/s | ||
6 | 即時 |
Mass construction (大量建設)
ブループリント機能の解禁、および含められる施設数を増加させる。
ブループリント(blueprint)は、既存の建造物から配置図を作成して別の土地に同じ構成で一括建築する機能である。いわゆるコピー&ペーストである。ゲームの開始時点では機能はロックされており、使用にはLv1の取得が必要になる。
また、レベルに応じてブループリント1枚に含められる施設数上限がある。この上限数を超えていても保存はできるが、十分にレベルを上げるまでそのブループリントで建造できない。一方、ブループリントの保存枚数には制限が無い。
なお、ブループリントには以下の要素も保存されていて、建造時に反映される。
- 各生産設備の生産物設定
- ソーターやスプリッターのフィルター設定
- ストレージの自動利用容量上限
- コンベアベルトに付けたアイテムラベル
- EMレールイジェクタの目標軌道
- 物流ステーションで取り扱うアイテム、その他の全設定
特に物流ステーションは設定項目が多いため、頻繁に使う設定は物流ステーション単体でもブループリント化しておくと楽になる。
Lv | コスト | 効果 | 前提 |
---|---|---|---|
1 | x100 | ブループリント機能の解禁 施設数:150まで | Mecha core Lv1 |
2 | x300 | 施設数:300まで | |
3 | x500 x500 | 施設数:900まで | Mecha core Lv2 |
4 | x800 x800 x800 | 施設数:3600まで | Mecha core Lv3 |
5 | x1000 x1000 x1000 x1000 | 施設数:無制限 | Mecha core Lv4 |
Energy circuit (エネルギー回路)
メカの充電速度が増加する。結果的にメカのシールド回復速度とメカのレーザータレット連射速度も増加する。無限研究が可能。
より詳しく言えば、Mecha panel (メカパネル) のFuel chamber (燃焼室) が発電する電力を示す Mecha fuel power (燃焼室発電力 (基礎))が増加する。当然ながら、充電が速くなる分だけ燃料の消費も速くなる。
また、イカロスのシールド回復速度やレーザータレット連射速度は充電速度に依存するので、こちらも併せて増加する。
Lv4までは毎回 +200 kW なので、初期値 800 kW に対しては地味といえば地味。様々な星系で開発を行い始めて頻繁に長距離ワープを繰り返す必要が出てくると急に不足するので、Lv5以降が欲しくなってくる。
また、実際の充電速度は使用する燃料の Fuel chamber gen. (燃焼室発電力補正) による補正を受ける。具体的な計算式は燃料を参照。
Lv | コスト | 発電能力 | 前提 | |
---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | |||
初期 | - | - | 800 kW | - |
1 | x60 x60 x60 | +200 kW | 1.00 MW | Mecha core Lv1 |
2 | x400 x400 | +200 kW | 1.20 MW | Mecha core Lv2 |
3 | x1200 x1200 x1200 | +200 kW | 1.40 MW | Mecha core Lv3 |
4 | x2000 x2000 x2000 | +200 kW | 1.60 MW | Mecha core Lv4 |
5 | x3000 x3000 x3000 x3000 x3000 | +800 kW | 2.40 MW | Mecha core Lv5 |
6~10000 | x4000~ | +1.00 MW | (Lv*1.00-2.60)MW |
Drone engine (ドローンエンジン)
建設ドローンの飛行速度を上昇させる。無限研究が可能。
Communication control(通信制御)と同様に、建設が素早く行えるようになる強化項目。
バージョン0.8.19.7662において、Lv5までの上昇幅が大きくなった。以前より強化が実感しやすく快適に感じるだろう。
Lv | コスト | 飛行速度 | 前提 | |
---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | |||
初期 | - | - | 6 m/s | - |
1 | x200 | +2 m/s | 8 m/s | Mecha core Lv1 |
2 | x400 x400 | +2 m/s | 10 m/s | Mecha core Lv2 |
3 | x800 x800 x800 | +2 m/s | 12 m/s | Mecha core Lv3 |
4 | x1200 x1200 x1200 x1200 | +3 m/s | 15 m/s | Mecha core Lv4 |
5 | x1600 x1600 x1600 x1600 x1600 | +3 m/s | 18 m/s | Mecha core Lv5 |
6~24 | x2000~ | +3 m/s | (Lv*3+3)m/s |
Drive engine (ドライブエンジン)
メカのエンジンを強化する。無限研究が可能。
具体的には飛行系の能力を解禁していく。Lvによってそれぞれ特殊な操作が解禁されることが多いため、個別に解説する。
Lv | コスト | 効果 | 最大速度 | 前提 | |
---|---|---|---|---|---|
航行モード | ワープ | ||||
初期 | - | 徒歩・水上のホバリングが可能 | - | - | - |
1 | x150 x50 | 飛行モードの解禁 | - | - | Mecha core Lv1 |
2 | x100 x100 | 航行モードの解禁 | 1000 m/s | - | Mecha core Lv2 |
3 | x1000 x1000 x1000 | 航行モードの最大速度上昇 | 2000 m/s | - | Mecha core Lv3 |
4 | x2000 x2000 x2000 | ワープの解禁 | 2000 m/s | 12.5 AU/s | Mecha core Lv4 Gravitational wave refraction |
5 | x3000 x3000 x3000 x3000 | ワープの最大速度 +3.0 AU/s | 2000 m/s | 15.5 AU/s | |
6~100 | x6000~ | ワープの最大速度 +3.0 AU/s | 2000 m/s | 下記 |
- 歩行モード・飛行モードの速度は、Mechanical frame (メカニカルフレーム) を参照
- Lv.6以上のワープ最大速度: (3.0 Lv + 0.5) AU/s
ただし、水場に歩いて入ろうとすると自動的にホバリングして移動できる。ホバリング中に建設も可能なので、水場を超えて Conveyor belt (コンベアベルト) などを敷設できる。ただし、ホバリング中は常に約 1.00 MW を消費するので、序盤に乱用するとエネルギー切れを招く。
なお、ホバリング中にエネルギーが切れてしまうと落水する。イカロスが全身水に漬かろうとも故障しないが、水中の歩行速度は極端に遅い。
Lv1
飛行モードに入れるようになる。高度 50 m まで飛行可能になるが、まだ宇宙には出られない。
スペースキーでのジャンプ中や水面などでのホバリング中に、もう一度スペースキーを押すと飛行モードに移行する。
飛行モード中は徒歩での移動速度の1.5倍の速度で移動できる。しかし、移動せずに空中待機するだけでもコアエネルギーを約 1.00 MW も消費する上、移動に必要なエネルギーも距離あたりで徒歩の約2.5倍になる。そのため、序盤は長く持たない。
前述の通り海上での建設などは初期状態でも行えるため必要不可欠ではない。しかし、設置した施設も飛び越えて速く移動できるので、徒歩が煩わしく感じたら強化しよう。いずれにしろLv2の前提として必須となる。
Lv2~3
航行モードに入れるようになる。惑星を飛び出して宇宙空間を航行できるので、別の惑星に移動できるようになる。
飛行モード中にスペースキーで限界高度まで上昇し、その状態で更に移動しようとすると航行モードに移行する。航行モードに入ると 100 m/s 前後で惑星軌道を周回し始める。この状態では速度を維持するために常にエネルギーを消費し続ける。Shift キーで 1000 m/s まで加速する。
軌道周回中に地表から離れる方向を向くことで上昇でき、十分に上昇すると惑星の重力圏を離脱する。重力圏を脱出すると、加減速や方向転換以外でのエネルギー消費が無くなる。なお、恒星や惑星の重力はイカロスの航行速度と比較すれば微々たるもの*4なので、恒星や惑星の至近距離を通る場合以外は目的地に真っ直ぐ進むだけで良い。
一応このまま恒星間移動もできるが、Lv2で1光年あたり40分、Lv3でも20分と長時間を要する。隣の恒星に行くだけでも数時間、複数の恒星を回るとなれば数十時間にもなるので、Lv4の研究完了を待つ方が賢明である。
Lv4以上
ワープ (超光速航法の一種) が可能になる。ゲーム的には、アイテムと多量の電力を消費して行う高速移動である。
Lv4の研究が終わると、Fuel chamber (燃料室) に Space warper (空間歪曲器) 専用スロットが追加される。ここに空間歪曲器を入れた状態で、高度 1000 m 以上での航行モード中に CapsLockキー で起動できる。動作環境によっては CapsLock では反応しないことがあるが、その場合の処置は FAQ を参照。
解禁直後のワープは最速で 12.5 AU/s (500,000 m/s) と、通常の航行モードの250倍で航行できる。1光年を4.8秒で移動できるので、隣の恒星までは数十秒で移動できるようになる。レベルを上げれば更に速度が上がる。
その他に以下の性質を持つ。
- 発動時に空間歪曲器を1個消費する。ワープ距離の長短は消費数に影響しない。
- ワープ起動時とワープ中には大量の電力を消費する。
- ワープ中であっても減速・再加速・方向転換ができる。
- イカロスのエネルギー切れや天体への接近 (数百m程度) で強制解除される。
- 恒星に近い位置では移動速度が落ちる。それでもワープしないより速い (最低でも 10,000 m/s 前後)。
- 空間歪曲器の備蓄に余裕があれば、惑星間移動で使っても時間短縮になる。
長距離の移動の場合にエネルギー系の強化が不十分だと、目的地に着くより先にエネルギーが無くなってしまう。エネルギー再充填後に再ワープは可能だが、空間歪曲器の必要数が嵩む。Mecha core (メカコア) 強化でエネルギー容量を増やし、Energy circuit (エネルギー回路) 強化で充電速度を増強し、より良い燃料を使用すると、一度のワープで遠くまで行ける。
また、ワープ途中での燃料切れや未開の地での空間歪曲器切れが発生すると、当面は拠点に帰れなくなる。具体的には、数十分~数時間掛けて手近な惑星に通常航行した後、その惑星で燃料や歪曲器を作成してようやく帰路につける。そうならないように、ワープ時は予備の燃料と歪曲器を十分に持っておこう。
星の海を渡っていこう。振り向くことなく、光を追い越し、時を翔んで。
Energy Shield (エネルギーシールド)
イカロスのエネルギーシールドを強化する。無限研究が可能。
イカロスのエネルギーシールドの容量と半径が向上する。ただし、シールドの回復速度には影響しない。回復速度は Energy circuit (エネルギー回路) で向上する。
半径はイカロス周辺の建物や戦闘ドローンの保護に関与する。例えば半径 3 m なら、イカロスから 3 m 以内の建物や戦闘ドローンに対するダメージもイカロスのシールドが肩代わりする。また、宇宙ではシールドの半径がカタログスペックの10倍になる。
なお、敵がシールドの内側に入った場合でも問題なく攻撃を防げる (見た目はさておき)。ただし、半径を広げすぎると攻撃が来ていることが視覚的に分かりにくくなるので、シールドが破られて初めて攻撃に気づくということもある。
Lv. | コスト | 容量 | 基本半径 | 前提 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | 増加分 | 合計値 | ||||
初期 | - | - | - | - | - | シールドなし | |
1 | +100 MJ | 100 MJ | +2.0 m | 2.0 m | - | ||
2 | +200 MJ | 300 MJ | +0.5 m | 2.5 m | - | ||
3 | +200 MJ | 500 MJ | +0.5 m | 3.0 m | エネルギーシールドバーストのアンロック | ||
4 | +200 MJ | 700 MJ | +1.0 m | 4.0 m | - | ||
5 | +300 MJ | 1.00 GJ | +1.0 m | 5.0 m | - | ||
6~25 | +300 MJ | 11.0 GJ | +1.0 m | 25.0 m | 合計値はLv.25の場合 | ||
26~ | +500 MJ | 略 | - | 25.0 m | - |
中段
この領域は、非戦闘用の建物に関するものが多い。
Solar sail life (ソーラーセイルの寿命)
Solar sail(ソーラーセイル)の寿命を長くする。
最初は90分だが、最終的に150分まで伸びる。
必ず300秒の倍数ずつ増える。300秒寿命が増えると、結果として以下の効果が得られる。
- EM-Rail Ejector (EMレールイジェクタ) 1基あたりの発電能力が上昇する。例えば、イジェクタの稼働率が40%なら、ダイソンスウォームの発電容量が 1.44 MW 増加する。
- ソーラーセイル1個から得られる電力量が増える。具体的には、セイル1個当たり 10.8 MJ 増加する。
いずれも、実際の受電可能量は Ray transmission efficiency (放射線伝送効率) の影響を受ける点に注意が必要。
Lv | コスト | ソーラーセイル寿命 | 前提 | ||
---|---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | ||||
初期 | - | - | 5400 s | 90 min | - |
1 | x400 x400 x400 | +300 s | 5700 s | 95 min | Solar sail orbit system |
2 | x600 x600 x600 | +300 s | 6000 s | 100 min | |
3 | x800 x800 x800 | +600 s | 6600 s | 110 min | |
4 | x1000 x1000 x1000 x1000 | +600 s | 7200 s | 120 min | |
5 | x1600 x1600 x1600 x1600 | +900 s | 8100 s | 135 min | |
6 | x2000 x2000 x2000 x2000 | +900 s | 9000 s | 150 min |
Ray transmission efficiency (放射線伝送効率)
Ray Basic Power Dissipation(γ線出力の基本損失)を軽減する。無限研究が可能。
ダイソンスウォームやダイソンシェルから Ray receiver (γ線レシーバー) が受け取る電力の損失の基本値を低減させる。この計算は現在の損失値への乗算として作用する。そのため完全な0%にはならないが、十分なレベルまで研究すれば無視できるほど小さくなる。
なお、γ線レシーバーは連続して光線を受け続けると、ボーナスとしてこの損失基礎値から更に最大40%軽減できる。
損失を加味してもダイソンスフィアの出力十分であれば取得不要だが、低レベルの間は損失が大きく出力が不足しがちになる。低レベルな内はダイソンスフィアの出力自体を1~2割も向上させるに等しい効果となるためこともあり、ダイソンスフィアを電力供給の主力とするならば優先的に強化したい。逆に、無限研究を数回行った辺りからは効果が薄くなってくるので、追加電力が必要ならダイソンスフィアを拡大する方が効率的な事が多い。
ちなみに、Solar panel (ソーラーパネル) の出力には一切関係しない。
Lv | コスト | 基本損失 | 前提 | |
---|---|---|---|---|
軽減分 | 合計値 | |||
初期 | - | - | 70.00% | - |
1 | x600 x600 x600 | 10% | 63.00% | Ray receiver |
2 | x800 x800 x800 | 10% | 56.70% | |
3 | x1000 x1000 x1000 | 10% | 51.03% | |
4 | x1200 x1200 x1200 x1200 | 10% | 45.93% | |
5 | x1400 x1400 x1400 x1400 | 10% | 41.33% | |
6 | x1600 x1600 x1600 x1600 x1600 | 10% | 37.20% | |
7 | x1800 x1800 x1800 x1800 x1800 | 15% | 31.62% | |
8~10000 | x2000~ | 15% | ※1 |
※1: {31.62*0.85^(Lv-7)}%
Vertical construction (垂直建設)
積み重ねた場合にはその数だけ能力が向上する (ストレージなら容量、研究施設なら研究速度)。これにより省スペースで配置できる。さらに、Conveyor belt (コンベアベルト) や Sorter (ソーター) の数も削減できる。
また、ストレージ MK.I は Splitter (スプリッタ) の上に重ねられるが、このスプリッタも1層としてカウントされる。同様にストレージ MK.II は Battlefield Analysis Base (戦場分析基地) の上に重ねられるが、この基地は2層としてカウントされる。
Lv | コスト | ストレージ積載数 | 研究施設積載数 | 前提 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | 増加分 | 合計値 | |||
初期 | - | - | 2 | - | 3 | - |
1 | x400 | +1 | 3 | +2 | 5 | Basic logistics system |
2 | x600 | +1 | 4 | +2 | 7 | |
3 | x800 x800 | +1 | 5 | +2 | 9 | |
4 | x1000 x1000 x1000 | +1 | 6 | +2 | 11 | |
5 | x1600 x1600 x1600 | +1 | 7 | +2 | 13 | |
6 | x2000 x2000 x2000 x2000 | +1 | 8 | +2 | 15 |
Pile Sorter Upgrade (集積ソーターのアップグレード)
Pile Sorter (集積ソーター) が一度に持ち運べるアイテムの数が増加する。さらに、Automatic Piler (自動集積機) の機能を内包させる。
レベルに応じて以下の3系統の機能を持つ。効果対象は集積ソーターのみであり、Mk.III以下には効果が無い。
- Lv.2, 4: 搬入スタックの強化
- 施設やコンベアベルトから同種のアイテムを複数まとめて拾って搬送する。単純に集積ソーターのスループットを上げる機能であり、アイテムの集積状態には影響しない。
- Lv.1, 3, 5: 搬出スタックの強化
- 荷下ろし先がコンベアベルトの場合のみ有効な機能。搬入スタックで拾った複数のアイテムを集積させて荷下ろしする。さらに、荷下ろし先のベルトに同種のアイテムがある場合、この上に乗せる形で集積させることもある。つまり、大まかには自動集積機に相当する機能を持つようになる。
- Lv.6: 超高速化
- 一瞬でアイテムを搬送できるようになる。搬送元・搬送先の輸送速度が十分なら、ソーターの長さにかかわらず 120/s でアイテムを搬送できる。なお、搬入スタックのための待機時間が無くなるので、搬出元がコンベアの場合は搬入スタックが実質的に無効になる。
言葉では非常に分かりにくい機能だが、詳細仕様の理解はゲームクリア後に巨大工場を建てたくなってから良い。それまでは、集積ソーターの搬送速度を更に高める機能と思っておけば十分だろう。詳細仕様を知りたい場合、サンドボックスモードで実際に挙動を見てみると良い。その場合、コンベアベルトMk.IIIからMk.IIに集積ソーターで搬送したり、過剰量の製錬所から1本のベルトに荷下ろししたりすると見やすいだろう。
Lv. | コスト | 搬入スタック | 搬出スタック | 前提 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | 増加分 | 合計値 | ||||
初期 | - | - | 2 | - | 1 | ||
1 | - | 2 | +1 | 2 | |||
2 | +1 | 3 | - | 2 | |||
3 | - | 3 | +1 | 3 | |||
4 | +1 | 4 | - | 3 | |||
5 | - | 4 | +1 | 4 | |||
6 | - | 4 | - | 4 | 超高速化 |
Distribution range (配送範囲)
Logistics bot (物流ボット) の配送範囲を広げる。
Logistics distributor (物流配送器) のアンロック時点では、Logistics bot (物流ボット) による配送は40°に限られている。この技術では、配送範囲を広げる。
Logistics carrier engine (物流機エンジン) が低いまま配送範囲を広げすぎると、配送時間が長くなる。最も極端な例は物流機エンジンLv0・配送範囲Lv5の場合で、片道最大1分45秒かかる。
Lv | コスト | 配送範囲 | 前提 | ||
---|---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | メートル換算 | |||
初期 | - | - | 40° | 140 m | - |
1 | +20° | 60° | 209 m | Distribution logistics system | |
2 | +20° | 80° | 279 m | - | |
3 | +30° | 110° | 384 m | - | |
4 | +30° | 140° | 489 m | - | |
5 | +40° | 180° | 628 m | - |
Logistics carrier engine (物流機エンジン)
Logistics bot (物流ボット)・Logistics drone (物流ドローン)・Logistics vessel (物流船) の飛行速度が上昇する。無限研究が可能。
速度が上がれば時間あたりの運搬できる物資量は増加する。そのため、輸送需要に対して必要な物流ドローンや物流船の数が減る。
Lv4で物流船のワープが可能になる。恒星間輸送を行ためには事実上必須である*5。恒星間輸送のセットアップに関しては輸送を参照。なお、ワープ中の速度もレベルに応じて増加する。
このほか、以下の性質を持つ。
- Lv3~Lv10ではレベルが上がるごとに物流船の電力消費も上がる (物流ボットと物流ドローンは変わらない)。物流船の速度を上げても充電時間に足を引っ張られては台無しなので、電力不足の時は研究を待った方が良い。
- ステーションへの離着陸などにも時間を要するので、スループットの上昇幅は飛行速度の上昇幅より小さくなる。詳細はTIPSを参照されたい。
- 物流機の速度上昇は「+xx%」の形式で表記されているが、これは初期値を基準にして増加する。
Lv | コスト | 物流ボット速度 | 物流ドローン速度 | 物流船速度 | 前提 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | 増加分 | 合計値 | 増加分 | 合計値 (通常) | 合計値 (ワープ) | |||
初期 | - | - | 6.0 m/s | - | 8.0 m/s | - | 600 m/s | - | - |
1 | x400 x400 x400 | +10% | 6.6 m/s | +20% | 9.6 m/s | 0% | 600 m/s | - | Planetary logistics system |
2 | x600 x600 x600 | +10% | 7.2 m/s | +20% | 11.2 m/s | 0% | 600 m/s | - | |
3 | x800 x800 x800 | +15% | 8.1 m/s | +30% | 13.6 m/s | +50% | 900 m/s | - | Interstellar logistics system |
4 | x1000 x1000 x1000 x1000 | +15% | 9.0 m/s | +30% | 16.0 m/s | +50% | 1200 m/s | 0.100 ly/s | Drive engine Lv4 |
5 | x1200 x1200 x1200 x1200 x1200 | +15% | 9.9 m/s | +40% | 19.2 m/s | +50% | 1500 m/s | 0.125 ly/s | |
6 | x1600 x1600 x1600 x1600 x1600 | +15% | 10.8 m/s | +40% | 22.4 m/s | +50% | 1800 m/s | 0.150 ly/s | |
7 ~ 10000 | x2000~ | +20% | 下記 | +50% | 下記 | +50% | 下記 | 下記 |
- Lv7以降の速度(合計値)
- 物流ボット: (1.2 Lv - 2.1) m/s
- 物流ドローン: (4.0 Lv - 1.6) m/s
- 物流船(通常): 300 Lv m/s
- 物流船(ワープ): 0.025 Lv ly/s
Logistics carrier capacity (物流機容量)
Logistics bot (物流ボット)・Logistics drone (物流ドローン)・Logistics vessel (物流船) の最大積載量が増加する。上位レベルでは、各物流ステーションの容量も増える。
Logistics carrier engine (物流機エンジン) と同様に物流機の運搬効率を高める強化である。相違点として、こちらの強化では1往復でたくさん運べるようになるため燃費が良くなる (運搬物資1個にあたりの消費電力量や Space warper (空間歪曲器) 必要数が減少する)。しかし、こちらは無限に研究できない。
Lv | コスト | 積載量 | 容量 | 前提 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
物流ボット | 物流ドローン | 物流船 | 惑星内物流St. | 星間物流St. | ||||||||
増加 | 合計 | 増加 | 合計 | 増加 | 合計 | 増加 | 合計 | 増加 | 合計 | |||
Lv | コスト | 物流ボット | 物流ドローン | 物流船 | 惑星内物流St. | 星間物流St. | 前提 | |||||
初期 | - | - | 8 | - | 25 | - | 200 | - | 5000 | - | 10000 | - |
1 | ×400 ×400 ×400 | +1 | 9 | +5 | 30 | 0 | 200 | - | 5000 | - | 10000 | Planetary logistics system |
2 | ×600 ×600 ×600 | +1 | 10 | +5 | 35 | 0 | 200 | - | 5000 | - | 10000 | |
3 | ×800 ×800 ×800 | +2 | 12 | +5 | 40 | +100 | 300 | - | 5000 | - | 10000 | Interstellar logistics system |
4 | ×1000 ×1000 ×1000 | +2 | 14 | +10 | 50 | +100 | 400 | - | 5000 | - | 10000 | |
5 | ×1200 ×1200 ×1200 ×1200 | +2 | 16 | +10 | 60 | +100 | 500 | - | 5000 | - | 10000 | |
6 | ×1600 ×1600 ×1600 ×1600 | +2 | 18 | +10 | 70 | +100 | 600 | - | 5000 | - | 10000 | |
7 | ×2000 ×2000 ×2000 ×2000 ×2000 | +2 | 20 | +10 | 80 | +200 | 800 | - | 5000 | - | 10000 | |
8 | ×4000 ×4000 ×4000 ×4000 ×4000 | - | 20 | +20 | 100 | +200 | 1000 | - | 5000 | - | 10000 | |
9 | ×6000 | - | 20 | +20 | 120 | +200 | 1200 | +1000 | 6000 | +2000 | 12000 | |
10 | ×8000 | - | 20 | +20 | 140 | +200 | 1400 | +1000 | 7000 | +2000 | 14000 | |
11 | ×10000 | - | 20 | +20 | 160 | +200 | 1600 | +1000 | 8000 | +2000 | 16000 | |
12 | ×12000 | - | 20 | +20 | 180 | +200 | 1800 | +1000 | 9000 | +2000 | 18000 | |
13 | ×16000 | - | 20 | +20 | 200 | +200 | 2000 | +1000 | 10000 | +2000 | 20000 |
※St.: ステーション
Logistics Station integrated logistics (物流ステーション統合物流)
各物流ステーションからコンベアで搬出されるアイテムがスタックされた状態になる。
要は、物流ステーションが Automatic piler (自動集積機) の機能を内包するようになる。また、Advanced Mining Machine (高度採掘機) も本技術の対象である。
物流ステーションから貨物を搬出する際にコンベアの輸送量が増える。その結果、生産ラインを構築する際にコンベア1本に接続できる施設の最大数を伸ばせるようになる。ただし、生産物側をスタックさせるには搬出側を Pile Sorter (集積ソーター) にする必要がある。
研究できるようになるのが終盤な上に研究コストが「任務完了!」より重いので、任務完了をもってゲーム終了とする人には縁が無い。一方、任務完了以降もマトリックスのアップロードやダイソンスフィアの建設をバンバン行っていく人にとっては、強力な物流強化手段になる。
Lv | コスト | 物流ステーションの 貨物スタック数 | 前提技術 | |
---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | |||
初期 | - | - | 1 | |
1 | ×8.0k | +1 | 2 | Logistics carrier capacity(物流機容量)Lv8 |
2 | ×16.0k | +1 | 3 | Logistics carrier capacity(物流機容量)Lv11 |
3 | ×24.0k | +1 | 4 | Logistics carrier capacity(物流機容量)Lv13 |
Veins utilization (鉱脈の利用)
資源の採集速度を増加させ、鉱脈の消費量を減少させる。さらに、ダークフォグのドロップアイテムが増える。無限研究が可能。
採集速度は毎回10%ずつ上昇する。この10%は初期値に対する割合であり、例えばLv3なら130%に強化される。
鉱脈の消費量とは1個の鉱石を生産するのに消費する鉱脈の残量を指す。例えば1回強化して94.00%になると、100個の鉱石を生産する間に94個しか鉱脈を消費しなくなる。こちらは初期値に対する割合ではなく、研究ごとに現在の値の6%が減少する。例えば0.943 = 0.831なので、Lv3なら消費量が83.1%に減少する。何度も研究して消費量を減らし続けても、完全に0%にはならない。消費量は研究11回ごとにおよそ半分、37回ごとにおよそ10分の1になる。
これら効果は、鉱脈だけでなく以下に示す全ての採集施設に対して適用される。
なお、オイル抽出機による Crude Oil (原油) の採掘では採掘量に応じて産出速度が低下するが、この速度低下も鉱脈消費量抑制効果を受ける。ただし、後述の通り、産出量が半減するまでの時間が単純に減るわけではない。
また、この技術のレベルを極端に上げてオイル抽出機やウォーターポンプの生産量が30/sを超えると、貨物が集積された状態で搬出されるようになる。
Lv | コスト | 採集速度 | 鉱脈消費 | ダークフォグのドロップ | 前提 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | 軽減分 | 合計値 | 増加分 | 合計値 | |||
初期 | - | - | 100% | - | 100.00% | - | 100% | - |
1 | x400 x400 | +10% | 110% | 6% | 94.00% | +4% | 104% | Electromagnetism |
2 | x1000 x1000 x1000 | +10% | 120% | 6% | 88.36% | +4% | 108% | |
3 | x1000 x1000 x1000 x1000 | +10% | 130% | 6% | 83.06% | +4% | 112% | |
4 | x1600 x1600 x1600 x1600 | +10% | 140% | 6% | 78.07% | +4% | 116% | |
5 | x2000 x2000 x2000 x2000 x2000 | +10% | 150% | 6% | 73.39% | +4% | 120% | |
6~ | x(Lv*4000-20000) | +10% | 略 | 6% | 略 | +4% | 略 |
採掘機において、採掘速度が上昇することは鉱脈の寿命を短くする要因であり、採掘可能な鉱石の総数が増えることは寿命を長くする要因となる。前者は1次関数による増加、後者は指数関数による増加なので、高レベルになると後者の影響の方が強くなる。その結果、下表の通りLv6までは寿命が短くなっていくが、Lv7以降は伸び続ける。当然ながら、下流工程がボトルネックの場合は採掘速度上昇効果を実質的に受けないので、本表の通りにはならない。なお、採掘時間は標準出力のAdvanced mining machine (高度採掘機) を基準としている。通常のMining machine (採鉱機) の場合は2倍、高度採掘機の出力を上げている場合は設定倍率の逆数倍になる。
Lv | 採掘速度 | 鉱脈消費 | 鉱脈消費 の逆数*6 | 採掘時間*7 (秒/鉱脈) | 原油の採掘量半減期 (時間) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
0 | 1.00 | 1.00 | 1.00 | 1.00 | 12.00 | ||
1 | 1.10 | 0.94 | 1.06 | 0.97 | 11.61 | ||
2 | 1.20 | 0.88 | 1.13 | 0.94 | 11.32 | ||
3 | 1.30 | 0.83 | 1.20 | 0.93 | 11.11 | ||
4 | 1.40 | 0.78 | 1.28 | 0.91 | 10.98 | ||
5 | 1.50 | 0.73 | 1.36 | 0.91 | 10.90 | ||
6 | 1.60 | 0.69 | 1.45 | 0.91 | 10.87 | ||
7 | 1.70 | 0.65 | 1.54 | 0.91 | 10.89 | ||
8 | 1.80 | 0.61 | 1.64 | 0.91 | 10.94 | ||
9 | 1.90 | 0.57 | 1.75 | 0.92 | 11.02 | ||
10 | 2.00 | 0.54 | 1.86 | 0.93 | 11.14 | ||
15 | 2.50 | 0.40 | 2.53 | 1.01 | 12.14 | ||
20 | 3.00 | 0.29 | 3.45 | 1.15 | 13.79 | ||
30 | 4.00 | 0.16 | 6.40 | 1.60 | 19.20 | ||
40 | 5.00 | 0.08 | 11.88 | 2.38 | 28.52 | ||
50 | 6.00 | 0.05 | 22.06 | 3.68 | 44.12 |
この研究に必要な Universe matrix (宇宙マトリックス) の増加も1次関数なので、定期的に本研究を行えば鉱脈の消費量減少が採掘量を上回り、宇宙全体の資源の枯渇が避けられる(参考)。
Research speed (研究速度)
Matrix lab(マトリックスラボ)1つあたりの研究速度が上昇する。無限研究が可能。
研究に必要な素材が減るわけではない。より少ない台数で同じ速度で研究できるようになるため、マトリックスラボを減らせた分だけ消費電力や設置場所の節約になる。ただ、要求される材料が情報マトリックスからと中盤以降でコストが重い割に、研究用ラボを削減することによる消費電力や土地の節約効果は小さい。効果対象が研究のみで、ボトルネックになりやすいマトリックス製造には影響しない事も相まって有用性は低い。
このゲームでは珍しく、前提技術がマトリックスラボの解禁ではなく、フレーバーテキストに準じた情報マトリックスとなっている。
Lv | コスト | 研究速度 | 前提 | |
---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | |||
初期 | - | - | 60 Hash/s | - |
Lv1 | x1000 | +60 Hash/s | 120 Hash/s | Information matrix |
Lv2 | x2000 | +60 Hash/s | 180 Hash/s | |
Lv3 | x4000 | +60 Hash/s | 240 Hash/s | |
Lv4~ | x8000~ | +60 Hash/s | 下記 |
無限研究における合計値:60*(Lv+1) Hash/s
下段
この領域は、戦闘に関する物が多い。
Kinetic Weapon Damage (物理兵器ダメージ)
物理兵器の火力を上げる。無限研究が可能。
主に Magnum Ammo Box (マガジン弾の弾薬箱) 系列を強化する。この弾薬は、Gauss Turret (ガウスタレット) とイカロスが装備できる。また、Shell Set (砲弾セット) 系列も与ダメージの半分が物理ダメージなので、こちらも併せて強化される。こちらは、Implosion Cannon (炸裂砲) とイカロスが装備できる。
Lv. | コスト | 物理兵器のダメージ係数 | 前提 | |
---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | |||
初期 | - | - | 100% | |
1 | +10% | 110% | ||
2 | +10% | 120% | ||
3 | +20% | 140% | ||
4 | +30% | 170% | ||
5 | +30% | 200% | ||
6~ | +20% | 略 |
Energy Weapon Damage (エネルギー兵器ダメージ)
エネルギー兵器の火力を上げる。無限研究が可能。
Laser Turret (レーザータレット)・メカタレット (レーザー)・Plasma Capsule (プラズマカプセル) 系列・戦闘ドローン (地上戦闘機と宇宙戦闘艦) が強化される。プラズマカプセル系列は、Plasma Turret (プラズマタレット) ・SR Plasma Turret (近距離プラズマタレット)・イカロスが装備できる。
物理兵器や爆発兵器より適用対象が多いからか、Lv4以上では左記の2つより研究コストが重い。Lv4では1.33倍、Lv.5で2倍、それ以降は更に大きな比になる。
Lv. | コスト | エネルギー兵器のダメージ係数 | 前提 | |
---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | |||
初期 | - | - | 100% | |
1 | +10% | 110% | ||
2 | +10% | 120% | ||
3 | +20% | 140% | ||
4 | +30% | 170% | ||
5 | +30% | 200% | ||
6~ | +20% | 略 |
Explosive Weapon Damage (爆発兵器ダメージ)
爆発兵器の火力を上げる。無限研究が可能。
主に Missile Set (ミサイルセット) 系列を強化する。この弾薬は、Missile Turret (ミサイルタレット) とイカロスが装備できる。また、Shell Set (砲弾セット) 系列も与ダメージの半分が爆発ダメージなので、こちらも併せて強化される。こちらは、Implosion Cannon (炸裂砲) とイカロスが装備できる。さらに、燃焼ユニット系列の投擲も増加対象となる。
高難易度プレイではLv1の早期取得が重要になる。本技術のLv1を取得すれば、Lv10の Raider (レイダー) (HP105、装甲2.0) を一撃で撃破可能となる。
Lv. | コスト | 爆発兵器のダメージ係数 | 前提 | |
---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | |||
初期 | - | - | 100% | |
1 | +10% | 110% | ||
2 | +10% | 120% | ||
3 | +20% | 140% | ||
4 | +30% | 170% | ||
5 | +30% | 200% | ||
6~ | +20% | 略 |
EM Weapon Damage (電磁兵器ダメージ)
電磁カプセルの性能を上げる。
主に Jamming Capsule (妨害カプセル) 系列のジャミング効果と効果時間を強化する。この弾薬は、Jamming Tower (ジャミングタワー) とイカロスが装備できる。
なお、技術名にダメージとあるが、ダメージを与える効果を持つ電磁カプセルは実装されていない。
Lv. | コスト | 電磁兵器の効果 | 前提 | |
---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | |||
初期 | - | - | 100% | |
1 | +5% | 105% | ||
2 | +5% | 110% | ||
3 | +10% | 120% | ||
4 | +10% | 130% | ||
5 | +10% | 140% | ||
6 | +10% | 150% |
Combat Drone Damage (戦闘ドローンによるダメージ)
戦闘ドローンの火力を上げる。無限研究が可能。
名称の通り、地上戦闘機や宇宙戦闘艦の攻撃力が上昇する。Energy Weapon Damage (エネルギー兵器ダメージ) とは乗法で効果が重複する。例えば両技術がLv3の場合、プロトタイプの攻撃力は以下の通りになる。
計算例
プロトタイプの基本攻撃力: 9.0 hp
エネルギー兵器のダメージ: 140%
地上戦闘機のダメージ: 135%
プロトタイプの攻撃力 = 9.0 hp × 140% × 135% = 17.0 hp
Lv. | コスト | 地上戦闘機のダメージ | 宇宙戦闘艦のダメージ | 前提 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | 増加分 | 合計値 | |||
初期 | - | - | 100% | - | 100% | |
1 | +10% | 110% | - | 100% | ||
2 | +10% | 120% | - | 100% | ||
3 | +15% | 135% | +25% | 125% | ||
4 | +15% | 150% | +25% | 150% | ||
5~ | +20% | 略 | +20% | 略 |
Combat Drone Attack Speed (戦闘ドローンの攻撃速度)
戦闘ドローンの連射速度を上げる。
名称の通り、地上戦闘機や宇宙戦闘艦の連射速度が上昇する。
Lv. | コスト | 地上戦闘機の攻撃速度 | 宇宙戦闘艦の攻撃速度 | 前提 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | 増加分 | 合計値 | |||
初期 | - | - | 100% | - | 100% | |
1 | +10% | 110% | - | 100% | ||
2 | +10% | 120% | - | 100% | ||
3 | +20% | 140% | +30% | 130% | ||
4 | +20% | 160% | +30% | 160% | ||
5 | +40% | 200% | +40% | 200% |
Combat Drone Durability (戦闘ドローンの耐久力)
戦闘ドローンの耐久力を上げる。
名称の通り、地上戦闘機や宇宙戦闘艦の耐久力が上昇する。強化構造 (Enhanced Structure) とは乗法で効果が重複する。
Lv. | コスト | 地上戦闘機の耐久力 | 宇宙戦闘艦の耐久力 | 前提 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | 増加分 | 合計値 | |||
初期 | - | - | 100% | - | 100% | |
1 | +10% | 110% | - | 100% | ||
2 | +10% | 120% | - | 100% | ||
3 | +20% | 140% | +30% | 130% | ||
4 | +20% | 160% | +30% | 160% | ||
5 | +40% | 200% | +40% | 200% |
Ground Squadron Expansion (地上編隊の拡大)
イカロスおよび Battlefield Analysis Base (戦場分析基地) が運用できる地上戦闘機の数が増える。
レベルによって具体的な効果が変わる。1編隊に所属できるドローンの数が増えるパターンと、運用できる編隊の数が増えるパターンがある。戦場分析基地は、前者の効果のみ受ける。
Lv. | コスト | 地上編隊のスロット | 地上編隊の数 | スロット 総数 | 前提 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | 増加分 | 合計値 | ||||
初期 | - | - | 4 | - | 1 | 4 | |
1 | +2 | 6 | - | 1 | 6 | ||
2 | +2 | 8 | - | 1 | 8 | ||
3 | - | 8 | +1 | 2 | 16 | ||
4 | +4 | 12 | - | 2 | 24 | ||
5 | - | 12 | +2 | 4 | 48 | ||
6 | - | 12 | +2 | 6 | 72 | ||
7 | - | 12 | +2 | 8 | 96 |
Space Fleet Expansion (宇宙艦隊の拡大)
イカロスが運用できる宇宙戦闘艦の数が増える。
レベルによって具体的な効果が変わる。1艦隊に所属できる戦闘艦の数が増えるパターンと、運用できる艦隊の数が増えるパターンがある。
Lv. | コスト | 宇宙艦隊のスロット | 宇宙艦隊の数 | スロット 総数 | 前提 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | 増加分 | 合計値 | ||||
初期 | - | - | 4 | - | 1 | 4 | |
1 | +4 | 8 | - | 1 | 8 | ||
2 | +4 | 12 | - | 1 | 12 | ||
3 | - | 12 | +1 | 2 | 24 | ||
4 | - | 12 | +1 | 3 | 36 | ||
5 | - | 12 | +1 | 4 | 48 | ||
6 | - | 12 | +2 | 6 | 72 | ||
7 | - | 12 | +2 | 8 | 96 |
Enhanced Structure (強化構造)
全てのユニットの耐久力が増える。無限研究が可能。
全ての建物・全ての戦闘ドローン・イカロスの耐久力が増える。増加量は控えめ。
Lv. | コスト | 全ユニットの耐久力 | 前提 | |
---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | |||
初期 | - | - | 100% | |
1 | +4% | 104% | ||
2 | +4% | 108% | ||
3 | +4% | 112% | ||
4 | +4% | 116% | ||
5 | +4% | 120% | ||
6~ | +4% | 略 |
Planetary Shield (惑星シールド)
惑星シールドの電力効率が上がる。
正確には、惑星シールドの蓄電量はそのままに、1ダメージを防ぐために必要な電力量が減る。したがって、惑星シールドの耐久力も向上する。
ちなみに、ゲーム内で表示されている効率は kJ/hp 単位だが、効率+〇〇%は hp/MJ ベースでの数値になっている。
Lv. | コスト | 効率 | 耐久力 | 前提 | |
---|---|---|---|---|---|
増加分 | 合計値 | ||||
初期 | - | - | 200 kJ/hp | 5.00 hp/MJ | |
1 | +10 % | 181 kJ/hp | 5.50 hp/MJ | ||
2 | +15 % | 160 kJ/hp | 6.25 hp/MJ | ||
3 | +20 % | 137 kJ/hp | 7.25 hp/MJ | ||
4 | +25 % | 117 kJ/hp | 8.50 hp/MJ | ||
5 | +30 % | 100 kJ/hp | 10.00 hp/MJ |